JPS5840721B2 - 接眼レンズの位置決め装置 - Google Patents

接眼レンズの位置決め装置

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JPS5840721B2
JPS5840721B2 JP54025787A JP2578779A JPS5840721B2 JP S5840721 B2 JPS5840721 B2 JP S5840721B2 JP 54025787 A JP54025787 A JP 54025787A JP 2578779 A JP2578779 A JP 2578779A JP S5840721 B2 JPS5840721 B2 JP S5840721B2
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diopter adjustment
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哲丸 窪田
和正 松尾
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、接眼レンズの位置決め装置、更に詳しくは
、接眼部にカメラ等の撮影装置を適時装着して、予め観
察した被写体の撮影を行なうようにした内視鏡等におけ
る接眼レンズの位置決め装置に関する。
周知のように、空胴または管路の内壁、例えば生体腔内
の壁面等を外部から観察するのに使用する、像伝送に光
学繊維束を用いた内視鏡においては、その接眼部に配設
される接眼レンズが光軸方向に移動自在になっていて、
同レンズの視度を観察者の眼に合った所望の視度に調節
することができるようになっている。
また、上記接眼レンズは、カメラ等の撮影装置を接眼部
に装着して観察像の写真撮影を行なう際には、撮影レン
ズまたはその一部として使用されるようになっている。
一般に、観察者の眼に合った視度が得られる接眼レンズ
の位置と、撮影装置に適した接眼レンズの撮影位置とは
異なるのが普通なので、観察時に良好な観察像が得られ
たとしても、そのときの接眼レンズの位置のままで写真
撮影を行なったのでは、焦点の合った良好な画像を得る
ことはできない。
従って、撮影時には観察用に視度調節された接眼レンズ
の位置を、撮影に適した所定の位置に移動させるように
しなげればならないが、このために用いられるのが接眼
レンズの位置決め装置である。
従来、上記接眼レンズの位置決め装置においては、撮影
装置の内視鏡接眼部への装着操作に連動して、接眼レン
ズを所定の撮影位置に移動するようにしているが、この
種装置としては種々のものが既に提供されている。
例えば、撮影装置の装着操作に連動して、ピンあるいは
カム筒を摺動あるいは回動させて、接眼レンズを視度調
節用カムの影響を受けない位置に移動させるようにした
装置(特公昭45−27677号公報、特公昭47−4
4489号公報参照)や、カム筒を回転させて、視度調
節ピンを視度調節用カムと連設する撮影位置決め用カム
に移動させ、上記視度調節ピンと一体となった接眼レン
ズを撮影位置に移動させるようにした装置(特公昭52
〜20263号公報、実公昭52−23977号公報参
照)等が提供されている。
しかし、上記接眼レンズを視度調節用カムの影響を受け
ない位置に移動させるようにした装置においては、接眼
レンズの撮影位置を同レンズの視度調節の範囲外に設定
しなげればならないので、視度調節の範囲内に接眼レン
ズの撮影位置を設けることができないという制約がある
一方、上記視度調節用カムと連設する撮影位置決め用カ
ムを用いる装置においては、撮影装置の装着を回動操作
によって行なうようにし、この装着操作に連動して接眼
レンズの位置決めをしなげればならないので、撮影装置
の装着操作が煩わしいという欠点がある。
また、撮影装置の装着操作に連動して撮影連動カム筒を
回動させる連動部材の動きが大きくなるので、内視鏡の
接眼部に上記連動部材の作動範囲を確保するための大き
な開口が開き、接眼部を水密的に横取することができな
いという欠点がある。
さらに、撮影装置に連動部材と係合する特別な溝、突起
等を設けなげればならないので、専用カメラや専用アタ
ッチメントを使用しなげればならず、内視鏡を汎用的に
用いることができないという欠屯がある。
ところで、撮影装置の装着操作を回動操作ではなく、単
に嵌め合わせるだけで行なえるようにした内視鏡として
は、従来から硬性内視鏡が提供されている。
しかし、硬性内視鏡は一般に視度調節機構を有しておら
ず、また、視度調節が行なえるようになったものでも、
撮影時の接眼レンズの位置合わせは手動で行なうように
なっており、非常に煩わしいと共に、失敗することも多
いという欠点があった。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消するために、接
眼レンズを撮影位置に位置させるための撮影位置決め用
カム孔を有する撮影連動カム筒と、接眼レンズを所望の
視度が得られる位置に位置させるための視度調節用カム
孔を有する視度調節カム筒と、撮影装置の装着操作に連
動して押圧され、上記撮影連動カム筒を回動させる連動
手段とを有し、撮影装置の、内視鏡接眼部への嵌め合わ
せ操作に連動して撮影連動カム筒を回動し、接眼レンズ
と一体の視度調節ピンを、上記視度調節用カム孔と撮影
連動カム孔とに挾持させて、接眼レンズな視度調節範囲
内の所定の撮影位置に位置させるようにした接眼レンズ
の位置決め装置を提供するにある。
本発明によれば、撮影装置の装着を内視鏡接眼部への嵌
め合わせによって行なえるようにしたので、従来の装置
のように回動操作を必要とせず、撮影装置の取り付けが
極めて容易になる。
また、視度調節範囲内の所定の撮影位置に接眼レンズを
位置決めすることができる。
さらに、撮影装置に、連動部材を係合するための特別な
溝、突起等の係合部を設ける必要がないので、使用でき
る撮影装置の範囲が広がり、汎用性が高まる。
また、撮影装置の装着に際して、連動する部材の動きが
小さく、内視鏡の接眼部に大きな開口を開ける必要がな
いので、接眼部を防水用ゴムリング、ゴムバッキング等
の防水部材によって水密化することができる。
さらに、撮像装置を装着し、接眼レンズを撮影位置に位
置決めした状態で視度調節環を操作しても、接眼レンズ
の位置は変移せず撮影を妨害するようなことはない。
さらにまた、撮影が終了して撮影装置を取り外したとき
には、撮影連動カム筒も自動的に原位置に復帰し、これ
により接眼レンズも撮影以前に視度調節されていた位置
に復帰するので、再度視度調節を行なうことなしに観察
を続行することができる。
以下、図示の実施例に基づいて本発明を説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す接眼レンズの位置決
め装置を示している。
この装置1は内視鏡の接眼部2の内部に組み込まれてい
て、その主要部は、接眼レンズ3が支持された可動筒4
と、この可動筒4を摺動および回動自在に緊密に嵌合す
る固定筒5と、この固定筒5を緊密に嵌合するように光
軸方向に摺動自在に配設された視度調節カム筒6と、こ
の視度調節カム筒6を緊密に嵌合するように光軸に対し
て回動自在に配設された撮影連動カム筒7と、上記可動
筒4の外周面に植立された視度調節ピン8と、上記視度
調節カム筒6を光軸方向に摺動させるための視度調節環
9と、上記撮影連動カム筒7を撮影装置の装着操作に連
動して回動させるための連動手段20とから構成されて
いる。
上記固定筒5は、先端部(第1図において左方)に取付
用鍔部5aを有する円筒体で形成されており、この鍔部
5aを、内視鏡の操作部本体に固設された筒状の外装用
枠体10に嵌合させると共に、同枠体10にビス11に
て螺着されて固定されている。
また、この固定筒5の後端部(第1図において右方)の
外周面にはねじ5bが刻設されており、このねじ5bに
円筒体の形状を有する接眼兼撮影装置の装着用枠体12
の内周面に刻設されたねじ12aが螺合されて、上記枠
体12が固定筒5に固定されている。
そして、この固定筒5の後端部の内方突出線5fと枠体
12との間には、カバーガラス13が挾み込まれて保持
されている。
また、固定筒5の前部寄りには、光軸方向に沿った案内
用長孔5cが穿設されており、この長孔5C内には、後
述する視度調節カム筒6に固定された案内用ピン16が
嵌入されている。
さらに、固定筒5の後部寄りの外周面には、円周方向に
沿って案内溝5dが穿設されており、この溝5d内には
、袴述をする撮影連動カム筒7に配設された案内爪7a
が緩(嵌入されている。
また、固定筒5の中程の上面壁には、上記視度調節ピン
8の移動範囲より広い逃げ孔5eが穿設されていて、回
礼5e内に上記視度調節ピン8が挿通されているっさら
にまた、固定筒5の前部寄りには、固定部材14によっ
て、イメージガイド用の光学繊維束15の出射側端部が
、その出射端面15aが上記接眼レンズ3に対向するよ
うに、固定されている。
上記視度調節カム筒6は、先端部に鍔部6aを有する円
筒体で形成されており、この鍔部6aには、上記視度調
節環90回動動作を視度調節カム筒6の往復運動に変換
するための、円周方向に対して斜めに穿設されたカム孔
6b(第2図参照)と、上記固定筒5の案内用長孔5c
に嵌入する案内用ピン16とがそれぞれ設けられている
そして、この案内用ピン16と案内用長孔5cとによっ
て上記視度調節カム筒6は、光軸方向に沿ってだけ移動
し得るようになっている。
また、この視度調節カム筒6の後部寄りの上面壁には、
第2図に示すように、光軸方向の一辺を有するほど正三
角形の形状の視度調節用カム孔21が穿設されており、
このカム孔21内に上記視度調節ピン8が緩く挿通され
ている。
上記カム孔21は、光軸方向のカム面21aと、このカ
ム面21aの左端および右端から三角形の頂点に向けて
形成された2つのカム面21bおよび21cと3つのカ
ム面を有している。
上記撮影連動カム筒7は、その後端縁から相対向するよ
うに内方に向けて延長された2つの案内爪7 a、を有
する円筒体で形成されており、上記案内爪7aは、案内
溝5dに緩(嵌入されている。
この案内爪7aと案内溝5dとによって、上記撮影連動
カム筒7は、円周方向にだけ回動し得るようになってい
る。
また、上記撮影連動カム筒7の前部よりの上面壁には、
第2図に示すように、光軸方向の一辺を有するはg正三
角形の形状の位置決め用カム孔22が穿設されており、
このカム孔22内には上記視度調節ピン8の上部が嵌入
している。
上記カム孔22は、光軸方向のカム面22aと、このカ
ム面22aの左端および右端から三角形の頂点に向けて
形成された2つのカム面22bおよび22Cとの3つの
カム面を有している。
さらに、上記撮影連動カム筒7の前端部の外周面下部に
は、後述する従動杆27に植立されたピン28が嵌入す
る長溝7bが穿設されており、また、上記撮影連動カム
筒γと固定筒5との間には、緊縮性のコイルばね17が
掛は渡されている。
このコイルばね17の緊縮弾力によって、撮影連動カム
筒7は、平生は第5図Aにおいて矢印aで示す方向に偏
倚されているが、カム筒7に設げられたカム孔22のカ
ム面22aが上記視度調節ピン8に当接し、同ピンがカ
ム孔21のカム面21b。
21cに当接し、さらにカム孔21が設けられた視度調
節用カム筒6が案内用ピン16によって固定筒5に衝合
することによって、それ以上の回動を阻止されている。
上記視度調節環9は、上記外装用枠体10に緊密に嵌合
されており、開環9の外周面から内方へ突出するように
螺着されたビス18と一体の案内用ピン18aと、上記
外装用枠体10に円周方向に沿って穿設された案内用長
孔10aとによって、円周方向には回動し得るが、光軸
方向には進退しないようになっている。
そして、上記案内用ピン18aの先端部は、上記視度調
節カム筒6に穿設されたカム孔6bに嵌入されており、
視度調節環90回動操作によって、視度調節カム筒6が
光軸方向に沿って摺動し得るようになっている。
上記連動手段20は、撮影装置の装着操作に連動して回
動する連動杆23と、この連動杆23の基部をビス24
にて一端面に固着した回転軸25と、この回転軸25の
他端面にビス26にて基部を固着された従動杆27と、
この従動杆27の自由端部に植立されたピン28とで構
成されている。
上記回転軸25は、上記外装用枠体10に穿設された軸
受孔10bに挿通され、抜は止めリング29によって抜
は止めされて回転自在になっており、上記連動杆23は
枠体10の外部に露呈され、従動杆27は枠体10の内
部に配設されている。
そして、上記ピン28は、上記撮影連動カム筒7の長溝
7b内に嵌入しており、同カム筒Iのコイルばね17に
よる回動習性によって連動杆23は、平生は第3図に示
すように、その自由端を枠体12に向けて光軸方向(図
において左右方向)に対してほぼ45°をなす位置で静
止するようになっている。
そして、この連動杆23に対してほぼ直角となるように
従動杆27が取り付けられていて、連動杆23をこの位
置から回転軸25を中心として光軸に対して垂直となる
ように回動させると、上記撮影連動カム筒7が円周方向
にコイルばね17の緊縮弾力に抗して回動されるように
なっている。
以上のように、本実施例の接眼レンズの位置決め装置1
は構成されている。
次に、この位置決め装置1の作用について述べる。
まず、管路内を観察するために視度調節を行なう場合に
は、視度調節環9を円周方向に回動させて、案内用ピン
18aとカム孔6bとにより視度調節カム筒6を光軸方
向に進退させる。
すると、第5図Aにおいて矢印aで示す円周方向(図に
おいて上方)に回動習性を与えられた撮影連動カム筒7
のカム孔22の光軸方向のカム面22aによって、視度
調節カム筒6のカム孔21の2つのカム面2 l b
、21 cに当接する頂点位置に位置せしめられていた
視度調節ピン8は、視度調節カム筒6の、矢印すで示す
光軸方向の移動によるカム孔21の移動に伴って、撮影
連動カム筒7のカム面22aによって規制されながら光
軸方向に進退する。
従って、視度調節ピン8が固着された可動筒4に支持さ
れた接眼レンズ3が光軸方向に進退するので、観察者は
鮮明な観察像が得られるように視度調節環9を調整して
、自分の眼に合った視度を得るようにする。
次に観察像の写真撮影を行なう場合には、第4図Aに示
すように、内視鏡の接眼部2に撮影装置30を嵌合させ
るようにする。
すると、撮影装置30の端面に連動杆23の自由端部が
衝合され、同行23は第4図Bに示す、光軸に対して直
角となる位置まで回動する。
この連動杆23の回動により、従動杆27も回動して、
同行27のピン28が撮影連動カム筒7をコイルばね1
7の緊縮弾力に抗して第5図Aにおける矢印aの方向と
は反対の方向に回動させる。
このため、視度調節ピン8が、第5図Aに示すように、
カム面22aの右がわに視度調節されて位置されていた
ときには、視度調節ピン8は、一端、カム面22aによ
る規制を逃れ、カム孔21と22の共通孔内で移動自在
の状態になるが、撮影連動カム筒7の更なる回動に伴っ
て、撮影位置決め用カム孔22のカム面22bおよび2
2Cの両カム面に当接して捕捉され、遂には第5図Bに
示す視度調節用カム孔21のカム面21aにも衝合する
位置まで移動せしめられ、カム面22b 、22c 、
21aの3面によって位置決めされて、撮影位置に保持
される。
また、視度調節ピン8が、第6図Aに示すように、カム
面22aの左がわに視度調節されて位置されていたとき
は、視度調節ピン8は、上記カム面22aの右がわに位
置されていた場合と同様に、撮影連動カム筒7の回動に
よって、第6図Bに示すように、撮影位置決め用カム孔
22のカム面22bおよび22cと、視度調節用カム孔
21のカム面21aによって位置決めされて撮影位置に
保持される。
上記視度調節ピン8の撮影位置は、その光軸方向の位置
が撮影位置決め用カム孔22のカム面22bおよび22
Cの両カム面で決定され、かつこの両カム面が形成され
た撮影連動カム筒7が円周方向に回動し得るだけで光軸
方向には移動しないので、視度調節ピン8の光軸方向の
位置は常に一定の位置となる。
また、光軸方向のカム面21aが形成された視度調節カ
ム筒6は光軸方向に進退し得るだけなので、視度調節ピ
ン80円周方向の位置も常に一定の位置となる。
そして、この視度調節ピン8の撮影位置で、同ピンと一
体化されている接眼レンズ3が写真撮影に好適な視度と
なるように配設されているので、撮影装置の装着操作に
連動して、接眼レンズ3を常に一定の撮影位置に位置さ
せることができる。
そして、この撮影位置においては、視度調節環9を操作
しても、視度調節カム筒6がカム面21aを視度調節ピ
ン8に当接させながら光軸方向に摺動するだけなので、
視度調節ピン8は移動せず、撮影装置による撮影を妨害
するようなことはない。
撮影が終了して撮影装置を取り外した場合には、撮影装
置30による位置の規制を逃れた連動杆23が、撮影連
動カム筒7、従動杆27等と共に、コイルばね17の緊
縮弾力によって、第4図Bに示す位置から第4図Aに示
す平生の位置に復帰する。
また、撮影連動カム筒7の平生の位置への回動復帰によ
って、視度調節ピン8は、第5図Bあるいは第6図Bに
示す位置から、一端はカム孔21と22との共通孔内で
移動自在の状態になるが、カム面22aに当接するよう
になって同面で押圧されながら、カム面21bあるいは
21cに当接して光軸方向に摺動させられ、遂には第5
図Aあるいは第6図Aに示す位置に復帰する。
この位置は、撮影中に視度調節環9の操作しない限り、
視度調節用カム孔21の2つのカム面21b。
21eで決まる撮影前の視度調節位置と同じ位置になる
ので、観察者は再度視度調節を行なうことなく、続けて
観察を行なうことができる。
第7,8図は、本発明の他の実施例を示す接眼レンズの
位置決め装置である。
この装置31は、上記第1図に示した装置1に配設した
、連動杆23、従動杆27等からなる連動手段20に代
えて、上記外装用枠体10に支持され光軸に対して垂直
な方向に摺動可能な連動杆32と、この連動杆32の一
端と係合する撮影連動カム筒γの外径を一段細径として
形成した段部7cとからなる連動手段を用いることにし
たことを除いては、上記装置1と全く同様の横取を有す
るので、対応部材には同一符号を付してその説明を省略
する。
上記連動杆32は、その上部に抜止用突起32aを、ま
たその下端部にフック状の係合部32bを有しており、
その上端面が撮影連動カム筒7の段部7cに衝合し、そ
の下部が外装用枠体100下側壁に穿設された配置孔1
0cに上記抜止用突起32aによって抜は止めされなが
ら突出するように配設されている。
そして、この連動杆32は、上記撮影連動カム筒7が回
動されていない平生の位置にあるときには、その上端面
が段部7cに、抜止用突起32aが配置孔10Cの近傍
にそれぞれ衝合して挾さまれてガタつかないようになっ
ている。
上記装置31を、装着用開口部33aの内周面がテーパ
ー面33bとなった撮影装置33に嵌め合わせると、連
動杆32の係合部32bがテーパー面33bに当接して
、連動杆32が上方に挙上される。
すると、撮影連動カム筒7が円周方向に回動されるので
、上記第1図に示した装置1と全く同様にして接眼レン
ズ3の位置決めが行なわれる。
また、撮影装置33が取り外されると、やはり装置1と
同様にして、連動杆32も降下して抜止用突起32aで
抜は止めされた位置で静止すると共に、撮影連動カム筒
7が平生の位置に戻り、これにともない接眼レンズ3が
視度調節位置に戻る。
第9図は、本発明の更に他の実施例を示す接眼レンズの
位置決め装置である。
この装置41は、上記第1図に示した装置1に配設した
、回動する連動杆23を含む連動手段20に代えて、装
着用枠体12に支持され、光軸方向に摺動可能な連動杆
42と、撮影連動カム筒7に設げたカム孔7dとからな
る連動手段を用いるようにしたことを除いては、上記装
置1と全く同様の横取を有するので、対応部材には同一
符号を付してその説明を省略する。
上記連動杆42は、その先端部に下方に垂下された嵌入
片42aを有しており、この嵌入片42aは、第10図
に示すように、撮影連動カム筒7に円周方向に対して傾
きを有するように穿設されたカム孔7d内に嵌入されて
いる。
また、連動杆42の後端部は、枠体12に光軸方向に穿
設された配置用孔12b内を挿通されて、同枠体12の
背面に突出するようになっている。
上記装置41の装着用枠体12に撮影装置を装着すると
、連動杆42は撮影装置の一面で押圧されて光軸方向に
移動する。
連動杆42の移動により、嵌入片42aは、カム孔7d
を介して撮影連動カム筒Iを、コイルばね17の緊縮弾
力に抗して、円周方向に回動させる。
従って、上記第1図に示した装置1と全く同様にして、
接眼レンズ3の位置決めが行なわれる。
また、撮影装置が取り外されると、コイルばね17の緊
縮弾力によって、やはり装置1の場合と同様にして、撮
影連動カム筒7が平生の位置に戻り、接眼レンズ3は、
撮影前の視度調節位置に復帰する。
第11図は、第1図に示した位置決め装置1を水密的に
構成した、本発明の別の実施例を示す接眼レンズの位置
決め装置である。
この装置51は、上記装置1に、ゴムリング52〜55
およびゴムバッキング56〜58を配設するようにした
ことを除いては、上記装置1と全く同様の構成を有する
ので、対応部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。
上記ゴムリング52と53とは、ビス18を挾んで両側
の、外装用枠体10と視度調節環9との間に、またゴム
リング54は、外装用枠体10と連動杆23の回転軸2
5との間に、さらにゴムリング55は、外装用枠体10
と装着用枠体−12との間に、それぞれ介挿されており
、接眼部2内に水等が浸入するのを防いでいる。
また、上記ゴムバッキング5.6は、ビス11に挿通さ
れて外装用枠体10と固定筒5の鍔部5aとの間に、ま
たゴムバッキング57は、ビス18に挿通されて、視度
調節環9とビス18との間に、さらにゴムバッキング5
8は、カバーガラス13と装着用枠体12との間にそれ
ぞれ介挿されており、接眼部2内に水等が浸入するのを
防いでいる。
従って、接眼部2は完全に水密的に構成されることにな
り、このため、内視鏡全体が水密化されるので、使用後
の内視鏡を水、消毒液、洗剤液等にジャブ漬けして洗滌
すること等が可能になる。
なお、内視鏡の接眼部2を水密的に構成するようにした
本実施例は、上記第1図に示した装置1ばかりでなく、
上記第7.8図および第9図に示した装置にも適用し得
ることは勿論である。
以上述べたように、本発明によれば、内視鏡の接眼部に
撮影装置を嵌め合わせるだけで、視度調節範囲内の撮影
位置に接眼レンズを自動的に位置させることができるの
で、明細書冒頭に述べた従来の欠点を解消した使用上甚
だ便利な接眼レンズの位置決め装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の一実施例を示す内視鏡の接眼レンズ
の位置決め装置の断面図、第2図は、上記第1図に示し
た位置決め装置の、視度調節カム筒および撮影連動カム
筒の斜視図、第3図は、上記第1図に示した位置決め装
置の、連動杆および従動杆の配設関係を示す配設態様図
、第4図A。 Bは、上記第1図に示した位置決め装置の作動図、第5
図A、Bおよび第6図A、Bは、上記第1図に示した位
置決め装置の要部作動図、第7図および第8図は、本発
明の他の実施例を示す、接眼レンズの位置決め装置の側
面図および横断面図、第9図は、本発明の更に他の実施
例を示す、接眼レンズの位置決め装置の断面図、第10
図は、上記第9図に示した位置決め装置の撮影連動カム
筒を示を斜視図、第11図は、上記第1図に示した位置
決め装置を水密的に構成した、本発明の別の実施例を示
す、接眼レンズの位置決め装置の断面図である。 1.31.41.51・・・・・・接眼レンズの位置決
め装置、3・・・・・・接眼レンズ、4・・・・・・可
動筒、6・・・・・・祝宴調節カム筒、7・・・・・・
撮影連動カム筒、8・・・・・・視度調節ピン、20・
・・・・・連動手段、21・・・・・・視度調節用カム
孔、22・・・・・・撮影位置決め用カム孔、23.3
2 、42・・・・・・連動杆、30,33・・・・・
・撮影装置、52〜55・・・・・・ゴムリング、56
〜58・・・・・・ゴムバッキング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接眼レンズを撮影位置に位置させるための撮影位置
    決め用カム孔を有し、撮影装置等の装着操作に連動して
    光軸の周りに一定角回動する撮影連動カム筒と、 上記接眼レンズを所望の視度が得られる位置に位置させ
    るための視度調節用カム孔を有し、光軸方向に摺動自在
    になされた視度調節カム筒と、上記撮影位置決め用・カ
    ム孔と上記視区調節用カム孔とにそれぞれ緩く嵌入され
    ると共に、上記両カム孔に挾持されることによって位置
    決めされる視度調節ピンが固植された、上記接眼レンズ
    を支持する可動筒と、 撮影装置の装着操作に連動して、この撮影装置本体で押
    圧され、上記撮影連動カム筒を回動させる連動手段と、 を具備することを特徴とする接眼レンズの位置決め装置
    。 2 上記連動手段は、撮影装置本体に押圧されて回動す
    る連動杆と、この連動杆の回動動作を上記撮影連動カム
    筒に伝える伝達機構とからなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の接眼レンズの位置決め装置。 3 上記連動手段は、撮影装置本体に押圧されて摺動す
    る連動杆と、この連動杆の摺動動作を上記撮影連動カム
    筒に伝える伝達機構とからなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の接眼レンズの位置決め装置。
JP54025787A 1979-03-05 1979-03-05 接眼レンズの位置決め装置 Expired JPS5840721B2 (ja)

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US06/124,457 US4351587A (en) 1979-03-05 1980-02-25 Apparatus for positioning eyepiece of endoscope
DE19803008502 DE3008502A1 (de) 1979-03-05 1980-03-05 Vorrichtung zum verstellen des okulars eines endoskopes

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JPS6033320U (ja) * 1983-08-12 1985-03-07 株式会社 ナカニシ オプテイカル 眼鏡のつる
JPH03127310U (ja) * 1990-04-04 1991-12-20
JPH0610345Y2 (ja) * 1988-09-12 1994-03-16 手賀精工株式会社 めがね蝶番

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