JPH024439Y2 - - Google Patents

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JPH024439Y2
JPH024439Y2 JP16956883U JP16956883U JPH024439Y2 JP H024439 Y2 JPH024439 Y2 JP H024439Y2 JP 16956883 U JP16956883 U JP 16956883U JP 16956883 U JP16956883 U JP 16956883U JP H024439 Y2 JPH024439 Y2 JP H024439Y2
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JP
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cathode
getter
envelope
shielding plate
opening
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JP16956883U
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、X線管の分野で利用される。
本考案は、X線管装置に関し、なお詳しくは、
外囲器と陰極部に支持されるゲツタとの相互配置
に関する。
(ロ) 従来技術 従来より、絶縁物外囲器として、例えば、ガラ
ス外囲器を用いた回転陽極型X線管装置は、第1
図と第2図とに例示される。ここで、1は陽極、
2は陰極、3は絶縁物外囲器、6aは集束電極、
6bはフイラメント部、7は集束電極部支持板、
8は配線接続部遮へい板、9は陰極部外筒、10
は配線材、11は外筒支持板、12はゲツタ部
材、13はゲツタ材遮へい板である。
このような従来例では、ゲツタ材がガラス外囲
器3の内面に付着すれば、その外囲器の耐電圧性
能が劣化するので、配線材10や支持部材も合わ
せて取り囲む陰極部外筒9を設け、その中にゲツ
タ部材12が支持されている。この場合、ゲツタ
部材12からのゲツタ材は、主にゲツタ材遮へい
板13によつて阻止され、陰極内部にのみ蒸着さ
れるようになつている。これでは、陽極の温度が
上昇して、ガスが発生すると、そのガスはゲツタ
材が付着している外筒内面9に容易にたどりつけ
ないため、吸着されず、耐電圧性能が劣化する。
他方、陰極を組み立てる際に、ゲツタ部材12
を取り囲んでいる外筒9にすきまができないよう
にするため、陰極部品の精度と共に、両者の組立
て精度も要求され、製作・組立てに煩わしさがあ
つた。
(ハ) 目的 本考案の目的は、前記事柄に関して、管内ガス
の吸着が確実に、また効率よく行なわれるように
ゲツタ部材が配置され、その際外囲器の耐電圧性
能が損なわれないようにした、X線管装置を提供
することである。
(ニ) 構成 前記の目的は、高電圧印加部の周回わりに絶縁
材を、輻射熱発生部の回わりに金属材を使用した
外囲器を具有して、陰極部の少くとも1部にゲツ
タ部材を配置し、その遮へい板として配線接続部
遮へい板又は陰極部外筒を利用して、そこにゲツ
タ材の少なくとも1つの案内開口部を設けて、そ
の開口部を介して金属外囲部内面にゲツタ材を蒸
着させることにより、達成できる。
(ホ) 実施例 本考案の好適な実施例は、第3図以下について
説明される。
第3図は回転陽極型X線管装置の1部切欠き断
面図であり、3aは陽極側絶縁物外囲器、3bは
陰極側絶縁物外囲器、4は金属部外囲器、5は開
口部である。両電極1,2aは絶縁物外囲器3
a,3bを介して絶縁され、これらは金属部外囲
器4に接続されている。
第4図は陰極2aの要部断面図である。ここで
8aは開口部を有する配線接続部遮へい板、10
aはゲツタ配線材、14はゲツタ材蒸着範囲を示
す。
この実施例では、ゲツタ部材12を集束電極6
a近傍に配置し、開口部を有する配線接続部遮へ
い板8aでおおい、金属部外囲器4に、領域14
の範囲でゲツタ材を蒸着させる。これにより、陰
極部外筒9をより小型化でき、またゲツタ材遮へ
い板13が不要となる。
第5図は、別の実施例を示す回転陽極型装置の
要部断面図である。ここでは、開口部を有する陰
極筒外筒9aがゲツタ部材12の遮へい板として
利用されている。14a及び14bはゲツタ材の
蒸着範囲を示す。この実施例では、複数の開口部
が設けられ、配線接続部遮へい板8には開口部が
ない。ここでは、8ケ所の円形開口が設定され、
図示では、そのうち2ケ所の開口よりゲツタ材
が、概略で蒸着範囲14a,14bに蒸着させ
る。なお、開口の位置と、ゲツタ部材の位置は、
この図の下方に存在する絶縁物外囲器にまでゲツ
タ材が到達しないように設計される。
(ヘ) 効果 本考案の効果は、次のように奏せられる。
(1) 陽極の温度上昇によりガスが発生した場合、
容易にガスが吸着される。
(2) 陰極内部にゲツタ材を蒸着できる表面積より
も、より広い表面積が金属部外囲器に設定可能
であり、吸着可能なガスの量を増やせる。
(3) 陰極内部にのみ、ゲツタ材を蒸着させる必要
がないので、陰極部を小型化できるため、耐電
圧性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の部分切欠き断面図、第2図は
その陰極部の要部断面図、第3図は、本考案の1
実施例を示した部分切欠き断面図、第4図はその
陰極部における要部断面図、第5図は他の実施例
を示した第4図同様図である。 3a,3bは絶縁物外囲器、4は金属部外囲
器、8aは開口部付き配線接続部遮へい板、9a
は開口部付き陰極部外筒、12はゲツタ部材、1
4はゲツタ材の蒸着設定域である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高電圧印加部の周回わりに絶縁材を、輻射熱発
    生部の回わりに金属材を使用した外囲器を具有し
    て、陰極部の少なくとも1部にゲツタ部材が配置
    され、その遮へい板として配線接続部遮へい板又
    は陰極部外筒を利用して、そこにゲツタ材の少な
    くとも1つの案内開口部を設けて、その開口部を
    介して金属外囲器内面にゲツタ材が蒸着されるよ
    うにしたことを特徴とする、X線管装置。
JP16956883U 1983-10-31 1983-10-31 X線管装置 Granted JPS6076864U (ja)

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JP16956883U JPS6076864U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 X線管装置

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JP16956883U JPS6076864U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 X線管装置

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JPS6076864U JPS6076864U (ja) 1985-05-29
JPH024439Y2 true JPH024439Y2 (ja) 1990-02-01

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JP16956883U Granted JPS6076864U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 X線管装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6570962B1 (en) * 2002-01-30 2003-05-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. X-ray tube envelope with integral corona shield

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JPS6076864U (ja) 1985-05-29

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