JPH04184Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04184Y2 JPH04184Y2 JP1986059312U JP5931286U JPH04184Y2 JP H04184 Y2 JPH04184 Y2 JP H04184Y2 JP 1986059312 U JP1986059312 U JP 1986059312U JP 5931286 U JP5931286 U JP 5931286U JP H04184 Y2 JPH04184 Y2 JP H04184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- wall panel
- board
- exterior wall
- placing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 8
- 239000010953 base metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000007688 edging Methods 0.000 description 2
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、野地板及び外壁パネルにけらばを取
り付けるためのけらばの取り付け構造に関するも
のである。
り付けるためのけらばの取り付け構造に関するも
のである。
［背景技術］
従来にあつてコンクリート系の外壁パネル１を
使用する建築物においてけらば６を取り付ける場
合、第３図に示すように野地板４を外壁パネル１
の上方まではね出し、この野地板４の上にけらば
６を載せて釘のような固着具５により固着し、こ
の野地板４に固着したけらばの垂下片７の下端を
外壁パネル１の上端部外面に重ねていた。ところ
が、この従来例にあつては外壁パネル１とけらば
６の垂下片７とを固着してなかつたので風の吹き
上げにより垂下片７が持ち上げられようとし、垂
下片７と外壁パネル１との間より雨水が浸入しや
すいとう問題があつた。また、従来にあつては、
野地板４の端部が外壁パネル１の上方においては
支持してなく、この野地板４端部に固着されるけ
らば６が垂れ下がつたりするという問題があつ
た。更に、けらばの上部は下から支えて支持する
ようになつておらず、けらばが安定して取り付け
られないという問題があつた。
使用する建築物においてけらば６を取り付ける場
合、第３図に示すように野地板４を外壁パネル１
の上方まではね出し、この野地板４の上にけらば
６を載せて釘のような固着具５により固着し、こ
の野地板４に固着したけらばの垂下片７の下端を
外壁パネル１の上端部外面に重ねていた。ところ
が、この従来例にあつては外壁パネル１とけらば
６の垂下片７とを固着してなかつたので風の吹き
上げにより垂下片７が持ち上げられようとし、垂
下片７と外壁パネル１との間より雨水が浸入しや
すいとう問題があつた。また、従来にあつては、
野地板４の端部が外壁パネル１の上方においては
支持してなく、この野地板４端部に固着されるけ
らば６が垂れ下がつたりするという問題があつ
た。更に、けらばの上部は下から支えて支持する
ようになつておらず、けらばが安定して取り付け
られないという問題があつた。
［考案の目的］
本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、風の吹き上げが
あつてもけらばの垂下片が持ち上げられたりする
ことがなく、けらばの垂下片と外壁パネルの外面
との間から雨水が浸入したりすることがなく、ま
た、外壁パネルの上方において野地板の端部を確
実に支持し、また、けらばの上部を下方から安定
して支持することができ、また外観もよくなるけ
らばの取り付け構造を提供するにある。
つて、その目的とするところは、風の吹き上げが
あつてもけらばの垂下片が持ち上げられたりする
ことがなく、けらばの垂下片と外壁パネルの外面
との間から雨水が浸入したりすることがなく、ま
た、外壁パネルの上方において野地板の端部を確
実に支持し、また、けらばの上部を下方から安定
して支持することができ、また外観もよくなるけ
らばの取り付け構造を提供するにある。
［考案の開示］
本考案のけらばの取り付け構造は、外壁パネル
１に固定した下地金物２の下端部に引掛片３を設
けてこの引掛片３を外壁パネル１の外方に突出さ
せて位置させ、下地金物２の上部を外壁パネル１
から上方に突出させると共に下地金物２の外壁パ
ネル１から突出した部分に引掛片３と反対側に野
地板載置用切り起こし片１３を設け、下地金物２
の外壁パネル１から突出した部分の上端に野地板
載置用切り起こし片１３と反対側に上横片１４を
突出し、野地板載置用切り起こし片１３に野地板
４を載設し、野地板４の端部を覆つて野地板４に
固着具５により固着されたけらば６の上部を上横
片１４により支持し、けらば６の垂下片７の下端
の係止片８を引掛け片３に引掛け、引掛片３に係
止した係止片８と外壁パネル１との間の隙間に充
填材９を充填して成るものであつて、このような
構成を採用することで、上記した本考案の目的を
達成したものである。すなわち本考案にあつて
は、けらば６の垂下片７の下端の係止片８を引掛
け片３に引掛け、引掛片３に係止した係止片８と
外壁パネル１との間の隙間に充填材９を充填して
あるので、垂下片７が風によつて持ち上げられる
といつたことがなく、充填材９部分により確実に
雨水の浸入を防止でき、さらに外壁パネル１の外
面と係止片８との間に充填材９が充填されること
で、この部分の隙間を隠して外観を良くすること
ができ、また、野地板載置用切り起こし片に野地
板を載設することで、確実に野地板の端部を支持
できるものであり、また、下地金物の外壁パネル
から突出した部分の上端に野地板載置用切り起こ
し片と反対側に上横片を突出し、けらばの上部を
上横片により支持したことで、けらばを安定して
保持できたものである。
１に固定した下地金物２の下端部に引掛片３を設
けてこの引掛片３を外壁パネル１の外方に突出さ
せて位置させ、下地金物２の上部を外壁パネル１
から上方に突出させると共に下地金物２の外壁パ
ネル１から突出した部分に引掛片３と反対側に野
地板載置用切り起こし片１３を設け、下地金物２
の外壁パネル１から突出した部分の上端に野地板
載置用切り起こし片１３と反対側に上横片１４を
突出し、野地板載置用切り起こし片１３に野地板
４を載設し、野地板４の端部を覆つて野地板４に
固着具５により固着されたけらば６の上部を上横
片１４により支持し、けらば６の垂下片７の下端
の係止片８を引掛け片３に引掛け、引掛片３に係
止した係止片８と外壁パネル１との間の隙間に充
填材９を充填して成るものであつて、このような
構成を採用することで、上記した本考案の目的を
達成したものである。すなわち本考案にあつて
は、けらば６の垂下片７の下端の係止片８を引掛
け片３に引掛け、引掛片３に係止した係止片８と
外壁パネル１との間の隙間に充填材９を充填して
あるので、垂下片７が風によつて持ち上げられる
といつたことがなく、充填材９部分により確実に
雨水の浸入を防止でき、さらに外壁パネル１の外
面と係止片８との間に充填材９が充填されること
で、この部分の隙間を隠して外観を良くすること
ができ、また、野地板載置用切り起こし片に野地
板を載設することで、確実に野地板の端部を支持
できるものであり、また、下地金物の外壁パネル
から突出した部分の上端に野地板載置用切り起こ
し片と反対側に上横片を突出し、けらばの上部を
上横片により支持したことで、けらばを安定して
保持できたものである。
以下本考案を添付図に示す実施例により詳述す
る。外壁パネル１はALCパネルやPCパネル等の
コンクリート系のパネルであり、梁のような構造
材１０に取り付け金具１１等を介して取り付けら
れる。この外壁パネル１の上部外面に下地金物２
が固着具１２により固着してある。下地金物２の
下端部はＬ状に屈曲してあつてＬ状の先端部分が
引掛片３となつており、この引掛片３は外壁パネ
ル１の外方に突出させて位置させてある。下地金
物２の中央部には下地金物２の長手方向に間隔を
おいて引掛片３と反対側に野地板載置用切り起こ
し片１３が設けてある。また下地金物２の上端部
には野地板載置用切り起こし片１３と反対側に上
横片１４が設けてある。野地板載置用切り起こし
片１３にはけらば用の野地板４の端部が載置され
釘等により固着してある。ここで、野地板４を野
地板載置用切り起こし片１３に載設することで、
外壁パネル１の上端面に多少不陸があつても野地
板４を良好な状態で取り付けることができること
となる。上記けらば用の野地板４の他端部は梁の
ような構造材１０の上に載置台１８を介して載設
される。けらば用の野地板４の端部の上には下地
材１５が載設される。載置台１８には更に通常の
野地板４′が載設してある。けらば６は野地板４
の端部及び野地板４に載設した下地材１５を覆つ
て野地板４に固着具５により固着されるものであ
り、このけらば６の垂下片７の下端に係止片８が
設けてあり、係止片８を引掛け片３に引掛けてあ
る。引掛片３に係止した係止片８と外壁パネル１
との間の隙間にはコーキング材のような防水性を
有する充填材９が充填してある。添付図面中符号
の１６は屋根材を示しており、屋根材１６の端部
がけらば６に設けた側方開口の凹部１７内にはめ
込まれている。
る。外壁パネル１はALCパネルやPCパネル等の
コンクリート系のパネルであり、梁のような構造
材１０に取り付け金具１１等を介して取り付けら
れる。この外壁パネル１の上部外面に下地金物２
が固着具１２により固着してある。下地金物２の
下端部はＬ状に屈曲してあつてＬ状の先端部分が
引掛片３となつており、この引掛片３は外壁パネ
ル１の外方に突出させて位置させてある。下地金
物２の中央部には下地金物２の長手方向に間隔を
おいて引掛片３と反対側に野地板載置用切り起こ
し片１３が設けてある。また下地金物２の上端部
には野地板載置用切り起こし片１３と反対側に上
横片１４が設けてある。野地板載置用切り起こし
片１３にはけらば用の野地板４の端部が載置され
釘等により固着してある。ここで、野地板４を野
地板載置用切り起こし片１３に載設することで、
外壁パネル１の上端面に多少不陸があつても野地
板４を良好な状態で取り付けることができること
となる。上記けらば用の野地板４の他端部は梁の
ような構造材１０の上に載置台１８を介して載設
される。けらば用の野地板４の端部の上には下地
材１５が載設される。載置台１８には更に通常の
野地板４′が載設してある。けらば６は野地板４
の端部及び野地板４に載設した下地材１５を覆つ
て野地板４に固着具５により固着されるものであ
り、このけらば６の垂下片７の下端に係止片８が
設けてあり、係止片８を引掛け片３に引掛けてあ
る。引掛片３に係止した係止片８と外壁パネル１
との間の隙間にはコーキング材のような防水性を
有する充填材９が充填してある。添付図面中符号
の１６は屋根材を示しており、屋根材１６の端部
がけらば６に設けた側方開口の凹部１７内にはめ
込まれている。
［考案の効果］
本考案にあつては、叙述のように外壁パネルに
固定した下地金物の下端部に引掛片を設けてこの
引掛片を外壁パネルの外方に突出させて位置さ
せ、野地板の端部を覆つて野地板に固着具により
固着されたけらばの垂下片の下端の係止片を引掛
け片に引掛け、引掛片に係止した係止片と外壁パ
ネルとの間の隙間に充填材を充填してあるので、
垂下片が風によつて持ち上げられるといつたこと
がなく、充填材部分により確実に雨水の浸入を防
止でき、さらに外壁パネルの外面と係止片との間
に充填材が充填されることで、この部分の隙間を
隠して外観を良くすることができる。また、下地
金物の上部を外壁パネルから上方に突出させると
共に下地金物の外壁パネルから突出した部分に引
掛片と反対側に野地板載置用切り起こし片を設
け、野地板載置用切り起こし片に野地板を載設す
るので、確実に野地板の端部を支持できるもので
あり、また、下地金物の外壁パネルから突出した
部分の上端に野地板載置用切り起こし片と反対側
に上横片を突出し、けらばの上部を上横片により
支持したことで、けらばを安定して保持できるも
のである。
固定した下地金物の下端部に引掛片を設けてこの
引掛片を外壁パネルの外方に突出させて位置さ
せ、野地板の端部を覆つて野地板に固着具により
固着されたけらばの垂下片の下端の係止片を引掛
け片に引掛け、引掛片に係止した係止片と外壁パ
ネルとの間の隙間に充填材を充填してあるので、
垂下片が風によつて持ち上げられるといつたこと
がなく、充填材部分により確実に雨水の浸入を防
止でき、さらに外壁パネルの外面と係止片との間
に充填材が充填されることで、この部分の隙間を
隠して外観を良くすることができる。また、下地
金物の上部を外壁パネルから上方に突出させると
共に下地金物の外壁パネルから突出した部分に引
掛片と反対側に野地板載置用切り起こし片を設
け、野地板載置用切り起こし片に野地板を載設す
るので、確実に野地板の端部を支持できるもので
あり、また、下地金物の外壁パネルから突出した
部分の上端に野地板載置用切り起こし片と反対側
に上横片を突出し、けらばの上部を上横片により
支持したことで、けらばを安定して保持できるも
のである。
第１図は本考案の断面図、第２図は同上の一部
省略斜視図、第３図は従来例の斜視図であつて、
１は外壁パネル、２は下地金物、３は引掛片、４
は野地板、５は固着具、６はけらば、７は垂下７
片、８は係止片、９は充填材である。
省略斜視図、第３図は従来例の斜視図であつて、
１は外壁パネル、２は下地金物、３は引掛片、４
は野地板、５は固着具、６はけらば、７は垂下７
片、８は係止片、９は充填材である。
Claims (1)
- 外壁パネルに固定した下地金物の下端部に引掛
片を設けてこの引掛片を外壁パネルの外方に突出
させて位置させ、下地金物の上部を外壁パネルか
ら上方に突出させると共に下地金物の外壁パネル
から突出した部分に引掛片と反対側に野地板載置
用切り起こし片を設け、下地金物の外壁パネルか
ら突出した部分の上端に野地板載置用切り起こし
片と反対側に上横片を突出し、野地板載置用切り
起こし片に野地板を載設し、野地板の端部を覆つ
て野地板に固着具により固着されたけらばの上部
を上横片により支持し、けらばの垂下片の下端の
係止片を引掛片に引掛け、引掛片に係止した係止
片と外壁パネルとの間の隙間に充填材を充填して
成るけらばの取り付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986059312U JPH04184Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986059312U JPH04184Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62175129U JPS62175129U (ja) | 1987-11-07 |
| JPH04184Y2 true JPH04184Y2 (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=30890686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986059312U Expired JPH04184Y2 (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04184Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596121B2 (ja) * | 1976-07-26 | 1984-02-09 | 株式会社東芝 | 常電導磁気浮上車 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596121U (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-14 | ミサワホ−ム株式会社 | けらば部材 |
| JPS59102839U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-11 | 積水ハウス株式会社 | 破風の取付構造 |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP1986059312U patent/JPH04184Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS596121B2 (ja) * | 1976-07-26 | 1984-02-09 | 株式会社東芝 | 常電導磁気浮上車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62175129U (ja) | 1987-11-07 |
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