JPS5843362B2 - 芝生用除草剤 - Google Patents
芝生用除草剤Info
- Publication number
- JPS5843362B2 JPS5843362B2 JP10378979A JP10378979A JPS5843362B2 JP S5843362 B2 JPS5843362 B2 JP S5843362B2 JP 10378979 A JP10378979 A JP 10378979A JP 10378979 A JP10378979 A JP 10378979A JP S5843362 B2 JPS5843362 B2 JP S5843362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atrazine
- weeds
- herbicide
- grass
- fatty acids
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は芝生用除草剤、詳しくは芝生@収地とくにコー
ライ芝育成地に発生する一年生雑草を芝に害を与えるこ
となく効果的に防除する選択的除草剤に関するものであ
る。
ライ芝育成地に発生する一年生雑草を芝に害を与えるこ
となく効果的に防除する選択的除草剤に関するものであ
る。
近年ゴルフ場、公園、路肩等でコーライ芝の造成が盛ん
になり、その維持管理の中で除草問題が大きくクローズ
アップしてきた。
になり、その維持管理の中で除草問題が大きくクローズ
アップしてきた。
芝生地は雑草の発生には極めて好適な場であり、これを
選択的に防除する除草剤が強く妾望されている。
選択的に防除する除草剤が強く妾望されている。
本発明者らは、芝生地に発生する一年生諸雑草を効果的
に防除するための検討を続けた結果、本発明を完成した
。
に防除するための検討を続けた結果、本発明を完成した
。
本発明の芝生用除草剤は、2−クロロ−4−エチルアミ
ノ−6−イツプロビルアミノーS−)リアジン(以下ア
トラジンと言う)と にて示されるフェノキシ脂肪酸類を有効成分として含有
してなる。
ノ−6−イツプロビルアミノーS−)リアジン(以下ア
トラジンと言う)と にて示されるフェノキシ脂肪酸類を有効成分として含有
してなる。
本発明に用いるフェノキシ脂肪酸類を挙げると次の通り
である。
である。
これらのナトリウム塩、カリウム塩も使用出来る。
またエステルとしてメチル、エチル、ブチル、アリール
エステルが挙げられる。
エステルが挙げられる。
本発明の芝生用除草剤はこれらアトラジン及びフェノキ
シ脂肪酸類(こベントナイト、クレー、タルク、ホワイ
トカーボン、珪藻土等の増量剤をカロえて粉剤とするか
、または更に心安に応じてアルキルベンゼンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリ
ビニルアルコール、リグニンスルホン酸塩等の界面活性
剤を配合して水利剤、微粒剤または粒剤に製造して使用
することができる。
シ脂肪酸類(こベントナイト、クレー、タルク、ホワイ
トカーボン、珪藻土等の増量剤をカロえて粉剤とするか
、または更に心安に応じてアルキルベンゼンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリ
ビニルアルコール、リグニンスルホン酸塩等の界面活性
剤を配合して水利剤、微粒剤または粒剤に製造して使用
することができる。
また、溶剤、界面活性剤を加えて乳剤とすることもでき
る。
る。
使用に際しては直接又は希釈して適用する。
更にアトラジン、フェノキシ脂肪酸類をそれぞれ別個に
製剤し、使用時に混合し適用することも出来る。
製剤し、使用時に混合し適用することも出来る。
実験結果からアトラジンとこれらフェノキシ脂肪酸類の
混合割合は重量部で1:10〜0,02の範囲であるが
、好ましくは1:5〜0,1範囲である。
混合割合は重量部で1:10〜0,02の範囲であるが
、好ましくは1:5〜0,1範囲である。
アトラジン及びフェノキシ脂肪酸類を適宜に混合して池
用するとき、コーライ芝には全く害を与えず、−年生諸
雑草を極めて効果的lこ防除するこちが出来る。
用するとき、コーライ芝には全く害を与えず、−年生諸
雑草を極めて効果的lこ防除するこちが出来る。
その効果は各単剤の活性に比べて明らかな相乗活性に由
来するものと考えられる。
来するものと考えられる。
アトラジンは雑草の発芽時期に処理することによって発
芽を抑制するものであり、その作用は光合成阻害に起因
するものである。
芽を抑制するものであり、その作用は光合成阻害に起因
するものである。
また発芽後ごく幼少期のものでは茎葉処理によっても雑
草を枯殺できるか、ある程度生育した雑草にたいする枯
殺力は全くなく、専ら雑草の根部吸収により除草作用を
発現する。
草を枯殺できるか、ある程度生育した雑草にたいする枯
殺力は全くなく、専ら雑草の根部吸収により除草作用を
発現する。
したがって土壌が乾燥している時や雑草の根部が発達し
た条件での除草活性は殆んど期待されない。
た条件での除草活性は殆んど期待されない。
また、アトラジンは水溶解度が比較的大きいことから、
土壌表層から・除々に下降移動し、処理層が希薄化し雑
草の発生を許すようになる。
土壌表層から・除々に下降移動し、処理層が希薄化し雑
草の発生を許すようになる。
−力、フェノキシ脂肪酸類は植物ホルモン活性を示し、
主として広葉雑草の生育期に茎葉に散布する方法で用い
られるが、イネ科雑草やカヤツリグサ科雑草の防除力は
きわめて弱い。
主として広葉雑草の生育期に茎葉に散布する方法で用い
られるが、イネ科雑草やカヤツリグサ科雑草の防除力は
きわめて弱い。
また、芝刈直後や軟弱徒長した芝にたいしては処理後葉
部が褪色黄化することがあり、芝にたいして絶対安全性
があるとはいえない、またこれらフェノキシ脂肪酸類を
土壌処理した場合は、催かに発芽抑制効果を示すが、残
効期間が短かく発芽抑制を目的とした適用法は殆んどと
られていない。
部が褪色黄化することがあり、芝にたいして絶対安全性
があるとはいえない、またこれらフェノキシ脂肪酸類を
土壌処理した場合は、催かに発芽抑制効果を示すが、残
効期間が短かく発芽抑制を目的とした適用法は殆んどと
られていない。
本発明者らはそれぞれ欠点を有するアトラジンとフェノ
キシ脂肪酸類を適宜な割合に混合し除草力を検定した結
果、低い薬量同志の混合で雑草の発芽抑制効果ならびに
茎葉処理効果ともに著るしく高い除草力が発現されるこ
とを認めた。
キシ脂肪酸類を適宜な割合に混合し除草力を検定した結
果、低い薬量同志の混合で雑草の発芽抑制効果ならびに
茎葉処理効果ともに著るしく高い除草力が発現されるこ
とを認めた。
とくFこ発芽抑制効果では抑制期間が長期化し、また茎
葉処理効果では草種幅の拡大と殺草力発現が著るしく早
まることが本発明の除草剤の特徴である。
葉処理効果では草種幅の拡大と殺草力発現が著るしく早
まることが本発明の除草剤の特徴である。
これはそれぞれ単剤が有する生理活性が巧みに組み合わ
され共力的相乗活性が発現するものと考えられる。
され共力的相乗活性が発現するものと考えられる。
本発明の芝生用除草剤の生物効果を実験結果に基づいて
説明すると10アール当リアドラジンの50g、2.4
−Dの509施用区の発生雑草の生重量無処理区比がそ
れぞれ43φ、71fbであるが、この混合剤ではわず
か6070であり、またアオビユの草丈10cIrLの
時に茎葉散布した結果では10アール当リアドラジンの
100.!9.MOPの50g6用区の枯殺率が5%、
48%であるが、この混合剤では95係であった。
説明すると10アール当リアドラジンの50g、2.4
−Dの509施用区の発生雑草の生重量無処理区比がそ
れぞれ43φ、71fbであるが、この混合剤ではわず
か6070であり、またアオビユの草丈10cIrLの
時に茎葉散布した結果では10アール当リアドラジンの
100.!9.MOPの50g6用区の枯殺率が5%、
48%であるが、この混合剤では95係であった。
同様の傾向はMOPPとアトラジンの混合においても認
められた。
められた。
以下実施例について説明する。
実施例 1 粉剤
アトラジン3%、MOPPI咎、タルク及びカオリンの
均等混合物96φを均一に混合粉砕して粉剤とする。
均等混合物96φを均一に混合粉砕して粉剤とする。
使用に際しては直接散布する。実施例 2 水和剤
アトラジン301%、2.4−D(Na塩)15優、珪
藻土30%、タルク19%、ホワイトカーボン2饅、ラ
ウリル硫酸ソーダ2φ、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル2φヲ均一に混合粉砕して水利剤とする
。
藻土30%、タルク19%、ホワイトカーボン2饅、ラ
ウリル硫酸ソーダ2φ、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル2φヲ均一に混合粉砕して水利剤とする
。
実施例 3 水和剤
アトラジン15φ、MOP15饅、珪藻±45咎、タル
ク19%、ホワイトカーボン2饅、ラウリル硫酸ソーダ
2φ、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル2
fbを均一に混合粉砕して水利剤とする。
ク19%、ホワイトカーボン2饅、ラウリル硫酸ソーダ
2φ、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル2
fbを均一に混合粉砕して水利剤とする。
実権例 4 水和剤
アトラジン20%、MOPP(ブチルエステル)5φ、
珪藻土45φ、タルク24%、ホワイトカーボン2饅、
ラウリル硫酸ソーダ2φ、ポリオキジエチレンアルキル
フェニルエーテル2係を均一に混合粉砕して水利剤とす
る。
珪藻土45φ、タルク24%、ホワイトカーボン2饅、
ラウリル硫酸ソーダ2φ、ポリオキジエチレンアルキル
フェニルエーテル2係を均一に混合粉砕して水利剤とす
る。
以上水利剤は水で適宜希釈して使用する。
実施例 5 粒剤
アトラジン5%、MOP(K塩)5φ、タルク50φ、
ベントナイト30%、ホワイトカーボン5咎、アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ3φ。
ベントナイト30%、ホワイトカーボン5咎、アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ3φ。
リグニンスルホン酸ソーダ2φを混合粉砕し、25φの
水を加えて練合せ押出造粒機により造粒力ロ工後、乾燥
して粒剤とする。
水を加えて練合せ押出造粒機により造粒力ロ工後、乾燥
して粒剤とする。
使用に際しては直接散粒する。
実験例 1
直径15crrLポツトに畑土壌を入れ、各種畑雑草を
含む土壌を表層1cmに充填した。
含む土壌を表層1cmに充填した。
さらに、コーライ芝のブロック(5cIrL×5Crr
L)を移植し、潅水後アトラジン(水和剤)、2.4−
D(酸、水利剤)。
L)を移植し、潅水後アトラジン(水和剤)、2.4−
D(酸、水利剤)。
MCP(Na塩、水和剤)、MCPP(ブチルエステル
、水利剤)とその混合剤の所定量を10m1の水に希釈
して表面に均一に滴下処理した。
、水利剤)とその混合剤の所定量を10m1の水に希釈
して表面に均一に滴下処理した。
調査は処理20日目抜コ発生本数および雑草の総生体重
について行い結果は無処理区比で第1表に表示した。
について行い結果は無処理区比で第1表に表示した。
実験例 2
直径15cmポット1こ畑土壌を入れ、メヒシバ。
イヌビニ2時無大根2食用ビニを播種、し、2週間後(
メヒシバ3葉期、イヌビニ9時無大根2葉期、食用ビニ
2.5葉期)にアトラジン、 2.4−D(Na塩)、
MCP(酸)、MCP(アリールエステル)。
メヒシバ3葉期、イヌビニ9時無大根2葉期、食用ビニ
2.5葉期)にアトラジン、 2.4−D(Na塩)、
MCP(酸)、MCP(アリールエステル)。
MCPP(K塩)のおよび本発明の除草剤(水利剤)の
所定濃度液3−を均一に散布した。
所定濃度液3−を均一に散布した。
調査は処理2週間後lこ行った。
評価は枯死吠態を次の10段階に分け、それぞれの数値
で第2表に示した。
で第2表に示した。
0 正常
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 12−クロル−4−エチルアミノ−6−イソプロビルア
ミノ−S−トリアジンと下記一般式を有する化合物を有
効成分として含有することを特徴とする芝生用除草剤。 一般式
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378979A JPS5843362B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 芝生用除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378979A JPS5843362B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 芝生用除草剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5629507A JPS5629507A (en) | 1981-03-24 |
JPS5843362B2 true JPS5843362B2 (ja) | 1983-09-27 |
Family
ID=14363165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378979A Expired JPS5843362B2 (ja) | 1979-08-15 | 1979-08-15 | 芝生用除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843362B2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-15 JP JP10378979A patent/JPS5843362B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5629507A (en) | 1981-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5390541B2 (ja) | 除草方法 | |
JPS5839127B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
JPH05271007A (ja) | 除草方法 | |
JP2943003B2 (ja) | 畑作用除草剤組成物及び除草方法 | |
JPH03246204A (ja) | 畑作用除草剤組成物及び除草方法 | |
JPS5843362B2 (ja) | 芝生用除草剤 | |
US5116403A (en) | Turfgrass management composition using a 2-imidazole-2-yl nicotinic acid derivative composition | |
JPH029804A (ja) | 除草組成物 | |
JPS59484B2 (ja) | 除草剤組成物 | |
JPS5826884B2 (ja) | 芝生用除草剤 | |
JPS6121444B2 (ja) | ||
JPS6261561B2 (ja) | ||
KR830001940B1 (ko) | 제초제 조성물 | |
JPH0328401B2 (ja) | ||
JPS5843905A (ja) | 稲作用殺菌、殺虫組成物 | |
KR840000187B1 (ko) | 제초제 조성물 | |
JPH02196702A (ja) | 除草組成物 | |
JPS58134006A (ja) | 農園芸用抗バクテリア剤 | |
JPS62138402A (ja) | 除草剤 | |
JPS59128314A (ja) | 除草剤組成物 | |
JPS6335606B2 (ja) | ||
JPH0466443B2 (ja) | ||
JPH04230301A (ja) | 除草用組成物 | |
JPS5857303A (ja) | 植物生長調節剤 | |
JPS59128307A (ja) | 除草剤組成物 |