JP3564181B2 - 油圧モータの駆動制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は油圧ショベル等の作業機械に備えられた油圧モータの駆動を制御する油圧モータの駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
作業機械には、その走行又はその作業機構の旋回等に使用される油圧モータが備えられている。このような油圧モータの油圧回路を図8および図9により説明する。
図8は油圧ショベルの油圧回路の回路図である。この図で、1はエンジン等により回転駆動される油圧ポンプ、1aは油圧ポンプ1のおしのけ容積可変機構、2はおしのけ容積可変機構1aを制御するレギュレータ、3は油圧ポンプ1の吐出油により駆動される旋回モータ(油圧ショベルの上部旋回体を駆動する油圧モータ)、4は旋回モータと上部旋回体との間に介在する減速機である。5は油圧ポンプ1と各油圧アクチュエータとの間に介在する弁ブロックであり、流量制御弁51〜54より成る。流量制御弁51は旋回モータ3を制御し、他の流量制御弁52〜54は図示しない他の油圧アクチュエータ(ブームシリンダ、アームシリンダ等)を制御する。各流量制御弁51〜54には比例電磁弁が用いられている。
【0003】
61、62は操作レバー、610、620は操作レバー61、62の操作量を検出し、これに比例した電気信号を出力する操作量検出器である。操作レバー61は上部旋回体(旋回モータ)を操作する操作レバーであり、操作レバー62は図示しない他の油圧アクチュエータを操作する操作レバーである。その他の操作レバーの図示は省略されている。7は油圧ショベルに備えられている各種のスイッチを示す。8は操作量検出器610、620、スイッチ7等の信号を入力し、これに応じて所定の制御を行なうコントローラであり、マイクロコンピュータで構成されている。
【0004】
図9は図8に示す流量制御弁の構成図である。1は油圧ポンプ、3は旋回モータ、51は流量制御弁であり、これらは図8に示すものと同じである。510a、510bは流量制御弁51の電磁ソレノイドを示し、これら電磁ソレノイド510a、510bに供給される電流値に応じて流量制御弁51のスプールが右方又は左方に変位する。当該スプールの左方向の変位により、旋回モータ3は図示矢印方向に回転し、右方向変位により、旋回モータ3は図示矢印と反対方向に回転する。流量制御弁51は、油圧ポンプ1に接続されたポートP、タンクに接続されたポートT、油圧モータ3の両側主管路に接続されたポートAおよびポートBを有する。
【0005】
図10は図9に示す流量制御弁51のスプールの変位量に対する開口面積の変化を示す特性図である。この図で、横軸にはスプールの変位量が、又、縦軸には開口面積がとってある。(P→T)はポートPからポートTへの流路の開口面積の特性、(B→T)はポートBからポートTへの流路の開口面積の特性、(P→A)はポートPからポートAへの流路の開口面積の特性を示す。
【0006】
流量制御弁51が図示の中立位置から右方へ操作されて左側位置に切り換えられる場合、スプールの変位が不感帯位置P を超えると、ポートPからポートTへの開口面積は特性曲線に沿って絞られ、同時にポートPからポートAへの開口面積とポートBからポートTへの開口面積は特性曲線に沿って増加してゆく。切り換え位置から中立位置へ戻る場合も各開口面積は各特性曲線に従って増減することとなる。
【0007】
油圧ショベルのオペレータが上部旋回体を回動すべく操作レバー61を操作すると、その操作量に比例した電気信号が操作量検出器610から出力される。コントローラ8は当該電気信号を入力し、この電気信号に対応して予め設定されている電流値を記憶部から取り出し流量制御弁51の一方の電磁ソレノイド510aに供給する。これにより、電磁ソレノイド510aが励磁され、流量制御弁51のスプールは当該電流値に応じて変位し、流量制御弁51は油圧ポンプ1からの圧油をその開口面積に比例した流量で旋回モータ3に供給する。この結果、旋回モータ3は供給された流量に比例した速度で回転する。オペレータが操作レバー61を中立位置に戻すと、操作量検出器610からの出力信号により、コントローラ8は流量制御弁51を図9に示す中立位置とする。これにより、旋回モータ3の管路は閉鎖されて制動力が作用し、旋回モータ3は停止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記旋回モータ3の操作において、例えば上記のように流量制御弁51が左側位置に切り換えられたとき、ポートAにおける圧力はそのときの操作レバー61の操作に応じたある圧力となる。しかし、油圧ポンプ1を駆動するエンジンの回転数が低下したり、旋回モータ3が他の油圧アクチュエータと複合操作されているような場合には、ポートPからポートT、ポートPからポートAへの流量が通常時より低下し、通常時と同じストロークで操作レバー61を操作してもポートAにおける圧力は通常時より低い圧力となり、所期の駆動力は得られなくなる。この場合、旋回モータ3は通常時の動き(オペレータが期待する動き)と異なる動きを示すので、操作性が悪化する。
【0009】
さらに、次のような理由によっても操作性が悪化する。即ち、旋回モータ3の回転中に操作レバー61を操作すると、旋回モータ3はその操作方向に応じて加速又は減速され、操作速度(流量制御弁51のスプールの変位速度)が早ければ当該加減速度は大きくなり、遅ければ小さくなる。操作速度が早く、加減速度が大きいと、油圧ショベルの車体には当該加減速度による衝撃が発生し、油圧ショベルの寿命の短縮につながり、かつ、オペレータに不快感を与えるばかりでなく、衝撃によりオペレータの体が意図しない方向に動かされ、オペレータが握っている操作レバー61もオペレータの体と一緒に動かされる。このとき、車体の動きと操作レバーの動きとの間には時間差が存在し、車体の加速度の方向と操作レバーの動きが逆になると上部旋回体にがくがくした動きを生じ、操作性が著しく悪化し危険である。
【0010】
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、良好な操作性を維持することができる油圧モータの駆動制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記差圧の最値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0012】
又、請求項2の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0013】
又、請求項3の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0014】
又、請求項4の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記差圧の最値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0015】
又、請求項5の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0016】
又、請求項6の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
又、請求項7の発明は、油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記差圧の最大値及び最小値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】
請求項1の発明では、油圧モータの駆動中、圧油の流入側と排出側の圧力の差(差圧)が求められる。この差圧は、そのときの操作レバーの操作量に対応する予め定められた差圧の最値と比較され、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加させる。これにより、差圧が小さい(駆動圧力が低い)場合には流量が増加して駆動力が確実に立上り、油圧モータが確実に加速される。これにより、良好な操作性を維持することができる。
【0018】
請求項2の発明では、請求項1における差圧に代えて流入側圧力が用いられ、操作レバーの操作量に対して流入側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両者が設定され、流入側圧力と設定値とが比較され、最大値を超えているときには流量制御弁の通過流量を減少させ、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加させる。これにより、良好な操作性を維持することができる。
【0019】
請求項3の発明では、請求項1における差圧に代えて排出側圧力が用いられ、操作レバーの操作量に対して排出側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両者が設定され、排出側圧力と設定値とが比較され、最大値を超えているときには流量制御弁の排出流量を増加させ、最小値未満のときには流量制御弁の排出流量を減少させる。これにより、油圧モータの急減速が抑えられ、又は確実な減速が行われ、良好な操作性を維持することができる。
【0020】
請求項4の発明では、圧油の流入側と排出側の差圧が、そのときの操作レバーの操作速度に対応する予め定められた差圧の最値と比較され、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加させる。これにより、請求項1の発明と同様の理由で良好な操作性を維持することができる。
【0021】
請求項5の発明では、請求項4における差圧に代えて流入側圧力が用いられ、操作レバーの操作速度に対して流入側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両者が設定され、流入側圧力と設定値とが比較され、最大値を超えているときには流量制御弁の通過流量を減少させ、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加させる。これにより、良好な操作性を維持することができる。
【0022】
請求項6の発明では、請求項4における差圧に代えて排出側圧力が用いられ、操作レバーの操作速度に対して排出側圧力の最大値又は最小値或いはそれら両者が設定され、排出側圧力と設定値とが比較され、最大値を超えているときには流量制御弁の排出流量を増加させ、最小値未満のときには流量制御弁の排出流量を減少させる。これにより、油圧モータの急減速が抑えられ、又は確実な減速が行われ、良好な操作性を得ることができる。
請求項7の発明では、請求項1と同様に、油圧モータの駆動中、圧油の流入側と排出側の圧力の差(差圧)が求められる。この差圧は、そのときの操作レバーの操作量に対応する予め定められた差圧の最大値及び最小値と比較され、最大値を超えているときには流量制御弁の通過流量を減少させ、最小値未満のときには流量制御弁の通過流量を増加させる。これにより、差圧が大きい(加減速が大きい)場合には流量が制限されて駆動力又は制動力が急激に立ち上がるのを防止し、車体の揺れを抑えることができ、差圧が小さい(駆動圧力が低い)場合には流量が増加して駆動力が確実に立上り、油圧モータが確実に加速される。これにより、良好な操作性を維持することができる。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例に係る旋回モータの駆動制御装置の油圧回路図である。この図で、図8に示す部分と同一又は等価な部分には同一符号を付して説明を省略する。10は図8に示すコントローラ8に相当するコントローラであり、マイクロコンピュータで構成されている。11a、11bは旋回モータ3の圧油の流入側と排出側に設けられた圧力検出器であり、圧力に比例した電気信号を出力する。
【0024】
図2は操作レバーの操作量に対する旋回モータの流入側と排出側との圧力の差(差圧)の絶対値の特性図である。この図で、横軸に操作量が、縦軸に差圧がとってある。MAXは各操作量における予め定められた当該差圧の最大値、MINは各操作量における予め定められた当該差圧の最小値を示す。この特性は、コントローラ10の記憶部に記憶されている。
【0025】
次に本実施例の動作を図3に示すフローチャートを参照して説明する。油圧ショベルのオペレータが操作レバー61を操作すると、前述のようにコントローラ10から流量制御弁51に電流が出力されて流量制御弁51が切り換えられ、旋回モータ3が回転する。この状態で、コントローラ10は圧力検出器11a、11bの検出値を順次入力してこれを読み込み(図4に示す手順S )、それら各検出値の差(差圧)の絶対値を演算し(手順S )、次いで操作レバー61の操作量を入力して読み込む(手順S )。なお、圧力検出器11a、11bの検出値の読み込み、および差圧の演算は、操作レバー61が操作された後で行なってもよい。
【0026】
次に、コントローラ10は当該操作の操作量に対応する差圧のMAX値とMIN値とを記憶部から読み出し(手順S )、これらMAX値およびMIN値と手順S で演算した差圧とを比較する。まず、当該差圧がMAX値より大きいか否かを判断し(手順S )、MAX値以下であれば、次に、当該差圧がMIN値より小さいか否かを判断する(手順S )。当該差圧がMIN値以上であれば、即ち差圧がMAX値とMIN値との間に存在し、操作性に悪影響がないと判断された場合には、処理を手順S に戻して再び同じ処理を繰り返す。
【0027】
手順S の処理で、演算された差圧がMAX値より大きいと判断された場合には、コントローラ10から流量制御弁51に対する出力電流を単位量だけ減少させて流量制御弁51を絞り、その通過流量を減少させて(手順S )、処理を手順S に戻し、再び同じ処理を繰り返す。又、手順S の処理で、演算された差圧がMIN値未満であると判断された場合には、コントローラ10から流量制御弁51に対する出力電流を単位量だけ増加させて流量制御弁51の開口面積を大きくし、その通過流量を増加させて(手順S )、処理を手順S に戻し、再び同じ処理を繰り返す。手順S 又は手順S の処理は、演算された差圧がMAX値以下、又はMIN値以上になるまで継続される。
【0028】
このように、本実施例では、予め旋回モータ3の流入側と排出側との差圧の絶対値に対するMAX値とMIN値を操作レバー61の各操作量に対応して定めておき、旋回モータ3の旋回中の上記差圧がMAX値とMIN値の間にあるように流量制御弁51を制御するようにしたので、差圧が低下した場合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を確実に加速することができ、又、差圧が大きい場合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作性を良好に維持することができる。
【0029】
上記実施例の説明では、差圧のMAX値とMIN値の両方を操作レバー61の操作量に対応させて設定する例について説明したが、差圧のMIN値のみを設定することもできる。
【0030】
又、差圧を検出する代わりに、流入側圧力を検出し、操作レバーの操作量に対する流入側圧力のMAX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバーの操作量に対する設定値とそのときの流入側圧力検出値とを比較して上記と同様の処理を行ってもよい。この場合の、MAX値とMIN値とを設定したときの動作の概略を図により説明する。
【0031】
図4は操作レバーの操作量に対する旋回モータの流入側圧力の特性図である。この図で、横軸に操作量が、縦軸に流入側圧力がとってある。MAXは各操作量における予め定められた当該流入側圧力の最大値、MINは各操作量における予め定められた当該流入側圧力の最小値を示す。この特性は、コントローラ10の記憶部に記憶されている。
【0032】
このような特性を用いる動作を図5にフローチャートで示すが、この場合の動作はさきの差圧を用いる実施例の動作と類似している。コントローラ10は圧力検出器11aの検出値を入力してこれを読み込み(図5に示す手順S11)、次いで操作レバー61の操作量を入力して読み込む(手順S12)。次に、コントローラ10は当該操作の操作量に対応する流入側圧力のMAX値とMIN値とを記憶部から読み出し(手順S13)、これらMAX値およびMIN値と手順S11で入力した圧力とを比較する。まず、当該圧力がMAX値より大きいか否かを判断し(手順S14)、MAX値以下であれば、次に、当該圧力がMIN値より小さいか否かを判断する(手順S15)。当該圧力がMIN値以上であれば、即ち圧力がMAX値とMIN値との間に存在し、操作性に悪影響がないと判断された場合には、処理を手順S11に戻して再び同じ処理を繰り返す。
【0033】
手順S14の処理で、圧力がMAX値より大きいと判断された場合には、コントローラ10から流量制御弁51に対する出力電流を単位量だけ減少させて流量制御弁51を絞り、その通過流量を減少させて(手順S16)、処理を手順S11に戻し、再び同じ処理を繰り返す。又、手順S15の処理で、圧力がMIN値未満であると判断された場合には、コントローラ10から流量制御弁51に対する出力電流を単位量だけ増加させて流量制御弁51の開口面積を大きくし、その通過流量を増加させて(手順S17)、処理を手順S11に戻し、再び同じ処理を繰り返す。手順S16又は手順S17の処理は、演算された差圧がMAX値以下、又はMIN値以上になるまで継続される。
【0034】
このように、流入側圧力を用いることにより、差圧を用いた場合と同様、流入側圧力が低下した場合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を確実に加速することができ、又、流入側圧力が大きい場合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作性を良好に維持することができる。
【0035】
以上、差圧に代えて流入側圧力を用いた実施例について述べた。しかしながら、これに限ることはなく、差圧や流入側圧力に代えて排出側圧力を用いることもできる。即ち、排出側圧力を検出し、操作レバーの操作量に対する排出側圧力のMAX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を、例えば図4に示す特性と同様に設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバーの操作量に対する設定値とそのときの排出側圧力検出値とを比較して上記と同様の処理を行う。この場合、排出側圧力がMAX値を超えたときには、排出流量を大きくして圧力の急激な立上りによる急減速を防止し、排出圧力がMIN値未満のときには、排出流量を小さくして圧力を確実に立ち上げて旋回モータ3を確実に減速させ、これらにより、良好な操作性を得ることができる。
【0036】
上記の実施例では、操作レバーの操作量に対する差圧のMAX値とMIN値を設定し、或いはMIN値のみを設定し、又は流入側圧力、或いは排出側圧力のMAX値とMIN値の何れか一方又は両方を設定し、それら圧力と設定値とを比較する構成とした。しかし、設定値としては、操作レバーの操作量に限らず、操作レバーの操作速度を採用することもできる。このような実施例における差圧と流入側圧力の特性図を図6および図7に示す。
【0037】
図6は操作レバーの操作速度に対する差圧の絶対値の特性図である。図で、横軸に操作速度が、縦軸に差圧がとってある。MAXは各操作速度における予め定められた当該差圧の最大値、MINは各操作速度における予め定められた当該差圧の最小値を示す。この特性は、さきの実施例の場合と同様、コントローラ10の記憶部に記憶されている。
【0038】
この場合の処理も、図3に示すさきの実施例の処理に準じる。この処理において、操作レバー61の操作速度は、図3に示す手順S の処理の代わりに、前回入力した操作レバー61の操作量を記憶しておき、今回入力した操作レバー61の操作量との差を演算することにより得ることができる。勿論、手順S の「操作量」は「操作速度」となる。
【0039】
このように操作速度に対する差圧のMAX値とMIN値を設定して流量制御弁51を制御する場合の効果もさきの実施例の効果と同じく、差圧が低下した場合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を確実に加速することができ、又、差圧が大きい場合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作性を良好に維持することができる。
【0040】
この実施例の説明では、差圧のMAX値とMIN値を操作レバー61の操作速度に対応させて設定する例について説明したが、差圧のMIN値のを設定することもできる。
【0041】
又、差圧を検出する代わりに、流入側圧力を検出し、操作レバーの操作速度に対する流入側圧力のMAX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバーの操作速度に対する設定値とそのときの流入側圧力検出値とを比較して上記と同様の処理を行ってもよい。この場合の、MAX値とMIN値とを設定したときの特性図を図7に示す。
【0042】
図7は操作レバーの操作速度に対する旋回モータの流入側圧力の特性図である。この図で、横軸に操作速度が、縦軸に流入側圧力がとってある。MAXは各操作速度における予め定められた当該流入側圧力の最大値、MINは各操作速度における予め定められた当該流入側圧力の最小値を示す。この特性は、コントローラ10の記憶部に記憶されている。
【0043】
このような構成における動作は図5に示すフローチャートに準じる。この処理において、操作レバー61の操作速度は、図5に示す手順S12の処理の代わりに、前回入力した操作レバー61の操作量を記憶しておき、今回入力した操作レバー61の操作量との差を演算することにより得ることができる。勿論、手順S13の「操作量」は「操作速度」となる。
【0044】
このように、流入側圧力を用いることにより、差圧を用いた場合と同様、流入側圧力が低下した場合は流量を増加させて駆動力を確実に立ち上げて旋回を確実に加速することができ、又、流入側圧力が大きい場合は流量を減少させて駆動力の急激な立上りを防止し、旋回の急加速を抑えることができ、これらにより、操作性を良好に維持することができる。
【0045】
以上、差圧に代えて流入側圧力を用いた実施例について述べた。しかしながら、操作レバーの操作量を用いる場合と同様、操作レバーの操作速度を用いる場合も、差圧や流入側圧力に代えて排出側圧力を用いることができる。即ち、排出側圧力を検出し、操作レバーの操作速度に対する排出側圧力のMAX値とMIN値、又はそれらのうちの一方を、例えば図7に示す特性と同様に設定し、旋回モータ3の駆動操作中、そのときの操作レバーの操作速度に対する設定値とそのときの排出側圧力検出値とを比較して、流入側圧力を用いた場合と同様の処理を行う。この場合、排出側圧力がMAX値を超えたときには、排出流量を大きくして圧力の急激な立上りによる急減速を防止し、排出圧力がMIN値未満のときには、排出流量を小さくして圧力を確実に立ち上げて旋回モータ3を確実に減速させ、これらにより、良好な操作性を得ることができる。
【0046】
なお、上記各実施例の説明では、油圧モータとして油圧ショベルの旋回モータを例示して説明したが、他の作業機械に適用可能であり、又、他の油圧モータ、例えば走行モータに適用可能であることは明らかである。又、操作量又は操作速度に対する各圧力の特性は、適用する作業機械に要求される性能等を勘案して適宜設定することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明では、予め油圧モータの流入側と排出側との差圧のMAX値とMIN値を操作レバーの各操作量に対応して定めておき、或いはMIN値のみを操作レバーの各操作量に対応して定めておき、又は流入側圧力、或いは排出側圧力に対するMAX値又はMIN値或いはそれら両者を、操作レバーの各操作量又は操作速度に対応して定めておき、油圧モータの作動中の上記差圧、又は流入側圧力、或いは排出側圧力がMAX値とMIN値の間にあるように流量制御弁を制御するようにしたので、油圧モータの急激な加速を抑え、又は油圧モータを確実に作動させることができ、これらにより、操作性を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る油圧モータの駆動制御装置の油圧回路図である。
【図2】操作レバーの操作量に対する差圧の絶対値の特性図である。
【図3】図1に示す装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】操作レバーの操作量に対する流入側圧力の特性図である。
【図5】流入側圧力を用いた場合の動作を説明するフローチャートである。
【図6】操作レバーの操作速度に対する差圧の絶対値の特性図である。
【図7】操作レバーの操作速度に対する流入側圧力の特性図である。
【図8】従来の油圧モータの駆動制御装置の油圧回路図である。
【図9】図8に示す流量制御弁の構成図である。
【図10】図8に示す流量制御弁のスプールの変位に対する開口面積の特性図である。
【符号の説明】
1 油圧モータ
3 旋回モータ
4 減速機
10 コントローラ
11a、11b 圧力検出器
51〜54 流量制御弁
61、62 操作レバー
610、620 操作量検出器

Claims (7)

  1. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記差圧の最値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  2. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  3. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  4. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記差圧の最値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  5. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記流入側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  6. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの排出側圧力を検出する圧力検出手段と、前記操作レバーの各操作速度に対応して予め定められた前記排出側圧力の最大値および最小値のうちの少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記圧力検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作速度に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の排出流量を増加させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の排出流量を減少させる第2の手段のうちの少なくとも一方で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
  7. 油圧ポンプと、この油圧ポンプにより駆動される油圧モータと、前記油圧ポンプから前記油圧モータへ供給される流量を制御する流量制御弁と、前記油圧モータを操作する操作レバーとを備えたものにおいて、前記油圧モータの流入側と排出側との差圧を検出する差圧検出手段と、前記操作レバーの各操作量に対応して予め定められた前記差圧の最大値及び最小値を記憶する記憶手段と、前記差圧検出手段の検出値がそのときの前記操作レバーの操作量に対応する前記最大値を超えたとき前記流量制御弁の通過流量を減少させる第1の手段、および前記最小値未満のとき前記流量制御弁の通過流量を増加させる第2の手段で構成される制御手段とを設けたことを特徴とする油圧モータ駆動制御装置。
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