JPS5836475Y2 - 汚泥脱水機 - Google Patents
汚泥脱水機Info
- Publication number
- JPS5836475Y2 JPS5836475Y2 JP15965979U JP15965979U JPS5836475Y2 JP S5836475 Y2 JPS5836475 Y2 JP S5836475Y2 JP 15965979 U JP15965979 U JP 15965979U JP 15965979 U JP15965979 U JP 15965979U JP S5836475 Y2 JPS5836475 Y2 JP S5836475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- scraper
- driven pulley
- filter cloth
- trough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は汚泥脱水機に係り、特にエンドレスに懸架され
た２枚の濾布を備え、これらの濾布をローラに密着させ
て脱水する汚泥脱水機に関するものである。
た２枚の濾布を備え、これらの濾布をローラに密着させ
て脱水する汚泥脱水機に関するものである。
従来この種の装置は、濾布を駆動プーリと従動プーリ間
にエンドレスに懸架したものが上下に１組設置され、両
プーリの中間には上下を走る布が一体となって通過する
脱水ローラを有する構成となっていて、この脱水ローラ
が下側の濾布の上面に乗って運搬されてくる汚泥を加圧
することにより脱水作用を行なうものである。
にエンドレスに懸架したものが上下に１組設置され、両
プーリの中間には上下を走る布が一体となって通過する
脱水ローラを有する構成となっていて、この脱水ローラ
が下側の濾布の上面に乗って運搬されてくる汚泥を加圧
することにより脱水作用を行なうものである。
ところで濾布上の汚泥が前記脱水ローラによって加圧さ
れる際に、脱水条件が悪いと濾布両側から汚泥がはみ出
して落下し、下側を平行に走っているエンドレス濾布の
内側に入り込むことがある。
れる際に、脱水条件が悪いと濾布両側から汚泥がはみ出
して落下し、下側を平行に走っているエンドレス濾布の
内側に入り込むことがある。
濾布の内側に載った落下汚泥は従動プーリまで運ばれ従
動プーリ外周に付着してしまい、ひいては濾布の運行を
阻害する。
動プーリ外周に付着してしまい、ひいては濾布の運行を
阻害する。
こうした場合、この汚泥を除去すればよいのだがこの作
業は困難で、簡単にすることができなかった。
業は困難で、簡単にすることができなかった。
従って、前記落下汚泥が従動プーリに付着することは、
従来この種の装置の欠点となっている。
従来この種の装置の欠点となっている。
そこで、ベルトコンベアに実施されているように、下側
の濾布内側に山形あるいは片流れのスクレーパをつけて
両側に掻き出そうとした例もあるが、汚泥に粘性がある
ことと、濾布面が滑らかでないことから十分に汚泥を除
去する効果を上げ得なかった。
の濾布内側に山形あるいは片流れのスクレーパをつけて
両側に掻き出そうとした例もあるが、汚泥に粘性がある
ことと、濾布面が滑らかでないことから十分に汚泥を除
去する効果を上げ得なかった。
本考案の目的は、上記の欠点に鑑み、濾布内側に汚泥が
落下し従動プーリに汚泥が付着しても、その汚泥を自動
的に除去することができる汚泥脱水機を提供するにある
。
落下し従動プーリに汚泥が付着しても、その汚泥を自動
的に除去することができる汚泥脱水機を提供するにある
。
本考案により上記の目的は、従動プーリの内側にスクレ
ーパとトラフを一体としたスクレーパトラフを設け、そ
の上方には洗浄スプレを設け、このスクレーパトラフの
スクレーパ部で従動プーリの外周面に付着した汚泥を掻
き取り、そこへ洗浄スプレから洗浄水を噴射し、スクレ
ーパ部に連続的に形成−されたトラフに汚泥を洗い流し
て外部に排出する構成とすることにより達成される。
ーパとトラフを一体としたスクレーパトラフを設け、そ
の上方には洗浄スプレを設け、このスクレーパトラフの
スクレーパ部で従動プーリの外周面に付着した汚泥を掻
き取り、そこへ洗浄スプレから洗浄水を噴射し、スクレ
ーパ部に連続的に形成−されたトラフに汚泥を洗い流し
て外部に排出する構成とすることにより達成される。
以下、本考案に係る汚泥脱水装置の一実施例を図面に従
って説明する。
って説明する。
第１図は本考案に係る汚泥脱水装置の側面図を示すもの
である。
である。
駆動プーリ１２と従動ブー１月４の間に濾布１６がエン
ドレスに懸架されている。
ドレスに懸架されている。
前記両プーリ１２．１４の間には複数個の脱水ローラ１
８が設けられており、濾布１６がそれらの間を縫うよう
に通過している。
８が設けられており、濾布１６がそれらの間を縫うよう
に通過している。
駆動プーリ１２外周上の濾布１６外面には付着した汚泥
を掻き除くスクレーパ２０が取付けられている。
を掻き除くスクレーパ２０が取付けられている。
張設された濾布１６の下方には、駆動プーリ２２と従動
プーリ２４の間に濾布２６がエンドレスに懸架されてい
る。
プーリ２４の間に濾布２６がエンドレスに懸架されてい
る。
この濾布２６も前記脱水ローラ１８の間−を濾布１６の
外面と重なって通過している。
外面と重なって通過している。
濾布２６の従動プーリ２４側上部には汚泥流入管２８が
設けられ濾布２６の外面に接近して設けられた汚泥シュ
ーＩ・３０を介して汚泥が濾布２６上に流出する。
設けられ濾布２６の外面に接近して設けられた汚泥シュ
ーＩ・３０を介して汚泥が濾布２６上に流出する。
なお駆動プーリ２２の外周上の濾布２６外面にもスクレ
ーパ３２が取付けである。
ーパ３２が取付けである。
従動プーリ２４内側には、トラフとスクレーパが一体と
なったスクレーパトラフ３４が備えられており、その上
方には洗浄スプレ３６がスクレーパトラフ３４のスクレ
ーパ部にその洗浄水が当るように取付けられている。
なったスクレーパトラフ３４が備えられており、その上
方には洗浄スプレ３６がスクレーパトラフ３４のスクレ
ーパ部にその洗浄水が当るように取付けられている。
第２図は、第１図のスクレーパトラフ３４の取付部分の
断面正面図である。
断面正面図である。
但し、第１図と同様あるいは同−構成部分は同一符号を
用いて示しである。
用いて示しである。
従動プーリ２４の軸方向にスクレーパトラフ３４が取付
けてあり、そのトラフ部の中央は高くなっており両端に
向かって傾斜している。
けてあり、そのトラフ部の中央は高くなっており両端に
向かって傾斜している。
スクレーパトラフ３４の上方には洗浄スプレ３６が平行
に、しかも噴射洗浄水がスクレーパトラフ３４のスクレ
ーパ部に当るように取付けである。
に、しかも噴射洗浄水がスクレーパトラフ３４のスクレ
ーパ部に当るように取付けである。
本実施例の動作は、駆動ブー’Ｊ １２，２２によって
濾布１６，２６を互いに逆方向に移動させると、濾布２
６上に載った汚泥３８が脱水ローラ１８のところで、濾
布１６と濾布２６の間に挾って加圧され脱水される。
濾布１６，２６を互いに逆方向に移動させると、濾布２
６上に載った汚泥３８が脱水ローラ１８のところで、濾
布１６と濾布２６の間に挾って加圧され脱水される。
脱水された汚泥ケーキ４０は、スクレーパ３２により掻
き取られ外部に除去される。
き取られ外部に除去される。
ところで脱水ローラ１８の所で加圧される際に濾布２６
の両脇からはみ出し、濾布１６の内側に落下した汚泥４
２が従動プーリ２４の所まで運ばれ、従動プーリ２４の
外周面に付着することがある。
の両脇からはみ出し、濾布１６の内側に落下した汚泥４
２が従動プーリ２４の所まで運ばれ、従動プーリ２４の
外周面に付着することがある。
しかし、この付着した汚泥はスクレーパトラフ３４のス
クレーパ部で掻き取られ、洗浄水により洗い流されて、
トラフ部の両側から外側に排出される。
クレーパ部で掻き取られ、洗浄水により洗い流されて、
トラフ部の両側から外側に排出される。
本実施例によれば、濾布２６の内側に落下し、従動プー
リ２２の外面に付着した汚泥を、スクレーパトラフ３４
と洗浄スプレ３６により、汚水脱水機運転中、連続的に
除去することができるので、従動プーリ２４に付着した
汚泥により濾布２６の運行が阻害されることを防止する
効果が得られる。
リ２２の外面に付着した汚泥を、スクレーパトラフ３４
と洗浄スプレ３６により、汚水脱水機運転中、連続的に
除去することができるので、従動プーリ２４に付着した
汚泥により濾布２６の運行が阻害されることを防止する
効果が得られる。
汚泥を除去する作業を必要としないため、汚泥脱水機の
メインテナンスが容易となり、稼動効率が向上する効果
が得られる。
メインテナンスが容易となり、稼動効率が向上する効果
が得られる。
以上の説明から明らかなように、本考案によればスクレ
ーパトラフと洗浄スプレを従動プーリの内側に設けるこ
とにより、濾布内側に汚泥が落下し従動プーリに汚泥が
付着しても、その汚泥を自動的に除去することができる
汚泥脱水機を提供することか′できる。
ーパトラフと洗浄スプレを従動プーリの内側に設けるこ
とにより、濾布内側に汚泥が落下し従動プーリに汚泥が
付着しても、その汚泥を自動的に除去することができる
汚泥脱水機を提供することか′できる。
第１図は本考案に係る汚泥脱水機の一実施例を示す側面
図、第２図は第１図のスクレーパトラフ取付部分の断面
正面図である。 １２．２２・・・・・・駆動プーリ、１４．２４・・・
・・・従動プーリ、１６．２６・・・・・・濾布、１８
・・・・・・脱水ローラ、２０，３２・・・・・・スク
レーパ、２８・・・・・・汚泥流入管、３０・・・・・
・汚泥シュー１へ、３４・・・・・・スクレーパトラフ
、３６・・・・・・洗浄スプレ、３８゜４２・・・・・
・汚泥、４０・・・・・・汚泥ケーキ。
図、第２図は第１図のスクレーパトラフ取付部分の断面
正面図である。 １２．２２・・・・・・駆動プーリ、１４．２４・・・
・・・従動プーリ、１６．２６・・・・・・濾布、１８
・・・・・・脱水ローラ、２０，３２・・・・・・スク
レーパ、２８・・・・・・汚泥流入管、３０・・・・・
・汚泥シュー１へ、３４・・・・・・スクレーパトラフ
、３６・・・・・・洗浄スプレ、３８゜４２・・・・・
・汚泥、４０・・・・・・汚泥ケーキ。
Claims (1)
- 駆動プーリと従動プーリにエンドレスに懸架され水平方
向に無限軌動を描く濾布を有するベルトコンベアを上下
に１組有し、前記両プーリの間に上下を走るベルトコン
ベアの濾布が２枚重なって通過する脱水ローラを有し、
下方を走る濾布が運搬してきた汚泥を上方を走る濾布で
挾み込んで前記脱水ローラで加圧し汚泥を脱水する汚泥
脱水機において、下方に設置されたベルトコンベアの従
動プーリの内側に、スクレーパとトラフが一体に形成さ
れたスクレーパトラフを従動プーリ軸方向に設け、この
スクレーパトラフの上方平行に洗浄スプレを設け、従動
プーリ外周面に付着した汚泥を自動的に掻き取り洗い流
すことを特徴とする汚泥脱水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15965979U JPS5836475Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 汚泥脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15965979U JPS5836475Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 汚泥脱水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5680896U JPS5680896U (ja) | 1981-06-30 |
| JPS5836475Y2 true JPS5836475Y2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=29670856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15965979U Expired JPS5836475Y2 (ja) | 1979-11-16 | 1979-11-16 | 汚泥脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836475Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6691349B2 (ja) * | 2015-01-21 | 2020-04-28 | 住友重機械エンバイロメント株式会社 | ベルト脱水機 |
-
1979
- 1979-11-16 JP JP15965979U patent/JPS5836475Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5680896U (ja) | 1981-06-30 |
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