JPS5842467A - インク滴噴射装置に於ける覆蓋方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はインク滴噴射装置（二於ける覆蓋方法（１関す
る。

インクジェットプリンタの主要部を司どるインク滴噴射
装置は噴射形態の違いによって連続噴射型、間歇噴射型
、オンデマンド型等に分類されている。

断るインク滴噴射装置の共通の欠点として非印写動作時
区：於ける噴射孔の目詰まりが存在する。

この目詰まりを防止することを目的として従来から非印
写動作時の噴射孔を蓋体で覆蓋する方法が提案されてい
る。第１図は従来から提案されている蓋体を具えたイン
クジェットプリンタを示し。

１１）は特開昭５１−１０９７３８号公報に開示された
如き空気流をインク滴の噴射補助手段として用いるイン
ク滴噴射装置であって、電気信号に応答して湾曲振動す
る圧電振動板（２）と、該田型振動板（２）を長径端に
配したホーン形状の圧力増幅室（３）と。

該圧力増幅室（３）の小径端に振動自在に設けられた振
動子（４）と、１インクが満されたインク層（５）と、
該インク層（５）から開孔し微小なインク滴を噴射せし
める＠１の噴射孔（６）と、該第１の噴射孔（６）の前
方に配置された極めて薄い空気室（７）と、該空気室（
７）から外部に臨み上記第１の噴射孔（６）から噴射さ
れたインク滴を通過せしめる第２の噴射孔（８）と、か
ら構成されている。（９）は上記インク層＋５１１”−
インクを供給するインクタンク、　１０は、該インクタ
ンクＣ９１並びにインク滴噴射装蓋【１）の空気室＋７
１に空気流を付加するエアポンプ、（１１１はインク滴
噴射装置（１）が非印写動作時位置するホームポジショ
ン５：前後方向に可動自在に設けられた蓋体で、その前
面にはゴム等から成る弾性体０が配置されている。尚イ
ンク滴噴射装［１１１の振動子（４）には該振動子（４
）の振動動作に悪影響を与えず圧力増幅室（３）とイン
ク層１５）とのインク圧の平衡を保持すべくピンホール
ａ３が穿たれている。

上記インク滴噴射装置（１１のインク滴噴射動作を簡単
に説明する。圧電振動板（２）に電気信号が印カロ増幅
室（３）のホーン形状佇相俟って圧力増幅され振動子（
４）に伝播せしめられて該振動子ｒ４）を大きく撓ませ
る。従って、振動子（４）の急激な圧力変化を受けたイ
ンク層（５）のインクは第１の噴射孔（６）から押し出
されインク滴となる。そしてこのインク滴は空気室Ｉ”
ｌ）にエアポンプ叫から付加された空気流によって包ま
れるようにして同軸上の第２の噴射孔１８）を介して吐
出される。このように第２の噴射孔（８１から吐出され
たインク滴は最終的には対向箇所のドラムによって回転
走査せしめられている記録媒体に付着して文字０図形等
の画像を印写する。

１述のθロ皐印写動作終了後インク滴噴射装置（１）は
ホームポジションに復帰し、第２の噴射孔（８）は蓋体
（ＩＩ＋の弾性体０りと対向する。そして、＠１の噴射
孔（６）のインクの乾燥を主因とする目詰まりを防止す
ることを目的として・第２の噴射孔（８）を覆蓋丁べく
蓋体圓を電磁ソレノイド等適当な手段でＯ１方Ｃ矢印方
向）Ｃ二移動せしめる。この様Ｃ１，て。

蓋体ｆｉｌｌの弾性体０はインク滴噴射装置ｆｉ＋の空
気室（７）の壁面を構成才る１Ｊ面板Ｉと当接し第２図
に示す如＜！２の噴射孔（８）の覆蓋を完了する。

ところがｆＡ２図に於いて破線で示す如く蓋体ＯＤの押
圧力が強くなると、１ＴｉＪ面板Ｉが後方に撓む現象が
発生下る。これは通常前面板（１４１の厚みが第２の噴
射孔（８）を開孔する際、上記前面板α４の厚みより小
径にすることが非常に難しく数１００ミクロン程度の薄
膜であることに起因する。

然し乍ら、第２図破線で示した如く前面板ａ４が唯単に
弾性変形領域で後方に撓む場合は殆んど問題とならない
が、第３図のように蓋体αＢの弾性体０ｚの対向面０裏
が曲面板１１４）と平行せず、−上記対向面〔１２が前
面板ａ滲と１点に於いて点接触すると第２の噴射孔（８
）を覆蓋するに至らなくなる。更にこの状態で押子を続
けると、この押田力は１点に集中的にｔＪＯわＩ］破線
で示す如くその部分のみが変形才ろことになり、遂には
弾性変形領域から離脱し塑性変形領域に移ることになる
うこの様に前１１ｉ　＄Ｗ　１４）　／７１一部が塑性
変形すると、空気室（７）内を外周から第２の噴射孔ｔ
Ｓ＋を二向って流れている空気流が乱流となり、該空気
流に包まれろようにして吐出されるインク滴の噴射方向
も乱れてしま）う また、業体αＤの対向面ａｉが第２図の如く前面板ａ４
と侶行していたとしても、蓋体ｆ１１）の押圧によりイ
ンク滴噴射装置１ｉｉ１１１に衝撃力が加えられろと、
該衝撃力により第１の噴射孔（６）のインク界面がイン
ク層（５）側に後退し気泡としてインク層（５）に浸入
することがある。この気泡はインク滴噴射動作時に於い
てインク＄　１５１内の子方と昇を吸収する為に。

インク滴が噴射されず特に微小な圧力変化でインク滴を
噴射せしめるオンデマンド型のインク滴噴射装置には致
命的欠陥となる。

本発明は断る点に鑑みて為されたものであって以下Ｃ：
第４図並びに第５図を参照１．て本発明の一実施倒（二
つき詳述する。

第４図は本発明方法を模式的に説明する為の断面図で、
従来例の第１図と対応し同じものについて１１同番号が
ｌ；ｊ　してあり−ここでの説明を割愛する。、即ち１
本発明の特徴は第２の噴射孔（８）をｆ蓋Ｔる鎖体０９
にある。斯ろ蓋体ＯＦ３は、漏斗状の枠体ＱＧと、該枠
体００の大径側開口端を閉塞する如く設けられたゴム等
弾性体かｒ）成ろ可焼性弁膜ａりと、を具え、小径側開
口端（：はエアポンプ００から延出した空気流供給管帥
が摺続されている。そして、上記空気流供給管（至）Ｏ
）枠体ｑｅ近傍（＝は電磁弁等から成る弁部材（１９が
挿入されている。上配瀦体（至）はホームポジションに
於いて非印写動作時インク滴噴射装置（１）の第２の１
賞射孔（８）と可焼性弁膜ａηとが僅小間隙を隔てて対
向する如く設けられ℃いる。

而して第５因を用いて覆濫方法を説明する。インク滴噴
射装置Ｉｌｌは印写終了後ホームポジションに復帰し上
述の如＜＠２の噴射孔＋８）と可撓性弁嘆ａ力とが僅小
聞隙を隔てて対向する。この状顛で弁部材０９を開きエ
アポンプ００からの空気流を蓋体０５の枠体０１並びに
可焼性弁膜０７＋で規定される空間−に導く。すると、
該空間（イ）内の子方は序々に上昇し＠５図に於いて破
線で示す可焼性弁膜ａηは実線の位置まで突出変形する
。即ち、可視性弁＠ａηは後方の空間（イ）の空気圧に
比例して序々に突出変形し衝撃を与えることなく、第２
の噴射孔＋８１を確実に覆蓋する。この様１ニして＠２
の噴射孔（８）が可焼性弁膜０ηによって覆蓋されると
、弁部材０９を閉じエアポンプ００からの空気流の付加
を停止する。

また必要とあれば上記蓋体（社）の枠体α引二空間翰内
の空気圧な所足値以下直二保持する安全弁を設は可焼性
弁膜０ηが前面板ａ４を変形するのを防止しても良い。

尚１以上の説明に於いては印写動作時、インク滴噴射の
高速化及び安定化等を目的として従来から用いられてい
るエアポンプ（１０を非印写動作時有効に利用すること
によって可焼性弁膜ａ７＋を突出変形せしめており、従
来装置を大幅に設計変更する必要もない。

更に、可焼性弁膜ａηを突出変形せしめる加圧手段はエ
アポンプ００からの空気流に限らず、空間翰内０）空気
をピストン等によって序々に圧縮しても良；ぐ、また水
、インク等の液体を注入し加圧することも考えられる。

この場合、連続噴射型のインク滴噴射装置１：あっては
通常インク系ｉニポンプを具えており、斯るポンプを利
用して液体を加圧すれば良い。

また本発明によれば第２の噴射孔（８）を覆蓋していた
が空気室のが存在しないインク滴噴射装置（１）にあっ
ては第１の噴射孔（６）を覆蓋することは言うに及ばな
い。

尚、本発明はオンデマンド型のインク滴噴射装置１１＋
ｃ有益であるばかりか、特に噴射孔を複数個具えたイン
ク滴噴射装置に於いて上記慎数個の噴射孔を均一に覆蓋
することが可能となる、一方１本願出願人は！１噴射孔
（６）の前方に空気室（イ）を具えたインク滴噴射装置
（１１の目詰まり防止方法について特願昭５６−１０５
９６０号等として既に出願するに及んでいろ。斯る目詰
まり防止方法によると、非印写動作時上記空気室（７）
にインクを供給することにより第１の噴射孔（８）をイ
ンクで覆い該第１の噴射孔（６）の目詰まりを防止して
いる。この空気室（７）のインクの充填は、第２の噴射
孔（８）を覆蓋した状態でインクタンクＣ９１を空気流
により′１ＪｌｌＩ圧すると同時に、圧電振動板（２）
を連続振動せしめることによって第１の噴射孔（６）か
ら流れ出すインクによって行なわれる。従って第２の噴
射孔１８１の覆蓋状態が確実でないと上記第２の噴射孔
（８）からインク充填時にインクが漏れることがあった
つところが本発明Ｃ二よれば＠２の噴射孔（８）は可焼
性弁膜ａηによって確実に覆蓋されるので上記インクの
漏れは発生せず、極めて有用である。

本発明は以上の説明から明らかな如く、インク滴噴射装
置の噴射孔は非印写動ｆ’ｆ時、後方から序々に突出変
形する可焼性弁膜によってｆｉｔ蓋されるので、インク
滴噴射装置は変形することなくまた衝撃を受けることな
く噴射孔は確実に覆蓋状態となＩ風乾燥を主因とする目
詰まりを防止才ろことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例は模式的に示−Ｃ断面図、第２図及び第
３図は（２・を来例の覆瀦状軸を状■別に示す要部拡大
断面図、第４図は本発明方法を模式的に示す断面図、４
ｇ５図は本発明方法のｔＵ蓋状ｇな示す要部拡大断面図
、を夫々示している。 Ｉｌｌ・・・インク滴噴射装置、（２）・・・圧電振動
板、（６）・・・第１の噴射孔、１８）・・・第２の噴
射孔、＋９）・・・インクタンク％１０・・・エアポン
プ、印・・・蓋体、ｑ乃・・・可焼性弁膜６ 出願人三洋電鏝株式会社、／′−・１、第１図 第２図　　　　　　　　　　　第８図 第４図 第５０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ＋１１　　少なくとも可焼性弁膜を前曲【１具えた蓋体
   を、非印写動作時インク滴噴射装置の噴射孔と僅小聞隙
   を隔てて対向せしめると共に、上記可焼性弁膜を後方か
   ら序々に加圧し前方に突出変形せしめろことによってｔ
   記噴射孔を該可焼性弁膜で覆蓋才ることを特徴としたイ
   ンク滴噴射装置に於ける覆蓋方法。