JPS6048107A - 固液分離装置 - Google Patents

固液分離装置

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Publication number
JPS6048107A
JPS6048107A JP58155078A JP15507883A JPS6048107A JP S6048107 A JPS6048107 A JP S6048107A JP 58155078 A JP58155078 A JP 58155078A JP 15507883 A JP15507883 A JP 15507883A JP S6048107 A JPS6048107 A JP S6048107A
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JP
Japan
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filter cloth
solid
liquid
water
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58155078A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Senda
千田 輝雄
Mitsunobu Otani
大谷 光伸
Yoshio Ando
安藤 芳雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPS6048107A publication Critical patent/JPS6048107A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は固液分1111%装置に関し、さらに詳しく
は、濾41走行式の濾過機や脱水機などの固液分離装置
に関する。
最近、織物基材の表面に、一方向に傾斜するように短m
維を植毛して立毛を形成したり、あるいは基材を起毛し
て立毛を作り、その立毛で*iを形成してなる請布が開
発された。これに伴い、そのような濾布をエンドレスに
加工し、そのエンドレス濾布を一定軌道上を一方向に周
回させながら、濾布表面に固液を供給してその固液中の
固形成分と液成分とを分離する、いわゆる濾布走行式の
濾過機や脱水1(g、下、これらを総称して固液分離装
置という)がlllI発されている。かかる固液分離装
置においては、濾布の目詰りを防止して固液分子4tを
効率よく行うために、濾布上から濾過または脱水後の成
分を回収した後、洗浄ノズルで濾布を洗浄するようにし
ている。
従来の固液分離装置は、濾布のガイドロール等の間で、
かつ濾布の表面側および/または裏面側に洗浄ノズルを
設け、その洗浄ノズルから高圧の洗浄水を噴射して、上
記ガイドロール等の間を走行中のFa布を洗浄するよう
にしている。しかしながら、かかる従来の固液分111
装置は、以下において説明するような欠点を有している
すなわち、ガイドロール等の間を、そのガイドロール等
のみによって規制されて走行中の、いわゆる自由走行中
の濾布に高圧の洗浄水を噴割すると、その圧力によって
濾布が大きく撓み、または捩れたりして走行が不安定に
なり、洗浄効果が大きく低下する。かかる現象は、洗浄
効果を上げようとして洗浄水の噴射圧ツノを高くずれば
づるほど顕若になり、噴射圧力を高<L、/こことによ
る意味がなくなってしまう。そのため、従来の装置にお
いては、洗浄水の噴射圧力を制限せざるを得ず、十分な
洗浄効果が得られない。畠い洗浄効果が得られないと、
濾布の目詰り等が十分に解消されず、処理能力や固液分
離効率が低下してしまう。
この発明の目的は、従来の固液分離装置の上記欠点を解
決し、濾布の洗浄効果が高く、ひいては処理能力や固液
分離効率の高い固液分離装置を提供するにある。
上記目的を達成ツるために、この発明においては、一定
軌道上を一方向に走行、周回自在に設けたエンドレス濾
布と、前記濾布の表面側に設けた固液供給部と、前記濾
布の裏面側で、かつ前記固液供給部に対向して設け1〔
減圧吸引部と、前記濾布の表面側J3よび/または裏面
側に設けた洗浄ノズルとを有し、かつ前記濾布の裏面側
および/または表面側には、前記洗浄ノズルに対向して
濾布押え板が設【)られていることを特徴とする固液分
離装置が提供される。
この発明の固液分離装置の一実施態様を説明す表7 るに、図面は、いわゆる濾布走行式転写型脱水機を示す
、断面図を加味した概略側面図である。
図面において、1は、駆動ロール2ど、3個のガイドロ
ール3.4.5の間に緊張状態で張設され、これら駆動
ロール2f3よびガイドロール3.4.5と、後述する
圧搾ロール、転写ドラム、水切ロールなどによって規制
される一定の軌道上を矢印方向に走行、周回するエンド
レス濾布である。
上記濾布1は、ガイドロール3がら4に向がって水平面
に対してやや上向きの角度θを有するように張設されて
いる。この角度θは、後述する固液供給槽の液深をでき
るだけ浅くし、固液と濾布1との接触面積を大きくとれ
るように、5〜20’の範囲であるのが好ましい。
上記濾布は、たとえば特願昭57−93591号明m書
9特願昭57−22+3384号明細書に記載されてい
るようなものであるのがりTましい。
すなわち、少なくとも、濾布の幅方向に配置されるよこ
糸に単糸径0.1〜10μの合成繊維マルチフィラメン
トを使用した編物や織物基材を用い、それら基材の、主
としてよこ糸を周方向に起毛して濾布1の表面に太さ0
.1〜10μの極細m維の立毛を作り、その立毛で&1
層を形成してなるようなものであるのが好ましい。この
ような濾布は、起毛が周方向に行われているから、その
方向に立毛が横たわっている、つまり方向性をもってい
る。
しかして゛、使用に際しては、立毛が詔布1の周回方向
に対して逆方向を向くように張設する。
6は、ガイドロール3と4との間で、かつ上記濾布1の
表面側に設けた固液供給槽(固液供給部)である。濾布
1の上記張設角度θは、この固液供給槽6の深さが深く
なりすぎて固液が漏出しないようにするためにも、上記
5〜20°の範囲であるのが好ましい。
濾布1の裏面側には、上記固液供給槽6と対向する位置
に、吸気ロアを介して吸気ファン(図示ゼず)に接続さ
れ、上記裏面側を水柱で500Illl1以上の減圧状
態に維持することができる濾液受槽(減圧吸引部)8が
段けられている。この濾液受槽8は、濾液の排出口9を
備えている。また、その上部の開口部、つまり吸引口に
は、複数個の濾布案内ロール10が並べて配置されてい
る。
上記ガイドロール4と駆動ロール2との間には、転写ド
ラム11と圧搾ロール12が互に対向して設けられてい
る。また、上記転写ドラム11の表面に対向して、楔状
のスクレーバ13が設けられている。
ガイドロール5と3の間には、走行中の濾布1をその表
面から上方に押し上げるように、水切ロール14が設け
られている。
15は、上記ガイドロール5と水切ロールとの間に設け
られた、濾布1を表面”側から洗浄するための水スプレ
ーノズル(洗浄ノズル)である。濾布1の裏面側には、
水スプレーノズル15に対向して濾布押え板1Gが設け
られている。この濾布押え板16は、ステンレス、塩化
ビニール、アルミニウムなどの、耐食性やあるfi!度
大きな剛性を有する材料からなり、全体として平板や多
孔板などの形状に加工されているが、その両端縁は、蘭
を11が当接した際にそれを傷めることがないよう、図
面に示ずJ:うに上方に折り曲げられ、曲率が付けられ
ている。なお、濾布押え板16は、濾布1の裏面から0
.5〜5cm程度の位置に設置されている。
さて、上述した脱水機の作用を説明するに、矢印方向に
走行、周回中の濾布1上に、固液供給槽6から、固形成
分と液成分を含む固液を供給ジる。
供給された固液中の液成分は、重力により、また濾液受
槽8により与えられる減圧吸引作用によって濾布1を通
過し、濾液受槽8内に集められる。
このどき、濾布1は、吸引による大きな力を受けている
にもかかわらず、濾布案内ロール10の作用によって安
定して走行づる。
濾液受槽8内に集められた液成分は、その排出口9から
脱水機外に排出される。一方、濾布1を通過しなかった
成分は、濾布1の走行に伴って転写ドラム11と圧搾ロ
ール12の間に運ばれ、圧搾されてその中に含まれてい
る大部分の液成分が絞り取られ、いわゆる固形成分とな
る。この固形成分は、次いで濾布1がら転写ドラム11
の表面に転写され、さらにスクレーパ13で掻き落され
て脱水別件に排出される。
濾布1は、次いで水スプレーノズル15の位置に至り、
その水スプレーノズル15によって表面側から洗浄され
、さらに水切りロール14によって洗浄による液成分が
除去された後、次の脱水に供ゼられる。このとき、濾布
押え板16は、水スプレーノズル15から噴射される洗
浄水の圧ツノによって濾布1が大きく撓んだり、捩れた
つづるのを防止するように作用する。
上記において、濾布案内ロールは、表面が平清な円筒ロ
ールであってもよいが、そのようなロールに多数の孔を
穿設した、いわゆる孔付円筒ロールや、円筒または中実
ロールの表面に、たとえばリング状や螺旋状の)14を
切った、いわゆる溝付ロールを使用すると、ロールを密
に並べても、上記孔や溝が吸気通路として作用するので
吸引1」の実質開口面積がそれほど大きく減少せず、高
い減圧度を、しかも少ない動力で得ることができるよう
になるばかりか、ランニングコストも安くなるので好ま
しい。
また、濾布案内ロールを、濾布の幅方向において少なく
とも2群に分けて配置し、かつその2群のロールが全体
として濾布の走行方向に向かってハの字を形成するよう
に、つまり各群のロールをやや外方に向かって配置する
と、ロールが走行中の濾布を幅方向に拡げるように作用
し、濾布がより安定に走行するようになるので好ましい
濾布を洗浄するための水スプレーノズルは、実施態様に
示したように、濾布の表面側に設置してもよいし、裏面
側に設置してもよく、また表裏両面側に設置してもよい
ものである。
水スプレーノズルは、濾布の走行方向に複数個設置して
もよい。この場合には、各水スプレーノズルに対応して
濾布押え板を設Gノるようにする。
また、複数個の水スプレーノズルを濾布の幅方向に列状
に設置したり、その複数個を1組としてこれを濾布の走
行方向に複数段設置してもよい。さらに、ノズルは、連
続的に作動さ「てもよいし、濾布の汚れの状態に応じて
、所望の間隔で、所望の時間作動させるようにしてもよ
い。さらにまた、このノズルに供給する水は、清浄水で
あってもよいし、濾液受槽内の濾液を使用してもよいも
のである。
濾布押え板は、洗浄水の@用の形状にもよるが、洗浄水
が濾布に当る面積以上の大きさのものであるのが好まし
い。また、濾布押え板の長さ、つまり罐イbの幅方向に
おける大きさは、濾布の目詰りが最も発生しやすい、減
圧吸引部の吸引口の幅と同程度であるか、またはそれ以
上とする。
水切ロールは、実施態様に示したようにただ1個のロー
ルからなっていてもよいし、2個のロールを互に対向配
置してなる、いわゆるニップロールであってもよい。ま
た、空気ノズルを設け、その空気ノズルから圧力空気を
噴射して洗浄水を吹き飛ばすようにしてもよい。
また、固液供給槽を設Cノる代わりに、この部分にlf
f1などを設けて固液を供給するようにしてもよいし、
供給管などで直接、放流する如く供給するようにしても
よい。
以上においては、この発明の一層m態様として、いわゆ
る転写型脱水機について説明したが、この発明の固液分
離装置は、2枚の濾布に固液を挾んで圧搾する、いわゆ
るツインクロス型脱水機であってもよいし、圧搾l!構
を有しない、いわゆる濾過機であってもよいものである
この発明の装置は、いろいろな用途に使用することがで
きる。たとえば、湖水や河川水中に含まれる固形成分と
液成分を分離するのに使用することができる。また、活
性汚泥処理装置から副生ずる余剰汚泥のように、いわゆ
る懸濁系の汚泥や、生物膜処理装置から排出される、い
わゆる固着系の汚泥など、汚水処理によって生ずる汚泥
、スカム、フロック、洗浄水、スラッジなどを濾過、濃
縮、脱水するような場合に使用することができる。
具体的には、たとえば上下水処理によって生ずる汚泥、
浄化槽から発生ずる余剰汚泥、し尿処理場から発生する
一汚泥、加圧浮上操作から生ずるスカム、産業廃水の処
理によって生ずる凝集フロックやその凝集沈澱フロック
、砂濾過機などの各種濾過機の逆洗水などに含まれる固
形成分と液成分を分子itするのに使用することができ
る。また、たとえば紙パルプ製造業、食品IiI造業、
酒造業、味噌などの醸造業など、各種製造業における固
液分離や、たとえば化学プロレスにおける有価物の回収
などに使用することができる。
以上説明したように、この発明の固液分離装置は、濾布
の表面側および/または裏面側に洗浄ノズルを設け、か
つ濾布の裏面側および/または表面側には上記洗浄ノズ
ルに対向して濾布押え板を設けているからして、濾布の
洗浄効果が極めて大きく、したがって処理能力や固液分
離効率も高い。
すなわち、濾布押え板を設けたことにより、洗浄ノズル
から濾布に高い圧力の洗浄水を噴射しても、濾布が大き
く撓んだり、捩れたりするといったことが防止され、濾
布と洗浄ノズルとの相対的な位置関係が安定するから大
きな洗浄効果が得られる。
そして、濾布が十分に洗浄され、目詰りが防止される結
果、次の固液分離を効率よく行うことができるようにな
る。
また、減圧吸引部に設置する濾布案内ロールとして、孔
付円筒ロールや溝付ロールを用いた場合には、減圧吸引
部における濾布の撓みを防止するためにこれを密に配置
しても、孔または溝が吸気通路となるから減圧吸引部の
実買上の間口面積がそれほど大ぎく減少しない。そのた
め、濾布を安定に走行させつつ、しかも少ない動力費で
大きな減圧吸引効果を得ることができ、安いランニング
コストで一層高い処理能力や固液分離効率を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の固液分離装置の一層施態様を脱水機
について示す、断面図を加味した概略側面図である。 1:i!I布 2:駆動ロール 3.4.5ニガイドロール 6:固液供給槽(固液供給部) 7:吸気口 8:濾液受槽(減圧吸引部) 9:排出口 10:濾布案内ロール 11:転写ドラム 12:圧搾ロール 13:スクレーパ 14:水切ロール 15:水スプレーノズル(洗浄ノズル)16:濾布押え
板 特に1出願人 東し株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一定軌道上を一方向に走行、周回自在に設けたエンドレ
    ス濾布と、前記濾布の表面側に設【ノだ固液供給部と、
    前記濾布の裏面側で、かつ前記固液供給部に対向して設
    けた減圧吸引部と、前記濾布の表面側および/または裏
    面側に設【ノた洗浄ノズルとを有し、かつ前記濾布の裏
    面側および/または表面側には、前記洗浄ノズルに対向
    して濾布押え板が設けられていることを特徴とする固液
    分離装置。
JP58155078A 1983-08-26 1983-08-26 固液分離装置 Pending JPS6048107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58155078A JPS6048107A (ja) 1983-08-26 1983-08-26 固液分離装置

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JP58155078A JPS6048107A (ja) 1983-08-26 1983-08-26 固液分離装置

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JPS6048107A true JPS6048107A (ja) 1985-03-15

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ID=15598169

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JP58155078A Pending JPS6048107A (ja) 1983-08-26 1983-08-26 固液分離装置

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JP (1) JPS6048107A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4971691A (en) * 1989-06-29 1990-11-20 Meylor Donald M Quick change sludge processor
JPH0612521U (ja) * 1991-12-07 1994-02-18 東王技研株式会社 護岸構築用枠
JP2001009215A (ja) * 1999-06-30 2001-01-16 Kansai Electric Power Co Inc:The 赤潮等水中懸濁物の分離除去装置および水質浄化処理船

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4971691A (en) * 1989-06-29 1990-11-20 Meylor Donald M Quick change sludge processor
JPH0612521U (ja) * 1991-12-07 1994-02-18 東王技研株式会社 護岸構築用枠
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