JPS58122877A

JPS58122877A - インク滴噴射装置に於ける目詰まり防止液排出方法

Info

Publication number: JPS58122877A
Application number: JP463182A
Authority: JP
Inventors: Seiji Fukushima; 福島　清司; Koichi Yoneda; 米田　広一
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd; Sanyo Denki Co Ltd
Priority date: 1982-01-14
Filing date: 1982-01-14
Publication date: 1983-07-21
Also published as: JPS647587B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はインジェットプリンタの要部を司どるインク滴
噴射装置に於ける目＃Ｎまり防止液排出方法に関する＝インク滴噴射装置に於ける最大欠点はインク滴が噴射せ
しめられるオリフィスの目詰まりにあることは広く知ら
れているう特にオリフィス近傍のインクに微小な圧力変
化を加えることによってインク滴を噴射せしめるオンデ
マンド型のインク滴噴射装置にろっでは、インク滴の噴
射が微小な加圧力によるために上記目詰まりが発生する
と、該目詰まシを容易に自己復帰することはできず、従
って非印写動作時の目詰まりを予め防止せざるを得ない
。　　　　　　　　　　　　　　　　−第１図はオンデ
マンド型インク滴噴射装置の印写動作時の断面図を示し
、同図に於いて、（１３はオンデマンド型のインク滴噴
射装置で、該噴射装置（１）は、画信号に応答して湾曲
ｒｉ動する圧電振動板（２）と、該圧電振動板（２）を
長径側の開口に配したホーン状の圧力室（３）と、該圧
力室（３）の短径側に振動自在に設けられた薄板状の振
動子（４）と、該振動子（４）の前面にインクを保持す
るインク室（５）と、該インク室（５）を挾んで上記振
動子（４）と対峙する前面板（６）と、該前面板（６）
Ｋ＊ける振動子（４）の振動中心対向箇所に９たれた微
小径の第１のオリ７、イス（７）と、を何し、更に上記
第１のオリフィス（７）の前方に設けられた空気層（８
）と、該空気層（８）から開孔し上記第１のオリアイス
（７）から噴射せしめられたインク滴（９）・・・が通
過する第１のオリフィス（７）より開孔径が２倍以上大
きい第２のオリフィスｕｌと、を具備している。Ｉは上
記インク滴噴射装置（１）のインク室（５）Ｋインクを
供給するインク槽で、空気の透過率が低い高分子フィル
ム等の袋に歇１０００Ｃのインクが収容されている。ａ
ａは上記インク槽αυとインク室（５）とを連絡するイ
ンク供給管、０は該インク供給管αりの途中に配挿ぜし
められたインクカップラで、このインクカップラ０に対
しインク槽Ｑｌ）から延在し九上記インク供給管αりは
装着自在でインクの補充をインク槽（１１）毎の交換で
行なわしめているうＱ４は上記インク滴噴射装置（１）
の前方の室（８）及びインク槽Ｉに空気供給管ａｓを介
して矢印で示す如き空気流ａｅを適宜付加せしめるエア
ポンプ、鰭は該エアポンプ（１４）と空気層（８）との
闇の空気供給管ａｅＫ設けられた弁装置で、例えば三方
電磁弁から成り印写動作時上記エアポンプα４と空気層
（８）とを連通状態にしている。αＩｔ−ｊ上記インク
滴噴射装置ｆ（１）の第２のオリフィスＱｌ）前面に僅
小距離を隔てて配置された記録媒体で、回転するドラム
０に巻回され回転方向に主走査される。

而して、インク滴噴射装置（１１の圧電振動板（２１に
画信号が印加されると該圧電振動板（２）はその厚み方
向に急激に湾曲！動し圧力室（３）を加圧する。この加
圧は圧力室（３）のホーン形状も相俟って圧力増幅され
振動子（４）に伝播せしめられて該振動子（４）を大き
く撓ませる。即ち、祈る圧電振動板（２）、圧力室（３
）及び＃ｉ動子（４）はインク室（５）のインクに対し
て急激に圧力変化を与える圧力変化手段として作用する
。従って、振動子（４）からの急激な圧力変化を受けた
インク室（５）のインクは第１のオリフィス（７）から
押し出され、インク滴（９）となり空気流′αｅＫよっ
て包まれながら同軸上の第２のオリアイス醤から吐出さ
れろっ尚、断る空気流ａＱによるインク滴（９）の吐出
については特開昭５１−３７５４１号に更に＃Ｌい説明
が為されているので、ここでの説明は割愛するっこのイ
ンク滴（９）は最終的にはドラム０によって回転走査せ
しめられている記鐙媒体（ＩＩＫ付着して文字・図形等
の画像を印写する。

この様にインク滴（９）を噴射する第１のオリフィス（
７）が直接外部に露出していないインク滴噴射装置（１
１は上記第１のオリフィス（７）の目詰ま抄を防止する
ことを目的として非印写動作時蓋をすることができず、
その結果目詰まりを防止することはできなかった。

そこで本願出願人は祈る空気層（８）を挾んで同軸的に
配置された第１・第２のオリフィス（７）鵠を具え九イ
ンク滴噴射装置（１）に於ける目詰まり防止方法を特−
昭５６−１１２７２７号等として出願するに及んでいる
。第２図は上記特ＩＩ昭５６−１１２７２７号に開示さ
れた印写動作時の状態を示し、インク滴噴射装置（１）
の第２のオリフィスＱＩはゴム等の弾性体から成る蓋体
（至）によって覆蓋されている。この非印写動作時には
第１のオリフィス（７）は空気１１１１（８）に供給さ
れたインクによって被覆状唾にある。即ち、空気層（８
）内は目詰まり防止液としてのインクが充填されること
によって第１のオリフィス（７）Ｋ於ける乾燥並びに塵
埃の付着を主因とする目詰まりは防止される。

断る目詰まり防ぬ液としてインクの充填について今しば
らく説明を加えると、印写動作終了後インク滴噴射装置
（１１は第３図に示す如くプリントポジション（ＰＰ）
からスタンバイポジション（ＳＰ）を通過しホームポジ
ション（ＨＰ）に復帰する。復帰徒弟２のオリフィスＯ
Ｉは蓋体＠によって覆蓋され空気層（８）が外部と遮断
状態となる。次いで、上記空気層（８）にインクをイン
ク槽（１１）から＠１のオリこの弁装置卸の切替えで空
気層（８）とエアポンプＩとは閉状鱒となるっこの状態
でエアポンプは瘤を稼動せしめると、空気流ａｅはイン
ク槽αυに向って流れ該インク槽ａυ内のインクを加圧
する。このインインク室（５）のインクを加圧すること
になるう従つるうこの圧力差が第１のオリフィス（７）
に於けるインクの平衡状態を打ち破ぶる閾値に到達すれ
ば、該第１のオリフィス（７）から空気層（８）にイン
クが流れ出す。このインクの流れ出しを補助する為に圧
電振動板（２）に電気信号を印加し振動子（４）を連続
的に湾曲振動せしめると、インクの平衡は直ちに崩れ！
１！１０オリアイス（７）から空気層（８）にインクが
流れ初める。一旦インクが流れ出すと、圧電振動板（２
）への電気信号の印加を停止しても空気層（８）の圧力
（空気圧）はインク室（５）のインク圧に比べ低圧であ
るので上記インクの供給は継続される。この様にして第
１のオリアイス（７）は空気層（８）内に供給されたイ
ンクで覆われる。このインクの供給は空気層（８）若し
く離数２２！気層（８）近傍の空気供給管（ＩｓＫ設け
られた適当な検出手段１２１）の検出出力により制御さ
れる。

上記検出手段Ｑυにより前方の室（８）へのインクの充
填終了が検出されると、エアポンプα荀の稼動は停止し
インク槽Ｉの圧力は序々に低下する。一方、空気層（８
）は空気供給管α鴎を介して外気と連通状急にあり、こ
の状態で上述の如くインク槽（１１）の圧力が低下する
と、空気層（８）Ｋ供給され充填されたインクはインク
槽（１１１に向って逆流する為に、弁装置（１７＋を閉
じる。従って、空気層（８）及び空気供給管α［有］の
系は閉状態となり、インクの逆流は所謂トリチェツリ（
Ｔｏｒｒｉｃｅｌｌｉ）の原理によって阻止される。

この様にホームポジション（ＨＰ）に於いて空気層（８
）内にインクか供給され第１のオリフィス（７）の目＃
ｌＩまシが防止されていたインク滴噴射装置（１）は印
写動作に先立ち上記インクを排出する必要がある。そこ
で従来忙於いてはインク滴噴射装置（１）をスタンバイ
ポジシーヨン（ＳＰ）に移動せしめガター（２）と対向
せしめた状態で弁装置Ｑηを操作し、エアポンプＩと空
気層（８）とを連通せしめると同時に上記エアポンプα
尋を稼動せしめていた。すると、空気層（８）内に充填
されていえインクは空気流αｅによって外囲方向から加
圧され、その中心で開孔している第２のオリフィス翰か
ら排出され、対向配置されたガター（至）に捕獲される
。

然し乍ら、祈るインクの排出方法によれば弁装ｗａ？）
のエアポンプａ◆と空気層（８）との連通切替えが上記
エアポンプＩの稼動と同時に行なわれる丸めに、稼動初
期に於いて空気層（８）内のインクを加圧する空気流の
圧力が低レベルにあ抄、第２のオリフィス員からは対向
配置されたガター（２）Ｋ向ってインクが吐出し排出さ
れるまでに至らず第４図に示す如く第２のオリフィスＱ
ｌ）の壁面をしずくとなって垂れることがあった。その
結果垂れ九インクはインク滴噴射装置（１）の近傍を汚
染するばかりか、インク滴噴射装置（１１と記録媒体（
Ｉ碍との対向距離が数■と僅少であるためにび記録媒体
Ｑｅに接触し印写面を汚すこともあった。

本発明は斯る点Ｋｌｌみて為されたものであって、上記
インク滴噴射装置（１）Ｋ於いて目詰まり防止液をｌａ
実に排出する方法を提供するものである。

第５図はインク滴噴射装置（１）の空気層（８）Ｋ付加
される空気流Ｑｅの圧か間経過を示した曲線図である。

この様に空気流Ｑ６１の圧力は一定期間経過後所定レベ
ルＰｏに到達し平衡状態となるっ即ち、エアポンプα尋
を稼動後、直ちに弁装置ａηを操作せず、空気流ａｅの
圧力が所定レベル１０以上に上昇した時、エアポンプＣ
１４）と空気層（８）とを連通せしめれば空気層（８）
内の目詰まり防止液としてのインクは勢い良く第２のオ
リフィスα・から吐出し対向配置されたガター（２）Ｋ
捕獲される。第６図は上記インクの排出動作を示し、上
述の如く所定レベノ９０以上に圧力上昇した空気流αｅ
は空気層（８）の外局からインクを加圧して第２のオリ
フィスＱｌからインクをガター（２）に向けて勢い良く
排出し、排出後筒７図の如くスクンパイ状勝となる。

本発明は以上の説明から明らかな如く、インク滴を噴射
する第１のオリフィスの目＠まりを防止することを目的
として非印写動作時空気層に充填される目Ｍまり防止液
は印写動作に先立って、上記空気層の外局から所定レベ
ル以上に圧力上昇した空気流を付与することによって加
圧されるので、上記空気層の略中心で開孔した第２のオ
リフィスから勢い良く硼夷に排出され、従って上記第２
のオリフィスの壁面をしずくとして流出することは防止
され装置近傍並びに記録媒体の印写面を汚染から回避せ
しめることができる。また第２のオリフィスから勢い良
く排出される目詰まり防止液によって該第２のオリフィ
ス自身に付着しようとす冬凝固物を排除することもでき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は従来のインク滴噴射装置に於ける目
詰まり防止方法を説明するための断面図並びに模式図、
第４図は従来方法を説明ｆるための断面図、第５図乃至
第７図は本発明方法を説明するための曲線図並びに断面
図、を夫々示している。（１７・・・インク滴噴射装置、（７）・・・第１のオ
リフィス、（８）・・・空気層、ａ・・・・第２のオリ
フィス、ａ尋・・・エアポンプ、Ｑｅ・・・空気流、α
η・・・弁装置、（２）・・・ガター。第３図８第４図第５図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　空気層を挾んで同軸的に配置された第１・第
２のオリアイスを具え、印ギ動作時上記第１のオリフィ
スから噴射されたインク滴を第２のオリフィスを介して
記録媒体に付着せしめると共に、非印写動作時は上記空
気層内に目詰まり防止液を充填し第１のオリフィスの目
詰まりを防止せしめるインク滴噴射装置に於いて、印写
動作に先立′）て上記空気層内圧充填された目詰まり防
止液を、空気層の外周から所定レベル以上に圧力上昇し
た空気流を付与することによって加圧し、第２のオリア
イスから排出することを特徴としたインク滴噴射装置に
於ける目詰まシ防止液排出方法。
（２）上記目詰まり防止液はインクであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載のインク滴噴射装置に於
ける目詰ま９防止液排出方法。