JPS5841367Y2 - 液圧クレ−ンの運転制御装置 - Google Patents
液圧クレ−ンの運転制御装置Info
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- JPS5841367Y2 JPS5841367Y2 JP9338576U JP9338576U JPS5841367Y2 JP S5841367 Y2 JPS5841367 Y2 JP S5841367Y2 JP 9338576 U JP9338576 U JP 9338576U JP 9338576 U JP9338576 U JP 9338576U JP S5841367 Y2 JPS5841367 Y2 JP S5841367Y2
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- Japan
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- valve
- electromagnetic
- hydraulic actuator
- hydraulic
- liquid
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液圧アクチュエータにより被作動物の微動操作
を円滑にかつ容易に行うことができる液圧クレーンの運
転制御装置に関するものである。
を円滑にかつ容易に行うことができる液圧クレーンの運
転制御装置に関するものである。
従来、ブームの旋回、伸縮、起伏、吊りワイヤの巻上げ
、巻下ろしなどの各種の動作を緩急自在に、しかも円滑
に行うための運転制御装置としては、サーボ制御弁が用
いられているが、荷の積卸しのためにトラックなどに付
設される形式の液圧クレーンとしては、装置全体として
の価格が高くなり不利である。
、巻下ろしなどの各種の動作を緩急自在に、しかも円滑
に行うための運転制御装置としては、サーボ制御弁が用
いられているが、荷の積卸しのためにトラックなどに付
設される形式の液圧クレーンとしては、装置全体として
の価格が高くなり不利である。
そこで、簡易型の液圧クレーンには方向切換弁が採用さ
れているが、動作の鋭敏性を得るために弁溝相互の間隔
を小さくすると、スプールの中立状態にトける内部液洩
れを抑えることが製作上困難となるので、弁ハウジング
とスプールの加工公差を考慮して、ある程度弁溝の間隔
(無効ストローク)を大きくとっている。
れているが、動作の鋭敏性を得るために弁溝相互の間隔
を小さくすると、スプールの中立状態にトける内部液洩
れを抑えることが製作上困難となるので、弁ハウジング
とスプールの加工公差を考慮して、ある程度弁溝の間隔
(無効ストローク)を大きくとっている。
しかしながら、従来のこのような方向切換弁を用いた運
転制御装置では、スプールの操作に対する液圧アクチュ
エータの動作に時間遅れが生じ、敏速な切換動作ができ
ないばかりでなく、微動操作(インチング)つまり滑ら
かな起動、停止を行うことが困難であるなどの問題があ
る。
転制御装置では、スプールの操作に対する液圧アクチュ
エータの動作に時間遅れが生じ、敏速な切換動作ができ
ないばかりでなく、微動操作(インチング)つまり滑ら
かな起動、停止を行うことが困難であるなどの問題があ
る。
本考案の目的は、価格的に有利な電磁型の方向切換弁を
用いたものにトいて、方向切換弁の動きを無効ストロー
クは速く、その後はゆっくりさせ、見掛は上の無効スト
ロークをなくすことによって、敏速かつ円滑な起動操作
釦よび微動操作を可能にした液圧クレーンの運転制御装
置を得ることにある。
用いたものにトいて、方向切換弁の動きを無効ストロー
クは速く、その後はゆっくりさせ、見掛は上の無効スト
ロークをなくすことによって、敏速かつ円滑な起動操作
釦よび微動操作を可能にした液圧クレーンの運転制御装
置を得ることにある。
このため、本考案の構成はブームの起伏、伸縮などを行
うための液圧アクチュエータと、該液圧アクチュエータ
と液圧源との間に挿入接続されて前記液圧アクチュエー
タの液圧回路を制御する方向切換弁と、該方向切換弁の
スプールを駆動するための副液圧アクチュエータとを備
えた液圧クレ−ンの運転制御装置にトいて、前記副液圧
アクチュエータを制御する電磁方向切換弁と液圧源との
間に第1の電磁開閉弁を、前記第1の電磁開閉弁の下流
側と液槽との間に第2の電磁開閉弁をそれぞれ接続し、
前記副液圧アクチュエータに中立位置検出用カムを設け
、該カムにより作動する継電器を配設し、前記第1の電
磁開閉弁の通電回路と前記第2の電磁開閉弁の通電回路
とに、パルス発生器と前記継電器により作動する常開接
点とからなる直列回路と該直列回路と並列に接続されか
つ前記継電器により作動する常閉接点とをそれぞれ挿入
接続し、加減速スイッチにより前記1、第2の電磁開閉
弁の通電回路のいずれか一方を通電するようにし、前記
液圧アクチュエータの起動時前記第1の電磁開閉弁を断
続的に開き、前記液圧アクチュエータの停止時前記第2
の電磁開閉弁を断続的に開くようにしたものである。
うための液圧アクチュエータと、該液圧アクチュエータ
と液圧源との間に挿入接続されて前記液圧アクチュエー
タの液圧回路を制御する方向切換弁と、該方向切換弁の
スプールを駆動するための副液圧アクチュエータとを備
えた液圧クレ−ンの運転制御装置にトいて、前記副液圧
アクチュエータを制御する電磁方向切換弁と液圧源との
間に第1の電磁開閉弁を、前記第1の電磁開閉弁の下流
側と液槽との間に第2の電磁開閉弁をそれぞれ接続し、
前記副液圧アクチュエータに中立位置検出用カムを設け
、該カムにより作動する継電器を配設し、前記第1の電
磁開閉弁の通電回路と前記第2の電磁開閉弁の通電回路
とに、パルス発生器と前記継電器により作動する常開接
点とからなる直列回路と該直列回路と並列に接続されか
つ前記継電器により作動する常閉接点とをそれぞれ挿入
接続し、加減速スイッチにより前記1、第2の電磁開閉
弁の通電回路のいずれか一方を通電するようにし、前記
液圧アクチュエータの起動時前記第1の電磁開閉弁を断
続的に開き、前記液圧アクチュエータの停止時前記第2
の電磁開閉弁を断続的に開くようにしたものである。
本考案を実施例に基づいて説明すると、第1図に示すよ
うに、クレーンの運転制御装置はブームの起伏、伸縮動
作などを行う液圧アクチュエータ51と、該液圧アクチ
ュエータ51の液圧回路を制御する中立位置アンロード
型の方向切換弁31と、該方向切換弁31を駆動する副
液圧アクチュエータ41と、該副液圧アクチュエータ4
1の液圧回路を制御する中立位置プレッシャポートブロ
ック型の電磁方向切換弁21と、該電磁方向切換弁21
を液匣源釦よび液槽に対して接続、ghする常閉型の電
磁開閉弁61,62とからなっている。
うに、クレーンの運転制御装置はブームの起伏、伸縮動
作などを行う液圧アクチュエータ51と、該液圧アクチ
ュエータ51の液圧回路を制御する中立位置アンロード
型の方向切換弁31と、該方向切換弁31を駆動する副
液圧アクチュエータ41と、該副液圧アクチュエータ4
1の液圧回路を制御する中立位置プレッシャポートブロ
ック型の電磁方向切換弁21と、該電磁方向切換弁21
を液匣源釦よび液槽に対して接続、ghする常閉型の電
磁開閉弁61,62とからなっている。
液圧アクチュエータ51はピストン50によって室A、
Bが区画され、ピストンロッド51の往復動によって、
図示してないブームの起伏ある(・は伸縮などを行うよ
うになっている。
Bが区画され、ピストンロッド51の往復動によって、
図示してないブームの起伏ある(・は伸縮などを行うよ
うになっている。
室A、Hに連なる液路71,72の一方へ、液圧ポンプ
19から圧液を送るための給液路16と、他方の液路の
液を液槽18に戻すための還液路1Tとが備えられ、方
向切換9P31を介して互いに切換接続されるようにな
っている。
19から圧液を送るための給液路16と、他方の液路の
液を液槽18に戻すための還液路1Tとが備えられ、方
向切換9P31を介して互いに切換接続されるようにな
っている。
給液路16は液槽18に接続され得る中立液路16aと
、逆止弁10を有する液路16bとに分岐される。
、逆止弁10を有する液路16bとに分岐される。
また、液路16と液路11との間に逃し弁9が接続され
る。
る。
方向切換弁31はこのスプールが3つの位置d、e、
fに切り換えられるようになって訃り、通常戻しばね
65,66によって中立の位置eとされ、この位@eで
給液路16は液路16a、67を介して液槽18に接続
され、液圧アクチュエータ51の室A、Bは液圧源訃よ
び液槽1Bから遮断されている。
fに切り換えられるようになって訃り、通常戻しばね
65,66によって中立の位置eとされ、この位@eで
給液路16は液路16a、67を介して液槽18に接続
され、液圧アクチュエータ51の室A、Bは液圧源訃よ
び液槽1Bから遮断されている。
方向切換弁31のスプールは手動操作レバー28によっ
て操作することができ、また、ロッド26を介して副液
モアクチュエータ41のピストン27に連結され、これ
によっても操作されるようになっている。
て操作することができ、また、ロッド26を介して副液
モアクチュエータ41のピストン27に連結され、これ
によっても操作されるようになっている。
そして、スプールはその変位量に応じて互いに接続され
る液路の流量を加減し得るような構成となっている。
る液路の流量を加減し得るような構成となっている。
副液モアクチュエータ41のピストン21は中央部が高
くなっているカム63を有するロッド26を備えてトリ
、このカム63によって継電器64が作動されるように
なっている。
くなっているカム63を有するロッド26を備えてトリ
、このカム63によって継電器64が作動されるように
なっている。
カム63は方向切換弁31の無効ストロークの範囲内と
範囲外とで継電器64をONからOFFへ、またはOF
FからONへ切り換える作用をする。
範囲外とで継電器64をONからOFFへ、またはOF
FからONへ切り換える作用をする。
副液圧アクチュエータ41の室C,Dは液路73,74
を介して電磁方向切換弁21に接続し、さらに液路36
aを介して電磁開閉弁61に接続し、該電磁開閉弁61
は低圧液圧源に接続されるようになっている。
を介して電磁方向切換弁21に接続し、さらに液路36
aを介して電磁開閉弁61に接続し、該電磁開閉弁61
は低圧液圧源に接続されるようになっている。
このため、給液路16から液路36が分岐され、減圧弁
8釦よび逆止弁7を介して蓄圧タンク6に低圧液圧源が
備えられる。
8釦よび逆止弁7を介して蓄圧タンク6に低圧液圧源が
備えられる。
電磁方向切換弁21はまた液路37を介して液槽38に
連なって釦す、この液路31と前述した液路36aとの
間に電磁開閉−ff62が接続される。
連なって釦す、この液路31と前述した液路36aとの
間に電磁開閉−ff62が接続される。
電磁開閉9P61は通常戻しばね46によってスプール
が位置りとされ、電磁コイル45が励磁されると位置g
となり、液路36,36aが互いに接続される。
が位置りとされ、電磁コイル45が励磁されると位置g
となり、液路36,36aが互いに接続される。
同様に、電磁開閉弁62は通常戻しばね4γによって位
置jとされ、電磁コイル48が励磁されると位置にとな
り、液路36aが液槽18に接続される。
置jとされ、電磁コイル48が励磁されると位置にとな
り、液路36aが液槽18に接続される。
電磁方向切換弁21はスプールが3つの位置a、b、c
に切り換わるようになって釦す、通常戻しばね29,3
0によって中立の位置すとされ、電磁コイル38が励磁
されると位置aに、逆に電磁コイル39が励磁されると
位置Cに切り換わる。
に切り換わるようになって釦す、通常戻しばね29,3
0によって中立の位置すとされ、電磁コイル38が励磁
されると位置aに、逆に電磁コイル39が励磁されると
位置Cに切り換わる。
電磁方向切換弁21釦よび電磁開閉弁61 、62を駆
動するための電源回路は次のように構成される。
動するための電源回路は次のように構成される。
すなわち、電磁方向切換弁21の電磁コイル38.39
がそれぞれ方向選択スイッチ11を介して電源4に接続
され、また、電磁開閉弁61の電磁コイル45が常開接
点53釦よびパルス発生器54からなる直列回路と、こ
れに並列に接続される常閉接点52を通じ、さらに加減
速スイッチ55を通じて電源4に接続され、同様に電磁
開閉弁62の電磁コイル4Bが常開接点57:L−よび
パルス発生器58からなる直列回路と、これに並列に接
続された常閉接点59を通じ、さらに前記加減速スイッ
チ55を通じて電源4に接続される。
がそれぞれ方向選択スイッチ11を介して電源4に接続
され、また、電磁開閉弁61の電磁コイル45が常開接
点53釦よびパルス発生器54からなる直列回路と、こ
れに並列に接続される常閉接点52を通じ、さらに加減
速スイッチ55を通じて電源4に接続され、同様に電磁
開閉弁62の電磁コイル4Bが常開接点57:L−よび
パルス発生器58からなる直列回路と、これに並列に接
続された常閉接点59を通じ、さらに前記加減速スイッ
チ55を通じて電源4に接続される。
以上は特にブームの伸縮を行う液圧アクチュエータ51
の制御回路について述べたのであるが、第2図に示すよ
うに、ブームの起伏、ブームの旋回、吊りロープの巻上
げ、巻下しを行う液圧アクチュエータ76〜γ8につい
ても方向切換弁32〜34がそれぞれ副液圧アクチュエ
ータ42〜44によって駆動され、これらの液圧アクチ
ュエータ42〜44は電磁切換弁22〜24と共通の電
磁開閉弁61,62を含む電気、液圧制御装置により作
動される。
の制御回路について述べたのであるが、第2図に示すよ
うに、ブームの起伏、ブームの旋回、吊りロープの巻上
げ、巻下しを行う液圧アクチュエータ76〜γ8につい
ても方向切換弁32〜34がそれぞれ副液圧アクチュエ
ータ42〜44によって駆動され、これらの液圧アクチ
ュエータ42〜44は電磁切換弁22〜24と共通の電
磁開閉弁61,62を含む電気、液圧制御装置により作
動される。
さらに、電磁方向切換弁25を介して作動される液圧ア
クチュエータ20が直接エンジンの回転速度を制御する
ようになっている。
クチュエータ20が直接エンジンの回転速度を制御する
ようになっている。
そして、各電磁方向切換弁21〜25を操作する方向選
択スイッチ11〜14は加減速スイッチ55と一緒に遠
隔操作板1に配置され、車両から離れてクレーンを操作
することができるようになっている。
択スイッチ11〜14は加減速スイッチ55と一緒に遠
隔操作板1に配置され、車両から離れてクレーンを操作
することができるようになっている。
次に、以上の構成になる本考案装置の作動について説明
する。
する。
パルス発生器54,5Bは回路の断続半没、つまり回路
を繰り返し開閉する作用をし、また、カム63および継
電器64は方向切換弁31の無効ストローク検出手段と
して作用する。
を繰り返し開閉する作用をし、また、カム63および継
電器64は方向切換弁31の無効ストローク検出手段と
して作用する。
第1図に釦いて方向選択スイッチ11訃よび加減速スイ
ッチ55は中立位置にあって通電回路を形11fflし
ない。
ッチ55は中立位置にあって通電回路を形11fflし
ない。
この時、副液圧アクチュエータ41の室、C,Dはそれ
ぞれ位置すにある電磁方向切換弁21を介して液槽18
に解放されているから、手動操作レバー28によって方
向切換弁31を操作し、ブームの伸縮操作などを行う液
圧アクチュエータ51の液玉回路を制御することができ
る。
ぞれ位置すにある電磁方向切換弁21を介して液槽18
に解放されているから、手動操作レバー28によって方
向切換弁31を操作し、ブームの伸縮操作などを行う液
圧アクチュエータ51の液玉回路を制御することができ
る。
遠隔操作の場合は一旦蓄圧タンク6に圧力を蓄える必要
があるため、はじめに一度だけ手動操作レバー28によ
り方向切換弁31を操作し、液圧を蓄圧タンク6に蓄え
てトく。
があるため、はじめに一度だけ手動操作レバー28によ
り方向切換弁31を操作し、液圧を蓄圧タンク6に蓄え
てトく。
イマ、液圧アクチュエータ51のピストンロッド51a
を矢印y方向に突出させる場合、方向選択スイッチ11
を左方へ傾けると、電磁方向切換弁21の電磁コイル3
8が励磁され、スプールが位置aに切り換わる。
を矢印y方向に突出させる場合、方向選択スイッチ11
を左方へ傾けると、電磁方向切換弁21の電磁コイル3
8が励磁され、スプールが位置aに切り換わる。
次いで、加減速スイッチ55を左方(加速側)へ傾ける
と、常閉接点52を経て電磁開閉9P61の電磁コイル
45が励磁され、スプールが位置gに切り換わる。
と、常閉接点52を経て電磁開閉9P61の電磁コイル
45が励磁され、スプールが位置gに切り換わる。
したがって、蓄圧ノンクロの圧液が液路36,36a、
74を経て副液圧アクチュエータ410室Cへ供給され
、ロッド26が右方へ押動される一方、室りが液が液路
13,3γを経て液槽18へ戻される。
74を経て副液圧アクチュエータ410室Cへ供給され
、ロッド26が右方へ押動される一方、室りが液が液路
13,3γを経て液槽18へ戻される。
ロッド26の移動に伴って方向切換弁31は位置dに切
り換わり、液圧ポンプ19からの圧液が液路16.16
b、72を通って液圧アクチュエータ51の室Aに入り
、ピストンロッド51aを押し上げ、室Bの液が液路γ
1,11を通って液槽18へ戻る。
り換わり、液圧ポンプ19からの圧液が液路16.16
b、72を通って液圧アクチュエータ51の室Aに入り
、ピストンロッド51aを押し上げ、室Bの液が液路γ
1,11を通って液槽18へ戻る。
方向切換弁31のスプールは位置eから位置dに至るま
での無効ストロークで迅速に移動するのであるが、液圧
の入力側と出力側との液路が僅かに連通する状態に至っ
た時、ちょうどロッド61のカム63の谷部が継電器6
4の接片から離れ、接点52が開き、接点53が閉じる
。
での無効ストロークで迅速に移動するのであるが、液圧
の入力側と出力側との液路が僅かに連通する状態に至っ
た時、ちょうどロッド61のカム63の谷部が継電器6
4の接片から離れ、接点52が開き、接点53が閉じる
。
したがって、パルス発生器54が作動し、電磁開閉弁6
1の電磁コイル45を間歇的に励磁し、電磁方向切換弁
21を経て副液圧アクチュエータ410室Cへ供給され
る液量を制限し、方向切換弁31の弁溝の開度を徐々に
拡大するから、液圧アクチュエータ51のピストンロッ
ド51aはゆっくりと上昇し始め、徐々に速度を増加す
る。
1の電磁コイル45を間歇的に励磁し、電磁方向切換弁
21を経て副液圧アクチュエータ410室Cへ供給され
る液量を制限し、方向切換弁31の弁溝の開度を徐々に
拡大するから、液圧アクチュエータ51のピストンロッ
ド51aはゆっくりと上昇し始め、徐々に速度を増加す
る。
なむ、電磁開閉4P61から間歇的に副液圧アクチュエ
ータ41へ供給される作動液の流れは、各液路36a、
73.γ4の絞り75,68,69により平滑される。
ータ41へ供給される作動液の流れは、各液路36a、
73.γ4の絞り75,68,69により平滑される。
途中で、加減速スイッチ55を中立の位置に戻すと、電
磁開閉弁61は元の位置りに切り換わって、副液圧アク
チュエータ41を液圧源から遮断するが、電磁方向切換
弁21のスプールはその位@aに停止する。
磁開閉弁61は元の位置りに切り換わって、副液圧アク
チュエータ41を液圧源から遮断するが、電磁方向切換
弁21のスプールはその位@aに停止する。
したがって、方向切換弁31のスプールもその位置dに
保持され、その時の弁溝の開度に応じた速度でピストン
ロッド51aは継続して押し上げられることとなる。
保持され、その時の弁溝の開度に応じた速度でピストン
ロッド51aは継続して押し上げられることとなる。
ピストンロッド51aの作動速度を速くしたい場合には
、副液圧アクチュエータ41のロンド26の右方移動量
をさらに大きくすれば、方向切換弁31の弁溝の開度が
大きくなり、液圧ポンプ19からの作動液の流量が増大
するから、液圧アクチュエータ51のピストンロッド5
1aの作動速度が速くなる。
、副液圧アクチュエータ41のロンド26の右方移動量
をさらに大きくすれば、方向切換弁31の弁溝の開度が
大きくなり、液圧ポンプ19からの作動液の流量が増大
するから、液圧アクチュエータ51のピストンロッド5
1aの作動速度が速くなる。
逆に、ピストンロッド51aの作動速度を遅くしたい場
合には、加減速スイッチ55を右方へ傾けると、パルス
発生器58、カム63により閉じられている接点57を
通じて電磁コイル48が間歇的に励磁され、電磁開閉弁
62が間歇的に位置にとなり、副液圧アクチュエータ4
10室C,Dが共に液槽18に間歇的に連なる。
合には、加減速スイッチ55を右方へ傾けると、パルス
発生器58、カム63により閉じられている接点57を
通じて電磁コイル48が間歇的に励磁され、電磁開閉弁
62が間歇的に位置にとなり、副液圧アクチュエータ4
10室C,Dが共に液槽18に間歇的に連なる。
したがって、戻しばね65,66の力により、方向切換
弁31のスプールが中立の位置eの5はうへゆっくりと
移動シ、ピストンロッド51aの上昇速度が遅くなる。
弁31のスプールが中立の位置eの5はうへゆっくりと
移動シ、ピストンロッド51aの上昇速度が遅くなる。
こノ減速度は副液圧アクチュエータ41の流体抵抗を受
けるピストン27の戻り速度により制限される。
けるピストン27の戻り速度により制限される。
すなわち、室Cの作動液は液路γ4゜36aトよび間歇
的に開閉作動状態にある電磁開閉弁62を経て゛液槽1
8へ押し戻される一方、液槽18から液路3γ、13を
経て室りへ作動液が吸引される。
的に開閉作動状態にある電磁開閉弁62を経て゛液槽1
8へ押し戻される一方、液槽18から液路3γ、13を
経て室りへ作動液が吸引される。
操作の途中で加減速スイッチ55を中立位置へ戻スと、
ピストンロッド51aはその速度を維持し、また加減速
スイッチ55を右方へ傾けたままとして遍くと、やがて
ピストンロッド51aば停止スる。
ピストンロッド51aはその速度を維持し、また加減速
スイッチ55を右方へ傾けたままとして遍くと、やがて
ピストンロッド51aば停止スる。
そして、ピストン27が中立位置付近に達すると、カム
630山部が継電器64の接片に接触し、接点59を閉
じるから電磁開閉弁62は位置kに保持され、より迅速
に室C,Dの間の作動液の交換を促し、方向切換弁31
のスプールを完全に中立の位置eとし、液圧アクチュエ
ータ51の室A、Bを液圧源から遮断し、ピストンロッ
ド51aをロック状態とする。
630山部が継電器64の接片に接触し、接点59を閉
じるから電磁開閉弁62は位置kに保持され、より迅速
に室C,Dの間の作動液の交換を促し、方向切換弁31
のスプールを完全に中立の位置eとし、液圧アクチュエ
ータ51の室A、Bを液圧源から遮断し、ピストンロッ
ド51aをロック状態とする。
i後に、ピストンロッド51aを急いで停止させる場合
には、加減速度スイッチ55釦よび方向選択スイッチ1
1を中立位置に戻すと、電磁方向切換弁21は位置b、
各電磁開閉弁6L62は位@h、jとなり、副液圧アク
チュエータ41の室C,Dは液槽18へ解放されるから
、方向切換ff31のスプールが戻しばね45,46に
よって中立位置eへ完全に戻り、液圧アクチュエータ5
1への液圧回路が遮断されることとなり、ピストンロッ
ド51aはその位置に停止する。
には、加減速度スイッチ55釦よび方向選択スイッチ1
1を中立位置に戻すと、電磁方向切換弁21は位置b、
各電磁開閉弁6L62は位@h、jとなり、副液圧アク
チュエータ41の室C,Dは液槽18へ解放されるから
、方向切換ff31のスプールが戻しばね45,46に
よって中立位置eへ完全に戻り、液圧アクチュエータ5
1への液圧回路が遮断されることとなり、ピストンロッ
ド51aはその位置に停止する。
次に、液圧アクチュエータ51のピストンロッド51a
を下降させる場合には、方向選択スイッチ11を右方へ
傾けると、電磁方向切換弁21が位置Cへ切り換わり、
副液圧アクチュエータ41のロッド26が左方へ移動し
、方向切換弁31のスプールが位置イヘ切り換わる。
を下降させる場合には、方向選択スイッチ11を右方へ
傾けると、電磁方向切換弁21が位置Cへ切り換わり、
副液圧アクチュエータ41のロッド26が左方へ移動し
、方向切換弁31のスプールが位置イヘ切り換わる。
そして、前述の場合と同様に、加減速スイッチ55の操
作によってピストンロッド51aの作動速度を任意に加
減することができる。
作によってピストンロッド51aの作動速度を任意に加
減することができる。
加減速スイッチ55による電磁開閉弁61゜62の応答
性は電磁方向切換弁21よりも速いから、方向選択スイ
ッチ11により電磁方向切換弁21を操作するよりも迅
速かつ円滑にピストンロッド51aの作動速度を制御す
ることができる。
性は電磁方向切換弁21よりも速いから、方向選択スイ
ッチ11により電磁方向切換弁21を操作するよりも迅
速かつ円滑にピストンロッド51aの作動速度を制御す
ることができる。
本考案は上述のように構成したものであるから、液圧ア
クチュエータ51の作動方向が電磁方向切換弁の操作に
よって設定され、第1の電磁開閉弁を操作するだけで、
副液圧アクチュエータ41が方向切換弁31のスプール
の無効ストロークを迅速に作動させて液圧回路を形成す
るに至らせ、以後スプールの動作を遅くして液圧アクチ
ュエータ51を円滑に微動させ、徐々に加速することが
できるという優れた運転性能を得ることができる。
クチュエータ51の作動方向が電磁方向切換弁の操作に
よって設定され、第1の電磁開閉弁を操作するだけで、
副液圧アクチュエータ41が方向切換弁31のスプール
の無効ストロークを迅速に作動させて液圧回路を形成す
るに至らせ、以後スプールの動作を遅くして液圧アクチ
ュエータ51を円滑に微動させ、徐々に加速することが
できるという優れた運転性能を得ることができる。
また、副液圧アクチュエータ41のピストンを迅速かつ
円滑に中立位置へ戻すために、電磁方向切換弁によらず
、応答性の速い第2の電磁開閉弁(ポペット弁)を操作
するように構成したから、第1.第2の電磁開閉弁な交
互に操作することにより、液圧アクチュエータ51を迅
速かつ円滑に加速または減速することができ、特に微妙
なインチング操作を円滑かつ容易に行うことができる。
円滑に中立位置へ戻すために、電磁方向切換弁によらず
、応答性の速い第2の電磁開閉弁(ポペット弁)を操作
するように構成したから、第1.第2の電磁開閉弁な交
互に操作することにより、液圧アクチュエータ51を迅
速かつ円滑に加速または減速することができ、特に微妙
なインチング操作を円滑かつ容易に行うことができる。
また、手動レバーでの通常の操作を行うこともでき、さ
らに装置全体としての構成が簡単であるから、安価に提
供することができ、貨物運搬兼用の液圧クレーンの遠隔
運転制御装置としてばかりでなく、一般的な液圧アクチ
ュエータの手動操作兼遠隔速度制御装置としても優れた
性能を発揮する。
らに装置全体としての構成が簡単であるから、安価に提
供することができ、貨物運搬兼用の液圧クレーンの遠隔
運転制御装置としてばかりでなく、一般的な液圧アクチ
ュエータの手動操作兼遠隔速度制御装置としても優れた
性能を発揮する。
第1図は本考案に係る液圧クレーンに3ける1つの液圧
アクチュエータについての電気、液圧回路図、第2図は
液圧クレーン全体についての電気、液圧回路図である。 1・・・操作盤、6・・・蓄モタンク、8・・・減ll
E弁、11・・・方向選択スイッチ、18・・・液槽、
19・・・液圧ポンプ、21・・・電磁方向切換弁、3
1・・・方向切換弁、41・・・副液圧アクチュエータ
、51・・・IEアクチュエータ、52・・・常閉接点
、53・・・常開接点、54,5B・・・パルス発生器
、55・・・加減速スイッチ、6L62・・・電磁開閉
弁、63・・・カム、64・・・継電器。
アクチュエータについての電気、液圧回路図、第2図は
液圧クレーン全体についての電気、液圧回路図である。 1・・・操作盤、6・・・蓄モタンク、8・・・減ll
E弁、11・・・方向選択スイッチ、18・・・液槽、
19・・・液圧ポンプ、21・・・電磁方向切換弁、3
1・・・方向切換弁、41・・・副液圧アクチュエータ
、51・・・IEアクチュエータ、52・・・常閉接点
、53・・・常開接点、54,5B・・・パルス発生器
、55・・・加減速スイッチ、6L62・・・電磁開閉
弁、63・・・カム、64・・・継電器。
Claims (1)
- ブームの起伏、伸縮などを行うための液圧アクチュエー
タと、該液圧アクチュエータと液圧源との間に挿入接続
されて前記液圧アクチュエータの液圧回路を制御する方
向切換弁と、該方向切換弁のスプールを駆動するための
副液圧アクチュエータとを備えた液圧クレーンの運転制
御装置に訃いて、前記副液圧アクチュエータを制御する
電磁方向切換弁と液圧源との間に第1の電磁開閉弁を、
前記第1の電磁開閉弁の下流側と液槽との間に第2の電
磁開閉弁をそれぞれ接続し、前記副液圧アクチュエータ
に中立位置検出用カムを設け、該カムにより作動する継
電器を配設し、前記第1の電磁開閉弁の通電回路と前記
第2の電磁開閉弁の通電回路とに、パルス発生器と前記
継電器により作動する常開接点とからなる直列回路と該
直列回路と並列に接続されかつ前記継電器により作動す
る常閉接点とをそれぞれ挿入接続し、加減速スイッチに
より前記l、第2の電磁開閉弁の通電回路のいずれか一
方を通電するようにし、前記液圧アクチュエータの起動
時前記第1の電磁開閉弁を断続的に開き、前記液圧アク
チュエータの停止時前記第2の電磁開閉弁を断続的に開
くようにしたことを特徴とする液圧クレーンの運転制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9338576U JPS5841367Y2 (ja) | 1976-07-15 | 1976-07-15 | 液圧クレ−ンの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9338576U JPS5841367Y2 (ja) | 1976-07-15 | 1976-07-15 | 液圧クレ−ンの運転制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5312177U JPS5312177U (ja) | 1978-02-01 |
JPS5841367Y2 true JPS5841367Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=28703944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9338576U Expired JPS5841367Y2 (ja) | 1976-07-15 | 1976-07-15 | 液圧クレ−ンの運転制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841367Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715027Y2 (ja) * | 1986-10-14 | 1995-04-10 | ヤマハ株式会社 | 電子ドラム |
JP4747018B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2011-08-10 | 株式会社タダノ | 作業機の制御装置 |
-
1976
- 1976-07-15 JP JP9338576U patent/JPS5841367Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5312177U (ja) | 1978-02-01 |
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