JPS5841852A - オキシベンゾニトリル類の製法 - Google Patents
オキシベンゾニトリル類の製法Info
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- JPS5841852A JPS5841852A JP56139831A JP13983181A JPS5841852A JP S5841852 A JPS5841852 A JP S5841852A JP 56139831 A JP56139831 A JP 56139831A JP 13983181 A JP13983181 A JP 13983181A JP S5841852 A JPS5841852 A JP S5841852A
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- boron phosphate
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- ester
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C253/00—Preparation of carboxylic acid nitriles
- C07C253/22—Preparation of carboxylic acid nitriles by reaction of ammonia with carboxylic acids with replacement of carboxyl groups by cyano groups
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C255/00—Carboxylic acid nitriles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/14—Phosphorus; Compounds thereof
- B01J27/16—Phosphorus; Compounds thereof containing oxygen, i.e. acids, anhydrides and their derivates with N, S, B or halogens without carriers or on carriers based on C, Si, Al or Zr; also salts of Si, Al and Zr
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C255/00—Carboxylic acid nitriles
- C07C255/49—Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
- C07C255/53—Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton containing cyano groups and hydroxy groups bound to the carbon skeleton
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオキシベンゾニトリル類の新規な製うオキシ安
息香酸低級アルキルに千≠≠(炭素数2以上)エステル
とアンモニアを、高熱処理して得られた珪藻土又は軽石
からなる触媒の存在下で、反応温度約300〜400
’に、で気相接触反応させてバラオキシベンゾニトリル
類を得る方法(特公昭43−29944号公報参照)あ
るいは0.2〜0.4日の粒度の燐酸硼素を触媒として
用い、オキシ安息香酸アルキル(炭素数1〜4)ニスチ
ルを気相中でアンモニアと反応させてオキシベンゾニト
リルを得る方法(フランス公開2552261号明細・
書参照)が知られている。
息香酸低級アルキルに千≠≠(炭素数2以上)エステル
とアンモニアを、高熱処理して得られた珪藻土又は軽石
からなる触媒の存在下で、反応温度約300〜400
’に、で気相接触反応させてバラオキシベンゾニトリル
類を得る方法(特公昭43−29944号公報参照)あ
るいは0.2〜0.4日の粒度の燐酸硼素を触媒として
用い、オキシ安息香酸アルキル(炭素数1〜4)ニスチ
ルを気相中でアンモニアと反応させてオキシベンゾニト
リルを得る方法(フランス公開2552261号明細・
書参照)が知られている。
しかし前者の方法ではバラオキシベンゾニトリルの実際
の収率は77〜85%に過ぎず、また目的物質の純度が
低いため分、離精製の必要があ′る。また、後者の開示
された方法を慎重に追試した結果、バラオキシベンゾニ
トリルの収率は約80%に過ぎなかった。そのほかいず
れの方法においても触媒はその活性を急速に失うことが
認められた。
の収率は77〜85%に過ぎず、また目的物質の純度が
低いため分、離精製の必要があ′る。また、後者の開示
された方法を慎重に追試した結果、バラオキシベンゾニ
トリルの収率は約80%に過ぎなかった。そのほかいず
れの方法においても触媒はその活性を急速に失うことが
認められた。
本発明の課題は、これら公知方法における問題を解決し
て、すぐれた除草剤、殺虫剤等の中間体として有用なオ
キシベンゾニトリル類を工業的に有利に製造しうる方法
を提供することである。
て、すぐれた除草剤、殺虫剤等の中間体として有用なオ
キシベンゾニトリル類を工業的に有利に製造しうる方法
を提供することである。
本発明者らは、気体と触媒との有効な接触を充分にする
ため、そして触媒の被毒作用を減少するため研究を重ね
た。その結果、気相反応系における触媒濃度の調節なら
びに原料あるいは反応物の重合及び過分解の防止が、担
持触媒を用いることにより達成されることを見出し、本
発明を完成するに至った。
ため、そして触媒の被毒作用を減少するため研究を重ね
た。その結果、気相反応系における触媒濃度の調節なら
びに原料あるいは反応物の重合及び過分解の防止が、担
持触媒を用いることにより達成されることを見出し、本
発明を完成するに至った。
本発明は、燐酸硼素担持触媒を用い、オキシ安息香酸エ
ステルを気相吊でアンモニアと反応させることを特徴と
する、オキシベンゾニトリル類の製法である。
ステルを気相吊でアンモニアと反応させることを特徴と
する、オキシベンゾニトリル類の製法である。
本発明に用いられる担持触媒の活性成分である燐酸硼素
は、例えば硼酸と燐酸との反応、硼酸と燐酸水素ニアン
モニウムとの加熱による反゛応、あるいは硼酸エステル
と燐酸との反応などの公知方法により得ることができる
。p2o、とBρ3とのモル比はo、25〜4の範囲、
特に0.5〜3の範囲が好ましい。担体としては、例え
ばシリカ、アルミナ、珪藻土又は軽石並びにこれらの混
合物を用いることができ、特にシリカが好ましい。担体
の細孔径は0.01〜10μの範囲に分布していること
が好ましい。担体の形状としては、例えばペレット状、
顆粒状、球状などが好ましい。また、0.1〜10モル
%、好ましくハ0.2〜5モル%程度の炭酸カルシウム
、硫酸カルシウム、硝酸マグ−ネシウム、炭−カリウム
、硝酸鋼、硝酸アルミニウム、五酸化バナジウム、二酸
化セレン、硝酸マンガン、−硝酸コバルト、硝酸ニッケ
ルなどのアルカリ土類又はアルカリ金属の塩類を助触媒
として併用することができる。
は、例えば硼酸と燐酸との反応、硼酸と燐酸水素ニアン
モニウムとの加熱による反゛応、あるいは硼酸エステル
と燐酸との反応などの公知方法により得ることができる
。p2o、とBρ3とのモル比はo、25〜4の範囲、
特に0.5〜3の範囲が好ましい。担体としては、例え
ばシリカ、アルミナ、珪藻土又は軽石並びにこれらの混
合物を用いることができ、特にシリカが好ましい。担体
の細孔径は0.01〜10μの範囲に分布していること
が好ましい。担体の形状としては、例えばペレット状、
顆粒状、球状などが好ましい。また、0.1〜10モル
%、好ましくハ0.2〜5モル%程度の炭酸カルシウム
、硫酸カルシウム、硝酸マグ−ネシウム、炭−カリウム
、硝酸鋼、硝酸アルミニウム、五酸化バナジウム、二酸
化セレン、硝酸マンガン、−硝酸コバルト、硝酸ニッケ
ルなどのアルカリ土類又はアルカリ金属の塩類を助触媒
として併用することができる。
担体に触媒成分を付着させるには、燐酸硼素水溶液又は
ゲル状水混和物により浸漬又は散布法が適用される。前
記の水溶液としては、希薄水溶液から飽和水溶液に至る
までの種々の濃度゛のものが適しているが、特に1〜7
重量%の水溶液が好ましい。浸漬は通常室温で数分ない
し1時間程度行われる。浸漬後、f過又は遠心分離によ
り担体を分離する。浸漬の代わりに、前記水溶液を担体
に散布好ましくは噴霧してもよい。次いで担体に付着し
た水分を例えば加温下に通風して恒量になるまで乾燥す
る。担体上の燐酸硼素の拳は約、0.5%以上、特に0
4B〜6%とすることが好ましい。乾燥後150〜80
0℃、好ましくは600〜700℃で15分ないし数時
間焼成すると、本発明方法に好適な担持触媒が得られる
。
ゲル状水混和物により浸漬又は散布法が適用される。前
記の水溶液としては、希薄水溶液から飽和水溶液に至る
までの種々の濃度゛のものが適しているが、特に1〜7
重量%の水溶液が好ましい。浸漬は通常室温で数分ない
し1時間程度行われる。浸漬後、f過又は遠心分離によ
り担体を分離する。浸漬の代わりに、前記水溶液を担体
に散布好ましくは噴霧してもよい。次いで担体に付着し
た水分を例えば加温下に通風して恒量になるまで乾燥す
る。担体上の燐酸硼素の拳は約、0.5%以上、特に0
4B〜6%とすることが好ましい。乾燥後150〜80
0℃、好ましくは600〜700℃で15分ないし数時
間焼成すると、本発明方法に好適な担持触媒が得られる
。
本発一方法は、好ましくは前記のようにして調製した燐
酸硼素担持触媒を用い、オキシ安息香酸エステルを気相
中でアンモニアと反応させることにより連続式又は回分
式で実施される。
酸硼素担持触媒を用い、オキシ安息香酸エステルを気相
中でアンモニアと反応させることにより連続式又は回分
式で実施される。
反応は常圧、加圧、減圧いずれでも行うことができる。
また、この反応を水蒸気を導入しながら行うと、触媒の
寿命が増し好結凍が得られる。
寿命が増し好結凍が得られる。
オキシ安息香酸エステルとしては、パラオキシ安息香酸
、メタオキシ安息香酸又はサリチル酸の好ましくは炭素
数1〜1o1特に炭素数1〜8のアルキルエステルが用
いられる。そしてパラオキシ安息香酸の前記のエステル
からバラオキシペくジニトリルの製造が特に重要である
。
、メタオキシ安息香酸又はサリチル酸の好ましくは炭素
数1〜1o1特に炭素数1〜8のアルキルエステルが用
いられる。そしてパラオキシ安息香酸の前記のエステル
からバラオキシペくジニトリルの製造が特に重要である
。
本方法は例えば次のように実施することができる。適当
な内径の反応管中に担持触媒を充填する。固相(触媒)
は固定配置されていてもよく、流動層であってもよい。
な内径の反応管中に担持触媒を充填する。固相(触媒)
は固定配置されていてもよく、流動層であってもよい。
オキシ安息香酸エステルを蒸発させ、アンモニアガスと
混合して触媒層に導入する。不活性溶剤例えば芳香族炭
化水素中にオキシ安息香酸エステルを溶解して。
混合して触媒層に導入する。不活性溶剤例えば芳香族炭
化水素中にオキシ安息香酸エステルを溶解して。
おき、これを気化させることもできる。通常はオキシ安
息香酸エステル1モルに対し2〜6゜0モル、好ましく
は5〜100モルのアンモニアが用いられる。また、水
蒸気をオキシ安息香酸エステル1モルに対し1〜50モ
ル、%に2〜60モルをアンモニアと共に導入すると好
結果が得られる。ただし、水蒸気とアンモニアの比率は
重要で、モル比で0.8以下、特に0.5以下にするこ
とが過分解によるフェノールの生成を可及的に少なくす
るために好ましい。反応温度は200〜600℃、好ま
しくは600〜500℃であり、反応気体の担持触媒と
の接触時間は0.001秒ないし10分、好ましくは0
.01秒ないし2分である。そしてこの反応は50To
rr程度からl Oky / crn2(G)程度迄の
圧力条件下で行うことができる。もちろん過剰のアンモ
ニアは常法により回収して循環使用することができる。
息香酸エステル1モルに対し2〜6゜0モル、好ましく
は5〜100モルのアンモニアが用いられる。また、水
蒸気をオキシ安息香酸エステル1モルに対し1〜50モ
ル、%に2〜60モルをアンモニアと共に導入すると好
結果が得られる。ただし、水蒸気とアンモニアの比率は
重要で、モル比で0.8以下、特に0.5以下にするこ
とが過分解によるフェノールの生成を可及的に少なくす
るために好ましい。反応温度は200〜600℃、好ま
しくは600〜500℃であり、反応気体の担持触媒と
の接触時間は0.001秒ないし10分、好ましくは0
.01秒ないし2分である。そしてこの反応は50To
rr程度からl Oky / crn2(G)程度迄の
圧力条件下で行うことができる。もちろん過剰のアンモ
ニアは常法により回収して循環使用することができる。
本発明方法によれば、きわめて純粋な目的物質が95%
以上の収率で得られる。担持触媒の寿命は永(、例えば
触媒1重量当り20重量以上の目的物を得る間、賦活を
行うことなしに反応を続けることができる。活性が低下
した触媒は、例えば空気又は酸素、必要に応じこれらと
水蒸気の導入下に、前記の焼成操作と同温度で処理して
賦活させることができる。
以上の収率で得られる。担持触媒の寿命は永(、例えば
触媒1重量当り20重量以上の目的物を得る間、賦活を
行うことなしに反応を続けることができる。活性が低下
した触媒は、例えば空気又は酸素、必要に応じこれらと
水蒸気の導入下に、前記の焼成操作と同温度で処理して
賦活させることができる。
実施例1
シリカを担体とし、燐酸硼素(B20.とB2O3のモ
ル比1)の担持率3.85%の相持触媒440gを内径
5(mの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸エチル
エステル39.59/時間及びアンモニア323.7,
9/時間の割合で反応管に導入し、400℃で気相反応
を行う。混合ガス中のアンモニアとバラオキシ安息香酸
エチルエステルのモル比は8o:1で接触時間は10秒
である。19時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸
エチルエステル750.5 gからバラオキシベンゾニ
トリル51 t I Nが得られる。収率は95.0%
である。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、わず
かに0.2%のフェノールの副生が認められた。
ル比1)の担持率3.85%の相持触媒440gを内径
5(mの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸エチル
エステル39.59/時間及びアンモニア323.7,
9/時間の割合で反応管に導入し、400℃で気相反応
を行う。混合ガス中のアンモニアとバラオキシ安息香酸
エチルエステルのモル比は8o:1で接触時間は10秒
である。19時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸
エチルエステル750.5 gからバラオキシベンゾニ
トリル51 t I Nが得られる。収率は95.0%
である。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、わず
かに0.2%のフェノールの副生が認められた。
実施例2
シリカを担体とし、燐酸硼素(B20.とB10.のモ
ル比2)の担持率2.51%の担持・触媒293Iを内
径5cIILの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸
エチルエステル72.sg/時間及びアンモニア148
,9/時間の割合で反応管に導入し、385℃で気相反
応を行う。混合ガス中のアンモニア及びパラオキシ安息
香酸エチルエステルのモル比は20:1で、接触時間は
10秒である。8時間反応を続けると、パラオキシ安息
香酸エチルエステル578.4 gからバラオキシベン
ゾニトリル588.9 gが得られる。収率は93.8
%である。ガスクロマトグラフィーの分析によればわず
かに0.5%のフェノールの副生が認められた。
ル比2)の担持率2.51%の担持・触媒293Iを内
径5cIILの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸
エチルエステル72.sg/時間及びアンモニア148
,9/時間の割合で反応管に導入し、385℃で気相反
応を行う。混合ガス中のアンモニア及びパラオキシ安息
香酸エチルエステルのモル比は20:1で、接触時間は
10秒である。8時間反応を続けると、パラオキシ安息
香酸エチルエステル578.4 gからバラオキシベン
ゾニトリル588.9 gが得られる。収率は93.8
%である。ガスクロマトグラフィーの分析によればわず
かに0.5%のフェノールの副生が認められた。
実施例3
シリカを担体とし、燐酸硼素(ProsとB20.のモ
ル比1)の担持率3.85%の担持触媒350gを内径
5cIILの反応管に充填する。ノ(ラオキシ安息香酸
エチルエステルs8.69/時間、アンモニア26&l
I/時間及び水蒸気41g/時制の割合で反応管に導入
し、400℃で気相反応を行う。混合ガス中のアンモニ
ア、水蒸気及ヒハラオキシ安息香酸エチルエステルのモ
ル比は66.6:9.8:1で、接触時間は94秒であ
る。204時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸エ
チルエステル7、784 kgからバラオキシベンゾニ
トリル5.563 kgが得られる。収率は95.0%
である。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、2.
1%のフェノールの副生を認めたのみであった。担持触
媒1重量当り、得られるバラオキシベンゾニトリルは1
5.3以上である。
ル比1)の担持率3.85%の担持触媒350gを内径
5cIILの反応管に充填する。ノ(ラオキシ安息香酸
エチルエステルs8.69/時間、アンモニア26&l
I/時間及び水蒸気41g/時制の割合で反応管に導入
し、400℃で気相反応を行う。混合ガス中のアンモニ
ア、水蒸気及ヒハラオキシ安息香酸エチルエステルのモ
ル比は66.6:9.8:1で、接触時間は94秒であ
る。204時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸エ
チルエステル7、784 kgからバラオキシベンゾニ
トリル5.563 kgが得られる。収率は95.0%
である。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、2.
1%のフェノールの副生を認めたのみであった。担持触
媒1重量当り、得られるバラオキシベンゾニトリルは1
5.3以上である。
実施例4
シリカを担体とし、燐酸硼素(p2o、とB2O3のモ
ル比1)の担持率4.35%の担持触媒440gを内径
5αの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸エチルエ
ステル71.6p/時間、アンモニア2s1.q9/時
聞及び水蒸気45.4g/時間の割合で反応管に導入し
、410℃で気相反応を行う。混合ガス中のアンモニア
、水蒸気及びパラオキシ安息香酸エチルエステルのモル
比は58.5:5.6:1で接触時間は7.5秒である
。92時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸エチル
エステル6、587 kgからパラオキシベンゾニトリ
ル4.477kgが得られる。収率は94.8%である
。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、1.2%の
フェノールの副生を認めたのみである。担持触媒1重量
当り、得られるバラオキシベンゾニトリルは10.1以
上である。
ル比1)の担持率4.35%の担持触媒440gを内径
5αの反応管に充填する。パラオキシ安息香酸エチルエ
ステル71.6p/時間、アンモニア2s1.q9/時
聞及び水蒸気45.4g/時間の割合で反応管に導入し
、410℃で気相反応を行う。混合ガス中のアンモニア
、水蒸気及びパラオキシ安息香酸エチルエステルのモル
比は58.5:5.6:1で接触時間は7.5秒である
。92時間反応を続けると、パラオキシ安息香酸エチル
エステル6、587 kgからパラオキシベンゾニトリ
ル4.477kgが得られる。収率は94.8%である
。ガスクロマトグラフィーの分析によれば、1.2%の
フェノールの副生を認めたのみである。担持触媒1重量
当り、得られるバラオキシベンゾニトリルは10.1以
上である。
実施例5
アルミナを担体とし、燐酸硼素(PtO*とB20゜の
モル比1)の担持率&75%の担持触媒293gを内径
5cILの反応管に充填する。サリチル酸オクチルエス
テルtoa、9II/時間及びアンモニア148’g/
時間の割合で反応管に導入し、415℃で気相反応を行
う。混合ガス中のアンモニア及びサリチル酸オクチルエ
ステルのモル比は20:1.接触時間は11秒である。
モル比1)の担持率&75%の担持触媒293gを内径
5cILの反応管に充填する。サリチル酸オクチルエス
テルtoa、9II/時間及びアンモニア148’g/
時間の割合で反応管に導入し、415℃で気相反応を行
う。混合ガス中のアンモニア及びサリチル酸オクチルエ
ステルのモル比は20:1.接触時間は11秒である。
8時間反応を続けると、サリチル酸オナチルエステル8
71.2 gからサリチルニトリA 375.3 、l
irが得られる。収率は′90.5%である。ガスクロ
マトグラフィーの分析によれば、わずかに2.6%のフ
ェノールの副生が認められた。
71.2 gからサリチルニトリA 375.3 、l
irが得られる。収率は′90.5%である。ガスクロ
マトグラフィーの分析によれば、わずかに2.6%のフ
ェノールの副生が認められた。
手続補正書(自発)
昭和57年12月2日
特許庁長官若杉和夫殿
1、事件の表示
特願昭56−159851号
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
住 所
(名 称)
4、代 理 人
5、補正命令の日付
6、補正により増加する発明の数
訂 正 書(特願昭56−139851号)明
細書中下記の訂正を行う。
細書中下記の訂正を行う。
1、第5頁下から2行と1行の間に下記の文を加入する
。
。
「シリカを担体とする担持触媒は、これにアルミナなど
を混合して用いることにより触媒の寿命を増加すること
ができる。」 2、第7頁下から6行の120」を「40」に改める。
を混合して用いることにより触媒の寿命を増加すること
ができる。」 2、第7頁下から6行の120」を「40」に改める。
6、第8頁2行「シリカ」の次に下記の文を加入す4、
第11頁7行「アル4ミナ」の次に下記の文を加入する
。
第11頁7行「アル4ミナ」の次に下記の文を加入する
。
「(球状、細孔径1μ程度)」、
5、第11負結行の次に下記の文を加入する。
「実施例6
シリカを担体とし、燐酸硼素(p、o、とB2O3のモ
ル比1)の担持率6.94%の担持触媒195gとアル
ミナ195gとをよく混合し、内径5crnの反応管に
充填する。パラオ°キシ安息香酸エチルエステル751
!/時間、アンモニア268.897時間及び水蒸気4
0.7g/時間の割合で反応管に導入し、395℃で気
相反応を行う。
ル比1)の担持率6.94%の担持触媒195gとアル
ミナ195gとをよく混合し、内径5crnの反応管に
充填する。パラオ°キシ安息香酸エチルエステル751
!/時間、アンモニア268.897時間及び水蒸気4
0.7g/時間の割合で反応管に導入し、395℃で気
相反応を行う。
・混合ガス中のアンモニア、水蒸気及びバラオキシ安息
香酸エチルエステルのモル比は35:5:1で、接触時
間は5秒である。608時間反応を続けると、バラオキ
シ安息香酸エチルエステル25.1 kl?からバラオ
キシベンゾニトリル15、75 kgが得られる。収率
は95.1%である。
香酸エチルエステルのモル比は35:5:1で、接触時
間は5秒である。608時間反応を続けると、バラオキ
シ安息香酸エチルエステル25.1 kl?からバラオ
キシベンゾニトリル15、75 kgが得られる。収率
は95.1%である。
ガスクロマトグラフィーの分析によれば、2.5%のフ
ェノ」ルの副生を認めたの゛みであった。
ェノ」ルの副生を認めたの゛みであった。
燐酸硼素を担持したシリカと゛アルミナの合計1重量当
り、得られるバラオキシベンゾニトリルは40,3以上
である。」
り、得られるバラオキシベンゾニトリルは40,3以上
である。」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 燐酸硼素担持触媒を用い、オキシ安息香酸エステ
ルを気相中でアンモニアと反応させることを特徴とする
、オキシベンゾニトリル類の製法。 2、 担体としてシリカ、アルミナ、珪藻土又は軽石を
使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
の方法。 6、 反応を水蒸気導入下に行うことを特徴とする特許
請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4、 オキシ安息香酸の炭素数1〜10のアルキルエス
テルを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1項
ないし第3項のいずれかに記載の方法。 5、ハラオキシ安息香酸の炭素数1〜10のアルキルエ
ステルを使用することを特徴とする特許請求の範囲第1
項ないし第4項のいずれかに記載の方法。
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---|---|---|---|
JP56139831A JPS5841852A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | オキシベンゾニトリル類の製法 |
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CA000410728A CA1178972A (en) | 1981-09-07 | 1982-09-03 | Process for producing hydroxybenzonitriles |
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JP56139831A JPS5841852A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | オキシベンゾニトリル類の製法 |
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