JPS5843818B2 - ジキデイスク - Google Patents

ジキデイスク

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JPS5843818B2
JPS5843818B2 JP14797775A JP14797775A JPS5843818B2 JP S5843818 B2 JPS5843818 B2 JP S5843818B2 JP 14797775 A JP14797775 A JP 14797775A JP 14797775 A JP14797775 A JP 14797775A JP S5843818 B2 JPS5843818 B2 JP S5843818B2
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JP
Japan
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magnetic
track
disk
magnetic disk
tracks
Prior art date
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Expired
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JP14797775A
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English (en)
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JPS5271211A (en
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進 伊東
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5271211A publication Critical patent/JPS5271211A/ja
Publication of JPS5843818B2 publication Critical patent/JPS5843818B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は磁気ディスク記憶装置に使用される磁気ディ
スクの構造及び製法に関するものである。
磁気ディスク記憶装置は近来の情報処理システムの発展
に伴い、さらに高性能化、低価格化が望まれている。
情報一つ当りの価格で考えるならば製造原価をそれほど
変えずに、記憶容量を増加できるならば高性能低価格化
が実現されたとも言えよう。
このような方針に従ってこれまで記録密度の向上に対し
多大の努力が払われて来た。
しかし、従来のような磁気ディスクの構造では必然的に
限界に達し、このままでは、磁気ディスクの磁性膜の向
上に待つより方法が無くなってしまう。
すなわち、磁気ディスクの記録密度は円周方向に沿った
密度を不す線密度と、情報の書込まれた列つまりトラッ
クの数を表わすトラック密度に分けられるが、前者の線
密度に関しては磁性膜の保磁力、残留磁化、磁性膜の膜
厚等で決る上限があり、この壁を破るには前述のように
磁性膜自体の向上例えば保磁力の向上、磁性膜の薄膜化
、磁性膜を構成する磁性粒子の微細化等の手段を選ばね
ばならない。
一方トラック密度の方は現状の400 Tpl(TP1
= 1インチ当りのトラック数)よりさらに高密度化が
可能とされながら実用にまで至っていないことは、そこ
に幾多の困難があるからである。
−例を挙げるならば、トラック密度を高めた際に必然的
に要求される磁気ヘッドの位置決め機構の高精度化が十
分でないこと、トラック密度の増大につれてトラック巾
の減少を来すが、それと共に再生出力が小さくなり十分
なS/Nを確保するのが困難であること、トラック間の
間隔が小さくなるため信号出力に対する隣接トラックか
らの混信すなわちクロストークの割合が相対的に増大す
ること等である。
このような技術的困難は磁気ディスク全面に均一な磁性
膜を塗布することに由来するところが多く、トラックと
トラックの間、すなわち情報の書込まれていないダミー
領域(以下トラック間間隙という。
)を何らかの形で磁気的に分離すれば上述の固難さの多
くが解決されると考えられる。
このような観点からトラック間間隙の磁性膜を機械的も
しくは化学的に除去した磁気ディスクが提案されたが、
ディスク面上に生じる凹凸が磁気ヘッドの円滑な運動を
妨げるため、実用にまでは至っていない。
この発明の目的はクロストークの小さい高トラツク密度
の磁気ディスクを提供することにあり、イオン注入によ
ってトラック間間隙の磁性膜の組成もしくは構造を変え
ることにより磁気的性質がその領域だけ異なった磁気デ
ィスクとなっていることに特徴がある。
次にこの発明について、図面を用いて説明する。
第1図および第2図はこの発明の構成を示したもので第
1図aはディスクの平面図を、同図すはその一部Aの拡
大図を第2図aは第1図aのX−Xに沿った断面図を、
同図すはその一部Bの拡大図を示す。
すなわちこの発明による磁気ディスクは磁性膜4が塗布
されたディスク基板1からなるところは従来の磁気ディ
スクと同様であるが、情報の記録に使用される領域4の
構成に特徴があり、第1図すおよび、その断面を示す第
2図すに拡大して示したように、トラックピッチP毎に
、巾りの非磁性層もしくはその残留磁化の大きさが他の
領域(すなわち情報の記録されるトラック巾Wの領域)
2より少くとも10分のl以下となるような別組成もし
くは別構造を有するトラック間間隙3を持つことが従来
と異なる。
このような構造の磁気ディスクはトラック間が磁気的に
分離されているため、書込みヘッドの位置が正規の位置
よりDだけずれても隣りのトラックに情報を誤って記録
することはなく、また再生に際しても同様に再生ヘッド
の位置が正規の位置よりDだけずれても隣りのトラック
からの混信は生じない。
書込み及び再生ヘッドの位置決め精度をδとすると、両
ヘッドのトラック巾がWの場合従来の磁気ディスクでは
両ヘッドそれぞれの偏位のためトラック間間隙りは でなければならないがこの発明による磁気ヘッドでは、 でよく、従って高トラツク密度が可能となる。
次にこの発明を実施するための製法の一例について述べ
る。
第1図および第2図を参照するに、アルミニウム合金か
らなるディスク基板1上に酸化鉄(γ−Fe2O3)か
ら成る磁性膜4を全面に約0.1μmの厚さに塗布する
このようなディスクを周知のイオン打込み装置にセット
し、ディスクを回転しながらトラック間間隙となる部分
に単位面積当り1018個/crA程度の亜鉛(Zn)
を1ooに7以上の加速電圧のもとで打込む。
亜鉛イオンの打込まれた領域3の組成構造は不明である
が残留磁化の大きさはトラック部2 (γ−Fe2O3)の10分の1以下になっており、こ
の発明の特徴を具備している。
またこのようにして得られた磁気ディスクの表面は従来
の磁気ヘッドの運動に対し何ら支障の無い程度の平滑さ
となっており、優れた性能の磁気ディスクとなっている
ここで示した製法は、この発明を実施するための一製法
であって、この方法に限るものではない。
すなわち、何らかの操作により、特許請求の範囲に示し
た如く、トラック間間隙の残留磁化の大きさがトラック
部のそれより1o分の1以下もしくは、非磁性となるよ
うな別組成、別構造を有するものであればいずれもこの
発明の特徴を発揮できる。
この発明によると、以上説明したようにトラック間間隙
の磁性膜を非磁性若しくは残留磁化の大きさがトラック
部の1/10以下とすることにより、クロストークの小
さい、すなわち高トラツク密度の磁気ディスクであって
、しかもヘッドの運動に何ら支障を与えない磁気ディス
クを達成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の構成を示すための図で、
1はディスク基板を、2はトラック部を、3はトラック
間間隙を、4は磁性膜を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁気ディスク記憶装置に使用される磁気ディスク表
    面で情報の書込まれるトラックとトランクとの間、即ち
    トラック間間隙がイオン注入された領域を有し、しかも
    その領域が非磁性もしくはその残留磁化の大きさが前記
    トラック領域より少くとも10分の1以下となるような
    別の組成を有することを特徴とする磁気ディスク。
JP14797775A 1975-12-11 1975-12-11 ジキデイスク Expired JPS5843818B2 (ja)

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JP14797775A JPS5843818B2 (ja) 1975-12-11 1975-12-11 ジキデイスク

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JPS5271211A JPS5271211A (en) 1977-06-14
JPS5843818B2 true JPS5843818B2 (ja) 1983-09-29

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