JPS5842401Y2 - 蚊取り具 - Google Patents
蚊取り具Info
- Publication number
- JPS5842401Y2 JPS5842401Y2 JP7959181U JP7959181U JPS5842401Y2 JP S5842401 Y2 JPS5842401 Y2 JP S5842401Y2 JP 7959181 U JP7959181 U JP 7959181U JP 7959181 U JP7959181 U JP 7959181U JP S5842401 Y2 JPS5842401 Y2 JP S5842401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drug
- bag
- mosquito repellent
- heating element
- enclosed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、新規な蚊取り具に関する。
長時間にわたって蚊などを追い、殺す蚊取り具として、
蚊取り線香や電気蚊取りマットなどが用いられている。
蚊取り線香や電気蚊取りマットなどが用いられている。
しかしながら、この種の蚊取り具には、次のような欠点
がある。
がある。
即ち、蚊取り線香の場合は、着火の煩わしさがあるとと
もに火気の使用が不可能又は困難な場所では使用できず
、又灰を受けるための容器を要し、更に倒したりしない
ように置き場所に注意する必要がある。
もに火気の使用が不可能又は困難な場所では使用できず
、又灰を受けるための容器を要し、更に倒したりしない
ように置き場所に注意する必要がある。
又、電気蚊取りマットの場合は、電源が不可欠であり、
特に家庭用１００ Ｖ電源を用いる型式のものは使用場
所が電源から一定範囲内に限られ、野外での使用には不
向きである。
特に家庭用１００ Ｖ電源を用いる型式のものは使用場
所が電源から一定範囲内に限られ、野外での使用には不
向きである。
又電源として電池を用いる型式のものは、電池交換の煩
わしさを避けられず、又使用中に電池が消耗しないよう
にとの配慮を要する上に不経済でもある。
わしさを避けられず、又使用中に電池が消耗しないよう
にとの配慮を要する上に不経済でもある。
更にいづれの型式のものも別個にマット受用加熱器を必
要とする。
要とする。
本考案は、 における上記欠点を是正し、手軽で、
着火や電 要せずにそのまま使用できると共に特別な
受 を要せず野外で使用することができ、更に殺蚊する
必要がなくなった場合には直ちに使用を中止できる上に
、保温具にも転用できる新規な蚊取り具を提供すること
を目的とする。
着火や電 要せずにそのまま使用できると共に特別な
受 を要せず野外で使用することができ、更に殺蚊する
必要がなくなった場合には直ちに使用を中止できる上に
、保温具にも転用できる新規な蚊取り具を提供すること
を目的とする。
以下、本考案について図面に示す実施例に基づき具体的
に説明する。
に説明する。
１は袋体であり、好ましくは通気性のある不織布或いは
紙等とポリエチレン等の非通気性の樹脂フィルムに多数
の細孔を穿ったものとを重ね合わせて作成する。
紙等とポリエチレン等の非通気性の樹脂フィルムに多数
の細孔を穿ったものとを重ね合わせて作成する。
袋体１は、その略中央部を熱接着することにより横断状
の仕切り部２を設けて２つの空間に区分けしてあり、一
方の空間には発熱体３を封入し、他方の空間には加熱に
より揮散する殺蚊に有効な薬剤を含浸させた薬剤含浸材
４を封入しである。
の仕切り部２を設けて２つの空間に区分けしてあり、一
方の空間には発熱体３を封入し、他方の空間には加熱に
より揮散する殺蚊に有効な薬剤を含浸させた薬剤含浸材
４を封入しである。
前記発熱体３は、酸化作用により発熱する発熱組成物よ
り戊る。
り戊る。
例えば、鉄、アルミニウム等の金属粉末、硫酸銅、塩化
銅等の酸化促進剤、活性炭、シノ力ゲル等の保水剤及び
水を主成分とする組成物、或いは、アルカリ金属の硫化
物、活性炭、木炭等の炭素質物質等を主成分とする組成
物等である。
銅等の酸化促進剤、活性炭、シノ力ゲル等の保水剤及び
水を主成分とする組成物、或いは、アルカリ金属の硫化
物、活性炭、木炭等の炭素質物質等を主成分とする組成
物等である。
そして、この発熱体３は、袋体１の細孔から流入する空
気と作用して発熱反応を生ずるが、発熱体の発熱反応に
より生じる温度は、袋体１の細孔の数と大きさ及び該細
孔を覆っている不織布の通気性により全体の通気量を調
節することにより、好ましくは４０〜５０℃に調節する
。
気と作用して発熱反応を生ずるが、発熱体の発熱反応に
より生じる温度は、袋体１の細孔の数と大きさ及び該細
孔を覆っている不織布の通気性により全体の通気量を調
節することにより、好ましくは４０〜５０℃に調節する
。
この温度であれば火災の原因となることもない。
殺虫薬剤としては、殺虫有効成分として、例えばピレス
ロイド、アレスリン、第−菊酸の５−プロパムギルー２
−フリルメチルエステル、第−菊酸の２メチル−５−プ
ロパルギル−３−フリルメチルエステル等の一種又は二
種以上を用い、これにピペロニルブトキサイド、オクタ
クロロジプロピル等の殺虫有効成分揮散調節剤、３・５
−ジターシャリブチル−４−ハイドロキシトルエン等の
分解抑制剤、香料等を加えて有機溶剤に溶解させ、所定
量を不織布、紙或いはパルプ板等からなる薬剤含浸材４
に含浸させる。
ロイド、アレスリン、第−菊酸の５−プロパムギルー２
−フリルメチルエステル、第−菊酸の２メチル−５−プ
ロパルギル−３−フリルメチルエステル等の一種又は二
種以上を用い、これにピペロニルブトキサイド、オクタ
クロロジプロピル等の殺虫有効成分揮散調節剤、３・５
−ジターシャリブチル−４−ハイドロキシトルエン等の
分解抑制剤、香料等を加えて有機溶剤に溶解させ、所定
量を不織布、紙或いはパルプ板等からなる薬剤含浸材４
に含浸させる。
含浸は、発熱体封入前の袋体或いは薬剤含浸材を前記薬
剤中に浸漬するなどして行い、充分含浸後、袋体或いは
薬剤含浸材を低温乾燥する。
剤中に浸漬するなどして行い、充分含浸後、袋体或いは
薬剤含浸材を低温乾燥する。
尚、袋体１の縁部５は熱接着しである。
本考案は上述の構成より成り、使用に際しては第３図に
示す如く仕切り部を折り曲げ、薬剤含浸材封入部を発熱
体封入部の上に重ねればよい。
示す如く仕切り部を折り曲げ、薬剤含浸材封入部を発熱
体封入部の上に重ねればよい。
かくすると、通気性を有する袋体により外部から内部に
空気が入り、この空気により袋体内部にある粉末状発熱
体に発熱反応が生じ、その結果袋体が加熱され、発熱体
封入部の上に重ねた薬剤含浸材封入部内に含浸させであ
る薬剤が揮散し、殺蚊効果をもたらすものである。
空気が入り、この空気により袋体内部にある粉末状発熱
体に発熱反応が生じ、その結果袋体が加熱され、発熱体
封入部の上に重ねた薬剤含浸材封入部内に含浸させであ
る薬剤が揮散し、殺蚊効果をもたらすものである。
而して、着火の煩雑さがなく、電源も要せず取扱い方が
極めて簡単で、又特別な受器を要しないなど極めて手軽
であり、特に電源が不要であることからキャンプ等の野
外で使用する場合に便利である。
極めて簡単で、又特別な受器を要しないなど極めて手軽
であり、特に電源が不要であることからキャンプ等の野
外で使用する場合に便利である。
又、途中で殺蚊する必要がなくなった場合には、発熱体
封入部上より薬剤含浸材封入部を離すことにより直ちに
使用を中止できるという効果を有する。
封入部上より薬剤含浸材封入部を離すことにより直ちに
使用を中止できるという効果を有する。
更に、例えば夏季に購入して使用せずに冬季に持越した
ものは、薬剤含浸材封入部を切離すことにより簡単に保
温具に転用できるという効果をも有する。
ものは、薬剤含浸材封入部を切離すことにより簡単に保
温具に転用できるという効果をも有する。
第１図は本考案に係る蚊取り具の斜視図、第２図は第１
図の一部断面斜視図、第３図は使用状態を示す断面斜視
図である。 １・・・・・・袋体、２・・・・・・仕切り部、３・・
・・・・発熱体、４・・・・・・薬剤含浸材、５・・・
・・・袋体縁部。
図の一部断面斜視図、第３図は使用状態を示す断面斜視
図である。 １・・・・・・袋体、２・・・・・・仕切り部、３・・
・・・・発熱体、４・・・・・・薬剤含浸材、５・・・
・・・袋体縁部。
Claims (1)
- 一定の通気性を有する袋体の略中央部を熱接着すること
により横断状の仕切り部を設けて該袋体を２つの空間に
区分し、一方の空間には空気中の酸素と反応することに
より発熱する粉末状発熱体を、他方の空間には加熱によ
り揮散する殺虫薬剤を含浸させた薬剤含浸材を、夫々封
入したことを特徴とする蚊取り具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7959181U JPS5842401Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 蚊取り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7959181U JPS5842401Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 蚊取り具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57192901U JPS57192901U (ja) | 1982-12-07 |
| JPS5842401Y2 true JPS5842401Y2 (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=29875183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7959181U Expired JPS5842401Y2 (ja) | 1981-05-30 | 1981-05-30 | 蚊取り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842401Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-30 JP JP7959181U patent/JPS5842401Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57192901U (ja) | 1982-12-07 |
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