JPS5838204A - 土壤有害線虫防除剤 - Google Patents

土壤有害線虫防除剤

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JPS5838204A
JPS5838204A JP13551181A JP13551181A JPS5838204A JP S5838204 A JPS5838204 A JP S5838204A JP 13551181 A JP13551181 A JP 13551181A JP 13551181 A JP13551181 A JP 13551181A JP S5838204 A JPS5838204 A JP S5838204A
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ethyl
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nematode
granule
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Yasuhisa Kurosu
黒須 泰久
Hiroshi Kawada
弘志 川田
Toshitaka Kanashiki
金敷 利隆
Akio Hosokawa
細川 昭雄
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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Hodogaya Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、土壌有害線虫、防除剤に関するものである。
従来より、果樹、茶樹等の永年作物における土壌病害虫
の防除は重要な課題であったが、近年。
わが国においては畑の集約的利用、施設栽培、そ菜類の
特産地化が進むKつれ、土壌有害線虫及びな畑では、そ
の原因として土壌有害線rjLが大きく関与しているこ
とが知られている。
土壌有害線虫の被害は様々な形で発現するが。
初期生育の抑制もしくは枯死、それに伴なう収景減が一
般的である。この他、根菜類では奇形を生じたり、表面
に傷を付けたりして商品価値を極度に低下させる。更に
、一旦、線虫の被害をとおむった畑は連作が不可能で、
特に日本のような集約的最業では1輪作体系を組1f)
f:も余裕がない。このため、施用が合理的で、安全か
つ安価な殺線虫剤が強く要望されている。
一般に殺線虫剤の剤形は乳剤、油剤1粒剤がある。粉剤
は使用上薬剤の飛散等問題が多く、殆んど使用されてい
ない。キの中で粒剤形態の殺線虫剤は使用に際し、作付
前処理では手で処理することもでき、大面積では通常広
く普及している散粒機を用いて処理することもできる0
時間と重労働を要せず、特殊機械も必要とせず合理的で
ある。
又、立毛中処理で11畦間または林間処理が通常の方法
であるが1粒剤mImであれば容易に薬剤処理が可能で
ある0以上の様に土壌処理剤としては、粒剤型態が理想
的な削型である。
従来、殺線虫剤として知られる薬剤は、ハロゲノ炭化水
素系のくん蒸剤が主流で0例えばクロルピクリン、臭化
メチル、D−D(1,3−ジクcIロプロベン)、ED
B(エチレンジブロマイド)、DCIP(ビスクロaイ
ノグロビルエーテル)。
DBCP(1,2−ジブロモ−3−クロロプロパン)等
がある。
これらの薬剤は、粘膜刺激性、金属腐食性といった取扱
上の不便さを伴うものである。また。
DBCP、DCIP剤が一部作物に薬害を生じないほか
、はとんどの薬剤は作物に対し薬害を生じる。i#!に
、これらの薬剤の大部分は、液体の剤型であり、使用に
際し特殊機械を必要とするため訓練を要し、土壌に処理
した場合、効果を発現させるために一定期間土壌表面な
水封したり、ポリエチレン等で被覆し、また、薬害の発
生を回避するため、一定期間経過後に耕起して薬剤な大
気中に逸散させる(ガス接伴>Ik必要とし、作業上非
常な不便さを伴うものである。また1粒剤化可能なもの
のうち、DBCP剤は1人体に対する毒性のほか、土壌
中、河川水中に長期1c残留することから製造が中止さ
れ、DCIP剤はその殺線虫効果が低いという問題点を
有している。
その他、米国においては、接触型殺線虫剤も使用されて
いる0例えば(ensulfothlon (OIO−
ジエチル0−(4−メチルスルフィニル)フェニルホス
ホロチオエート〕、*thoprop (o −z ?
 41,1−ジグaビルホスホロジチオニー) ) 、
pbanllffllphos〔エチル3−メチル−4
−’(メチルチオ〕7エエル(1−メ参、ルエチル)ホ
スホロアζデートコ等の有機リン剤のほか、 carf
ofurmn (2,5−ジヒド0−2.2−シlチル
−7−ペンゾフラエルメチルカーパメイト) 、 al
dlcarb  (2−メチル−2(メチルチオ)プロ
ビオンアルデヒ’fo−(lチルカーパモール)オキタ
ムコ等のカーバメイト剤である。しかし、これらの接触
型殺線虫剤は極めて毒性が高く、゛粒剤形態でのみ使用
が許可され。
しかも、業者による施用のみが許されているKすぎない
従って、安全で、使用が簡単で、かつ効果的な土壌線虫
防除剤の開発が望まれている0本発明者らは、このよう
な問題を解決するため、種々研究した結果、8−エチル
−N−エチルチオールカーバメートの特異な作用を見い
出し、本発明を完成させた。
本発明は、S−エチル−N−エチルチオールカーバメー
トを有効成分として含有する土壌有害線虫防除剤である
本発明に係る化合物は、エチルアインに、硫化カルボニ
ルを反応させ、生成したN =エチルチオールカルバミ
ン酸アばン塩に、臭化エチル、ジエチル硫酸等のエチル
化剤を加えて反応させるととにより、容易に、しかも安
価に合成し得る。その目的化合物の沸点は、206℃/
760wHfである。
本発明に係る化合物は、その用途に応じて各種担体と混
合し、乳剤、水利剤1粒剤、粉剤など任意の形態で使用
することができる。ここで用いる担体は、液体及び固体
ぬいずれのものでも良く、またこれらの組合せであって
もよい、固体担体としては、たとえば、ベントナイト、
タルク、カオリンクレー、ケイソウ土なと、液体担体と
してはキシレン、オルソクロルトルエン、メチルナフタ
リン、イソホロン、灯油などの不活性有機溶剤があげら
れる。
製剤に際して、乳化性1分散性を与えるために、界面活
性剤等を配合することができる。
有効成分含有量は1粒剤では5〜SO@、油剤及び乳剤
は5〜90−の範囲が適切である。
更に1本発明に係る化合物は、単独で使用するのみでな
く、場合によっては、他の農薬、たとえば除草剤、殺菌
剤、殺虫剤などと混合し、また。
肥料などとも混合して使用することができる。
次に試験例によって1本発明の土壌有害線虫防除効果を
説明する。
試験例1 トマトを指標としたサツマイモネコプ線虫に対する試験 サラマイそを寄生として増殖させ、たサツマイモネププ
線虫(maloldogyne Incognlta 
)汚染土壌を高さ14clIlの1/100001にポ
ットに、詰め、実施例1に準じて作成した粒剤の所定量
を混和した。なお、比較のため、市販の殺線虫粒剤その
他の対照薬剤につい【同様に処理を行った。各薬剤処臘
稜7日間放置し、ポット当り10粒) v )種子を播
種した。
試験はガラス温室内(25〜50℃)で実施し。
播種後1ヶ月目に根こぶ寄生程度、薬害及び茎票重を調
査した。試験は3回繰り返して行った。その結果の平均
値を第1表に示す、なお根こぶ寄生−程度及び薬害につ
いては次の基準により表わした。
根こぶ寄生程度   相当する罹病指数   根こぶの
数0・・・・・・         0       
   なし1・・・・・・        1〜25憾
      1〜82・・・・・・       26
〜50チ      9〜203・・・・・・    
   51〜7516     21〜304・・・・
・・       76〜100慢    30以上薬
  害 −・・・・・・全く薬害を認めない ±・・・・・・軽微な薬害を認める +・・・・・・害徴を認める 拝・・・・・・顕著な害徴を認める 借・・・・・・発芽せずもしくは枯死 第1表 試験例2 トマトを指標としたサツマイモネコプ線虫に対する試験 実施例3に従って作成した油剤の所定量及び実施例4に
従って作成した乳剤を、水にて4倍、8倍、16倍に稀
釈し、101め915を及び20tとなるよ5調整した
ものを、ポットの中心部。
深さBamの部位に1点点性した。更にボット尚り50
−の1水で水封した。
なお、比較の目的で、市販の殺□線曵剤であるD−D、
EDBを同様に処理し、58目にガス抜きのため耕起し
、各薬剤処理後88目に試験例1に準じてドツトを播種
し、播種後1ケ月目に、枳こぶ寄生程度、薬害の調査を
行つ“た。試験は5回繰返し行った。
その結果の平均値は#I2表に示す通りである。
第2表 試験例3 ゴボウな指標とするキIネグナレ線虫に対する試験 インゲン豆を寄主として増殖させた中タネグナレ線虫(
pritylencbus penetrans ) 
 汚染土壌な。
高さ14国の1/10000畠ボツトに詰め、実施例2
によって作成した粒剤の所定量を混和した。なお。
比較対照薬剤も同様に処理した。
処理後78目にゴボウをボット轟り5粒播種した。試験
はガラス温室内(25〜30℃)で実施し、播種後50
日0k根部加害程度、薬害及び総重量を調査した。試験
は5回繰返し行った。その結果の平均値を第3表に示す
なお、根部加害程度は根部の褐変部位数により下記の通
り判定した。また、薬害については試験例1に準じて行
った。
加害程度  相当する罹病指数  褐変部位数0・・・
・・・          0          な
し1・・・・・・      1〜25嗟     1
〜52・・・・・・     26〜50−    6
〜103・・・・・・     51〜75’1   
 11〜154・・・・・・       76〜10
011G     16以上第3表 − 試験例4 圃場におけるキュウリについてサラマイ屹ネコブ線虫の
防除試験 前作にサツマイモを植付けてあったサツマイモネコプ線
虫汚染圃場に、実施例IK準じて作製した粒剤の所定量
を圃場の全面に散布し、直ちに耕起混層した。比較対照
薬剤も同様に処理した。
薬剤処理後5日目に、本11i5枚が展開したキエウリ
苗を一区4−当り10本定植した。なお試験は2回繰り
返しで行った。その後の潅水、病害虫防除は慣行に従っ
て行った。試験は7月1日から8月158Kかけて実施
し、$!ウリの収穫は5日毎に行い1本数・重量を調査
した。8月15日に各棟を堀9起こし、寄生根こぶ穆度
及び茎葉型を調査した。
その結果の平均値を第4表に示す。
1 以上の通り、本発明に係る8−エチル−N−エチルチオ
ールカーバメートは1作物に甚大被害な与えるサラマイ
そネコプ線虫、d?タネグサレ線虫に対して高い防除効
果な示す、しかも、トマト、キュウリ及びゴlつ等に対
して薬害を与えないという優れた特長を有する。
以下に製剤例を示す0文中の部は重量′部である実施例
1 粒剤 S−エチル−N−エチルチオールカー/(71+ )1
0部 粒状ケインク土(10〜16メツシユ)   90部上
記の有効成分を粒状ケインウ土に含浸させて本発明の粒
剤とした。
実施例2 粒剤 ケイソウ±             70部ベントナ
イト             25部ラうソールB−
80(分散剤 日本油m■商標5部 以上に水を加えて混合し1通常の造粒方法によって造粒
乾燥した。この粒状の担体85部に対して、8−エチル
−N−エチルチオールカーバメート15部を含浸させて
1本発明の粒剤とした。
実施例5 油剤 8−エチル−N−エチルチオールカーパ/−)10部 0+タロルトルエン         90部以上tm
合溶解して1本発明の油剤とした。
実施例4 乳剤 8−エチル−N−エチルチオールカーバメート80部 中シレン              10@ンルボー
ル13(IOA(乳化剤 東邦化学■商標)10部 以上を混合溶解して1本発明の乳剤とした。
保土谷化学工業株式会社 )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 8−エチル−N−エチルチオールカーバメートを有効成
    分として含有することを特像とする土壌有害線虫防除剤
JP13551181A 1981-08-31 1981-08-31 土壤有害線虫防除剤 Granted JPS5838204A (ja)

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JPH0139401B2 JPH0139401B2 (ja) 1989-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61263612A (ja) * 1985-05-16 1986-11-21 Kenji Umetsu フイルタ−プレスにおける濾過板移送装置
EP0397012A2 (en) * 1989-05-10 1990-11-14 Hodogaya Chemical Co., Ltd. Thiolcarbamate granule formulation

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