JPS5841208Y2 - ゲ−ト用リフティングビ−ム - Google Patents

ゲ−ト用リフティングビ−ム

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Publication number
JPS5841208Y2
JPS5841208Y2 JP5947181U JP5947181U JPS5841208Y2 JP S5841208 Y2 JPS5841208 Y2 JP S5841208Y2 JP 5947181 U JP5947181 U JP 5947181U JP 5947181 U JP5947181 U JP 5947181U JP S5841208 Y2 JPS5841208 Y2 JP S5841208Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
locking pin
counterweight
lifting beam
rotation shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP5947181U
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English (en)
Other versions
JPS57174532U (ja
Inventor
隆 今村
英明 半田
Original Assignee
株式会社 丸島水門製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 丸島水門製作所 filed Critical 株式会社 丸島水門製作所
Priority to JP5947181U priority Critical patent/JPS5841208Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ゲートたとえば角落しゲートを戸溝から抜
き出しあるいは入れる操作を簡単がっ迅速に行ないうる
ようにしたゲート用リフティングビームに関するもので
ある。
従来、角落しゲートを戸溝内に入れまたは抜き出すため
に、リフティングビームが一般に利用されている。
この従来のリフティングビームは、ビーム本体の両端部
にゲート吊下用フックが吊下装着され、ビーム本体の長
手方向(水流と直角な方向)に前記フックが揺動可能に
構成されている。
ところが、このリフティングビームによれば、角落しゲ
ートの上部に、フックを係止させるためのブラケットピ
ンを設け、かつフックが嵌められるように上部桁に大き
な孔をあける必要があり、小さいゲートの場合には桁断
面性能が小さくなるため不必要に大きな上部桁を用いな
ければならないという問題がある。
この考案は、上述のような実情に鑑みてなされたもので
、その特徴とするところは、両端に戸溝に案内されるガ
イド部材が装着されたビーム本体に、前記両ガイド部材
の内側に位置してそれぞれ前後一対のゲート吊下部材が
所定の間隔で1着され、この両ゲート吊下部材間隙にゲ
ート幅方向と平行でかつゲート上端面に固着されたゲー
ト吊杆が挿入可能とせられ、前記ゲート吊下部材の前後
のいずれか一方にビーム本体と平行な回動軸が軸架され
、この回動軸にはゲート吊下杆係止ピンのボス部が取付
けられ、ゲート吊下部材の対向面には前記係止ピンが嵌
まって橋渡しされる係止ピン出入窓が開設されると共に
回動軸上方にストッパーが設けられ、回動軸端にはカウ
ンターウェイトまたばばね装着用ボスが回動自在に取付
けられ、前記回動軸とカウンターウェイトまたばばね装
着用ボスとがクラッチを介して連結せられた点にある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
図面において、1はリフティングビーム、2はビーム本
体、3はガイドフレーム、4,5はガイド部材、6は左
右のゲート吊下部材、7は角落しゲート、8はゲート吊
杆で゛ある。
ビーム本体2は2個の溝形状からなり、この溝形状のフ
ランジを外側としウェブ2Aを背中合わせにして接続板
9により所定の間隔を保持して結合され、両端面には、
溝形状からなるガイドフレーム3がそのフランジを外側
に向けて固着せられている。
そして、このガイドフレーム3の前面上・下および左右
外側上下に半円筒状のガイド部材4,5が固着され、こ
のガイド部材4,5の彎曲面が戸溝10に案内されるよ
うになっている。
左・右のゲート吊下部材6はそれぞれ前後一対の長尺板
からなり、その上端部6Aがビーム本体2の対向面に上
端がビーム本体2よりも上方に突出するように固着され
ており、それぞれの外側前後面には2枚のブラケット1
1が所定の間隔で1着されている。
そして、このゲート吊下部材6の対向面には、両ブラケ
ット11の間に位置してゲート吊杆8を係止するための
係止ピン出入窓12が開設され、該同窓12の下端縁1
2A間にゲート吊杆係止ピン13が水平状態で架は渡さ
れるようにせられている。
この係止ピン13は、その一端がボス部13Aとせられ
、前記ゲート吊下部材6の前後いずれか一方のブラケッ
ト11の対向外側面に固着した軸受部材14にビーム本
体2と平行に軸架せられている回動軸15に楔着されて
、水流方向に起伏回動するように構成されている。
なお、前記係止ピン出入窓12は、係止ピン13の起伏
回動に支障をきたさない程度の大きさとせられている。
また、前記回動軸15の上方にはブラケット11間に係
止ピン13のストッパー16が固着されている。
回動軸15の一端には、カウンターウェイト17を取付
けたクラッチ18Aをもったカウンターウェイト装着用
ボス18が回動自在に取付けられており、このクラッチ
18Aが回動軸15に楔着されたクラッチ19の爪19
Aに係合せられており、係止ピン13がゲート吊上げ時
は窓下端縁12Aに、またゲート吊下し時はストッパー
16に当接させるようになっている。
前記ゲート吊下部材6の下端部は、それぞれ前後外側に
折曲して、ゲート吊杆8の水平部8Aの嵌入が円滑に行
ないうるようにせられている。
なお、前記カウンターウェイト17に代えて、コイルバ
ネ等(図示せず)を装着し、係止ピン13を常に窓下端
縁12A、またはストッパー16に当接させるべく付勢
するようにしてもよいこと当然である。
20はリフティングビーム吊すワイヤローブで゛、それ
ぞれの下端はゲート吊下部材6の上端にピン21を介し
て装着されている。
この考案にかかるリフティングビーム1により、角落し
ゲート7を吊り上げる場合は、まず、カウンターウェイ
ト17を第1〜6図に示されているように位置させて係
止ピン13を窓下端縁12Aに当接させ、リフティング
ビーム1のガイド部材3を戸溝10に嵌めて、これの案
内によって下降させると、ゲート吊杆8の水平部8Aが
前後のゲート吊下部材6,6間に嵌まる。
さらにリフティングビーム1を下降させることによって
係止ピン13は、ゲート吊杆8によって押し上げられ回
動して、ゲート吊杆8の水平部8Aが係止ピン13の先
端から離れると、係止ピン13はカウンターウェイト1
7の重力によって第5図に実線で示す水平状態に復帰す
る。
このときリフティングビーム1は、そのガイドフレーム
3の下端が、ゲート7の上面に当って停止せられる。
そこで、リフティングビーム1を上昇させると、係止ピ
ン13にゲート吊杆8の水平部8Aが係止されて第5図
に2点鎖線108Aで示す状態となり、角落しゲート7
は吊り上げられるのである。
なお、係止ピン13をゲート吊杆8から外ずす場合は、
角落しゲート7を所定の場所に移して下降させて定置し
、さらにリフティングビーム1を下降させて角落しゲー
ト7上面にガイドフレーム3の下端が当接すれば、作業
者がカウンターウェイト17を上方に持ち上げるように
して係止ピン13を回動させ、これがストッパー16に
当たると再び゛ノブティングビーム1を上昇させ、ゲー
ト吊杆8の水平部8Aがゲート吊下部材6間から出たと
き、カウンターウェイト17を元に戻せばよい。
また、カウンターウェイト17に、これを引き上げて係
止ピン13を回動させるローブ(図示せず)を装着して
おくこともできる。
そこで、角落しゲート7を戸溝10に嵌めるときは、第
7図に実線で示されているように、カウンターウェイト
17を外側に回転させて係止ピン13が常にストッパー
16に当接するようにし、ゲート吊下部材6,6間にゲ
ート吊杆水平部8Aを挿入させて第7図に208Aで示
されているように位置させた後、カウンターウェイト1
7を持ち上げて117で示す位置として係止ピン13を
水平状態となし、続いてリフティングビーム1を上昇さ
せることによって第8図に示されているように係止ピン
13にゲート吊杆水平部8Aを係合させる。
このような状態になれば、角落しゲート7を吊り上げて
戸溝10に嵌め、リフティングビーム1を下降させ、角
落しゲート7が着床すれば、さらにリフティングビーム
1を下降させると、下降につれて係止ピン13にはゲー
ト荷重が作用しなくなり、係止ピン13は上方に回動し
、第7図に113で示されているようにゲート吊杆水平
部8Aから完全に離れてストッパー16に当接する。
このようにして、ゲート7とリフティングビーム1の保
合が解かれると、リフティングビーム1を上昇させて、
順次上述の要領で角落しゲート7を戸溝10内にはめこ
むことができる。
本考案の実施例では、ガイド部材4,5が半円筒体から
構成されているが、これをガイドローラーとしてもよく
、また、係止ピンボス部13Aとクラッチ19を一体連
結してもよい。
この考案にかかるリフティングビームは、上述のように
構成されているので、ゲートの吊杆をゲート上面から上
方に突出させてしかもゲート幅方向に平行に設けること
ができ、したがってゲートの上部桁に大きな孔を設けな
くてもよいから小さな桁を使用でき、角落しゲートの下
面に設けるゲート吊杆嵌入孔もゲート幅方向の小さなも
のでよく、ゲートの桁断面性能を損ねることがないうえ
、リフティングビームのゲートへの係合・解除が円滑か
つ確実に行ないうるなど多くの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は正面図
、第2図は第1図の要部拡大正面図、第3図は第1図の
要部拡大部分平面図、第4図は第2図の右側面図、第5
図は第2図のA−A縦断側面図、第6図は第2図のB−
B縦断側面図、第7図はゲート吊下し時のカウンターウ
ェイトおよび係止ピンの位置を示す第6図対応の縦断側
面図、第8図はゲート吊下し時の状態を示す第5図対応
の縦断側面図である。 1・・・・・・リフティングビーム、2・・・・・・ビ
ーム本体、3・・・・・・ガイドフレーム、4,5・・
・・・・ガイド部材、6・・・・・・ゲート吊下部材、
7・・・・・・角落しゲート、8・・・・・・ゲート吊
杆、8A・・・・・・水平部、10・・・・・・戸溝、
11・・・・・・ブラケット、12・・・・・・係止ピ
ン出入窓、12A・・・・・・窓下端縁、13・・・・
・・ゲート吊杆係止ピン、14・・・・・・軸受部材、
15・・・・・・回動軸、17・・・・・・カウンター
ウェイト、18・・・・・・カウンターウェイト装着用
ボス、18A・・・・・・クラッチ、19・・・・・・
クラッチ、19A・・・・・・爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端に戸溝に案内されるガイド部材が装着されたビーム
    本体に、前記両ガイド部材の内側に位置してそれぞれ前
    後一対のゲート吊下部材が所定の間隔で固着され、この
    両ゲート吊下部材間隙にゲート幅方向と平行でかつゲー
    ト上端面に固着されたゲート吊杆が挿入可能とせられ、
    前記ゲート吊下部材の前後いずれか一方にビーム本体と
    平行な回動軸が軸架され、この回動軸にはゲート吊下杆
    係止ピンのボス部が取付けられ、ゲート吊下部材の対向
    面には前記係止ピンが嵌まって橋渡しされる係止ピン出
    入窓が開設されると共に回動軸上方にストッパーが設け
    られ、回動軸端にはカウンターウェイトまたばばね装着
    用ボスが回動自在に取付けられ、前記回動軸とカウンタ
    ーウェイトまたはばね装着用ボスとがクラッチを介して
    連結せられたことを特徴とするゲート用リフティングビ
    ーム。
JP5947181U 1981-04-23 1981-04-23 ゲ−ト用リフティングビ−ム Expired JPS5841208Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5947181U JPS5841208Y2 (ja) 1981-04-23 1981-04-23 ゲ−ト用リフティングビ−ム

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JP5947181U JPS5841208Y2 (ja) 1981-04-23 1981-04-23 ゲ−ト用リフティングビ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57174532U JPS57174532U (ja) 1982-11-04
JPS5841208Y2 true JPS5841208Y2 (ja) 1983-09-17

Family

ID=29855826

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JP5947181U Expired JPS5841208Y2 (ja) 1981-04-23 1981-04-23 ゲ−ト用リフティングビ−ム

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