JPS5841303Y2 - 軒先化粧カバ−の取付構造 - Google Patents
軒先化粧カバ−の取付構造Info
- Publication number
- JPS5841303Y2 JPS5841303Y2 JP10628780U JP10628780U JPS5841303Y2 JP S5841303 Y2 JPS5841303 Y2 JP S5841303Y2 JP 10628780 U JP10628780 U JP 10628780U JP 10628780 U JP10628780 U JP 10628780U JP S5841303 Y2 JPS5841303 Y2 JP S5841303Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative cover
- eaves
- mounting bracket
- piece
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は軒先化粧カバーの取付構造の改良に関するもの
であって、更に詳しくは軒先の垂木Ａの下面に、Ｔ字状
の化粧カバー取付金具１の各横片２を固着具３にて固定
して化粧カバー取付金具１の縦片４を垂木Ａから垂設し
、軒先化粧カバー５の上半部で上記垂木Ａの先端にある
鼻隠し板６を覆い、軒先化粧カバー５の下半部を背方に
折曲するとともに、下半部の下端から化粧カバー取付金
具１の縦片４に沿って垂れ片８を垂設し、垂れ片８の下
部の係止部９を化粧カバー取付金具１の縦片４の下部の
被係止部１０に係止し、垂れ片８の上端から上方に突出
した掛は部１１を、化粧カバー取付金具１の縦片４から
前方に切り起こされた爪部１２に引掛け、化粧カバー取
付金具１の縦片４から背方に軒天井下地材１３を取付け
るための下地材取付片１４を切り起こして成る軒先化粧
カバーの取付構造に係るものである。
であって、更に詳しくは軒先の垂木Ａの下面に、Ｔ字状
の化粧カバー取付金具１の各横片２を固着具３にて固定
して化粧カバー取付金具１の縦片４を垂木Ａから垂設し
、軒先化粧カバー５の上半部で上記垂木Ａの先端にある
鼻隠し板６を覆い、軒先化粧カバー５の下半部を背方に
折曲するとともに、下半部の下端から化粧カバー取付金
具１の縦片４に沿って垂れ片８を垂設し、垂れ片８の下
部の係止部９を化粧カバー取付金具１の縦片４の下部の
被係止部１０に係止し、垂れ片８の上端から上方に突出
した掛は部１１を、化粧カバー取付金具１の縦片４から
前方に切り起こされた爪部１２に引掛け、化粧カバー取
付金具１の縦片４から背方に軒天井下地材１３を取付け
るための下地材取付片１４を切り起こして成る軒先化粧
カバーの取付構造に係るものである。
従来の軒先化粧カバーの取付構造にあっては、第１図に
示すように軒先の垂木Ａに軒天井下地材１３′を固定し
て軒天井下地材１３′を垂木Ａから垂設しており、この
軒天井下地材１３′に、軒先化粧カバー５′の下半部を
固着具３にて固定するとともに軒先天井板１５を固定す
るものであった。
示すように軒先の垂木Ａに軒天井下地材１３′を固定し
て軒天井下地材１３′を垂木Ａから垂設しており、この
軒天井下地材１３′に、軒先化粧カバー５′の下半部を
固着具３にて固定するとともに軒先天井板１５を固定す
るものであった。
しかしかかる従来の構造のものにあっては、鼻隠し板６
に軒先化粧カバー５′の上半部を固着具３で個定しても
固着具３の頭部は軒樋で隠れるものの、軒先化粧カバー
５の下半部を固定する固着具３の頭部は外観に表われて
意匠的効果を損うという問題があり、また軒天井下地材
１３′は垂木Ａに固定されているだけであるので、転び
やすくて軒先化粧カバー５や軒天井板１５がぐらぐらし
て不安定となるという問題があった。
に軒先化粧カバー５′の上半部を固着具３で個定しても
固着具３の頭部は軒樋で隠れるものの、軒先化粧カバー
５の下半部を固定する固着具３の頭部は外観に表われて
意匠的効果を損うという問題があり、また軒天井下地材
１３′は垂木Ａに固定されているだけであるので、転び
やすくて軒先化粧カバー５や軒天井板１５がぐらぐらし
て不安定となるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであって、その
目的とするところは外観上軒先化粧カバー表面に固着具
の頭部が表われることがなく、また軒先化粧カバーや軒
天井板がぐらぐらして不安定になることがない軒先化粧
カバーの取付構造を提供することになる。
目的とするところは外観上軒先化粧カバー表面に固着具
の頭部が表われることがなく、また軒先化粧カバーや軒
天井板がぐらぐらして不安定になることがない軒先化粧
カバーの取付構造を提供することになる。
以下、本考案を第２図乃至第６図に示す実施例に基づい
て詳述する。
て詳述する。
１は軒先化粧カバー５および軒天井下地材１３を固定す
るＴ字状の化粧カバー取付金具であって、この化粧カバ
ー取付金具１の前後各横片２を軒先の垂木Ａ下面に釘な
どの固着具３にて固定されるものであり、化粧カバー取
付金具１の縦片４の中央部には前方に切り起こされた爪
部１２を有しており、縦片４の両側縁には軒先天井下地
材１３を取付けるための下地材取付片１４をｌ対上下に
位置するようにして背方に切り起こしており、縦片４の
下部は背方にＬ字状に折曲された被係止部１０としてい
る。
るＴ字状の化粧カバー取付金具であって、この化粧カバ
ー取付金具１の前後各横片２を軒先の垂木Ａ下面に釘な
どの固着具３にて固定されるものであり、化粧カバー取
付金具１の縦片４の中央部には前方に切り起こされた爪
部１２を有しており、縦片４の両側縁には軒先天井下地
材１３を取付けるための下地材取付片１４をｌ対上下に
位置するようにして背方に切り起こしており、縦片４の
下部は背方にＬ字状に折曲された被係止部１０としてい
る。
５は金属板を曲成した軒先化粧カバーであって、軒先化
粧カバー５の上半部は垂木Ａの木口に配設されている鼻
隠し板６に軒先化粧カバー５の上端に打ち込まれる固着
具３にて固定して鼻隠し板６を覆っており、軒先化粧カ
バー５の下半部は背方に傾斜された傾斜部７としており
、傾斜部７の下端から化粧カバー取付金具１の縦片４に
沿って垂れ片８を垂設しており、垂れ片８の下部は背方
にＬ字状に折曲されていて係止部９が形成されており、
傾斜部７と垂れ片８との境目は上方に逆Ｕ字状に折返え
された掛は部１１が形成されている。
粧カバー５の上半部は垂木Ａの木口に配設されている鼻
隠し板６に軒先化粧カバー５の上端に打ち込まれる固着
具３にて固定して鼻隠し板６を覆っており、軒先化粧カ
バー５の下半部は背方に傾斜された傾斜部７としており
、傾斜部７の下端から化粧カバー取付金具１の縦片４に
沿って垂れ片８を垂設しており、垂れ片８の下部は背方
にＬ字状に折曲されていて係止部９が形成されており、
傾斜部７と垂れ片８との境目は上方に逆Ｕ字状に折返え
された掛は部１１が形成されている。
そして軒先化粧カバー５の下半部を化粧カバー取付金具
１に取付ける場合には、垂れ片８を縦片４前面を覆った
状態で、掛は部１１を爪部１２に引掛けるとともに、係
止部９を被係止部１０に係止させるのである。
１に取付ける場合には、垂れ片８を縦片４前面を覆った
状態で、掛は部１１を爪部１２に引掛けるとともに、係
止部９を被係止部１０に係止させるのである。
また化粧カバー取付金具１の上下一対の下地材取付片１
４間に軒先天井下地材１３を挿着して固着具３にて固定
してから、軒先天井下地材１３に軒天井板１５が取付け
られるのである。
４間に軒先天井下地材１３を挿着して固着具３にて固定
してから、軒先天井下地材１３に軒天井板１５が取付け
られるのである。
１６は野地板、１７は軒先瓦、１８は固着具３用の孔で
ある。
ある。
本考案は叙述のように垂木から垂設された化粧カバー取
付金具の縦片から前方に切り起こされた爪部を設け、軒
先化粧カバーの上半部で鼻隠し板を覆い、軒先化粧カバ
ーの下半部の下端から垂れ片を垂設し、垂れ片の下部の
係止部を化粧カバー取付金具の縦片の下部の被係止部に
係止し、垂れ片の上端から上方に突出した掛は部を、化
粧カバー取付金具の爪部に引掛けたので、軒先化粧カバ
ーの下半部や垂れ片は固着具を用いなくとも化粧カバー
取付金具に取付けられ、したがって外観として表われる
軒先化粧カバーの表面に固着具の頭部が露出することが
なくて軒先化粧カバーの意匠的効果を損ねることがなく
、また軒先の垂木の下面にＴ字状の化粧カバー取付金具
の各横片を固着具にて固定したので、化粧カバー取付金
具の縦片が前後に揺動することがなく、シたがって化粧
カバー取付金具に軒先化粧カバーや縦片の下地材取付片
に取付けられる軒天井下地材を介して軒天井板を固定し
ても軒先化粧カバーや軒天井板がぐらぐらすることなく
安定した状態で軒先に配設されるという効果を奏し、更
に化粧カバー取付金具を垂木に固定する場合には鼻隠し
板が当たりとなって化粧カバー取付金具の位置決めが簡
単になるという効果を奏するのである。
付金具の縦片から前方に切り起こされた爪部を設け、軒
先化粧カバーの上半部で鼻隠し板を覆い、軒先化粧カバ
ーの下半部の下端から垂れ片を垂設し、垂れ片の下部の
係止部を化粧カバー取付金具の縦片の下部の被係止部に
係止し、垂れ片の上端から上方に突出した掛は部を、化
粧カバー取付金具の爪部に引掛けたので、軒先化粧カバ
ーの下半部や垂れ片は固着具を用いなくとも化粧カバー
取付金具に取付けられ、したがって外観として表われる
軒先化粧カバーの表面に固着具の頭部が露出することが
なくて軒先化粧カバーの意匠的効果を損ねることがなく
、また軒先の垂木の下面にＴ字状の化粧カバー取付金具
の各横片を固着具にて固定したので、化粧カバー取付金
具の縦片が前後に揺動することがなく、シたがって化粧
カバー取付金具に軒先化粧カバーや縦片の下地材取付片
に取付けられる軒天井下地材を介して軒天井板を固定し
ても軒先化粧カバーや軒天井板がぐらぐらすることなく
安定した状態で軒先に配設されるという効果を奏し、更
に化粧カバー取付金具を垂木に固定する場合には鼻隠し
板が当たりとなって化粧カバー取付金具の位置決めが簡
単になるという効果を奏するのである。
第１図は従来例の切欠斜視図、第２図は本考案の実施例
の切欠せる分解斜視図、第３図ａ、ｂは同上の取付は動
作説明図、第４図は同上の軒先化粧カバーの斜視図、第
５図は同上の化粧カバー取付金具の斜視図、第６図は同
上において垂木に化粧カバー取付金具を固定した状態を
示す斜視図であって、Ａは垂木、１は化粧カバー取付金
具、２は横片、３は固着具、４は縦片、５は軒先化粧カ
バー、６は鼻隠し板、８は垂れ片、９は係止部、１０は
被係止部、１１は掛は部、１２は爪部、１３は軒天井下
地材、１４は下地材取付片である。
の切欠せる分解斜視図、第３図ａ、ｂは同上の取付は動
作説明図、第４図は同上の軒先化粧カバーの斜視図、第
５図は同上の化粧カバー取付金具の斜視図、第６図は同
上において垂木に化粧カバー取付金具を固定した状態を
示す斜視図であって、Ａは垂木、１は化粧カバー取付金
具、２は横片、３は固着具、４は縦片、５は軒先化粧カ
バー、６は鼻隠し板、８は垂れ片、９は係止部、１０は
被係止部、１１は掛は部、１２は爪部、１３は軒天井下
地材、１４は下地材取付片である。
Claims (1)
- 軒先の垂木の下面に、Ｔ字状の化粧カバー取付金具の各
横片を固着具にて固定して化粧カバー取付金具の縦片を
垂木から垂設し、軒先化粧カバーの上半部で上記垂木の
先端にある鼻隠し板を覆い、軒先化粧カバーの下半部を
背方に折曲するとともに、下半部の下端から化粧カバー
取付金具の縦片に沿って垂れ片を垂設し、垂れ片の下部
の係止部を化粧カバー取付金具の縦片の下部の被係止部
に係止し、垂れ片の上端から上方に突出した掛は部を化
粧カバー取付金具の縦片から前方に切り起こされた爪部
に引掛け、化粧カバー取付金具の縦片から背方に軒天井
下地材を取付けるための下地材取付片を切り起こして戒
る軒先化粧カバーの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10628780U JPS5841303Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 軒先化粧カバ−の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10628780U JPS5841303Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 軒先化粧カバ−の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5729733U JPS5729733U (ja) | 1982-02-16 |
| JPS5841303Y2 true JPS5841303Y2 (ja) | 1983-09-19 |
Family
ID=29467628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10628780U Expired JPS5841303Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 軒先化粧カバ−の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841303Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10628780U patent/JPS5841303Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5729733U (ja) | 1982-02-16 |
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