JP3376638B2 - インクジェット記録装置、及びインクタンク - Google Patents

インクジェット記録装置、及びインクタンク

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JP3376638B2
JP3376638B2 JP10793893A JP10793893A JP3376638B2 JP 3376638 B2 JP3376638 B2 JP 3376638B2 JP 10793893 A JP10793893 A JP 10793893A JP 10793893 A JP10793893 A JP 10793893A JP 3376638 B2 JP3376638 B2 JP 3376638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置にする。
【0002】
【従来の技術】図4乃至図6を用いて従来技術を説明す
る。
【0003】図4は、鋭利な針状のインク取り入れ口を
使用し、相対するインクタンクの供給口がゴムキャップ
となっている例である。1はインクタンクであり内部に
インクを充填したインクパック2を有している。インク
パック2のインク供給口3はゴムで形成されている。イ
ンク取り入れ口4は先端が鋭利な針であり針の側面には
インクを取り入れるための穴を有している。矢印の方
向に人意的に押し込まれたインクタンク1のインク供給
口3を、インク取り入れ口1が突き破りインクパック2
内のインクに到達する。5はインクタンク1の有無を検
出するセンサーでありインクタンク1がセットされた事
を感知すると、プリンタのコントロール基板に信号を送
る。その信号を受けてポンプが作動しインクパック2内
のインクが矢印の方向に吸い出されヘッド機構へと供
給される。この方式では、鋭利な針状のインク取り入れ
口4から安全を確保するためシャッター機構6を設けな
ければならない。又、鋭利な針状のインク取り入れ口4
により突き破られたインク供給口3の脱落した一部がイ
ンクに混じってしまうためヘッド内のノズル目詰まりの
原因ともなってしまっていた。インク内のゴミを除去す
るため、インク経路の途中にフィルター7を設けてい
た。シャッター機構6やフィルター7を設けているため
非常に高価なプリンタとなってしまっていた。さらにイ
ンクタンク1は数回着脱をおっこなうとインク供給口3
の穴が徐々に広がってしまいインク漏れの原因にもなっ
ていた。
【0004】図5は別のインク供給装置の例であり、図
6は、図5におけるB部の拡大図である。インクタンク
8から出たインクはフィルター9の穴を通って矢印の
方向に吸い出され針状のインク取り入れ口10の穴より
インクを吸い込む(矢印)。インク漏れ防止のOリン
グが設けられているがインクタンク8を取り外したとき
のパッキン効果が無くなるため、インクタンク8を取り
外したときエリア11内に取り残されたインクが自重で
落下し易くプリンタ内を汚し易かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる問題を
解決し、主に繰り返し脱着されるインクタンクを有する
インクジェットプリンタに於いて、インク漏れのないイ
ンク供給装置を実現する事である。さらに、鋭利な部材
を必要としないため操作する上での安全性が高く、又、
シャッター機構やフィルターが不要な事から安価なプリ
ンタを供する事が出来るというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、記録媒体に記録像を形成するためのインク
を吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェッ
トヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクとを
有するインクジェット記録装置において、前記インクタ
ンクのインク供給口を構成する開閉可能な複数の孔を有
する弾性部材と、前記インクタンクのインクを前記ヘッ
ドに供給可能にするように、前記弾性部材の表面と密着
して前記弾性部材の開閉可能な複数の孔を拡開する当接
面を有するインク取り入れ口とを備えたことを特徴とす
るインクジェット記録装置。また、前記インク取り入れ
口の前記弾性部材との当接面は、半球面状に形成されて
いることを特徴とする。本発明のインクタンクは、記録
媒体に記録像を形成するためのインクを吐出するインク
ジェットヘッドへ供給するインクを保持するインクタン
クであって、前記インクタンクは、前記インクジェット
ヘッドにインクを供給するインク取り入れ口の当接面と
表面が当接することにより拡開する複数の開閉可能な孔
を有する弾性部材を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明による構成のインク供給装置によると、
インクタンクを装着した時点で半球面状に形成されたイ
ンク取り入れ口が係合するインクタンクのインク供給口
を加圧し弾性体で形成されているためインク取り入れ口
の形状に沿う形で拡張するそれに従ってインク供給口の
通常閉じている孔が開きインクの通過できる通路とな
る。一方、インクタンクを外す段階ではインクタンクの
インク供給口がインク取り入れ口より離れるに従って、
インク供給口がインク取り入れ口と密着状態でありなが
孔が閉じて行くため、インク供給口とインク取り入れ口
との間にインクを残さないインクタンク構造が可能とな
る。さらに、インク取り入れ口をなだらかな半球面状態
に形成した事によりインク供給口に機械的ダメージを与
える事がないため安全性が高く、繰り返し着脱強度も強
くする事が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1は本発明に於けるインク供給装置の断
面図であり、図2、3は図1におけるA部の拡大図であ
る。13はインクタンクであり内部に海綿体14が入っ
ている海綿体14にはインクが充填されている。インク
はインクタンク13のインク供給口25とインク取り入
れ口15を介して細い流路を通り矢印の方向に流れヘ
ッド15に通じる。ヘッド15はオペレーターの意図す
る情報を、インク粒により記録媒体23上に形成するも
のである。16はキャップであり定期的或いは、印字停
止時にへッド15の面をキャップしインク増粘よるドッ
ト抜けを防止している機構である。増粘したインクはポ
ンプ19によりヘッド15より吸い出される。ポンプ1
9にはチューブ18をしごくコロ20があり矢印の方
へとインクを絞り出している排出されたインクは廃液パ
ック22内のインク吸収体21に吸収され保持される。
バルブ17は必要以上にヘッド15からインクを吸い取
る事を防止するためポンプ19により負圧となったキャ
ップ16内16aを大気状態に戻す働きをする。
【0010】次にA部拡大図において、13はインクタ
ンクである。インクタンク13の底面には孔が開いてお
りその孔を塞ぐようにインク供給口25が配置されてい
る。インク供給口25の端面を固定するため固定部材2
4がインクタンク13に溶着されている。この固定部材
24はインクタンク13内にある海綿体14からの圧力
によりインク供給口25が下側に変形を起こし、インク
供給口25の普段塞がっている孔を広げてしまいインク
が漏れる事も防止している。
【0011】インク取り入れ口15はヘッド15の一部
である。インク取り入れ口15にはインクを取り入れる
孔15bがある。その孔を塞ぐようにキャップB26が
かぶさっている。キャップB26の表面には多数の微細
な孔を開け、半球形状に形成させている。さらにインク
取り入れ口15の一部には突起15aがある。これは、
インクタンク13の一部にあるくぼみ13aと嵌合しイ
ンクタンク13とヘッド15とをつなぎ止めると同時に
インクタンク13をセットしたときのクリック感を作っ
ている。
【0012】図3に示す様に、インクタンク13をヘッ
ド15にセットすると、インク取り入れ口15のC面が
インク供給口25の中央部分(図中D)を加圧してゆ
く。一定量変形させるとE部で度当たりし、インクタン
ク13aと突起15aとが嵌合する。その段階でインク
供給口25のD面は左右に引っ張られる。材料上には予
め無数の孔が設けられているが弾性力により孔は閉じら
れている。変形させる事でインク供給口25の孔が拡大
される。キャップB26の微細な孔と合致したところで
インクの通路となる。インク供給口25は弾性部材のた
めキャップB26の表面に密着しシールの役目も果たす
ためインク漏れが発生しない。インクタンク13を外す
ときには徐々にインク供給口25の変形が復帰し、孔が
収縮していきインクの供給を止めインクタンク13とヘ
ッド15は分離状態となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインクジ
ェット記録装置は、記録媒体に記録像を形成するための
インクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インク
ジェットヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタン
クとを有するインクジェット記録装置において、前記イ
ンクタンクのインク供給口を構成する開閉可能な複数の
孔を有する弾性部材と、前記インクタンクのインクを前
記ヘッドに供給可能にするように、前記弾性部材の表面
と密着して前記弾性部材の開閉可能な複数の孔を拡開す
る当接面を有するインク取り入れ口とを備えたことを特
徴とする。また本発明のインクタンクは、記録媒体に記
録像を形成するためのインクを吐出するインクジェット
ヘッドへ供給するインクを保持するインクタンクであっ
て、前記インクタンクは、前記インクジェットヘッドに
インクを供給するインク取り入れ口の当接面と表面が当
接することにより拡開する開閉可能な複数の孔を有する
弾性部材を備えたことを特徴にする。上記構成により、
インクタンクのインク供給口を構成する弾性部材とイン
ク取り入れ口の当接面が当接したときのみインク供給口
を構成する弾性部材に形成された複数の孔が拡開してイ
ンク流路を形成するため、インクタンクをインク取り入
れ口から切り離したときインク漏れを防止することがで
きる。さらに、弾性部材の表面とインク取り入れ口の当
接面が当接する構成であることにより、弾性部材の弾性
効果によりヘッド側のインク取り入れ口の形状にあわせ
て弾性変形し、弾性部材とインク取り入れ口との密着効
果が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインク供給装置の断面図。
【図2】 図1におけるインクタンクセット前のA部の
拡大図。
【図3】 図1におけるインクタンクセット時のA部の
拡大図。
【図4】 従来に於けるインク供給装置の断面図。
【図5】 従来に於けるインク供給装置の断面図。
【図6】 図5の従来に於けるインク供給装置のB部の
拡大図。
【符号の説明】
1 インクタンク 2 インクパック 3 インク供給口 4 インク取り入れ口 5 センサー 6 シャッター機構 7 フィルター 8 インクタンク 9 フィルター 10 インク取り入れ口 11 エリア 12 Oリング 13 インクタンク 13a くぼみ 14 海綿体 15 ヘッド 15a 突起 15b 孔 16 キャップ 17 エリア 18 チューブ 19 ポンプ 20 コロ 21 吸収体 22 廃液パック 23 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録像を形成するためのイン
    クを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェ
    ットヘッドへ供給するインクを貯蔵するインクタンクと
    を有するインクジェット記録装置において、 前記インクタンクのインク供給口を構成する開閉可能な
    複数の孔を有する弾性部材と、 前記インクタンクのインクを前記ヘッドに供給可能にす
    るように、前記弾性部材の表面と密着して前記弾性部材
    の開閉可能な複数の孔を拡開する当接面を有するインク
    取り入れ口とを備えたことを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク取り入れ口の前記弾性部材と
    の当接面は、半球面状に形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に記録像を形成するためのイン
    クを吐出するインクジェットヘッドへ供給するインクを
    保持するインクタンクであって、 前記インクタンクは、前記インクジェットヘッドにイン
    クを供給するインク取り入れ口の当接面と表面が当接す
    ることにより拡開する開閉可能な複数の孔を有する弾性
    部材を備えたことを特徴とするインクタンク。
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JPH06316082A JPH06316082A (ja) 1994-11-15
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JP3374209B2 (ja) 1994-11-18 2003-02-04 セイコーエプソン株式会社 インクジェットプリンタ用インク供給装置

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