JPS5843758B2 - 電子楽器のタッチレスポンス装置 - Google Patents

電子楽器のタッチレスポンス装置

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JPS5843758B2
JPS5843758B2 JP53095852A JP9585278A JPS5843758B2 JP S5843758 B2 JPS5843758 B2 JP S5843758B2 JP 53095852 A JP53095852 A JP 53095852A JP 9585278 A JP9585278 A JP 9585278A JP S5843758 B2 JPS5843758 B2 JP S5843758B2
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秀雄 鈴木
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は鍵タッチに応じて楽音を制御するようにした
電子楽器のタッチレスポンス装置に関する。
従来の電子楽器のタッチレスポンス装置は、各鍵毎に設
けられ鍵タッチに応じで発生するアナログ電圧をそのま
ま用いて楽音を制御するようにしたものである。
鍵タッチに応じた電圧を発生するには、例えば第1図に
示すように、キースイッチSWの可動接片aを鍵と連動
させて常閉接点すから常開接点Cへ移動するようにして
、基準電圧Vrefに充電されていたコンデンサC1の
電荷を可動接片aが接点すを離れて接点Cに到達するま
での時間だけインピーダンス素子Zを通じて放電させ、
可動接片aが接点Cに接した瞬間に、このコンデンサC
1の残留電荷をダイオードD1を介して小容量のコンデ
ンサC2に転嫁し、それによって鍵タツチ速度に応じた
電圧をコンデンサC2の端子電圧として発生させるよう
にしていた。
しかしながら、このようなコンデンサの放電を利用する
ものは、タッチ速度と制御信号としての出力電圧Vou
tとの関係が一義的に決まってしまうため、必ずしも実
際の演奏に適合しなかった。
そして、実際のピアノ等のタッチ力と音量等との関係を
模擬する為にコンデンサC1の電荷を放電するインピー
ダンス素子Zを種々工夫しても限界があった。
また、このインピーダンス素子Zを各鍵毎に設ける必要
があり、このインピーダンス素子Zを複雑にすることは
コスト上好ましくない。
この発明は上記のような点に鑑みてなされたもので、各
鍵毎に鍵タッチに応じて発生されるアナログ電圧をデジ
タル信号に変換し、そのデジタル信号をアドレスとして
、メモリ装置から予め記憶されたタッチレスポンスデー
タを読み出すことにより、鍵タッチに応じて所望の特性
のタッチレスポンス信号を得るようにした電子楽器のタ
ッチレスポンス装置を提供するものである。
次に添付図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第2図はこの発明の一実施例を示す電子楽器のタッチレ
スポンス装置のブロック構成図である。
同図中、1は各鍵毎に設けられたキースイッチによって
、押鍵に応じて押鍵信号KSおよび音高電圧KV等を発
生する鍵盤装置、2はタッチ信号発生回路3とピークホ
ールド回路4とからなり、鍵盤装置1の各鍵毎に連動し
て設けられ、鍵タッチに応じたアナログ電圧を発生する
鍵タツチ検出装置(その詳細は後述する)、5はA−D
変換器6メモリ装置7およびD−A変換器8からなる変
換回路、9は複数のアナログ電圧を時分割多重するマル
チプレクサ、10は時分割多重信号をもとの複数信号に
分離するデマルチプレクサ、11はマルチプレクサ9お
よびデマルチプレクサ10を制御する制御回路、12は
時分割のためサンプリングされた信号を連続信号に変換
するサンプルホールド回路、13は鍵盤装置1から押鍵
信号KSおよび音高電圧KV等を受け、又鍵タッチに応
じた各鍵毎のタッチレスポンス信号TSを受けて、音高
、音色、エンベロープ、音量等を制御されて楽音信号を
発生する楽音信号形成部、14はアンプねよびスピーカ
等からなり、楽音信号形成部13から出力される楽音信
号を増幅してスピーカから発音するサウンドシステムで
ある。
このように構成された上記実施例によれば、押鍵操作に
よって、鍵タツチ検出装置2から鍵タッチに応じたアナ
ログ電圧が検出されるが、この電圧は各鍵毎に発生され
、マルチプレクサ9に並列的に入力する。
マルチプレクサ9は制御回路11からの制御信号C8に
よって、入力された複数のアナログ電圧を順次時系列的
にサンプリングして時分割多重アナログ信号として変換
回路5に入力する。
変換回路5は、まず入力された多重アナログ信号をA−
D変換器6によって、時分割された各チャンネル毎にそ
のアナログ信号をデジタル信号に変換し、そのデジタル
信号をアドレスとしてメモリ装置(ROM)7に供給し
て、ROM7からタッチレスポンスデータを順次読出す
ROM7には予め鍵タッチに対応するデータを記憶させ
ておく。
したがって、ROM7から読出されるデータは鍵タッチ
に対応しているが特性カーブが異なるもの、言い換えれ
ば任意の特性のタッチレスポンス信号とすることができ
る。
このように、斗性変換されたタッチレスポンスデータが
時分割垢れてROM7から順次読出されるので、このデ
ミタル信号をD−A変換器8によって変換すると、時分
割多重アナログ信号を得る。
このアナログ右号をデマルチプレクサ10に入力し、制
御回路11からの制御信号C8によって、各鍵毎の複連
の信号に分割し、それらの各信号をそれぞれサシプルホ
ールド回路12を介して連続したアナ口ご信号であるタ
ッチレスポンス信9i T Sとする。
なお、変換回路5を共用としないで各鍵毎にぐ鍵タツチ
検出装置2に対応させて設けるように1れば、マルチプ
レクサ9、デマルチプレクサ1Cおよび制御回路11を
用いなくても、全く同様は各鍵毎に特性変換したタッチ
レスポンス信号が14もれることは勿論である。
また、この実施例で(:楽音をアナログ的に処理するタ
イプの電子楽器はついて説明したが、楽音をデジタル的
に射程すイ電子楽器においては、ROM7の出力を直接
デマルチプレクサ10に導き、このデマルチプレクサ1
0によって個々に分離された合鍵に対応したプジタル出
力をラッチして楽音制御用に利用するようにすればよい
次に、上記実施例におけるタッチ検出装置2G具体例を
第3図に示し、これを説明する。
このタッチ検出装置2は各鍵毎に設けられるが、−系粕
のみを示し、他は図示を省略する。
第3図におして、3は押鍵操作によるキースイッチSW
の切控えに応じて鍵タツチ信号を発生する鍵タッチ信月
発生回路、4は鍵タツチ信号発生回路3によって発生さ
れた鍵タツチ信号(電圧)を押鍵中保持するためのピー
クホールド回路、15は基準電圧Vrefを発生する定
電圧源である。
端子16゜17には夫々正電圧子V及び負電圧−■が印
加されている。
タッチ信号発生回路において、キースイッチSWは可動
接片aと固定接点すとが常時閉じていて、コンデンサC
3の両端子間を短絡すると共にトランジスタTrのコレ
クタに電圧+Vを印加している。
このトランジスタTrはベース電流をオペアンプOP1
によって匍脂され、そのエミッタ電圧が基準電圧Vre
fに等しくなるような電流がエミッタ回路及びコレクタ
回路に流れる状態を維持する定電流回路を構成している
そこで、押鍵によってキースイッチSWの再製接片aが
固定接点すから離れると、それまでキースイッチSWを
流れていた電流がコンデンサC3を通して流れ、コンデ
ンサC3は一定の電流で充電され始める。
したがって、第3図におけるA点の電圧は第4図イに示
すように、押鍵開始時(1=0)の+■から一■に向っ
て直線的に降下し、最終的には基準電圧V refと等
しい値に保持されるが、それ以前にキースイッチSWの
可動接片aが固定接点Cに接解し、A点の電圧が固定接
点Cに伝えられるその時の電圧VはキースイッチSWの
可動接片aが固定接点す、c間を移動する時間t(タッ
チ速度に反比例する)によって異なる。
例えば第4図に示すように、この時間がtl、t2(t
lくt2)であると、タッチ信号となるこの電圧は同図
口。
ハに示すように、V 12 V 2となる。
すなわち、可動接片aの移動時間tに反比例する電圧が
得られるから、これはタッチ速度に比例した電圧となる
ピークホールド回路4は、タッチ信号発生回路3におい
て、キースイッチSWの可動接片aが固定接点Cに接触
した瞬間に発生する上記電圧信号を、オペアンプOP2
及びダイオードD2を介してコンデンサC5に移して保
持する。
すなわち、コンデンサC5はオペアンプOP2の非反転
入力端子に電圧が印加されると、その電圧まで瞬時に充
電され、その後オペアンプOP2の非反転入力端子の入
力電圧が下ってもダイオードD2が非導通とナラて、コ
ンデンサC6は放電されることなく、その端子電圧を保
持する。
その保持電圧は抵抗R5及びバッファ用のオペアンプO
P3を介して取出される。
コンデンサC5に並列に抵抗R4とスイッチング素子F
ETによる放電回路を設けてあり、このスイッチング素
子FETを押鍵信号KSにより制御して、押鍵中のみオ
フとなり常時はオンとなるようにする。
したがって、前述のタッチ信号(電圧は第4図口、ハに
示すように離鍵時t4 まで保持される。
なお、オペアンプOP2の入力回路に並列に接続したコ
ンデンサC4及び抵抗R1はピークホールド回路40入
カインピーダンスを下げるために、又コンデンサC5に
並列に接続したダイオードD3はコンデンサC6に負電
圧がかかった時の保護用に接続しである。
以上、タッチ信号発生回路としてコンデンサの充放電を
利用するものについて説明したが他に磁束の変化を利用
するコイル発電方式、感圧抵抗素子等を利用して押鍵深
さを検出する抵抗値変化検出方式等様々の方式の採用が
可能であり、いずれの方式を用いてもこの発明を適用し
得ることは勿論である。
次に、第5図は第2図における変換回路の他の実施例を
示すもので、例えば大人のように平均的押圧力が強い場
合と、子供のように平均的押圧力が弱い場合とでは同一
のタッチ信号に対しても、メモリ装置(ROM)から読
み出される出力データを変えられるようにしたものであ
る。
第5図中第2図と同一部分には同一の符号を付してあり
、その説明を省略する。
ROM7’には複数のメモリグループに分けて、それぞ
れ異なる特性のタッチレスポンスデータが記憶される。
20はセレクトスイッチ21の操作によってROM?’
内のメモリグループを選択する変換カーブセレクタであ
る。
したがって、セレクトスイッチ21を操作することによ
り、ROM7’内の任意のメモリグループを選択し、鍵
タツチ検出装置によって出力されるアナログ電圧をA−
D変換したデジタル信号をアドレスとして所望の変換カ
ーブのタッチレスポンスデータが読み出される。
この読み出されたデータによって、先の実施例と同様に
、直接又はDA変換器8を介してアナログ信号に変換し
て楽音を制御することができる。
なお、音色によってセレクトスイッチ21を自動的に切
変えてタッチレスポンス特性を変えるようにしてもよい
以上説明したように、この発明によれば、鍵タツチ速度
とタッチレスポンス信号との関係を自由に設定すること
ができるので、ピアノ等の自然楽器のタッチレスポンス
を忠実に模擬できるばかりか、目的に応じて種々のタッ
チレスポンス効果を任意に得ることが可能になるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電子楽器のタッチレスポンス装置の鍵タ
ツチ検出装置を示す回路図、第2図はこの発明の一実施
例を示すブロック構成図、第3図は第2図における鍵タ
ツチ検出装置の一具体例を示す回路図、第4図イ2口、
ハは第3図の回路C動作説明に供する各部電圧波形図、
第5図は第2図の変換回路の他の実施例を示すブロック
図である。 1・・・・・・鍵盤装置、2・・・・・・鍵タツチ検出
装置、5・・・・・・変換回路、6・・・・・・A−D
変換器、7,77曲・・メモリ装置(ROM)、8・・
・・・・D−A変換器、9・・・・・・マルチプレクサ
、1o・・・・・・デマルチプレクサ13・・・・・楽
音信号形成部、14・・・・・・サウンドシステム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各鍵毎に設けられ鍵タッチに応じたアナログ電圧を
    発生する鍵タツチ検出装置と、該鍵タツチ検出装置によ
    って検出されたアナログ電圧をデジタル信号に変換する
    A−D変換器と、該1−D変換器の出力をアドレスとし
    てタッチレスポンスデータを読出されるメモリ装置とを
    備え、該メモリ装置から読出されるデータ又は該データ
    をD−A変換したアナログ信号によって楽音を制御する
    ようにした電子楽器のタッチレスポンス装置。 2 各鍵毎に設けられ鍵タッチに応じたアナログ電圧を
    発生する鍵タツチ検出装置と、該鍵タツチ検出装置によ
    って検出されたアナログ電圧を時分割多重するマルチプ
    レクサと、該マルチプレクサによって時分割されて出力
    される前記アナログ信号をデジタル信号に変換するA−
    D変換器と、該A−D変換器の出力をアドレスとしてタ
    ッチレスポンスデータを読出されるメモリ装置と、該メ
    モリ装置からの時分割出力を複数信号に分離するデマル
    チプレクサとを備え、該デマルチプレクサによって分離
    された各信号又は該信号をD−A変換したアナログ信号
    によって楽音を制御するようにした電子楽器のタッチレ
    スポンス装置。
JP53095852A 1978-08-08 1978-08-08 電子楽器のタッチレスポンス装置 Expired JPS5843758B2 (ja)

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JPS604994A (ja) * 1983-06-23 1985-01-11 カシオ計算機株式会社 吹奏型電子楽器
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JP2001330886A (ja) 2000-03-13 2001-11-30 Seiko Epson Corp 表示装置およびそれを用いた情報表示システム

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