JPH07116418A - 水域浄化装置および水域浄化方法 - Google Patents

水域浄化装置および水域浄化方法

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JPH07116418A
JPH07116418A JP26450893A JP26450893A JPH07116418A JP H07116418 A JPH07116418 A JP H07116418A JP 26450893 A JP26450893 A JP 26450893A JP 26450893 A JP26450893 A JP 26450893A JP H07116418 A JPH07116418 A JP H07116418A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】湖沼、河川、ダム湖、掘割、海などのアオコや
赤潮などを除去する。 【構成】水域の表層部からの取水手段1と、スクリーン
ろ過装置2と、極細繊維を用いたろ布を装着した回転ド
ラム式連続ろ過装置3と、回転ドラム式連続ろ過装置3
の逆洗水を脱水するための脱水装置4と、これらを積載
して水面を移動する手段とからなる浄化装置を用いる。
水域面を移動させつつ表層部を取水し、スクリーンろ過
装置を用いて粗い固形物を分離し、ついで、スクリーン
のろ過水を回転ドラム式連続ろ過装置を通して残るアオ
コなどの細い固形物を分離し、浄化した水は水域に戻
す。浄化水の一部は回転ドラム式連続ろ過装置の逆洗に
使用し、逆洗した水を脱水装置に送って固形物をケーク
として分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湖沼、河川、ダム湖、
掘割、海などの水域の、たとえば、アオコや赤潮などを
含む汚染物質を、水面を移動しながら除去する水域浄化
装置および水域浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の水域の汚濁物質の除去は、
汚染された水をポンプで汲み上げ、移送用貯槽に入れて
そのまま陸に運搬し、陸上のろ過装置などを用いて汚濁
物質を除去していた。また、目の粗いスクリーンを船首
に取付け、移動しながら浮遊する塵芥をすくい取る清掃
船などが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近、前記
の水域での富栄養化が進み、水面から10〜20cmま
での表層部に大量のアオコや赤潮が発生して広い水域を
汚染する事態が多発し、浄水の汚濁や漁業への影響が問
題になってきた。これらの汚染物質が小さな水域や、岸
に近い一部の水域に集中するときには、従来のろ過設備
を応用して全量ろ過し、浄化できる可能性があったが、
広い水域や、水域全体に汚染物質が拡散しているアオコ
や赤潮などに対しては現実的でない。本発明は、このよ
うなアオコや赤潮を含む水域汚濁を防除することを目的
として完成された。
【0004】アオコや赤潮の発生原因である動植物性プ
ランクトンは、湖沼、ダム湖、掘割などの静止水域で
は、主に表層約10cm以内に存在し、それ以下の深度
に存在するプランクトンの濃度に較べて100倍以上の
濃度を有し、かつ、4〜10月の夏場にその濃度が急上
昇することが知られている。そこで、本発明者は、問題
の解決手段を検討し、広い水域において、効率的に汚染
物質を除去し浄化するには、以下の課題を解決する必要
のあるとの結論に達した。
【0005】すなわち、本発明は、(1)汚染物質を除
去し、浄化する装置自体が、水域を巡回移動できるこ
と、(2)表層部の水を採取すること、(3)原則とし
て、薬液を用いないでプランクトンを分離すること、
(4)大容量の水を浄化できること、(5)水面の移動
手段に積載が可能なコンパクトな装置であること、
(6)アオコは、100mg/lを超える濃度になるこ
とがあるので、高濃度な汚染物質を処理できること、
(7)汚染物質を濃縮しケーク化して、陸に持ち帰れる
ように減容できること、(8)動力、水道水などの用役
使用を極力押さえること、を課題に完成されたものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、以下に図
面を参照して説明する本発明を利用することによって解
決される。すなわち、本発明は、水域の表層部から取水
する手段1と、スクリーンろ過装置2と、回転ドラム式
連続ろ過装置3と、回転ドラム式連続ろ過装置3の逆洗
水を脱水するための脱水装置4と、上記の手段と各装置
とを積載して水面を移動する移動手段とからなることを
特徴とする水域浄化装置を提供する。脱水装置には、ろ
布走行式脱水装置4が好ましい。
【0007】また、水域の表層部から取水する手段1
と、スクリーンろ過装置2と、回転ドラム式連続ろ過装
置3と、回転ドラム式連続ろ過装置3の逆洗水を脱水す
るための脱水装置4と、上記の手段と装置とを積載して
水面を移動する移動手段とからなる水域浄化装置を水域
面を移動させつつ、水域表層部の水を取水して、まず、
スクリーンろ過装置を用いて粗い固形物を分離し、つい
で、スクリーンのろ過水を回転ドラム式連続ろ過装置を
通して残る細い固形物を分離して浄化し、得られた浄化
水を水域に還流するとともに、浄化水の一部を用いて回
転ドラム式連続ろ過装置を逆洗し、逆洗した水を脱水装
置に送って含まれている固形物をケークとして分離する
ことを特徴とする水域浄化方法を提供する。前記の脱水
装置には、ろ布走行式脱水装置を用いるとよい。
【0008】
【実施態様例と作用】本発明の水域浄化装置および水域
浄化方法について、実施態様例をあげながら、図面を参
照してさらに詳しく説明する。図1は、移動手段に積載
する、本発明に係る水域浄化装置のプロセス部分の実施
態様例を示すフローシートである。本発明の水域浄化装
置のプロセス部分は、汚染物質を汲み上げる集藻装置1
などの取水手段、汲み上げた水から粗い汚染物質を除去
するスクリーンろ過装置2、スクリーンろ過した水に含
まれるアオコなどの微小な汚染物質を除去する回転ドラ
ム式連続ろ過装置3、および回転ドラム式連続ろ過装置
3の逆洗水を脱水しケークにして減容する脱水装置4と
から構成されている。本発明の水域浄化装置は、浄化対
象の水域を移動し、汚染区域のの表層部の水を汲み上げ
て浄化を実施する。移動する手段には、有人または遠隔
操作の無人の船舶などがあげられる。
【0009】さて、本発明では、プランクトンなどの濃
度の高い水域の表層部、主に水面から10〜20cmま
での範囲の水を汲み上げるために、たとえば、先端が塵
取り状で、柄の部分を形成するパイプにポンプ5の吸引
側が接続された、集藻装置1を使用する。集藻装置1で
集めた水は、比較的低揚程のポンプ5で汲上げてスクリ
ーンろ過装置2に給水する。スクリーン装置2は、一般
に、圧力損失が極めて小さいので、揚程の大きなポンプ
を用いる必要はなく、ポンプ5にはプラスチックフィル
ムなどが詰りにくい軸流ポンプなどを使用することがで
きる。
【0010】スクリーンろ過装置2に供給した水は、ス
クリーンを通過させ、浮遊物や水草などの比較的粗い汚
染物質を分離する。本発明に採用するスクリーン装置2
の形状に特別な制限はないが、スクリーンの目詰りを自
己完結的に防除する機能を有するものが好ましい。なか
でも好ましい装置として、たとえば、本実施態様例に示
すような、供給した水を傾斜して取付けたスクリーン6
の表面に流下させ、流下する水と微粒子とをスクリーン
6を通過させ、通過できない固形物8はスクリーン6の
表面をシュート9に向かって滑落させて、固液を分離す
る、傾斜式スクリーンろ過装置2があげられる。スクリ
ーン6には、水の流下方向に対して直交して、幅方向に
水が通過する間隙をおいて平行に並べられた、断面が楔
形のウエッジワイヤを使用するとよい。かつ、スクリー
ン6の裏面には可動ブラシ7が取り付けられている。可
動ブラシ7は、スクリーン6の裏面を擦りながら、スク
リーン6の幅方向に往復動して、水草などの固形物が間
隙に詰まったり、水垢が付着するするのを排除すること
ができる。スクリーン6の構造は、対象となる水域の状
況によって選定するが、一般的な湖沼では、一辺が1.
0〜3.0mmの金属製のウエッジワイヤを使用し、目
開きは、0.1〜3.0mm程度にするとよい。スクリ
ーン6の取付角度は、水平面に対し50〜75度の範囲
で傾斜させることが好ましい。
【0011】このような装置は、特開昭55−3920
6号公報などに記載されている。本発明では、上記の傾
斜平面型のスクリーン装置の他にも、たとえば、円筒形
の金網またはパンチングメタルをスクリーンとし、粒子
径が約1mmを超える粗大粒子を分離できるような装置
を使用してもよい。
【0012】本発明においては、小さな藻類や生物スラ
イムなどは、敢えてスクリーンろ過装置2で分離せず、
通過させる。しかし、目開きが大きすぎると、これらの
微小な固形物による目詰りは避けられるが、比較的大き
な藻類などを分離することができなくなり、回転ドラム
型固液分離装置3の逆洗排水系で目詰りの原因などにな
るので、状況に応じたスクリーンを選択するとよい。
【0013】スクリーン装置2を通過して含まれている
大きな固形成分を分離除去した水は、極細繊維を用いた
ろ布を装着した回転ドラム型固液分離装置3に導入し
て、アオコなどのプランクトン、小さな藻類や生物スラ
イムなどをろ過して分離し、除去する。必要に応じて
は、供給する水に凝集剤を添加し、水中に含まれている
コロイド成分を凝集フロック化した後、回転ドラム型固
液分離装置3に導入し、ろ過してもてもよい。
【0014】回転ドラム式連続ろ過装置3には、織物ま
たは編物の基材が起毛され、太さ0.1〜10μmの極
細繊維の立毛が基材の表面に横たわっているろ過材を装
着する。図1を参照して回転ドラム式固液分離装置3の
一例を説明する。まず、ろ過材を装着して回転している
円筒状のろ過ドラム10の内側に、処理する水を連続的
に送入する。ついで、送入された水は、ろ過ドラム10
内の液面とこれよりも低い受槽11のろ過液面との差圧
Δpによって、ろ過ドラム10を通過して受槽11に到
達し、ろ過される。ろ過された水は、大部分が放流管1
2を経てもとの水域に還流される。ろ過水の一部は、回
転ドラム式連続ろ過装置3、および必要があれば、脱水
装置4のろ布を再生するための洗浄水として利用され
る。回転ドラム式連続ろ過装置3において、送入水から
分離されてろ過ドラム10の内壁に付着した固形物は、
逆洗水ポンプ13を用いてノズル14に送られたろ過水
で逆洗される。
【0015】本発明において、回転ドラム式固液分離装
置2に装着するろ過材は、アオコや赤潮のプランクトン
類を除去するのに重要である。たとえば、以下に説明す
る、織物または編物からなる基材の表面に、その基材を
起毛して形成させた太さ0.1〜10μmの極細繊維の
立毛が一方向に横たわり、この立毛がろ過層の作用を奏
するろ過材が好適である。このろ過材となる織物または
編物には、通常、太さが0.1〜10μmのポリアミ
ド、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニルアルコ
ール系、ポリフルオロエチレン、ポリアクリロニトリル
などの合成繊維の極細繊維で構成されたものを使用す
る。織成や編成の種類はとくに問わないが、織物では朱
子織物が、編物ではハーフ編のトリコット生地が起毛し
やすく好ましい。太さが0.1μm以下の極細繊維は強
度が不足し、10μm以上の繊維は起毛後、直立しやす
く、良好なろ過層を形成しにくい難点がある。起毛方法
は、従来からの公知の手段を用いればよい。たとえば、
特公平4−1647号公報や特公平4−9081号公報
に記載されているろ布および装置がこれに相当する。ま
た、このろ過材は、プランクトン類をろ別できる上に、
ろ過物を表面から剥離しやすく、逆洗が容易で長期にわ
たって目詰りしない特長がある。
【0016】回転ドラム式連続ろ過装置3を逆洗した、
多量の固形物を含む水は、脱水装置4に送り、固形物を
脱水し、ケーク化して減容する。対象となる固形物を脱
水できる脱水装置であれば、連続式、回分式、あるいは
遠心式、ろ布走行式など、その分離方式は、とくに限定
されないが、図1に示したコンパクトで大きな動力を要
せず、連続式で操作が簡単な、ろ布走行式脱水装置4の
使用が好ましい。図1を参照してろ布走行式脱水装置4
の一例を説明する。ろ布走行式脱水装置4は、一定軌道
上を一方向に周回するエンドレスなろ布17と、ろ布1
7上のケーク22を移し取る転写ドラム18と、転写ド
ラム18上に移し取られたケーク22を掻き落とすスク
レーパ19とから構成されている。ろ布17は、駆動ロ
ール、ガイドロールや圧搾ロールを含む一群のロール2
0で規制される一定の軌道上に張設され、矢印の方向に
周回している。
【0017】回転ドラム式連続ろ過装置3の逆洗水は、
貯槽15に入り、ポンプ16で脱水装置、本実施態様例
ではろ布走行式脱水装置4のろ布17上に送られる。ろ
布17上に供給された固液の混合物は、重力と、ろ布1
7を介して反対面から加えられる減圧吸引作用とによっ
て、脱水され、さらに、周回する濾布17に伴われて、
転写ドラム18とロールとの間に運ばれ、圧搾されて水
が絞りとられ、いわゆるケーク22になる。このケーク
22は、ろ布17から転写ドラム18の表面に移し取ら
れ、さらにスクレーパ19によって掻き落とされ、ケー
クトレイ21に集められる。また、ろ布17は、逆洗水
ポンプ13を用いて送られるろ過水の一部を用い、逆洗
ノズル23から連続的に逆洗することができる。脱水し
て得られた水および逆洗を終えた水は、回転ドラム式連
続ろ過装置3の供給側に戻すとよい。この種の装置とし
ては、たとえば、特公平1−44085号公報に記載の
固液分離装置などがあげられる。
【0018】
【実施例】本発明の水域浄化装置および水域浄化方法
を、従来の陸置式の濾過、脱水装置を用いて処理する方
法と比較したので、その結果を説明する。対象水域は、
約12ヘクタールの広さで、水深が平均約2mの、中央
に島のある池であった。本発明および従来の方法をを利
用してこの島の周りに集中的に発生したアオコの除去を
試みた。当時、アオコの大部分は、水面から約15cm
の範囲に存在し、その平均SS濃度は、約300mg/
lであった。
【0019】実施例 小船に次の構成からなる水域浄化装置を積載して本発明
を利用し、100m3の池水を処理し、アオコを除去し
た。結果を表1に示す。 (1)水域の表層部から取水する手段:水平方向の幅が
0.5m、水面からの深さが0.15m、開口面積0.
025m2 の開口部を有し、毎分6mの早さで移動し、
池水の表層部を毎分0.45m3 吸込む能力を有する集
藻装置。 (2)スクリーンろ過装置:スリットの目開きが1mm
である洗浄装置付傾斜式スクリーンろ過装置(TH−1
00T−1000S:東レエンジニアリング(株)
製)。 (3)回転ドラム式連続ろ過装置:処理能力27m3
Hr(トレロームRD−1000−A4、ろ布はGタイ
プを装着:東レ(株)製)。 (4)脱水装置:処理能力8.1kg−DS/Hr(ト
レロームTM−1200ろ布はFタイプを装着:東レ
(株)製)。
【0020】比較例 実施例に使用したのと同じ仕様のスクリーンろ過装置、
回転ドラム式連続ろ過装置および脱水装置を陸上に設置
し、実施例同様、アオコ発生水域において、20m3
貯槽を積載するアオコ吸引船を用い、池面から15cm
までの水を吸い上げ、上記の陸上装置まで運搬して10
0m3 の池水を処理し、アオコを除去した。結果を表1
に示す。
【0021】
【表1】 項 目 濃縮水* 脱水ケーク 所要時間 人員 平均粒径 含水率 回収率 回収量 単 位 μm % % kg** Hr 人 実施例 20 82 85 31 4.7 2 比較例 17 85 75 30 9.7 3 注) *:脱水機に供給する液。 **:含水ケークの
重量を示す。
【0022】実施例と比較例の結果の対比 所要時間:比較例は、池水の運搬などに時間を要し、同
じ処理量の本発明の実施例に較べて、約2倍の作業時間
を要した。
【0023】所用人員:比較例は、汲上げた池水の移替
えなどのために実施例の1.5倍の人員を配置する必要
があった。
【0024】脱水性能:実施例は、ケークの含水率およ
び回収率が比較例よりも優れている。比較例は、池水の
吸引、貯留、移替えなどに起因する汚濁物質の細粒化が
発生したものと推定される。
【0025】その他:実施例は、実質的に連続操業が可
能であって、脱水機の洗浄水を系内で供給できた。しか
し、比較例は、池水の運搬に起因する分割処理方式を採
用するために、別途洗浄水を余分に消費した。
【0026】
【発明の効果】本発明の水域浄化装置を利用することに
よって、以下に説明する効果が得られる。 (1)回転ドラム式連続ろ過装置に適切なろ布を使用す
れば、リンなどの栄養成分が有機物に変換したプランク
トンを除去するので、たんに汚濁物質の除去にとどまら
ず、その水域の富栄養化状態を改善する効果がある。 (2)水域の表層部を選択的に取水し浄化するので、全
量ろ過に較べて装置規模は小さく経済的である。 (3)汚濁水域に移動し、集中的に浄化作業を行うこと
ができる。 (4)浄化水を自己完結的に逆洗水に使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水域浄化装置の概略フローシ−ト。
【符号の説明】
1:取水する手段 2:スクリーンろ過装置(傾斜
式) 3:回転ドラム式連続ろ過装置 4:脱水装置(ろ布
走行式) 5:ポンプ 6:スクリーン 7:可動ブラッシ
8:固形物 9:シュート 10:ろ過ドラム 11:受槽
12:放流管 13:逆洗水ポンプ 14:ノズル 15:貯槽
16:ポンプ 17:ろ布 18:転写ドラム 19:スクレーパ 20:一群のロール 21:ケークトレイ 22:
ケーク 23:逆洗ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/06 B01D 33/18 A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水域の表層部から取水する手段1と、スク
    リーンろ過装置2と、回転ドラム式連続ろ過装置3と、
    回転ドラム式連続ろ過装置3の逆洗水を脱水するための
    脱水装置4と、上記の手段と各装置とを積載して水面を
    移動する移動手段とからなることを特徴とする水域浄化
    装置。
  2. 【請求項2】脱水装置に、ろ布走行式脱水装置4を用い
    ることを特徴とする、請求項1に記載の水域浄化装置。
  3. 【請求項3】水域の表層部から取水する手段1と、スク
    リーンろ過装置2と、回転ドラム式連続ろ過装置3と、
    回転ドラム式連続ろ過装置3の逆洗水を脱水するための
    脱水装置4と、上記の手段と装置とを積載して水面を移
    動する移動手段とからなる水域浄化装置を水域面を移動
    させつつ、水域表層部の水を取水して、まず、スクリー
    ンろ過装置を用いて粗い固形物を分離し、ついで、スク
    リーンのろ過水を回転ドラム式連続ろ過装置を通して残
    る細い固形物を分離して浄化し、得られた浄化水を水域
    に還流するとともに、浄化水の一部を用いて回転ドラム
    式連続ろ過装置を逆洗し、逆洗した水を脱水装置に送っ
    て含まれている固形物をケークとして分離することを特
    徴とする水域浄化方法。
  4. 【請求項4】脱水装置に、ろ布走行式脱水装置を用いる
    ことを特徴とする、請求項3に記載の水域浄化方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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