JPH058400A - インクジエツト記録装置 - Google Patents

インクジエツト記録装置

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JPH058400A
JPH058400A JP19246291A JP19246291A JPH058400A JP H058400 A JPH058400 A JP H058400A JP 19246291 A JP19246291 A JP 19246291A JP 19246291 A JP19246291 A JP 19246291A JP H058400 A JPH058400 A JP H058400A
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JP
Japan
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ink
head
cap
ink supply
recording apparatus
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JP19246291A
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Shuzo Matsumoto
修三 松本
Kozo Sudo
浩三 須藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッド吐出口部からのインクだれやヘッド吐
出口部内への空気の浸入を防止する。 【構成】 ヘッドキャップ29は、印字ヘッド部のイン
ク滴吐出口部16に着脱自在に密着し、該インク滴吐出
口部16を密閉する。メインインクタンク21からのイ
ンクは、インク供給ポンプ25によりインク供給口14
を介してサブインクタンク12に供給される。ヘッドキ
ャップ29とインク供給系とは連通管によって連通され
る。このことによりキャップ内とヘッド吐出口部とで温
度変化等による圧力差が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、インクジェット記録装置に関
し、より詳細には、ヘッドキャップによるキャッピング
手段を有するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来技術】インクジェット記録装置におけるキャッピ
ング手段の機能としては、ヘッドキャップにより非印写
時にインク滴吐出部を密閉し、該ヘッドキャップ内を一
定の湿度状態を維持することで、インク滴吐出口内の乾
燥を防止することがあげられる。このため、前記ヘッド
キャップ内の空気は高湿度状態で密閉されているが、完
全密閉における場合、キャッピング動作開始の初期密閉
の状態に対して温度変化があると、該ヘッドキャップ内
の空気は収縮あるいは膨張する。そのためこの空気の収
縮あるいは膨張にともない、インク滴吐出口部内のイン
クは、外方へのインクだれや吐出口部内への空気の浸入
が生じる。したがって、この点を防止するためには、ヘ
ッドキャップ内は必要最小限の大気開放状態とすること
が必要である。しかし、大気開放状態を与えることは、
前述の乾燥防止機能が低下することになり、この2つは
相反することになる。
【0003】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、ヘッド吐出部からのインクだれやヘッド吐出部
内への空気の浸入を防ぐようにしたインクジェット記録
装置を提供することを目的としてなされたものである。
【0004】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
印字ヘッド部のインク滴吐出口部に着脱自在に密着し、
非印写時にヘッドキャップにより該インク滴吐出口部を
密閉するキャッピング手段を有するインクジェット記録
装置において、前記印字ヘッド部にインク供給するイン
ク供給手段とキャップとが連通管によって接続され、該
連通管内を空気状態とするようにして前記キャッピング
手段の実行時に連通すること、更には、(2)前記キャ
ップに接続する連通管がインク供給系におけるサブタン
ク部に配置した空気溜部によって連通すること、更に
は、(3)前記キャップに接続する連通管がインク供給
系におけるメインタンク部に配置した空気溜部によって
連通すること、或いは、(4)印字ヘッド部のインク滴
吐出部に着脱自在に密着し、非印写時に複数のヘッドキ
ャップにより該インク滴吐出部を密閉するキャッピング
手段を有するインクジェット記録装置において、前記複
数のヘッドキャップより連通する連通管が互いに接続さ
れているとともに共通の大気開放孔を有し、キャッピン
グ手段の実行時に前記複数のヘッドキャップ内は前記大
気開放孔のみで大気と連通することを特徴としたもので
ある。以下、本発明の実施例に基づいて説明する。
【0005】まず、図4は、本発明が適用されるインク
ジェット記録装置の一実施例を説明するための構成図
で、図中、1はヘッドキャリッジ、2はインク供給ユニ
ット(メインインクタンク)、3は記録紙、4は紙送り
ローラ、4a,4bは紙ガイド、5a,5bはキャリッジ
ガイド棒、6はモータプーリ、7はキャリッジ駆動モー
タ、8はキャリッジ駆動ヘッドである。キャリッジ駆動
モータ7にてヘッドキャリッジ1を矢印A方向に往復駆
動させるとともに、記録紙3を矢印B方向に搬送し、ヘ
ッドキャリッジ1の走査中に該ヘッドキャリッジ1に搭
載されたノズルよりインク滴を飛翔させて記録紙3上に
印字を行うものである。上述のごときインクジェット記
録装置においては、インクの噴射を精度よく行なうため
に、記録ヘッド内のインク流路内に気泡が混入すること
を防止するようにしなければならない。また、ノズル内
のインクの乾燥や紙粉等により、インク内に固化物を生
じ、ノズルの目詰りを生じさせるおそれがあり、これら
の不純物の除去あるいは発生を防止する必要がある。
【0006】図1(a),(b)は、本発明によるイン
クジェット記録装置を構成するヘッドキャリッジとイン
ク供給ユニットの一実施例を説明するための構成図で、
図中、10はキャリッジ基台、11は印字ヘッド部、1
2はサブインクタンク、13はインク保持部、14はイ
ンク供給口、15は大気開放口、16はインク滴吐出口
部、17はフィルタ、20はインクカートリッジ、21
はメインインクタンク、22は廃液溜、23,24は大
気連通孔、25はインク供給ポンプ、26はインク排出
ポンプ、27はインク供給接続部、28は大気開放接続
部、29はヘッドキャップ、30はバルブ機構、31は
切換弁である。なお、図(a)と図(b)とのちがい
は、図(b)にはバルブ機構30とヘッドキャップ29
とに連通管が設けられていない点である。
【0007】図1においては、ヘッドキャリッジ1がイ
ンク供給ユニット2の位置に移動した状態を示す。この
構成においては、キャリッジ駆動モータ7の駆動によっ
てヘッドキャリッジ1は矢印A方向に往復走査され、該
ヘッドキャリッジ1に配設されている印字ヘッド部11
より記録紙に向けて記録画像信号に応じてインク滴を吐
出し、記録を行なう。このとき吐出したインク滴相当の
インクの供給はサブインクタンク12よりすみやかに行
なわれる。サブインクタンク12内のインク量が規定量
以下となると(インク残量センサ、印字または紙送りカ
ウンター等により設定)、インク供給ユニット2の動作
によりインクカートリッジ20のメインインクタンク2
1よりヘッドキャリッジ1のサブインクタンク12への
インク供給がおこなわれる。このインクの供給はヘッド
キャリッジ1がインク供給ユニット2が配置されている
インク供給位置に移動して実行される。インク供給ユニ
ット2は、メインインクタンク21及び廃液溜22を保
持したインクカートリッジ20、インク供給ポンプ2
5、インク排出ポンプ26、ヘッドキャップ29、イン
ク供給接続部27、大気開放接続部28、バルブ機構3
0、切換弁31等より構成されている。
【0008】メインインクタンク21はインクカートリ
ッジ20のケースを使用し、その一部に大気連通孔24
を有する構造としたり、メインインクタンク21内に多
孔質体を配設したり、或いは、インク袋を使用して該イ
ンク袋の中にインクを保有するようにしてもよい。廃液
溜22は、例えば、インク吸収体を使用しており、イン
ク供給ポンプ25、インク排出ポンプ26は、チュービ
ングポンプ、ピストンポンプ、ダイアフラムポンプ等が
使用できる。ヘッドキャップ29、インク供給接続部2
7、大気開放接続部28は、それぞれシリコンゴム等の
軟性ゴムで形成され、バネ部材(図示せず)等により、
印字ヘッド11、サブインクタンク12へ押圧され、必
要に応じてソレノイド等により離間することができる。
なお、電源OFF時は、ヘッドキャリッジ1はインク供
給位置にあって、ヘッドキャップ29、インク供給接続
部27、大気開放接続部28等はヘッドキャリッジ1に
押圧されている。
【0009】一方、ヘッドキャリッジ1はキャリッジ基
台10、印字ヘッド部11、サブインクタンク12より
構成されている。キャリッジ基台10は、キャリッジガ
イド棒5a,5bをスライドして、ヘッドキャリッジ1
をキャリッジ駆動モータ7の駆動により往復走査させ
る。印字ヘッド部11はノズルを有し、通常は印字駆動
ユニットが複数個配置されたマルチ構成となっている。
サブインクタンク12は、インク溜部内に、例えば、多
孔質体によりなるインク保持部13を有する構造とした
り、後述する図2に示すように、フィルム体32(フィ
ルム体32は変形して、インク溜の容積を変化させる)
を配設し、該フィルム体32によってインクを保有する
ようにする。
【0010】前記インク保持部13はヘッドキャリッジ
1の移動走査により、サブインクタンク12内で発生す
るインク部(供給インク)の圧力変動を防止することが
できる。該サブインクタンク12には、さらに、印字ヘ
ッド部11側へのインクを供給する排出口部にフィルタ
17が設置されている。また、インク供給口14、大気
開放口15はインク供給接続部27、大気開放接続部2
8と対応するようにテーパー状となっている。なお、イ
ンク供給口14部内に逆止弁機能を設けてもよい(図示
せず)。
【0011】次に、以上の構成におけるインクの供給に
ついて説明する。ヘッドキャリッジ1がインク供給位置
に移動完了したことをセンサ(図示せず)が検出する
と、ヘッドキャップ29、インク供給接続部27、大気
開放接続部28を移動させるソレノイドの動作がOFF
となり、バネ部材の働きにより、それぞれヘッドキャリ
ッジ1側のノズル16、インク供給口14、大気開放口
15へ押圧され、インク供給系路が接続される(この押
圧動作によってインク供給口14に設置した弁機能が開
くようにしてもよい)。インク供給系路が接続される
と、インク供給ポンプ25が動作し、メインインクタン
ク21内のインクを一定量、あるいはサブインクタング
12に設けられたセンサが満杯になったことを検出する
まで供給する。このとき、バルブ機構31はメインイン
クタンク21とインク供給ポンプ25間で開き、大気側
で閉となり、バルブ機構30は廃液溜22側に開となっ
ている。供給されたインクは、インク保持部13又はフ
ィルム体32に保持される。また、このとき一部のイン
クは大気開放口15と大気開放接続部28を介してオー
バーフローし、廃液溜22に廃棄されてもよい。インク
の供給が終わるとインク供給ポンプ25の動作が停止す
る。
【0012】図2(a),(b)は、本発明によるイン
クジェット記録装置を構成するヘッドキャリッジとイン
ク供給ユニットの他の実施例を説明するための構成図
で、図中、32はフィルム体、33,34はチューブ
で、その他、図1と同じ作用をする部分は同一の符号を
付してある。なお、図(a)と図(b)のちがいは、図
(b)にはバルブ機構30とキャップ29とに連通管が
設けられていない点である。この実施例は、供給接続部
を、チューブ33,34を用いて常時接続するようにし
たもので、機能、動作は、図1に示した実施例と同様で
ある。しかし、この実施例によると、ヘッドキャリッジ
1はインク供給位置に移動する必要がなく、即時にイン
クを供給することができる。
【0013】次に、インク供給系路内における気泡、異
物等の除去について説明する。今、気泡、異物の除去動
作の実行指令が出されると、インク供給時と同様、ヘッ
ドキャリッジ1がインク供給位置に移動し、所定位置に
移動したことがセンサによって検出されると、ヘッドキ
ャップ29、インク供給接続部27、大気開放接続部2
8が順次ヘッドキャリッジ1側に押され(ただし、図2
に示した実施例の場合はヘッドキャップ29のみ)、イ
ンク供給、排出系路が完成されるとともに、ヘッドキャ
ップ29の押圧により印字ヘッドのインク滴吐出部が密
閉される。斯様にして、インク供給系路が接続される
と、バルブ機構30,31が作動して、バルブ30が
閉、バルブ31が大気側で閉となり、インク供給ポンプ
25、インク排出(吸引)ポンプ26が作動する。ただ
し、この時、望ましくは、インク排出ポンプ26が動作
を開始した後に、インク供給ポンプ25の動作を開始す
るようにし、これによって、インク滴吐出口(ノズル)
16から排出したインクがヘッドキャップ29から洩れ
ることなく、廃液溜22に吸収される。
【0014】インク供給ポンプ25、インク排出ポンプ
26が動作すると、インクには、インク供給ポンプ25
による正圧分と、インク排出ポンプ26による負圧分と
の圧力差分が与えられるので、ヘッド部の耐圧は、イン
ク供給ポンプ25単独によって必要圧力差を得る場合に
比べて、強度的に弱くてもよく、これによりインク流に
よる動圧が十分に得られ、気泡、異物の除去が可能とな
る。気泡、異物の排出に十分なように設定された一定時
間、または一定のインク流出量の検出がされると、除去
動作の終了が指令され、インク供給ポンプ25の動作が
停止し、バルブ31が切換えられ、大気側が開、メイン
インクタンク25側が閉となる。
【0015】これによって、インク滴吐出口16からの
インクの排出は、インク排出ポンプ26による吸引のみ
となる。この吸引動作終了後に、ヘッドキャップ29、
インク供給接続部27、大気開放接続部28のヘッドキ
ャリッジ1からの難問動作が行われ(ただし、図2に示
した実施例においてはヘッドキャップ29のみ)、更
に、ヘッドキャップ29内の排インクがインク排出ポン
プ26によって吸引排出された後に、該インク排出ポン
プ26の動作を停止して一連の気泡及び異物除去動作が
終了する。なお、この一連の動作停止のタイミングは、
インク滴吐出口16から排出され、ヘッドキャップ29
内に溜まったインクを、確実にインク排出ポンプ26内
に吸収させるので、印字ヘッド廻りおよび記録装置をイ
ンクによって汚すことを防ぐことができて非常に有用で
ある。
【0016】印字ヘッド部は印字停止時あるいは電源O
FF時は、キャッピング手段によるキャップ動作をおこ
なう。ヘッドキャリッジ1がインク供給位置に移動完了
したことをセンサ(図示せず)が検出すると、ヘッドキ
ャップ29、インク供給接続部27、大気開放接続部2
8を移動させるソレノイドノ動作がOFFとなり、バネ
部材の働きにより、それぞれヘッドキャリッジ1側のノ
ズル16、インク供給口14、大気開放口15へ押圧さ
れ、インク供給系路が接続される。このときキャップ部
に連通する連通管は、バルブ機構30、大気開放接続部
28、大気開放口15を介してサブタンクと連通してい
る(バルブ機構30は廃液溜22側で閉で、ヘッドキャ
ップ29、大気開放接続部28側が開である)。また、
図2では、同様にして、キャップ部に連通する連通管は
バルブ機構30、チューブ33,34を介してサブタン
グ部に連通している(チューブ33はサブタンク部分の
空気溜部である)。
【0017】図3は、本発明のインクジェット記録装置
を構成するヘッドキャリッジとインク供給ユニットの更
に他の実施例を説明するための構成図で、図中、35は
バルブ、36は連通管で、その他、図2と同じ作用をす
る部分は同一の符号を付してある。図3は、キャップ部
に連通する連通管36、バルブ35を介してメインイン
クタンクの空気溜部に連通している。このとき、インク
排出ポンプ26内では、廃液溜22側で閉状態となるよ
うな実質的なバルブ動作をしている。
【0018】以上のように、キャッピング手段の実行
時、印字ヘッド部に関しては、キャップ部とインク供給
系部が連通しているので、インク滴吐出口部に関して、
環境温度の変化によって圧力バランスがくずれることが
ない。また、キャピングの系としては、大気開放状態と
なっていないので乾燥防止が有効に機能する。図5
(a),(b)は、キャップの構成図で、図中、29a
は枠体、29bはインク排出ポンプとの接続口、29c
は供給系側との連通用の接続口、29dは湿潤保持用の
吸収体である。
【0019】図6、図7は、本発明のインクジェット記
録装置を構成するヘッドキャリッジとインク供給ユニッ
トの更に他の実施例を説明するための構成図で、37は
バルブである。ここでは、印字ヘッド部が4個ある場合
について模式的に示してあり(キャリッジ基台10、キ
ャリッジガイド5a,5b等は、1つのものを共有して
いるが、ここでは、4つに分解して示されている)、基
本的構成は図1と同じである。ヘッドキャリッジ1がイ
ンク供給位置に移動完了したことをセンサ(図示せず)
が検出すると、ヘッドキャップ29、インク供給接続部
27、大気開放接続部28を移動させるソレノイドの動
作がOFFとなり、バネ部材の働きにより、それぞれヘ
ッドキャリッジ1側のノズル16、インク供給口14、
大気開放口15へ押圧され、インク供給系路が接続され
る。
【0020】図6では、ヘッドキャップより大気開放用
の連通管35を介し、おのおののヘッドキャップはバル
ブ37を介し、共通の大気開放孔36で大気開放してい
る(バルブ37はこのとき開で、通常は閉である)。ま
た、ポンプ26は、該ポンプ内で閉状態となるような実
質的なバルブ動作をしている。図7は、ポンプ26内で
連通状態となって、おのおののヘッドキャップ29から
連通管35を介し、共通の大気開放孔36で大気開放し
ている。大気開放孔36の形状としては断面が直径数1
0μm、長さが数100μm程度のものが望ましい。
【0021】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)印字ヘッド部について、キャップ部と供給系部が
連通しているので、非印写時におけるキャッピング手段
の実行時に、キャップ内とヘッド吐出口部とで、温度変
化等による圧力差が発生することがないので、ヘッド吐
出口部からのインクだれやヘッド吐出部内への空気の浸
入がない。 (2)また、キャップ部と供給系部が連通していので、
非印写時におけるキャッピング手段の実行時に、キャッ
プ内は、常に湿潤状態が保たれる。大気開放口がなく素
材を透過することによる大気・水分の出入りしかないの
で、吐出口部内でのインク乾燥固化等の発生が防止でき
る。 (3)複数のヘッドキャップより連通する連通管が互い
に接続し、大気開放手段としての大気開放孔を1つとし
て共有化したので、必要最小限の大気開放状態とするこ
とがより有利に簡易におこなえるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインクジェット記録装置のヘッ
ドキャリッジとインク供給ユニットの一実施例を説明す
るための構成図である。
【図2】 本発明によるインクジェット記録装置のヘッ
ドキャリッジとインク供給ユニットの他の実施例を示す
図である。
【図3】 本発明によるインクジェット記録装置のヘッ
ドキャリッジとインク供給ユニットの更に他の実施例を
示す図である。
【図4】 本発明が適用されるインクジェット記録装置
を示す図である。
【図5】 キャップの構成を示す図である。
【図6】 本発明によるインクジェット記録装置のヘッ
ドキャリッジとインク供給ユニットの更に他の実施例を
示す図である。
【図7】 本発明によるインクジェット記録装置のヘッ
ドキャリッジとインク供給ユニットの更に他の実施例を
示す図である。
【符号の説明】
10…キャリッジ基台、11…印字ヘッド部、12…サ
ブインクタンク、13…インク保持部、14…インク供
給口、15…大気開放口、16…インク滴吐出口部、2
0…インクカートリッジ、21…メインインクタンク、
22…廃液溜、23,24…大気連通孔、25…インク
供給ポンプ、26…インク排出ポンプ、27…インク供
給接続部、28…大気開放接続部、29…ヘッドキャッ
プ、30…バルブ機構、31…切換弁。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッド部のインク滴吐出口部に着脱
    自在に密着し、非印写時にヘッドキャップにより該イン
    ク滴吐出口部を密閉するキャッピング手段を有するイン
    クジェット記録装置において、前記印字ヘッド部にイン
    ク供給するインク供給手段とキャップとが連通管によっ
    て接続され、該連通管内を空気状態とするようにして前
    記キャッピング手段の実行時に連通することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記キャップに接続する連通管がインク
    供給系におけるサブタンク部に配置した空気溜部によっ
    て連通することを特徴とする請求項1記載のインクジェ
    ット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャップに接続する連通管がインク
    供給系におけるメインタンク部に配置した空気溜部によ
    って連通することを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】 印字ヘッド部のインク滴吐出部に着脱自
    在に密着し、非印写時に複数のヘッドキャップにより該
    インク滴吐出部を密閉するキャッピング手段を有するイ
    ンクジェット記録装置において、前記複数のヘッドキャ
    ップより連通する連通管が互いに接続されているととも
    に共通の大気開放孔を有し、キャッピング手段の実行時
    に前記複数のヘッドキャップ内は前記大気開放孔のみで
    大気と連通することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
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