JPS5841399Y2 - 車体懸架用空気ばねダンパの空気封入装置 - Google Patents
車体懸架用空気ばねダンパの空気封入装置Info
- Publication number
- JPS5841399Y2 JPS5841399Y2 JP1977063265U JP6326577U JPS5841399Y2 JP S5841399 Y2 JPS5841399 Y2 JP S5841399Y2 JP 1977063265 U JP1977063265 U JP 1977063265U JP 6326577 U JP6326577 U JP 6326577U JP S5841399 Y2 JPS5841399 Y2 JP S5841399Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- spool
- air spring
- damper
- spring damper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
二輪車および四輪用の車体懸架用として慣用されている
空気ばねダンパは、従来その封入空気圧を各別に調整す
るか、または１個の圧力空気タンクから各ダンパの空気
室に圧力空気を供給する集中タンク方式が用いられてい
る。
空気ばねダンパは、従来その封入空気圧を各別に調整す
るか、または１個の圧力空気タンクから各ダンパの空気
室に圧力空気を供給する集中タンク方式が用いられてい
る。
空気ダンパの封入空気圧力を個々に調整する場合には、
これら封入空気圧に誤差があるとき車体に傾きを生じて
操縦安定性を損い、また集中タンク方式の場合には、封
入した後において１個のダンパの空気圧がある原因によ
り低下したとき、他のダンパの圧力も同時に低下する問
題点がある。
これら封入空気圧に誤差があるとき車体に傾きを生じて
操縦安定性を損い、また集中タンク方式の場合には、封
入した後において１個のダンパの空気圧がある原因によ
り低下したとき、他のダンパの圧力も同時に低下する問
題点がある。
本考案はこのような問題点を解決することを目的とした
もので、複数個の空気ばねダンパの空気圧を均一に保持
するとともに、１個のダンパの空気圧が漏洩等により低
下したとき他のダンパの空気圧に影響を及ぼさないよう
にしたものである。
もので、複数個の空気ばねダンパの空気圧を均一に保持
するとともに、１個のダンパの空気圧が漏洩等により低
下したとき他のダンパの空気圧に影響を及ぼさないよう
にしたものである。
本考案を図面の実施例について説明すれば、３はバルブ
・・シリンダ１のシリンダ状中空部２に摺動自在に嵌挿
したスプールで、その外周に環状溝４が穿設されている
。
・・シリンダ１のシリンダ状中空部２に摺動自在に嵌挿
したスプールで、その外周に環状溝４が穿設されている
。
この環状溝４はスプール３に穿設した切欠溝５または第
２図に示す如き孔５を介して中空部２にそれぞれ連結し
ている。
２図に示す如き孔５を介して中空部２にそれぞれ連結し
ている。
６゜６′はバルブ・・シリンダ１の中空部２左右開放端
を閉塞した端部材で、中空部に差込んだ先端が適当間隔
をもってスプール３と対向し、その中心に穿設した通路
γが導管８を介してダンパＡ、Ａの空気室Ｂ 、 Ｂ’
に連結される。
を閉塞した端部材で、中空部に差込んだ先端が適当間隔
をもってスプール３と対向し、その中心に穿設した通路
γが導管８を介してダンパＡ、Ａの空気室Ｂ 、 Ｂ’
に連結される。
９，９′はスプール３と端部材６，６′の間にそれぞれ
装着したばねで、これらばねによりスプール３が中立位
置に保持される。
装着したばねで、これらばねによりスプール３が中立位
置に保持される。
バルブ・・シリンダ１は環状溝４に開口する流入孔１０
を備え、圧力空気タンクから逆止弁１１を介して上記流
入孔１０に送られる圧力空気が中空部２に供給される。
を備え、圧力空気タンクから逆止弁１１を介して上記流
入孔１０に送られる圧力空気が中空部２に供給される。
全空気ばねダンパＡ、Ａ’の空気室Ｂ、Ｂ’を導管８を
介して端部材６，６′の通路Ｔにそれぞれ連結した状態
において、圧力空気を流入孔１０から中空部２に供給す
ると、圧力空気がスプール３の孔または切欠溝５、端部
材６，６′の通路γおよび導管８を経てダンパの空気室
Ｂ 、 Ｂ’に送られ、空気ばねダンパＡ、Ａの封入圧
力を均一に保持する。
介して端部材６，６′の通路Ｔにそれぞれ連結した状態
において、圧力空気を流入孔１０から中空部２に供給す
ると、圧力空気がスプール３の孔または切欠溝５、端部
材６，６′の通路γおよび導管８を経てダンパの空気室
Ｂ 、 Ｂ’に送られ、空気ばねダンパＡ、Ａの封入圧
力を均一に保持する。
また走行中において一方の空気ばねダンパムの空気圧が
漏洩等により低下したとき、スプール３が左右端部に作
用する圧力差により一方の端部材６側に変位してこれに
密着し通路Ｔを閉塞し、従って他方の空気ばねダンパＡ
の空気室Ｂの空気が、空気ばねダンパＡの空気室Ｂに流
出することなく、その空気圧力の低下を防止して現状に
保持する効果がある。
漏洩等により低下したとき、スプール３が左右端部に作
用する圧力差により一方の端部材６側に変位してこれに
密着し通路Ｔを閉塞し、従って他方の空気ばねダンパＡ
の空気室Ｂの空気が、空気ばねダンパＡの空気室Ｂに流
出することなく、その空気圧力の低下を防止して現状に
保持する効果がある。
以上のように本考案は、流入口１０が開口するバルブハ
ウジング１のシリンダ状中空部２に摺動自在に嵌挿した
スプール３の環状溝４を、該スプールに穿設した孔また
は切欠溝５を介して上記中空部２にそれぞれ連通させる
と共に、中空部２の左右開放端を閉塞する端部材６，６
′には、空気ばねダンパＡ、Ａの空気室Ｂ、Ｂと導管８
を介して連通ずる通路Ｔを設け、上記空気ばねダンパＡ
。
ウジング１のシリンダ状中空部２に摺動自在に嵌挿した
スプール３の環状溝４を、該スプールに穿設した孔また
は切欠溝５を介して上記中空部２にそれぞれ連通させる
と共に、中空部２の左右開放端を閉塞する端部材６，６
′には、空気ばねダンパＡ、Ａの空気室Ｂ、Ｂと導管８
を介して連通ずる通路Ｔを設け、上記空気ばねダンパＡ
。
Ａの空気室Ｂ、Ｂをスプール３に穿設した死重たは切欠
溝５と通路ｌ、γ′と導管８，８′とを介して常時連通
状態に維持するよう上記端部材６，６′とスプール３端
部間にばね９，９′を装着し、上記空気はねダンパＡ、
Ａの一方が損壊した際、損壊した側に位置する通路をス
プール端部で閉塞できるようにしたから、通常時では、
両空気ばねダンパの空気室が連通状態におかれているた
め、空気ばねダンパが常に同調作動し得られ、作動安定
性が著しく向上すると同時に両空気ばねダンパの空気室
の同調が、空気ばねダンパ或いは導管等の損壊によって
くずれ、一方の空気ばねダンパが使用不能となっても、
他方の空気ばねダンパの空気圧により、バルブ本体内の
スプールがスプリングに抗していずれか一方に摺動し、
損壊した側の端部材へと当接することで、損壊されてい
ない側の空気はねダンパが不能となってしまうのを防止
することができるという効果を持つものである。
溝５と通路ｌ、γ′と導管８，８′とを介して常時連通
状態に維持するよう上記端部材６，６′とスプール３端
部間にばね９，９′を装着し、上記空気はねダンパＡ、
Ａの一方が損壊した際、損壊した側に位置する通路をス
プール端部で閉塞できるようにしたから、通常時では、
両空気ばねダンパの空気室が連通状態におかれているた
め、空気ばねダンパが常に同調作動し得られ、作動安定
性が著しく向上すると同時に両空気ばねダンパの空気室
の同調が、空気ばねダンパ或いは導管等の損壊によって
くずれ、一方の空気ばねダンパが使用不能となっても、
他方の空気ばねダンパの空気圧により、バルブ本体内の
スプールがスプリングに抗していずれか一方に摺動し、
損壊した側の端部材へと当接することで、損壊されてい
ない側の空気はねダンパが不能となってしまうのを防止
することができるという効果を持つものである。
第１図は本考案の一実施例の縦断面図、第２図はスリー
ブの他の実施例の拡大縦断面図である。 １・・・バルブハウジング、２・・・シリンダ状中空部
、３・・・スプール、４・・・環状溝、５・・・孔また
は切欠溝、６．６′・・・端部材、γ・・・通路、８・
・・導管、９，９′・・・ばね、１０・・・流入孔。
ブの他の実施例の拡大縦断面図である。 １・・・バルブハウジング、２・・・シリンダ状中空部
、３・・・スプール、４・・・環状溝、５・・・孔また
は切欠溝、６．６′・・・端部材、γ・・・通路、８・
・・導管、９，９′・・・ばね、１０・・・流入孔。
Claims (1)
- 流入口１０が開口するバルブハウジング１のシリンダ状
中空部２に摺動自在に嵌挿したスプール３の環状溝４を
、該スプールに穿設し７た孔または切欠溝５を介して上
記中空部２にそれぞれ連通させると共に、中空部２の左
右開放端を閉塞する端部材６，６′には、空気ばねダン
パＡ 、 Ａ’の空気室Ｂ、Ｂと導管８を介して連通ず
る通路ｌを設け、上記空気ばねダンパＡ、Ａ’の空気室
Ｂ 、 Ｂ’をスプール３に穿設した孔または切欠溝５
と通路γ、ｆと導管８，８′とを介して常時連通状態に
維持するよう上記端部材６，６′とスプール３端部間に
ばね９．９′を装着し、上記空気ばねダンパＡ、Ａ’の
一方が損壊した際、損壊した側に位置する通路をスプー
ル端部で閉塞できるようにした車体懸架用空気ばねダン
パの空気封入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977063265U JPS5841399Y2 (ja) | 1977-05-19 | 1977-05-19 | 車体懸架用空気ばねダンパの空気封入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977063265U JPS5841399Y2 (ja) | 1977-05-19 | 1977-05-19 | 車体懸架用空気ばねダンパの空気封入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53159483U JPS53159483U (ja) | 1978-12-14 |
| JPS5841399Y2 true JPS5841399Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=28966286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977063265U Expired JPS5841399Y2 (ja) | 1977-05-19 | 1977-05-19 | 車体懸架用空気ばねダンパの空気封入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841399Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-19 JP JP1977063265U patent/JPS5841399Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53159483U (ja) | 1978-12-14 |
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