JPS609499Y2 - 三方弁装置 - Google Patents

三方弁装置

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JPS609499Y2
JPS609499Y2 JP17685379U JP17685379U JPS609499Y2 JP S609499 Y2 JPS609499 Y2 JP S609499Y2 JP 17685379 U JP17685379 U JP 17685379U JP 17685379 U JP17685379 U JP 17685379U JP S609499 Y2 JPS609499 Y2 JP S609499Y2
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JP
Japan
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plunger
core
cylinder
outflow
inlet
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JP17685379U
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JPS5693577U (ja
Inventor
丈治 宇野
三郎 増田
優 師岡
仁 小林
幸雄 篠原
Original Assignee
三菱電機株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は電磁力でプランジャを駆動し、流出入口の接
続状態を切換えるようにした三方弁装置に関するもので
ある。
従来、上記のような三方弁装置として、特開昭50−3
7029号公報に示されたものが知られている。
この三方弁装置は、第1図に示すように、電磁コイル1
1内の一端部にこれの外周に嵌着したコアボディ1と一
体のコア14を設け、上記電磁コイル11の他端部にコ
アボディ1に一部を嵌着したストッパ2を連設し、電磁
コイル11内にプランジャ12をコア14とストッパ2
の間の軸方向摺動可能に嵌挿し、プランジャ12の両端
部に弁体22,24を設け、コア14とストッパ2とに
上記弁体22と24で開閉される流出入口19と9を設
け、ストッパ2の流出入口9に近い周壁に共通の流出入
日10を設け、弁体24が流出入口9を常に閉じるよう
にプランジャ12を押圧するバネ27を電磁コイル11
内に設け、プランジャ12の外周面に長手方向溝23を
設け、流出入口19および9,10に接続する流路3お
よび4.5がコア14およびストッパ2を軸方向に沿っ
て貫通するように設けたものである。
そして、この三方弁装置は、電磁コイル11に通電する
と、プランジャ12がバネ27に抗してコア14側に移
動し、弁体22で流出入口19を閉じ、共通の流出入口
10と流出入口9とが連通し、また電磁コイルを非通電
にすると、プランジャ12がバネ27によってストッパ
2側に移動し、弁体24で流出入口9を閉じ、共通の流
出入口10と流出入口19とがプランジャ12外周面の
長手方向溝23を介して連通ずる。
しかし、この従来の三方弁装置では、コア14およびこ
れと対向するプランジャ12の一端面がともに軸方向と
直角であったため、電磁コイル11の非通電時のコア1
4とプランジャ12の間のエアギャップがプランジャ1
2のストロークとほぼ一致するので、エアギャップを高
精度にする必要があり、動作が不確実になり易い上に、
エアギャップを小さくしに<<、このために電磁コイル
11を大型にして電磁力を強くしなければならないとい
う問題があった。
また、ストッパ2の軸方向に沿って流出入口9,10に
接続する流路3゜4がストッパ2にこれの軸方向に沿っ
て平行に形成され、近接しているために、流路3,4の
外側開口に配管を接続しにくく、上述した問題と相まっ
て小型化が困難であるという問題があった。
この考案は、上述した従来のものの問題を解決して、確
実な動作ができる上に、小型、軽量で安価であり、さら
に配管の接続も容易な三方弁装置を提供することを目的
としている。
この考案の三方弁装置は、電磁コイル11に、筒7を嵌
挿固定すると共に、筒7の一端部に連らなるコア14を
設け、筒7内に両端部に弁体22.24を有するプラン
ジャ12を軸方向の摺動可能に嵌挿し、プランジャ12
の一端部に先細のテーパ部13を設け、このテーパ部1
3が所定のエアギャップeで嵌まるテーパ穴20を上記
コア14に設け、コア14および上記筒7のコア14と
反対側端に上記弁体22および24で開閉される流出入
口19および9をそれぞれ設け、筒7の流出入口9に近
い周壁に共通の流出入口10を設け、筒7内に弁体22
,24の一方が流出入口9.19の一方を常に閉じるよ
うにプランジャ12を押圧するバネ27を設け、筒7と
プランジャ12との一方の摺動面に長手方向溝を設け、
さらに共通の流出入口10に接続する接続管2をプラン
ジャ12の軸方向と直交する一側に、開閉される流出入
口19,9に接続する接続管X、Yをプランジャ12の
軸方向と直交する他側に、筒7、コア14からそれぞれ
突出させたものである。
この考案の三方弁装置は、以上のように構成され、プラ
ンジャ12に設けた先細のテーパ部13がコア14のテ
ーパ穴20に所定のエアギャップeで嵌められているの
で、プランジャ12のストロークをエアギャップより大
きくすることができ確実な動作ができる上に、エアギャ
ップを小さくすることが上述した従来のものに比べて容
易にでき、エアギャップを小さくできることにより、電
磁コイル11の電磁力が小さくてすみ、したがって電磁
コイル11などを小型、軽量化することができ安価であ
る。
また、この考案の三方弁装置は、上述したように、共通
の流出入口10に接続する接続管2をプランジャ12の
軸方向と直交する一側に、開閉される流出入口9と19
に接続する接続管YとXとをともにプランジャ12の軸
方向と直交する他側に、それぞれ突出させたので、流出
入口9と10が近接していても、接続管Z。
Yが離れていることにより、これらへの配管が容易にで
きる三方弁装置を提供できる。
この考案の一実施例を第2図、第3図によって説明する
第2図は電磁コイルへの非通電時を示している。
第2図において、6はボディであり、接続管Y、 Zお
よび筒7を形成している。
接続管Yはフィルタ8aが内挿されており、流出入口9
によって筒7中心線上の内端面に連通している。
接続管2も共通流出入口10により流出入口9に近い筒
7の内周面に連通している。
筒7の外周面には電磁コイル11が圧入され、その内周
面にはプランジャ12が摺動自在に内挿されている。
筒7の先端部にはコア14が気密的に段部15にて挿入
されており、コア14はプランジャ12の先端部に設け
た先細のテーパ部13とエアギャップeの距離をへだで
、これに対向して嵌まっている。
16はボデ゛イであり、接続管Xおよび電磁コイル11
との接続部17を形成している。
接続管Xにはフィルタ8bが内挿されており、穴18が
筒7中心線と同軸上に開孔されている。
また、コア14は穴18と同軸に流出入口19をもち、
コア12のテーパ部13と対向してテーパ穴20を有し
ている。
21はコア14と接続部17との間の漏れ防止のための
Oリング、22はテーパ部13の末端部に嵌め込まれた
Oリングよりなる弁体であり、テーパ穴20にコイル通
電時にプランジャ12が作動されたときに気密に当接す
る役目をする。
23は第3図のようにプランジャ12の筒7の内周面に
摺動自在に接している部分に複数個設けられた長手方向
の溝であり、溝23両側の空間の連通を確実にしている
24はプランジャ12先端の突起25に保持され流出入
口9の弁座26と気密に当接する弁体である。
27はバネであり、このバネ27により弁体24は弁座
26と気密に非通電時に接している。
そして、共通の流出入口10に接続する接続管2がプラ
ンジャ12の軸方向と直交する一側に、開閉される流出
入口19.9に接続する接続管X、 Yがプランジャ1
2の軸方向と直交する他側に、筒7、コア14からそれ
ぞれ突出するように配置されている。
第4図は上記プランジャ12の溝23を含む部分の横断
面図であり、溝形状の他の例を示すものである。
第3図のプランジャ12に設けた溝23の代わりに、こ
の第4図のように筒7の内周面に溝23′を設けても、
同様な効果を発揮する。
上述のように構成された実施例の三方弁装置は、電磁コ
イル11への非通電時には、バネ27により弁体24が
弁座26と気密に当接しているため、流出入口19と1
0が連通し、流出入口9と10が封連通となっており、
電磁コイル11に通電すると、電磁力がエアギャップe
を小さくする方向に働き、バネ27の予圧力に打ち勝っ
てプランジャ12が左方に移動し、弁体22がテーパ穴
20に気密に当接し、同時に弁体24は弁座26から離
れるので、流出入口19と10が非連通となり、流出入
口9と10が連通となる。
そして、たとえば500rrI!RH20の空気静圧に
対し、弁体24の受圧面が直径4rIrItの円のとき
その受圧力は6.3であり、これに対抗する予圧力とし
ては20〜30あればよく、それ放電磁力は100gr
以下という小さな力で済む。
以上説明したように、この考案によれば、プランジャ1
2に設けた先細のテーパ部13がコア14のテーパ穴2
0に所定のエアギャップeで嵌められていることにより
、確実な動作ができる上に、電磁コイル11を小型、軽
量にできて安価にすることができ、さらに、共通の流出
入口10に接続する接続管2と、開閉される流出入口9
,19に接続する接続管X、 Yとがプランジャ12の
軸方向に対し直交する一側と他側に、それぞれ突出する
ようにしたので、接続管X、 Y、 Zへの配管が容易
にでき、低空気圧用に好適する三方弁装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の三方弁装置を示す縦断面図、第2図はこ
の考案の一実施例を示す縦断面図、第3図は第2図のプ
ランジャの横断面図、第4図はこの考案の他の実施例に
おけるプランジャと筒を示す断面図である。 x、 y、 z・・・・・・接続管、e・・・・・・エ
アギャップ、7・・・・・・筒、9・・・・・・流出入
口、10・・・・・・共通の流出入口、11・・・・・
・電磁コイル、12・・・・・・プランジャ、13・・
・・・・テーパ部、14・・・・・・コア、19・・・
・・・流出入口、20・・・・・・テーパ穴、22・・
・・・・弁体、23.23’・・・・・・溝、24・・
・・・・弁体、27・・・・・・バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイル11に、筒7を嵌挿固定すると共に、筒7の
    一端部に連らなるコア14を設け、筒7内に両端部に弁
    体22,24を有するプランジャ12を軸方向の摺動可
    能に嵌挿し、プランジャ12の一端部に先細のテーパ部
    13を設け、このテーパ部13が所定のエアギャップe
    で嵌まるテーパ穴20を上記コア14に設け、コア14
    および上記筒7のコア14と反対側端に上記弁体22お
    よび24で開閉される流出入口19および9をそれぞれ
    設け、筒7の流出入口9に近い周壁に共通の流出入口1
    0を設け、筒7内に弁体22,24の一方が流出入口9
    ,19の一方を常に閉じるようにプランジャ12を押圧
    するバネ27を設け、筒7とプランジャ12との一方の
    摺動面に長手方向溝を設け、さらに共通の流出入口10
    に接続する接続管2をプランジャ12の軸方向と直交す
    る一側に、開閉される流出入口19,9に接続する接続
    管X、 Yをプランジャ12の軸方向と直交する他側に
    、筒7、コア14からそれぞれ突出させたことを特徴と
    する三方弁装置。
JP17685379U 1979-12-20 1979-12-20 三方弁装置 Expired JPS609499Y2 (ja)

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JPS5693577U JPS5693577U (ja) 1981-07-25
JPS609499Y2 true JPS609499Y2 (ja) 1985-04-03

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KR101714554B1 (ko) * 2016-11-01 2017-03-09 (주)포빅스 전자동 밥솥용 멀티웨이 밸브장치

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