JPS5841035Y2 - 汚泥の加圧脱水機 - Google Patents
汚泥の加圧脱水機Info
- Publication number
- JPS5841035Y2 JPS5841035Y2 JP296179U JP296179U JPS5841035Y2 JP S5841035 Y2 JPS5841035 Y2 JP S5841035Y2 JP 296179 U JP296179 U JP 296179U JP 296179 U JP296179 U JP 296179U JP S5841035 Y2 JPS5841035 Y2 JP S5841035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- roll
- cake
- pressure
- furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は汚泥の加圧脱水機に係り、特に加圧脱水機の脱
水ケーキの剥離性の改良に関するものである。
水ケーキの剥離性の改良に関するものである。
活性汚泥法又は消化汚泥法等の汚泥処理法により処理さ
れた工場廃水、し尿又は下水より発生する余剰汚泥の脱
水法には種々の方法が行われており、例えば圧力式、真
空式、あるいはベルト加圧式脱水機が広く使用されてい
る。
れた工場廃水、し尿又は下水より発生する余剰汚泥の脱
水法には種々の方法が行われており、例えば圧力式、真
空式、あるいはベルト加圧式脱水機が広く使用されてい
る。
しかし、これらの脱水機においては炉布からケーキの剥
離を効率よく簡便に行うには程遠く、装置及び操作の複
雑、非能率のため種々問題点を包蔵していた。
離を効率よく簡便に行うには程遠く、装置及び操作の複
雑、非能率のため種々問題点を包蔵していた。
特に、ベルト式加圧脱水機において次の欠点があった。
（イ）加圧脱水されるための炉布面にケーキが付着し、
剥離の効率が悪く脱水能力の低下がある。
剥離の効率が悪く脱水能力の低下がある。
（ロ）ケーキ除去のため回転炉布面に近接した従来使用
されているゴムスクレーパにより、炉布面を痛め、側布
の寿命が短い。
されているゴムスクレーパにより、炉布面を痛め、側布
の寿命が短い。
本考案者は、この実情に鑑み汚泥の加圧脱水機のケーキ
除去を効率よく剥離することを目的とし、種々研究の結
果達成されたもので、この考案の要旨は次の通りである
。
除去を効率よく剥離することを目的とし、種々研究の結
果達成されたもので、この考案の要旨は次の通りである
。
駆動ロールとテークアツプロールとの間に無端炉布を懸
架した一対の重設するベルトコンベアの炉布間に汚泥を
介送し、汚泥の移送中に加圧脱水するベルト式加圧脱水
装置において、汚泥ケーキの排出される駆動ロールの先
端部に加圧空気ノズルをロール接線方向に対し１５°〜
７５°の噴射角に臨ませてなる汚泥の加圧脱水機が提案
される。
架した一対の重設するベルトコンベアの炉布間に汚泥を
介送し、汚泥の移送中に加圧脱水するベルト式加圧脱水
装置において、汚泥ケーキの排出される駆動ロールの先
端部に加圧空気ノズルをロール接線方向に対し１５°〜
７５°の噴射角に臨ませてなる汚泥の加圧脱水機が提案
される。
以下、図面に示す実施例を参照して本考案を説明する。
第１図は本考案に係る加圧脱水機の構造を説明する説明
図である。
図である。
駆動ロール１ａとテークアツプロール２ａとの間に無端
状炉布３ａを懸架したベルトコンベアＡと、同様に駆動
ロール１ｂ、テークアツプロール２ｂ及び炉布３ｂを有
するベルトコンベアＢとを１対に重設されである。
状炉布３ａを懸架したベルトコンベアＡと、同様に駆動
ロール１ｂ、テークアツプロール２ｂ及び炉布３ｂを有
するベルトコンベアＢとを１対に重設されである。
この１対のベルトコンベアのｐ布３ａ 、３ｂ間に汚泥
ヲ介送し、汚泥がベルトコンベアによる移送中に１対の
加圧ロール４ａ、４ｂ、・・・・・・によって１次、２
次等段階的加圧脱水されるようになっている。
ヲ介送し、汚泥がベルトコンベアによる移送中に１対の
加圧ロール４ａ、４ｂ、・・・・・・によって１次、２
次等段階的加圧脱水されるようになっている。
なお、加圧ロールはその外周を歯車状に形成し、一対の
上下の歯車状加圧ロールによりケーキの付着する炉布を
油圧機構により加圧して脱水する。
上下の歯車状加圧ロールによりケーキの付着する炉布を
油圧機構により加圧して脱水する。
重設スるベルトコンベアＡ、Ｂの加圧脱水部分以外のベ
ルト走行部には、夫々図示しない水洗機構によりベルト
に付着するケーキが洗条される。
ルト走行部には、夫々図示しない水洗機構によりベルト
に付着するケーキが洗条される。
５は汚泥投入口であり、６は汚泥ケーキ排出口である。
汚泥ケーキ排出口となる駆動ロール１ ａ。１ｂ、には
ロール先端部に対向して夫々加圧空気ノズル７ａ、７ｂ
が設けられる。
ロール先端部に対向して夫々加圧空気ノズル７ａ、７ｂ
が設けられる。
第２図は駆動ロール１ａと加圧空気ノズル７ａとの相互
関係を示す説明図である。
関係を示す説明図である。
加圧空気ノズル？ａ、７ｂは駆動ロール１ａ、１ｂの先
端部にロール接線方向に対し、１５°〜７５°の噴射角
に臨ませる。
端部にロール接線方向に対し、１５°〜７５°の噴射角
に臨ませる。
第３図は炉布３と加圧空気ノズル７との相互関係を示す
説明図である。
説明図である。
炉布３はゴム製濾過板３１と重装されており、ケーキ３
２は炉布面上に脱水付着する。
２は炉布面上に脱水付着する。
炉布３は加圧ロール４により凹凸に折曲され、ケーキ３
２は凹凸面の上面下面に付着されており、この凹凸の上
下面に加圧空気配管８からのノズル７の複数本を対応近
接せしめて臨ませる。
２は凹凸面の上面下面に付着されており、この凹凸の上
下面に加圧空気配管８からのノズル７の複数本を対応近
接せしめて臨ませる。
従って、汚泥は重設された１対のベルトコンベアの炉布
間に介送され、移送中に加圧ロールにより加圧脱水され
たケーキは、駆動ロールの先端部に近接して対向された
加圧空気ノズルによりケーキが剥離排出される。
間に介送され、移送中に加圧ロールにより加圧脱水され
たケーキは、駆動ロールの先端部に近接して対向された
加圧空気ノズルによりケーキが剥離排出される。
この際、ロール接線方向に対し、１５°〜７５°の噴射
角がケーキ剥離性に良好で炉布の寿命を著しく改善する
。
角がケーキ剥離性に良好で炉布の寿命を著しく改善する
。
噴射角１５゜以下あるいは７５°以上であるとケーキ剥
離が十分に行えず、従ってケーキ捕集率も従来法と変る
ところがない。
離が十分に行えず、従ってケーキ捕集率も従来法と変る
ところがない。
なお、加圧空気は圧力上昇に従いケーキ捕集率は向上す
るが、経済的には０．５ ′ｋｇ／ｆｆ１Ｇ 〜２．Ｏ
ｋｇ／ｄＧカ望ｔ ｂイ。
るが、経済的には０．５ ′ｋｇ／ｆｆ１Ｇ 〜２．Ｏ
ｋｇ／ｄＧカ望ｔ ｂイ。
次に示す本考案の実施例により本考案の要旨が容易に理
解されよう。
解されよう。
石油化学廃水より生成した活性汚泥（プラスチック屑等
の夾雑物を若干含む）を重力式トロンメル型脱水濃縮機
を通し更に濾過面積１１−の加圧脱水機を使用し脱水処
理を行うに際し炉布剥離面に加圧空気を噴射した。
の夾雑物を若干含む）を重力式トロンメル型脱水濃縮機
を通し更に濾過面積１１−の加圧脱水機を使用し脱水処
理を行うに際し炉布剥離面に加圧空気を噴射した。
条件
活性汚泥フィード量 ４ ｍ ／ Ｈｖ活性汚泥
濃度（ＭＬＳＳ） ３００００ｐ戸カチオ′性高分子
凝集剤 １．０％対ＭＬＳＳ添加率 その結果は次の第１表の如くで、本考案による加圧脱水
機の効果は有位に説明できる。
濃度（ＭＬＳＳ） ３００００ｐ戸カチオ′性高分子
凝集剤 １．０％対ＭＬＳＳ添加率 その結果は次の第１表の如くで、本考案による加圧脱水
機の効果は有位に説明できる。
第１図は本考案に係る加圧脱水機の構造を説明する説明
図、第２図は駆動ロールと加圧空気ノズルとの相互関係
を示す説明図、第３図は炉布と加圧空気ノズルの相互関
係を示す説明図である。 Ａ、Ｂ・・・・・・ベルトコンベア、１（１ａ、１ｂ）
・・・・・・駆動ロール、２（２ａ、２ｂ）・・・・・
・テークアツプロール、３ （３ａ 、 ３ ｂ ）−
Ｆ布、４（４ａ。 ４ｂ）・・・・・・加圧ロール、７（７ａ、７ｂ）・・
・・・・加圧空気ノズル、３２・・・・・・汚泥ケーキ
。
図、第２図は駆動ロールと加圧空気ノズルとの相互関係
を示す説明図、第３図は炉布と加圧空気ノズルの相互関
係を示す説明図である。 Ａ、Ｂ・・・・・・ベルトコンベア、１（１ａ、１ｂ）
・・・・・・駆動ロール、２（２ａ、２ｂ）・・・・・
・テークアツプロール、３ （３ａ 、 ３ ｂ ）−
Ｆ布、４（４ａ。 ４ｂ）・・・・・・加圧ロール、７（７ａ、７ｂ）・・
・・・・加圧空気ノズル、３２・・・・・・汚泥ケーキ
。
Claims (1)
- 駆動ロールとテークアツプロールとの間に無端炉布を懸
架した一対の重設するベルトコンベアの炉布間に汚泥を
介送し、汚泥の移送中に加圧脱水するベルト式加圧脱水
装置において、汚泥ケーキの排出される駆動ロールの先
端部に加圧空気ノズルをロール接線方向に対し１５°〜
７５°の噴射角に臨ませてなる汚泥の加圧脱水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP296179U JPS5841035Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 汚泥の加圧脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP296179U JPS5841035Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 汚泥の加圧脱水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55102911U JPS55102911U (ja) | 1980-07-18 |
| JPS5841035Y2 true JPS5841035Y2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=28806502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP296179U Expired JPS5841035Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 | 汚泥の加圧脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841035Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-17 JP JP296179U patent/JPS5841035Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55102911U (ja) | 1980-07-18 |
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