JP4545138B2 - 掘削機のブーム速度増速装置 - Google Patents

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本発明は、建設装備のブーム上げと旋回駆動を同時に行う場合、ブーム駆動速度を大きくし、且つ、旋回速度を抑えて、作業を行うことができるようにした掘削機のブーム速度増速装置に関する。
さらに詳しくは、作業性を向上させるために掘削機のブーム上げと旋回駆動を同時に操作して複合作業を行う場合、旋回速度を抑え、ブームの駆動速度を相対的に大きくすることによって、オペレータに長年の経験と熟練を要求することなく、作業装置を容易に操作することができるようにした掘削機のブーム速度増速装置に関する。
図1に示されたように、一般の掘削機は、下部走行体1と、
下部走行体1に搭載され、旋回モータ2と、該旋回モータ2に固定されたピ二オンギヤ3と、ピ二オンギヤ3と噛み合っているインターナルギヤ4などを含めて、駆動手段により左側、又は右側方向に回転する上部旋回体5と、
上部旋回体5に搭載される運転室6及びエンジン室7と、
上部旋回体5に取り付けられ、ブームシリンダ8により駆動されるブーム9と、アームシリンダ10により駆動されるアーム11と、バケットシリンダ12により駆動されるバケット13とを含めて成された作業装置14と、
上部旋回体5の後方に取り付けられ、作業中、装備のバランスが取れるように重量物(図示せず)が内装されるカウンタウェイト15とを備えて構成される。
図2に示されたように、掘削機を駆動させる動力発生部は、エンジン16と、エンジン16により駆動され、作業装置14のアクチュエータ(A;8、10、12)に作動油を供給する油圧ポンプ17と、油圧ポンプ17とアクチュエータAとの間の流路に設けられ、アクチュエータAに供給される作動油を制御する制御弁18(MCVをいう)とを含める。
図中、説明されていない符号19はラジエータであり、符号20は、戻る作動油を冷却させるオイルクーラであり、且つ、符号21は、油圧タンクである。
図3に示されたように、従来技術によるブームと旋回モータを駆動させる油圧回路は、エンジン16に連結される第1、2油圧ポンプ16a、16bと、
第1油圧ポンプ16aに連結される第1アクチュエータ8(ブームシリンダをいう)と、
第2油圧ポンプ16bに連結される第2アクチュエータ2(旋回モータをいう)と、
第1油圧ポンプ16aと第1アクチュエータ8との間の流路25、26に設けられ、切換時、第1アクチュエータ8の起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁22と、
第2油圧ポンプ16bと第2アクチュエータ2との間の流路29、30に設けられ、切換時、第2アクチュエータ2の起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁23と、
第2油圧ポンプ16bと第1アクチュエータ8との間の流路27、28(ここで、流路27、28は第1制御弁に連結された流路25、26に連通されている)に設けられ、切換時、第2油圧ポンプ16bの作動油を第1アクチュエータ8に合流させる第3制御弁24とを含めてなされる。
(1)ブームを昇降させる駆動を図3に基づいて詳述する。
オペレータにより制御信号を第1制御弁22の右側段に入力させる場合、内部スプールが、図に於いて、左側方向に切換えられる(a位置に切り換えられたことをいう)。第1油圧ポンプ16aより吐出される作動油が第1制御弁22と流路25とを通過し、第1アクチュエータ8のラージチャンバーに送られることによって、ブーム9を上昇させることになる。この際、第1アクチュエータ8から排出される作動油は、流路26及び第1制御弁22を通過し、油圧タンクに戻る。
これとは反対に、第1制御弁22を、図に於いて、右側方向に切換させる場合(b位置に切り換えられたことをいう)、第1油圧ポンプ16aから吐出される作動油が第1制御弁22と流路26とを通過し、第1アクチュエータ8のスモールチャンバーに送られることによって、ブーム9を下降させることになる。そこで、第1アクチュエータ8より排出される作動油は流路25及び第1制御弁22を通過し、油圧タンクに戻る。
(2)上部旋回体を回転させる駆動を図3に基づいて述べる。
オペレータにより制御信号を第2制御弁23の左側段に入力させる場合、内部スプールが、図に於いて、右側方向に切換えられる(e位置に切り換えられたことをいう)。第2油圧ポンプ16bより吐出される作動油が第2制御弁23と流路30とを通過し、第2アクチュエータ2に送られることによって、旋回モータ2を回転させることになる。
これにより、旋回モータ2に固定されたピ二オンギヤ3が、上部旋回体5に固定されたインターナルギヤ4に噛み合うことによって、上部旋回体5を回転させる。この際、第2アクチュエータ2より排出される作動油は、流路29及び第2制御弁23を通過し、油圧タンクに戻る。
(3)ブームの駆動速度を上げる作業について図3を参照として述べる。
作業中、ブーム9の駆動速度を上げて作業を行う場合、オペレータにより制御信号を第3制御弁24の左側段に入力させると、内部スプールが、図に於いて、右側方向に切換えられる(c位置に切り換えられたことをいう)。第2油圧ポンプ16bより吐出される作動油は、第3制御弁24と流路27、25を通過し、第1アクチュエータ8に供給される。即ち、第2油圧ポンプ16bから吐出される作動油の一部又は全部が第1アクチュエータ8側に合流されることから、ブーム9の駆動速度を増加させる。
第1アクチュエータ8から排出される作動油は、流路26及び第1制御弁22を介して油圧タンクに戻ると同時に、流路28及び第3制御弁24を介して油圧タンクに戻る。この際、第1制御弁22が先に開かれ、第3制御弁24が後から開くようになっている。
(4)ブーム上げと上部旋回体の回転とを同時に駆動させることについて図3を参照として説明する。
掘削機を用いてダンプトラックなどの荷台に土砂などを積む作業を行う場合、バケット13で地面を掘削した後、ブーム9を上昇させ、次いで上部旋回体5を回転させ、ダンプトラックなどの荷台に土砂をダンプする作業を繰り返す。この際、オペレータは、サイクルタイムを少なくするために、ブーム9を上げる動作と上部旋回体5を回転させる動作とを同時に行う。
そこで、土砂の入ったバケット13に負荷が生じることから、ブーム上げの速度が遅くなり、且つ、上部旋回体5の圧力が上がることから、回転速度は相対的に速くなる。これにより、オペレータはブーム9が上がってくるのを待つため、上部旋回体5の回転速度を人為的に抑えなければならない。このように、ブーム上げと旋回駆動を同時に操作して複合作業を行う場合は、長年の経験と熟練を必要とする。
本発明の一実施例は、掘削機のブーム上げと旋回駆動を同時に操作して複合作業を行う場合、旋回の速度を抑え、且つ、ブーム駆動速度を相対的に大きくすることによって、作業装置の操作が容易となることから、作業性を向上させることができるようにした掘削機のブーム速度増速装置に関連する。
また、本発明の一実施例は、掘削機のブーム上げと旋回駆動とを同時に行う場合、作業経験のあまりない素人でも容易に操作することができ、オペレートに利便性を提供することが可能な掘削機のブーム速度増速装置に関連する。
本発明掘削機ブーム速度増速装置は、第1、2油圧ポンプと、
前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
前記ブロックバルブを切換えさせる制御信号として、前記第1アクチュエータを伸長駆動させるための第3制御弁を切換えさせるパイロット信号圧が用いられることを特徴としている。
望ましい本発明によれば、前述したブロックバルブを切換えさせる制御信号として、次のような様々な手段が可能である。
1)第1アクチュエータを伸長駆動させるための第3制御弁を切換えさせるパイロット信号圧。
2)第1アクチュエータを伸長駆動させるための第3制御弁を切換えさせる電気的な信号。
3)オペレータの手や足による物理的な操作。
4)第1アクチュエータを伸長駆動させるための第1制御弁を切換えさせるパイロット信号圧。
5)第1アクチュエータを伸長駆動させるための第1制御弁を切換えさせる電気的な信号。
以上述べたように、本発明掘削機のブーム速度増速装置は、次のような効果を奏する。掘削機のブーム上げと旋回駆動を同時に操作して複合作業を行う場合、旋回速度を抑えながら、ブーム駆動速度を相対的に上げることによって、サイクルタイムを少なくし、作業能率を向上させることが可能となる。
また、掘削機のブーム上げと旋回駆動を同時に操作する場合、長年の経験と熟練を要求することなく、簡単且つ容易に操作をすることができるため、オペレータに利便性を提供することができる。
以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に基づいて説明するが、これは本発明の属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施し得る程度に詳しく説明するためのものであって、これにより本発明の技術的思想及び範疇が限定されることを意味するのではない。
図5に示されたように、本発明の一実施例による掘削機のブーム速度増速装置は、エンジン16につながる第1、2油圧ポンプ16a、16bと、
第1油圧ポンプ16aに連結される作業装置用第1アクチュエータ8(ブームシリンダをいう)と、
第2油圧ポンプ16bに連結され、一対からなり、直列に連結された第2アクチュエータ2、2a(旋回モータをいう)と、
第1油圧ポンプ16aと第1アクチュエータ8との間の流路25、26に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、第1アクチュエータ8の起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁22と、
第2油圧ポンプ16bと第2アクチュエータ2、2aとの間の流路29、30に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、第2アクチュエータ2、2aの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁23と、
第2油圧ポンプ16bと第1アクチュエータ8との間の流路27、28(この際、流路27、28は、第1制御弁22に連結された流路25、26に連通される)に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、第2油圧ポンプ16bの作動油一部を第1アクチュエータ8に合流させる第3制御弁24と、
第2アクチュエータ2、2aのうち、選ばれた何れかのアクチュエータ2aと第2制御弁23との間の流路41、42(ここで、流路41、42は、第2アクチュエータ2に連結の流路29、30に連通される)に設けられ、第2アクチュエータ2、2aのみを駆動する場合は、第2油圧ポンプ16bの作動油を選ばれたアクチュエータ2aに供給し、且つ、第1、2アクチュエータ8、2を同時に駆動する複合作業の場合は、外部より入力される制御信号Paによって切換えられ、選ばれた第2アクチュエータ2aに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータ8に補充供給するブロックバルブ40とを備える。
この際、前述したブロックバルブ40を切換させる制御信号Paとして、第1アクチュエータ8を伸長駆動させるための第3制御弁24を切換えさせるパイロット信号圧又は電気的信号が用いられる。
前述したブロックバルブ40は、オペレータの手や足による物理的な操作により切換えられる。
前述したブロックバルブ40を切換えさせる制御信号Paとして、第1アクチュエータ8を伸長駆動させるための第1制御弁22を切換えさせるパイロット信号圧又は電気的信号が使用される。
一方、図3に示されたものと実際に同様に適用される部品に対する図面符号については、図3のものと同様に付し、これらの構造及び作動の詳細な説明は省略する。
以下では、本発明の一実施例による掘削機のブーム速度増速装置の使用例を添付図面に基づいて詳しく説明する。
図5に示されるように、オペレータが第1制御弁22を切換えると、第1油圧ポンプ16aから吐出される作動油は、第1アクチュエータ8(ブームシリンダをいう)を駆動する。第3制御弁24を切換え、第2油圧ポンプ16bから吐出される作動油一部を第1アクチュエータ8に合流させ、第1アクチュエータ8の駆動速度を増加させることは、図3に示されたものと実際に同様であるため、これらの詳細な説明は省略する。
(1)上部旋回体を駆動させることについて図5及び図6を参照とし説明する。
オペレータにより制御信号を第2制御弁23の左側段に入力させる場合、内部スプールが、図に於いて、右側方向に切換えられる(e位置に切換えられる)。第2油圧ポンプ16bから吐出される作動油一部は、第2制御弁23と流路30とを通過し、第2アクチュエータ2に供給される。同時に、第2油圧ポンプ16bから吐出される作動油一部は、第2制御弁23、流路29、42及びブロックバルブ40(a位置に切換えられた状態をいう)を順次に通過し、第2アクチュエータ2aに供給される。
したがって、一対からなる旋回モータ2、2aより出力される駆動力により回転されるピニオンギヤ3とインターナルギヤ4との噛合いによって、その反力で、上部旋回体5を回転させることが可能となる。
(2)作業中におけるサイクルタイムを少なくするために、ブーム上げと旋回とを同時に行うことについて図5を参照とし説明する。
オペレータにより制御信号Pa(例えば、パイロット信号圧又は電気的信号をいう)をブロックバルブ40の右側段に入力すると、内部スプールは、図に於いて、左側方向に切換えられる(b位置に切換えられる)。この際、バルブバネ40aは圧縮される。
ブロックバルブ40の入力側流路41、42が遮断された状態であるため、第2油圧ポンプ16bから吐出される作動油は、流路29、30を通過し、第2アクチュエータ2にのみ供給される。つまり、上部旋回体5は、一対からなる第2アクチュエータ2、2aのうち、第2アクチュエータ2から伝わる駆動力のみにより回転される。
この時、第2アクチュエータ2aは、ブロックバルブ内の連通回路により、空転をする。したがって、旋回体を駆動するトルクが減少(第2アクチュエータ2、2aが同一容量の場合には半減)するので、旋回体の加速度が少なくなり、速度上昇が抑えられる。したがって、第2アクチュエータ2の回転速度が減速されるから、必要となる油量が減少する。その減少した分だけ、第1アクチュエータ8側に供給される油量が増えることになり、その駆動速度が増速することになる。
図7に示されたように、掘削機を用いて土砂などをダンプトラックの荷台に積む作業を行う際、上部旋回体5は、通常、90°の角度で旋回する。実際に実機試験をした結果、従来方式では、掘削後、上部旋回体5が90°の角度で旋回した際、荷台の上方に上がってくるバケット13の高さが3mを示した(曲線“a”で図示される)。
一方、本発明を適用した場合には、曲線“b”で示されたように、掘削後、上部旋回体5が90°の角度で旋回した際、荷台の上方に上がってくるバケット13の高さが5mを示した。このことから、作業能率を高めるために、ブーム上げと旋回駆動を同時に操作する場合、ブーム9の上昇速度が速くなり、上部旋回体5の回転速度が相対的に抑えられるため、オペレータが、作業中、上部旋回体5の回転速度を人為的に減速させる動作が不必要となることが確認できた。
図8及び図9に示されたように、本発明の他の実施例による掘削機のブーム速度増速装置は、エンジン16につながる第1、2油圧ポンプ16a、16bと、
第1油圧ポンプ16aに連結される作業装置用第1アクチュエータ8(ブームシンリンダをいう)と、
第2油圧ポンプ16bに連結される可変容量型第2アクチュエータ2b(旋回モータをいう)と、
第1油圧ポンプ16aと第1アクチュエータ8との間の流路25、26に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、 第1アクチュエータ8の起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁22と、
第2油圧ポンプ16bと第2アクチュエータ2bとの間の流路29、30に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、第2アクチュエータ2bの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁23と、
第2油圧ポンプ16bと第1アクチュエータ8との間の流路27、28(ここで、流路27、28は、第1制御弁22が設けられた流路25、26に連通される)に設けられ、外部より制御信号が入力されることによって切換えられ、第2油圧ポンプ16bの作動油一部を第1アクチュエータ8に合流させる第3制御弁24と、
第2アクチュエータ2bに設けられ、第1、2アクチュエータ8、2bを同時に駆動する複合作業時、外部より入力される制御信号Paによって駆動され(第2アクチュエータ2bの斜板傾転角を制御して吐出流量を調節する)、第2油圧ポンプ16bから第2アクチュエータ2bに供給されるはずの作動油一部を第1アクチュエータ8に補充供給する容量可変器具2c(一例として、ピストンが用いられる)とを備える。
この際、前述した可変容量型第2アクチュエータ2bは、最大トルクを出力する最大容量出力モードと、容量可変器具2cの駆動により50%程度のトルクを出力する最小容量吐出モードとを有する。
一方、前述した容量可変器具2cを駆動させる制御信号Paとして、第1アクチュエータ8を伸張駆動させるための第3制御弁24を切換させるパイロット信号圧又は電気的な信号が用いられる。
また、前述した容量可変器具2cを駆動させる制御信号Paとして、第1アクチュエータ8を伸張駆動させるための第1制御弁22を切換させるパイロット信号圧又は電気的な信号が用いられる。
ここで、前述した可変容量型第2アクチュエータ2b及び容量可変器具2cを除いた構成は、図5に示された本発明の一実施例と実際に同様であるため、重複構成に対する図面符号は同様に付し、且つ、これらの構成及び作動の詳細な説明は略する。
以下では、本発明の他の実施例による掘削機ブーム速度増速装置の使用例を添付図面に基づいて詳しく説明する。
図8及び図9に示されたように、前述した第1制御弁22を切換えさせ、第1油圧ポンプ16aから供給される作動油により第1アクチュエータ8を駆動させ、ブームを上昇・下降させる。第2制御弁23を切換えさせ、第2油圧ポンプ16bから供給される作動油により可変容量型第2アクチュエータ2bを駆動させ、上部旋回体を回転させる。この際、第3制御弁24を切換えさせ、第2油圧ポンプ16bからの作動油一部を第1アクチュエータ8に供給することによって、ブーム上げ速度を高めることが可能となる。
一方、掘削機を用いて土砂などをダンプの荷台に積む作業を行う際、作業サイクルタイムを少なくするためにブーム上げと上部旋回体とを同時に駆動させて作業を行う。この際、バケットに積載される荷重によりブーム上げ速度が遅くなり、上部旋回体の回転速度は相対的に速くなる。これにより、上部旋回体の回転速度を人為的に減速させる制御が求められる。
つまり、前述した第1制御弁22を操作し、第1油圧ポンプ16aからの作動油を第1アクチュエータ8に供給し、ブームを上昇させると同時に、第2制御弁23を操作し、第2油圧ポンプ16bからの作動油を第2アクチュエータ2bに供給する。
これにより、第2アクチュエータ2bから出力される駆動力により回転されるピニオンギヤ3とインターナルギヤ4との噛合いによって、その反力で、上部旋回体5を回転させ、ダンプ積み作業を行うことができる。
この際、ブーム上げ速度を高めるために制御信号Pa(一例として、第1制御弁22又は第3制御弁24を切換させるパイロット信号圧又は電気的信号をいう)を、第2アクチュエータ2bに設けられた容量可変器具2cに入力させると、第2アクチュエータ2bは最小容量吐出モードに変換する。
したがって、第2アクチュエータ2bのトルクが小さくなり、上部旋回体の回転速度は減速される。これにより、上部旋回体の回転に必要となる第2油圧ポンプ16bからの作動油供給量が減少する。その減少した分だけの第2油圧ポンプ16の作動油が、第1アクチュエータ8に補充供給されるので、ブーム上げのスピードが上がる。
即ち、ダンプ積みの実作業時、ブーム上げのスピードは速くなり、上部旋回体の回転速度は相対的に減速されるため、上部旋回体が90°の旋回をする場合(バケットに積載の土砂などをダンプの荷台に排出するために旋回する)、バケットの高さが従来の3M(図7に曲線‘a’で図示される)から5M(図7に曲線‘b’で図示される)に上昇されたことが確認できた。
上述したことから、ダンプ積みの作業中、オペレータは、上部旋回体の回転速度を人為的に減少させる動作が不必要となり、実作業における操作を容易にすることができる。
一般の掘削機の側面図である。 掘削機を駆動させる動力発生部の概略図である。 従来技術による掘削機のブームと旋回モータとを駆動させる油圧回路図である。 従来技術により上部旋回体を旋回モータで駆動させることを説明するための図面である。 本発明の一実施例による掘削機ブーム速度増速装置の油圧回路図である。 本発明の一実施例により上部旋回体を旋回モータで駆動させることを説明するための図面である。 ブーム上げと旋回駆動を同時に操作する際、旋回角度とバケット高さとの関係を、従来技術と本発明とを比べて示したグラフである。 本発明の他の実施例による掘削機ブーム速度増速装置の油圧回路図である。 本発明の他の実施例により上部旋回体を旋回モータで駆動させることを説明するための図面である。
符号の説明
1 下部走行体
2、2a 第2アクチュエータ(旋回モータ)
5 上部旋回体
8 第1アクチュエータ(ブームシリンダ)
16a 第1油圧ポンプ
16b 第2油圧ポンプ
18 制御弁(MCV)
22 第1制御弁
23 第2制御弁
24 第3制御弁
25、26、27、28、29、30、41、42 流路
40 ブロックバルブ

Claims (5)

  1. 第1、2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
    前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
    前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
    前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
    前記ブロックバルブを切換えさせる制御信号として、前記第1アクチュエータを伸長駆動させるための第3制御弁を切換えさせるパイロット信号圧が用いられることを特徴とする掘削機のブーム速度増速装置。
  2. 第1、2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
    前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
    前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
    前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
    前記ブロックバルブを切換えさせる制御信号として、前記第1アクチュエータを伸長駆動させるための第3制御弁を切換えさせる電気的信号が用いられることを特徴とする掘削機のブーム速度増速装置。
  3. 第1、2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
    前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
    前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
    前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
    前記ブロックバルブは、オペレータによる物理的操作により切換えられることを特徴とする掘削機のブーム速度増速装置。
  4. 第1、2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
    前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
    前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
    前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
    前記ブロックバルブを切換えさせる制御信号として、前記第1アクチュエータを伸長駆動させるための前記第1制御弁を切換えさせるパイロット信号圧が用いられることを特徴とする掘削機のブーム速度増速装置。
  5. 第1、2油圧ポンプと、
    前記第1油圧ポンプに連結され、ブームシリンダを駆動する作業装置用第1アクチュエータと、
    前記第2油圧ポンプに連結され、一対からなり、直列に連結された、旋回モータを構成する第2アクチュエータと、
    前記第1油圧ポンプと、第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第1アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第1制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第2アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2アクチュエータの起動、停止及び方向切換を制御する第2制御弁と、
    前記第2油圧ポンプと第1アクチュエータとの間の流路に設けられ、切換時、第2油圧ポンプの作動油一部を第1アクチュエータに合流させる第3制御弁と、
    前記第2アクチュエータのうち、選ばれた何れかのアクチュエータと、第2制御弁との間の流路に設けられ、第2アクチュエータのみを駆動させる場合、第2油圧ポンプの作動油を選ばれたアクチュエータに供給し、且つ、第1、2アクチュエータを同時に駆動する複合作業の場合、外部より入力される制御信号によって切換えられ、選ばれたアクチュエータに供給されるはずの作動油を第1アクチュエータに補充供給するブロックバルブとを備え、
    前記ブロックバルブを切換えさせる制御信号として、前記第1アクチュエータを伸長駆動させるための前記第1制御弁を切換えさせる電気的な信号が用いられることを特徴とする掘削機のブーム速度増速装置。
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