JPS5843155Y2 - 真空しや断器 - Google Patents

真空しや断器

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Publication number
JPS5843155Y2
JPS5843155Y2 JP17523478U JP17523478U JPS5843155Y2 JP S5843155 Y2 JPS5843155 Y2 JP S5843155Y2 JP 17523478 U JP17523478 U JP 17523478U JP 17523478 U JP17523478 U JP 17523478U JP S5843155 Y2 JPS5843155 Y2 JP S5843155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
electrodes
vacuum
electrode
shields
Prior art date
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Expired
Application number
JP17523478U
Other languages
English (en)
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JPS5591026U (ja
Inventor
裕 樫本
信三 佐久間
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
Priority to JP17523478U priority Critical patent/JPS5843155Y2/ja
Publication of JPS5591026U publication Critical patent/JPS5591026U/ja
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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、真空しゃ断器に関し、さらに詳細には、シー
ルドの肉厚を増大させることによって、電極開離時にア
ーク領域から拡散される金属蒸気の捕捉の割合、すなわ
ち凝結係数を高めて耐電圧特性を長期間に亙って良好に
維持するとともに、電極間の絶縁回復特性を向上させた
真空しゃ断器に関する。
一般に、シールドに捕捉される金属蒸気の割合、すなわ
ち凝結係数は、シールドの表面温度の高低によって左右
され、その表面温度はできるだけ低いことが望ましいも
のとされている。
したがって、シールドの表面温度が金属蒸気の付着によ
って上昇するのを防止するには、シールドの肉厚を大き
く、すなわちその熱容量を大きくすることによって解決
できる。
ところが、従来の中電圧クラス(3゜2〜7.5KV)
以上の真空しゃ断器においては、耐電圧特性を向上させ
るために、シールドの端部をU字状に屈曲することが一
般に行なわれている。
しかし、シールドの端部をU字状に屈曲する加工は、シ
ールドの肉厚が大きい場合には、屈曲部に亀裂などを生
じ易く非常に困難であるために、その肉厚を全幅に亙っ
て0.8mm程度と比較的薄くせざ゛るを得なかった。
ために、シールドの凝結係数が低下し、耐電圧特性を長
期間に互って良好に維持することが困難になるとともに
、電極間の絶縁回復特性の低下を招いていた。
本考案は、上述した問題に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、電極の近傍に配置される各種のシ
ールドのうち少なくとも電極を囲繞する主シールドの肉
厚を大きくすることによってその凝結係数を高め、耐電
圧特性を長期間に亙って良好に維持するとともに、電極
間の絶縁回復特性を向上させた真空しゃ断器の提供にあ
り、以下、図面を用いてこの考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本考案に係る真空しゃ断器の断面説明図で、
内部を高真空に保持した真空インタラプタ1は、ガラス
あるいはセラミックなどの絶縁物からなる円筒状の1対
の絶縁筒2,3を金属の連結フランジ4によって一体的
に連結するとともに、両端を金属の円板状の固定側、可
動側フランジ5゜6を介して覆って構成しである。
そして、真空インタラプタ1内の軸心部には、外部回路
(図示省略)を接続、しゃ断する1対の電極7,8が、
固定、可動ノード9,10を介して接触、離反自在に設
けられている。
すなわち、固定側フランジ5の中心部には、固定リード
9が貫通して挿通されているとともにロー付などにより
一体的に固着されており、その内端部には、スパイラル
状の複数のペダルを備えたほぼ円板状のアーク駆動部1
1とこのアーク駆動部]1の対向面に突設したリング状
の主接点12とからなる、いわゆるスパイラル電極とい
われる前記電極7が一体的に取り付けられている。
また、可動側フランジ6の中心部に穿設したリード孔1
3には、可動リード10が真空インタラプタ1内の気密
を保持すべく金属のベローズ14を介装するとともに軸
方向に移動自在に挿通されており、その内端部には、前
記電極7と同様にアーク駆動部15と主接点16とから
構成される電極8が一体的に取り付けられている。
なお、可動リード10は、図示しない操作機構によって
移動されるものであり、各リード9,10の外端部には
、前記外部回路と接続した導体(図示省略)の一端がそ
れぞれ適宜に取り付けられている。
前記対向する電極7,8の周辺には、アーク領域から拡
散される金属蒸気を有効に捕捉して電極間の絶縁回復特
性を向上せしめるとともに真空インタラプタ1の耐電圧
特性を良好に維持し、かつ、真空インタラプタ1内の電
界分布を緩和する各種のシールドか配設されている。
すなわち、固定、可動リード9.10の内端部付近には
、各電極7,8方向に開口するとともに各電極7,8の
外径とほぼ同径に設けたキャップ状の電極シールド17
.18が、その底部をロー付などによって一体的に取り
付けられている。
各電極シールド17.18は、アーク駆動部11.15
のペダルの間を通って拡散される金属蒸気を捕捉するだ
めのもので、その開口端には、内側に屈曲しまたU字状
の開口屈曲部17 a 、18 aか形成されていると
ともに、各開口屈曲部17 a 、18 aは、アーク
駆動部11.15からある程度の距離を保持して離隔さ
れている。
また、各リード9,10には、固定側、可動側フランジ
5,6方向に開口したキャップ状の軸シールド19.2
0が、その底部を前記電極シールド17.18の底部と
当接されるとともにロー付などにより一体的に固着され
ている。
各軸シールド19.20は、固定リード9および゛ベロ
ーズ14がアーク領域から拡散される金属蒸気の付着に
よって汚損されるのを防止するためのもので、それぞれ
電極7,8とほぼ同径に設けられている。
前記電極7,8.電極シールド17.18および軸シー
ルド19.20の周囲には、電極7,8の外径より適宜
に大きく形成したほは゛円筒状の主シールド21が、そ
の外周中央部に設けたリング状の支持金具22を介して
前記連結フランジ4に支持されている。
主シールド21は、電極7,8間に発生するアーク領域
から拡散される金属蒸気の大部分を捕捉するためのもの
で、支持金具22を取り付けた筒部(本体部)21aの
中央を大径に形成し、かつ両端部21 bを中央部より
幾分小径に形成しであるとともに、両端部21 bを本
体部21 aより薄肉に形成して屈曲自在に設けること
によって本体部21aの肉厚を増大可能とし、本体部2
1 aの肉厚を後述する外シールドの肉厚の2倍程度に
設けである。
そして、薄肉に形成した両端部21 bを内側に屈曲し
たU字状に形成しである。
また、固定側、可動側フランジ5,6の内面には、前記
主シールド21の中央部とほぼ同径に形成した円筒状の
外シールド23.24が植設されている。
各外シールド23.24は、真空インタラプタ1内の電
界分布を緩和するためのもので、その端部を内側に屈曲
したU字状に形成しであるとともに前記主シールド21
の端部21 bから適宜に離隔して設けである。
なお、外シールド23.24の肉厚は、従来の肉厚と同
様に0゜3mm程度に設けであるものである。
また、上述した実施例においては、アーク領域に最もさ
らされる主シールド21の本体部21 aの肉厚のみ厚
くした場合について述べたが、電極シールド17.18
および軸シールド19.20の肉厚を厚くすることも容
易に行なえるものである。
以上の如く本考案は、真空インタラプタ内に1対の電極
を接離自在に設けるとともに端部をU字状に屈曲した各
種のシールドを配設してなるものにおいて、前記各種の
シールドのうち少なくとも前記1対の電極を囲繞するシ
ールドの筒部を厚肉に形成するとともに、このシールド
の端部を屈曲加工可能な薄肉に形成したものであるから
、金属蒸気の大部分を捕捉すべく電極を囲繞する主シー
ルドの熱容量を大きくすることによりその凝結係数を高
めることができ、アーク領域から拡散される金属蒸気を
有効に捕捉して電極間の絶縁回復特性を向上することが
できるとともに、真空インタラプタにおける絶縁筒の内
壁面に付着する金属蒸気を低減して耐電圧特性を長期間
に亙って良好に維持することができるなどの効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案に
係る真空しゃ断器の断面説明図である。 1・・・・・・真空インタラプタ、7,8・・・・・・
電極、9・・・・・・固定リード、10・・・・・・可
動リード、17.18・・・・・・電極シールド、19
.20・・・・・・軸シールド、21・・・・・・主シ
ールド、21a・・・・・・本体部、23.24・・・
・・・外シールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空インクラブタ内に1対の電極を接離自在に設けると
    ともに端部をU字状に屈曲した各種のシールドを配設し
    てなるものにおいて、前記各種のシールドのうち少なく
    とも前記1対の電極7,8を囲繞するシールド21の筒
    部21 aを厚肉に形成するとともに、このシールド2
    1の一端部21 bを屈曲加工可能な薄肉に形成したこ
    とを特徴とする真空しゃ断器。
JP17523478U 1978-12-18 1978-12-18 真空しや断器 Expired JPS5843155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17523478U JPS5843155Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 真空しや断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17523478U JPS5843155Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 真空しや断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5591026U JPS5591026U (ja) 1980-06-24
JPS5843155Y2 true JPS5843155Y2 (ja) 1983-09-29

Family

ID=29182604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17523478U Expired JPS5843155Y2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 真空しや断器

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JPS5591026U (ja) 1980-06-24

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