JPS5843902A - 農園芸用殺菌剤 - Google Patents

農園芸用殺菌剤

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JPS5843902A
JPS5843902A JP14204881A JP14204881A JPS5843902A JP S5843902 A JPS5843902 A JP S5843902A JP 14204881 A JP14204881 A JP 14204881A JP 14204881 A JP14204881 A JP 14204881A JP S5843902 A JPS5843902 A JP S5843902A
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JP
Japan
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water
pcp
substance
injuries
agricultural
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Pending
Application number
JP14204881A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyozo Yonezawa
米澤 豊蔵
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YONEZAWA KAGAKU KOGYO KK
Original Assignee
YONEZAWA KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペンタクロルフェノール(以下PCPと略記す
る)を活性成分とする農(2)芸用殺■剤に関する。
PCPはそれ自体水KI11溶性であるため、従来ナト
リウム塩(ナトリウ、ムペンタクロルフェノラート)と
して殺醒剤、除草剤及び木材防腐剤に適用されているが
、そ9殺菌力が高い反面農園葺植物の1葉に対する薬害
も強いという欠点がみられる。例えば、pcpナトリウ
ム塩を桑の病害菌防除に適用する場合、桑の芽に強い薬
害を与えて1年の発芽に着しい悪影響を及ぼすに至る。
このよりなPCPナトリウム塩にみられる薬害の対策と
して、近年pcpt−銅塩として用いることが提案され
ている。しかしながら、この銅塩は薬害は少ないがその
反面l1tlI力の点でナトリウム塩に比し劣るという
欠点がみられる。
本発明者はPCPを活性成分とする農園碧用殺■剤にお
ける上述したごとき現状に鎌み、薬害が少なく一方殺1
力の点でも優れているPCP剤の提供につい【検討した
結果、本発明をなすに至った・ すなわち、本発明は薬害の少ない且つ殺−力の優れた%
PCPを活性成分とする農園芸用植物剤を提供すること
Kある。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、PCPKアルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金
属の酸性炭酸塩及びアルカリ土類金属の水酸化物から成
る群から選択されるアルカリ性物質及び吸水性高分子物
質を添加、混合したことを特徴とする。
本発明で使用するアルカリ性物質としては炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、酸性炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリ
ウム、水酸化カルシウム等を例示し得る。これらのアル
カリ性物質のうち炭酸ナトリウムはPCPのナトリウム
塩への変換を適度に行なうので41に好ましい。
また、本発明で使用する吸水性高分子物質はアクリル酸
とデンプンの架橋重合体、アクリル酸重合体、カルボキ
シメチル七ルa−ズ、ポリビニル′  本発WIi4に
より、PCPに上記アルカリ性物質及び上記吸水性高分
子物質を添加、混合したものは、水と接触することによ
り該高分子物質が吸水してPCPとアルカリ性物質との
関に造塩反応を起してPCPのナトリウム塩を生成する
に至る。そして、との造塩反応は緩徐に行われるので、
PCPにアルカ17 l物質及び@本性高分子物質を添
加、混合したものを水利剤もしくは粒剤の形態で農園芸
用植物の病害防除に適用すると、POPは水に溶は峻い
のでそれをす) IJウム塩として適用した場合に比し
該植物に対する薬害i着しく低減され、一方PCPは徐
々にナトリウム塩へ変換されるので病害に対しても優れ
九持続効果を奏するようになる。
例えば、後記実施例に示すように1ホロシコムギを対象
とした雪腐病に対する防除試験結果によると、従来op
cpナトIJウム塩の水和剤を用いた試験区では散布後
葉身が黄変する薬害がみられるはか、融雪後薬害による
とみられる枯死株が散見されるのに対し、本発明による
PCP剤を用いた試験区では散布後葉身の先端が若干黄
化した程度にとどまり、融雪後の゛枯死株はみられなく
なる。
次−1本発明によるPCPにアルカリ性物質と吸水性高
2分−子物、質t9混和して成る粒剤について水の添加
によるpcpIpa時的溶出率を調べた結果を示す。
なお、比較とL−5t)リウム塩形態のP、CP(PC
P−Na)粒剤、PCPKアルカリ性彎質を混和して成
る粒剤並9KPCPK吸水性高分子−質を混和して成る
粒剤について島同様にして調べた。  −−1,。
一鰐験方法: シャーレにム2F紙(直径7 cm )、 2枚を敷き
、水1.6117を鰯、加し牛もOIC各試料(粒状、
)、 o o、lII。
宛を散布し、1日経過毎KP紙上に残存する粒状試料を
除去した後0.025−の炭酸す) IJりム水溶液で
十分に洗浄し、PCPの溶出率(優)を比色法によりa
ll定した。
試料の組成: 下記表1に示すとおり・である。
′     表 ・  i ト及び炭カルから成る増量剤である。
2)  ?ンウェットは三洋化成社製のアクリル酸とデ
ジプンめ架橋重合体の商品名′を示し、吸水性高分子物
質として使用。
上記各試料についての試験結果は下記表2のとおりであ
る。
表    2 上記株にみられるよ5K、本発明の殺菌剤では比較例に
比しpcpo溶出率が低ぐ、したがって、PCPのナト
リウム塩への変換が徐々に行われることが判る。
また、本発明における吸水性高分子物質の使用量がpc
po溶出率に与える影響を上記試験法により調べ九結果
を下記表3に示す。なお、試料としてPCP(POP−
H)25重量−1炭酸ナトリウム11重量−及びサンウ
ェットを表3に示す各重量−を含有する粒剤を用い友。
表   3 上記表にみられるように、本発明における吸水性高分子
物質の使用量が増加するに伴いpcp。
溶出率−が低減す−る。
本発明におけるアルカリ性物質の使用量は目的殺■剤中
2乃至14重量−程度が好tL<、また吸水性高分子物
質の使用量は上記製剤中0.1乃至10重量−が適轟で
ある。
本発明による殺菌剤はその使用に当っては水利剤型もし
くは粒剤型とし【適用するのが好ましい。
水和剤型として適用する場合には界面活性剤を用い、首
九必要に応じて増量剤(例えば簀カル)を混合してもよ
い。また、粒剤型として適用する場合にはベントナイト
及び炭カルのような増量剤を添加し、混合したものを常
法により造粒する。
上述したごとく、本発明に係る農園芸用殺菌剤はPCP
K%定なアルカリ性物質及び吸水性高分子物質を添加、
混合したtのを基質とす金ことにより、上記高分子物質
の優れ九吸水能によりPCPのナトリウム塩への変換が
徐々に行なわれるため薬害が少く、−1優れた病害防除
効果を奏するものである。
以下に実施例を示して本発明の効果を具体的に説明する
実施例1 粒剤の処方: ペンタクロルフェノール(純度77 * ’)  32
.5 (i置部)炭酸ナトリウム   ゛    1O
19ベントナイト  ゛        8・O炭カル
 (−μ91さ)46.6 上記処方の混合物を常法により造粒した。
上記粒剤を用いて麦類雪腐病に対する防除試験を行なっ
た結果を下記に示す。
なお、比較としてナトリウムベクタクロルフェノラート
25重!l蔀とベントナイト6重量部及び炭カル69重
蓄部から成る混合′物を同様にして造粒した。
試験方法(於北海道立JJII農業試験場):l)試験
設計  乱塊法  6反覆 2)−区面積   10.8m’ 3)供試品糧   ホロシリコムギ 4)薬剤散布   薬剤はPCPとして、25重量−の
濃度に稀釈したものをウニ ′  キ式噴霧機を用いて1同当りlOアールにつき1
1の量を1回散布。
なお、散布時の麦の生育は草丈−25傷、lI数−6乃
至7fi、1数−6.5乃至8.0本 株。
5)積雪期間   139日 試験の結果は下記表4のとおりである。
(以下余白) 上記表にみられるととく、本発明によると従来のす) 
IJウム塩(比較例)K比し薬害の程度が極めて少く、
且つ病害菌に対する防除効果も高くなる。
実施例2 水利剤の処方: ペンタクロルフェノール(純度7711)62.0(重
量IS)炭酸ソーダ       2.0 上記処方のものを混合して水利剤を調製した。
この水利剤を用いて桑樹胴枯病に対する防除試験を行な
つ友緒釆を下記に示す。
なお、比較とし″c′iA在市販されて、いるペンタク
ロルフェノールの銅塩(米澤化学工業社製、商品名1ア
ビトン50”)水利剤を用いて同様に試験を行なった。
試験方法(於新潟県蚕業試験場): 上記各水和剤を100倍並びに200倍に稀釈1桑樹の
1株当り400++JKなるように2回散布した(11
月上旬と中旬)、試験結果は下記表5のとおりである。
表    ぢ 指数 廿・・・・・・中 症 枝  5 +・・・・・・軽症枝 l −・・・・・・正常枝 0 上記表5にみられるように1本発明によるPCP剤は市
販のPCP銅塩剤に比し著しく優れた病害防除効果を奏
する。
t19人   末澤4し1000式んン1代唄(宮  
1) 広  豊 代理人  川  口  義  雄 \ 手続補正書 昭和56年10月g 日 1、事件の表示 昭和56年 特 願第142048号
2、発明の名称 農園芸用殺菌剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 米澤化学工業株式会社 7、補正の対象 明細占 8、補正の9内容 明細書を下記のとおり補正する。
(1)  第6頁における表1を下記のとおシに補正す
る。
[ 表    1 手続補正書 昭和56年12月)1日 1、事件の表示 昭和56年 特願第142048号2
、発明の名称  農瞳1芸用役菌剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 4、  代理   人   東京都新宿区新宿1丁目1
1114号 山田ビル8、補正の内容 (11願書および明細書中、発明の名称の欄にに補正す
る。
(2)  明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり
補正する。
(3)明細書第1頁下より2行、第2頁第14行〜第1
5行、@3頁jllE2行及び第91M12行に「農園
芸用殺菌剤」とあるをrm業用殺繭剤」Kそれぞれ補正
する。
(4)  明細書第2頁第4行〜第5行に「農園芸植物
」とあるt−r農業用植物」に補正する。
(5)明細書第1頁下9行〜菓lO行に「農園芸用植物
」とあるを「jll業種植物に補正する。
2、特許請求の範囲 fil  活性成分としてのペンタクロルフェノールに
、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の酸性炭酸塩及
びアルカリ土類金属の水酸化物から成る群から選択され
るアルカリ性物質及び吸水性^分子物を混和して成る農
業用殺菌月0 (2)アルカリ性物質が炭酸ナトリウムである特許請求
の範囲第(11項記載の責業用殺菌剤。
(3)吸水性高分子物質がアクリル酸とデンプンの架橋
電合体である特許請求の範囲第(11項記載の農業用殺
姻剤。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  活性成分としてのペンタクロルフェノールK
    、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の酸性炭酸塩及
    びアルカリ土類金属の水酸化物から成る群から選択され
    るアルカリ性物質及び吸水性高分子物を混和して成る農
    園婁用殺曹剤。
  2. (2)  アルカリ性物質が炭酸ナトリウムである特許
    請求の範囲第(1)項記載の農El婁用殺曹剤。
  3. (3)” 1に水性高分子物質がアクリル酸とデンプン
    の架橋重合体である特許請求の範囲第+1)項記載の農
    tms用殺1剤。
JP14204881A 1981-09-09 1981-09-09 農園芸用殺菌剤 Pending JPS5843902A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03505458A (ja) * 1988-06-24 1991-11-28 ストックハウゼン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 陸生環境における昆虫及び生息地随伴害虫個体群を防除するための方法及び陸生放出組成物
JPH04500509A (ja) * 1988-06-24 1992-01-30 ストックハウゼン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 除草剤放出組成物、ならびに水生および湿地環境での植物個体群の防除方法
WO2010010700A1 (ja) * 2008-07-23 2010-01-28 花王株式会社 抗菌剤含有液の製造方法

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