JPS5842229Y2 - ステアリングハンドル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内芯縁に中心軸筒１が連結されたスポーク
鋼芯体の外周縁に、小径管材を輪状に彎曲し１両端縁２
７，２ を対接溶着３して鋼管外周リム輪芯体４が構
成され、そのスポーク鋼芯体と鋼管外周リム輪芯体４と
は１合成樹脂酸いはゴム等の厚肉被覆層５内に埋設され
ている自動車等の走行車のステアリングバンドルの改良
に係り。

その鋼管外周リム輪芯体４の彎曲両端縁２□。

２０対接溶着部３の内周面旦１．旦。

に、メチルセルローズの水溶液から成る粘稠剤、或いは
フェノール系合成樹脂から成る接着剤等の粘着剤層７が
塗着若しくは挿嵌されていることを特徴とするものであ
って、外周リム輪芯体としての強度を損うことなしに、
製品重量の軽減をはかると共に。

彎曲両端縁の対接溶着部のバット溶接による内部に飛散
侵入する溶塊な効果的に捕捉し、以て、その溶塊が、自
動車等の走行時の操縦に際して、内部における移動に伴
って不快な騒音の発生を防止することを目的とし１作用
させるものである。

図面において、８は軸孔を示す。

従来、この種のステアリングハンドルにおいては、第４
図、第５図に示すように、小径管材を輪状に彎曲し１両
端縁２１．２′２を対接溶着３′して、外周りム輪芯体
４′が構成されていた。

５′は厚肉被覆層を示す。

この従来構造によれば、溶着時に生ぜる溶塊が内部へ飛
散封入されることになるので、走行車の走行時の操縦に
際して、屡々、この溶塊が内部で移動して不快な騒音の
発生を余儀なくさせたものである。

また、従来、管接手として、中央部に形成されるストッ
パーと、該ストッパーから左右に軸線方向に延びる根元
支点と９両端部に位置する先端支点と、根元支点と先端
支点との間で表面に形成された環状凹部とを有し、スト
ッパーに半径方向に延びる接着剤注入口が構成され、該
注入口と前記凹部とを接続するように根元支点外面に軸
方向に延びる注入道が形成され、先端支点外面に凹部と
管内部とを連通ずるように軸方向に延びる空気抜さが形
成されていることな特徴とする。

相隣接する管の中に差込んで管を接合させることも公知
である。

この従来公知の管接手の構造によっては、対接接合がバ
ット溶接される場合には、そのバット鑞溶接による溶塊
が管内部に遊離状態にて飛散侵入することになる。

従って、これを、自動車用ステアリングバンドルに適用
するときは、そのバット溶接による溶塊が、自動車の走
行時の操縦に際して、内部において移動しこれに伴って
不快な騒音を発生することになって不具合である。

これに対して、この出願の考案は、これ等従来構造の欠
点を除去したもので、この出願の考案によれば、その鋼
管外周リム輪芯体４の彎曲両端縁２□ 、２２の対接溶
着部３の内周面６１，６２に。

メチルセルローズの水溶液から成る粘稠剤、或いはフェ
ノール系合成樹脂から成る接着剤等の粘着剤層７が塗着
若しくは挿嵌されているので、外周リム輪芯体の芯材と
しての強度を損うことなしに。

製品重量の軽減をはかると共に、彎曲両端縁の対接溶着
部のバット鑞溶接による内部に飛散侵入する溶塊な粘着
剤層によって、効果的に捕捉し、以って、その溶塊が、
自動車等の走行車の走行時の操縦に際して、内部におけ
る移動に伴って不快な騒音の発生を防止することができ
て頗る有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の一部切除した正面図、第２図は第１
図Ａ部拡大断面図、第３図は第２図■■線断面図、第４
図は従来構造の一部断面図、第５図は第４図■−■線断
面図を示す。 図面において、１は中心軸筒、２１ｓ２２は両端縁、３
は対接溶着部、４は鋼管外周リム輪芯体。 ５は厚肉被覆層、６１？’６２は対接溶着部３の内周面
、７は粘着剤層を示す。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 内芯縁に中心軸筒１が連結されたスポーク鋼芯体の外周
   縁に、小径管材を輪状に彎曲し１両端縁２□ 、２゜な
   対接容着３して鋼管外周りム輪芯体４が構成され、その
   スポーク鋼芯体と鋼管外周りム輪芯体４とは１合成樹脂
   酸いはゴム等の厚肉被覆層５内に埋設されているもので
   あって、その鋼管外周りム輪芯体４の彎曲両端縁２□、
   ２２の対接溶着部３の内周面旦□、旦。 ＶＣ，メチルセルローズの水溶液から成る粘稠剤、或い
   はフェノール系合成樹脂から成る接着剤等の粘着剤層７
   が塗着若しくは挿嵌されていることを特徴とするステア
   リングハンドル。