JPS5839205Y2 - 車輪のリム内周部被覆環 - Google Patents
車輪のリム内周部被覆環Info
- Publication number
- JPS5839205Y2 JPS5839205Y2 JP6410580U JP6410580U JPS5839205Y2 JP S5839205 Y2 JPS5839205 Y2 JP S5839205Y2 JP 6410580 U JP6410580 U JP 6410580U JP 6410580 U JP6410580 U JP 6410580U JP S5839205 Y2 JPS5839205 Y2 JP S5839205Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel rim
- covering ring
- wheel
- inner circumference
- inner circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自転車車輪の改良に関する。
車輪の外周部は、第１図に示す如く、サイクロイド曲線
を描いて運動するため、車輪の移動速度にくらべてその
速度は一段と大きくなる。
を描いて運動するため、車輪の移動速度にくらべてその
速度は一段と大きくなる。
車輪の外周部には、スポークニップル、バルブ金具等が
数多く突出した状態にあり、自転車走行時に該部分の空
気抵抗は前記理由から他の部分にくらべて極端に大きく
なる。
数多く突出した状態にあり、自転車走行時に該部分の空
気抵抗は前記理由から他の部分にくらべて極端に大きく
なる。
特に、高速走行時に於いては、かかる空気抵抗は無視し
得ないものとなる。
得ないものとなる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、車輪外
周部の空気抵抗の形状要素を改善することにより該部分
の空気抵抗を軽減すると共に、従来の車輪に簡便に装着
可能にしたリム内面の被覆環を提供せんとするものであ
る。
周部の空気抵抗の形状要素を改善することにより該部分
の空気抵抗を軽減すると共に、従来の車輪に簡便に装着
可能にしたリム内面の被覆環を提供せんとするものであ
る。
以下、本考案の構成、効果について図示実施例に従って
詳述する。
詳述する。
被覆環は、第２図以下に示すように、車輪の両側面から
対向しその中心で接合する一対の環状体１．２から成り
、これら環状体の外周はリム３の内周外側端部に当接す
るようにその直径を適宜に定めると共に、他方、内周端
縁は互いに他方と一致してバルブ４及びスポークニップ
ル５，５を包被するように成し、さらに、そ０析面は、
該内周端縁を頂部として両側が滑らかにリム３の内周面
の両端部に致る形状とすると共に、該頂部をバルブ４先
端部と略一致する形状としである。
対向しその中心で接合する一対の環状体１．２から成り
、これら環状体の外周はリム３の内周外側端部に当接す
るようにその直径を適宜に定めると共に、他方、内周端
縁は互いに他方と一致してバルブ４及びスポークニップ
ル５，５を包被するように成し、さらに、そ０析面は、
該内周端縁を頂部として両側が滑らかにリム３の内周面
の両端部に致る形状とすると共に、該頂部をバルブ４先
端部と略一致する形状としである。
捷た、環状体１，２の内周端近傍にはスポーク６．６の
配列に適合させた透孔８，８を穿設すると共に、バルブ
４と一致する内周端には半円形状の切欠部９，９を設け
て、環状体１，２嵌合時これら切欠部９，９が一致する
ように成し、これにより形成される丸型透孔からバルブ
４の先端部のみが突出する。
配列に適合させた透孔８，８を穿設すると共に、バルブ
４と一致する内周端には半円形状の切欠部９，９を設け
て、環状体１，２嵌合時これら切欠部９，９が一致する
ように成し、これにより形成される丸型透孔からバルブ
４の先端部のみが突出する。
さらに、環状体１，２０対向面には、第４図に示す如く
、適宜間隙で且スポーク６．６間に位置するように接合
突部１０，１１が配設され、一方の接合突部１０，１０
には雌ネジ１２，１２を他方の接合突部１１，１１に貫
通孔１３．１３を穿設しである。
、適宜間隙で且スポーク６．６間に位置するように接合
突部１０，１１が配設され、一方の接合突部１０，１０
には雌ネジ１２，１２を他方の接合突部１１，１１に貫
通孔１３．１３を穿設しである。
上記した一対の環状体１，２ば、車輪組み立の際、切欠
部９，９をバルブ位置に適合された状態としてスポーク
６．６をこれら環状体の内周端縁近傍Ｑ透孔８，８に貫
通させた後、リム３に配したスポークニップル５，５を
これらスポーク先端′に螺合させる。
部９，９をバルブ位置に適合された状態としてスポーク
６．６をこれら環状体の内周端縁近傍Ｑ透孔８，８に貫
通させた後、リム３に配したスポークニップル５，５を
これらスポーク先端′に螺合させる。
これで環状体１，２は仮止め状態となっており、接合突
部１０，１１相互を小ネジ１４．１４によりねじ止めす
ると第１図、第２図の如く、車輪に取着され、バルブ４
及びスポークニップル５，５が包被される。
部１０，１１相互を小ネジ１４．１４によりねじ止めす
ると第１図、第２図の如く、車輪に取着され、バルブ４
及びスポークニップル５，５が包被される。
従って、この車輪では、高速移動部となるリム３の内周
部近傍が、滑らかな山形断面で構成されることとなって
空気抵抗の形状係数が低下し、高速走行時の該部分の空
気抵抗が従来の場合にくらべて極端に低下したものとな
る。
部近傍が、滑らかな山形断面で構成されることとなって
空気抵抗の形状係数が低下し、高速走行時の該部分の空
気抵抗が従来の場合にくらべて極端に低下したものとな
る。
昔た、現在使用されているリム断面形状及び大きさはい
くつかに限定されるため、予めこれらに適合させて環状
体１，２を用意してむけば、すでに使用されている車輪
にも適用可能となる。
くつかに限定されるため、予めこれらに適合させて環状
体１，２を用意してむけば、すでに使用されている車輪
にも適用可能となる。
尚、図示実施例の場合、スポーク６．６を環状体１，２
の透孔８，８に挿通させるようにしたが、該透孔を切欠
部に置きかえることも可能であり、この場合、特に、完
成状態にある車輪にその１１装着可能となって取付は作
業が一層簡略化される。
の透孔８，８に挿通させるようにしたが、該透孔を切欠
部に置きかえることも可能であり、この場合、特に、完
成状態にある車輪にその１１装着可能となって取付は作
業が一層簡略化される。
また、環状体１，２それぞれを弾性体で構成すると共に
、第６図の如く、その一部に切断部Ａを設けて該切断端
面相互が当接又は近接する構成とした場合には、自転車
として完成された車輪に直接適応でき、装着に際して車
輪の取外し等も不要となり、一層便利になる。
、第６図の如く、その一部に切断部Ａを設けて該切断端
面相互が当接又は近接する構成とした場合には、自転車
として完成された車輪に直接適応でき、装着に際して車
輪の取外し等も不要となり、一層便利になる。
この場合には、切断部を押し拡げた状態で該部分に車軸
を挿通すればよい。
を挿通すればよい。
以上詳記したように、本考案のリム内周部被覆環は、外
周がリム内周面に当接し、内周端縁が互いに当接する一
対の略対称な環状体１，２から成り、これら環状体のス
ポーク挿通部間相互を適宜ピンチで止着してパルプ４０
大部分及びスポーク二ソプル５，５等を包被するように
したことを特徴とするものであるから、高速走行時の空
気抵抗が低減したものとなると共に、従来から使用され
ている車輪にもそのｉｔ適用でき一層便利なものとなる
。
周がリム内周面に当接し、内周端縁が互いに当接する一
対の略対称な環状体１，２から成り、これら環状体のス
ポーク挿通部間相互を適宜ピンチで止着してパルプ４０
大部分及びスポーク二ソプル５，５等を包被するように
したことを特徴とするものであるから、高速走行時の空
気抵抗が低減したものとなると共に、従来から使用され
ている車輪にもそのｉｔ適用でき一層便利なものとなる
。
第１図は車輪の外周部の移動状態説明図、第２図、第３
図は本考案実施例を採用した車輪の要部断面図、第４図
は環状体２の平面図、第５図は、本考案実施例の要部分
解断面図、第６図は環状体の他の実施例を示す。 図中、１，２・・・・・・環状体、４・・・・・・バル
ブ、５・・・・・・スポークニツプル。
図は本考案実施例を採用した車輪の要部断面図、第４図
は環状体２の平面図、第５図は、本考案実施例の要部分
解断面図、第６図は環状体の他の実施例を示す。 図中、１，２・・・・・・環状体、４・・・・・・バル
ブ、５・・・・・・スポークニツプル。
Claims (1)
- 外周がリム内周面に当接し、他方、内周端縁が互いに当
接する一対の略対称な環状体１，２から成り、これら環
状体のスポーク挿通部間相互を適宜ピンチで止着してバ
ルブ４０大部分及びスポークニップル５，５等を包被す
るようにしたことを特徴とする車輪のリム内周部被覆環
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6410580U JPS5839205Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 車輪のリム内周部被覆環 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6410580U JPS5839205Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 車輪のリム内周部被覆環 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56164802U JPS56164802U (ja) | 1981-12-07 |
| JPS5839205Y2 true JPS5839205Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=29658304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6410580U Expired JPS5839205Y2 (ja) | 1980-05-10 | 1980-05-10 | 車輪のリム内周部被覆環 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5839205Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-10 JP JP6410580U patent/JPS5839205Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56164802U (ja) | 1981-12-07 |
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