JPH0610345Y2 - めがね蝶番 - Google Patents

めがね蝶番

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JPH0610345Y2
JPH0610345Y2 JP1988120170U JP12017088U JPH0610345Y2 JP H0610345 Y2 JPH0610345 Y2 JP H0610345Y2 JP 1988120170 U JP1988120170 U JP 1988120170U JP 12017088 U JP12017088 U JP 12017088U JP H0610345 Y2 JPH0610345 Y2 JP H0610345Y2
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hinge
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邦夫 手賀
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手賀精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はめがね蝶番の改良に関する。
従来の技術 めがね枠1は第8図に示されるように、レンズ枠2の両
端に、これと一体的なヨロイ3を形成し、これに端部を
蝋付けなどで一体的に取り付けた連結部材5と、テンプ
ル4の基端部に、一体的に取り付けたヒンジ片6とをヒ
ンジピン7を用いて回動自在に結合している。
考案が解決しようとする課題 このようなめがね枠1は、長期間使用すると、ヨロイ先
端とテンプル基端との当接点Pが老化したり、または、
めがね枠1に横からの強い圧力が加わると、テンプル4
がヨロイ3やレンズ枠2を圧縮して、前記当接点Pが損
傷される。このため、テンプル4が、参照符4aで示さ
れるように、必要以上外方へ拡開し、左右テンプルの間
隔が顔面に適合しなくなり、めがねがずり落ち易くな
る。
これを解決した先行技術として、例えば、実公昭62−
15792号公報や実公昭62−15793号公報に示
されるように、圧縮ばねを用いてテンプルをめがね枠に
弾発的に取り付ける構造の蝶番もあるが、部品点数が多
く、組み付けに手間がかかるうえ、蝶番構造が華奢とな
り、強度が弱く、破損が生じ易かつたり、耐久性に欠け
るなどの問題が残つた。
本考案はこれら問題を解決し、簡単な構造で、組み付け
に手間がかからず、当接点の老化や損傷が起こり難い、
しかも、安価で、斬新的なめがね蝶番を提供することを
目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、レンズ枠12の両端部に、レンズ枠12の厚
み方向に延びるヨロイ13の基端部13bが、固定さ
れ、 ヨロイ13の先端部13aと、テンプル14の基端部1
4aとの間に連結部材15が介在され、 頭部17bと、頭部17bよりも小径の軸部17cとを
有し、軸部17cの先端部におねじ17aが設けられる
ヒンジピン17を備え、 前記連結部材15は、 レンズ枠12の厚み方向に、ヨロイ13に沿つて細長く
延び、ヨロイ13の先端部13aの厚みd1の約2倍の
幅d2を有し、上下に間隔をあけて配置される対を成す
上下の支持片25,26を有し、 上支持片25は、その長手方向のほぼ中央位置で上方に
隆起した第1隆起部27を有し、この第1隆起部27に
は、第1ヒンジピン孔21が形成され、 この第1ヒンジピン孔21は、 ヒンジピン17の頭部17bが嵌まり込む上方に開放し
た凹所28と、 凹所28に連なり、ヒンジピン17の軸部17cが挿通
するための凹所28と同一軸線を有しかつ凹所28より
も小径の挿通孔29とから成り、 下支持片26は、その長手方向のほぼ中央位置で下方に
隆起した第2隆起部30を有し、この第2隆起部30に
は、凹所28と同一軸線を有しかつヒンジピン17のお
ねじ17aが螺合するめねじ孔21aが形成され、 上支持片25の下面31と、下支持片26の上面32と
は、それらの上下の支持片25,26の長手方向に沿つ
て平行であり、 上下の各支持片25,26の長手方向両端部で、かつヨ
ロイ13の先端部13aおよびテンプル14の基端部1
4aよりもレンズ枠12の外方側で、上支持片25の下
面31と下支持片26の上面32とを連結してレンズ枠
12の内方側で2つの接合溝19,20をそれぞれ形成
する一対の連結片33,34とを有し、 これらの連結片33,34の厚みd3は、ヨロイ13の
先端部13aおよびテンプル14の基端部14aの厚み
とほぼ等しく、 上下の各支持片25,26と両連結片33,34とによ
つて各支持片25,26の幅方向に貫通した透孔18を
形成し、 透孔18に嵌め込まれる偏平なヒンジ片16を備え、 このヒンジ片16には、ヒンジピン17の軸部17cが
挿通する第2ヒンジピン孔22がヒンジ片16の厚み方
向に貫通して形成され、 ヒンジ片16の外周部には、切欠23が設けられ、この
切欠23は、第2ヒンジピン孔22の軸線を含む仮想平
面35上の一方面23aと、この一方面23aに直角な
他方面23bとによって形成され、 ヒンジ片16の切欠23以外の残余の外周部は、上下の
支持片25,26から幅方向外方に突出し、軸直角断面
が円弧状に形成され、 ヨロイ13の先端部13aは、一方の前記接合溝19に
装入されて一方の連結片33の前記一方の接合溝19に
臨む表面に固定され、 テンプル14の基端部14aはヒンジ片16の切欠23
の前記一方面23aに固定され、テンプル14の基端部
14a付近の部分が、他方の前記接合溝20に嵌まり込
んで他方の連結片34の接合溝20に臨む表面に当接し
てテンプル14の角変位が制限されることを特徴とする
めがね蝶番である。
本考案に従えば、ヨロイ13の先端部13aとテンプル
14の基端部14aとの間に連結部材15が介在され、
この連結部材15は、一対の対を成す上下の支持片2
5,26と、一対の連結片33,34とを有し、この連
結部材15に形成された透孔18にヒンジ片16が嵌め
込まれてヒンジピン17によつて角変位可能にヒンジ片
16が設けられ、このヒンジ片16の切欠23にテンプ
ル14の基端部14aが固定され、このテンプル14の
基端部14aの付近の部分が、連結片34の接合溝20
に臨む表面に当接してテンプル14の角変位が制限され
るようにしたので、テンプル14の先端部がレンズ枠1
2に接近する方向へ折り畳み可能とされ、そのテンプル
14の拡開時には、テンプル14が必要以上に角変位す
ることがない。
実施例 以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図ないし第7図において、めがね枠11は、レンズ
枠12の両端部に、鉤形に曲折された左右一対のヨロイ
13の基端部が一体的に取り付けられ、このヨロイ13
の先端部に固定された連結部材15と、テンプル14の
基端部が固定されたヒンジ片16とが、ヒンジピン17
によつて回動自在に組み付けられている。
連結部材15は、第1図ないし第4図、および第7図に
示されるように、ヨロイ13の先端部の延長方向に沿つ
て長くされ、この連結部材15には、めがね枠11のレ
ンズ配列方向に沿う軸線を持ち、連結部材15の長さ方
向に沿つて長径とされた長円形の透孔18が形成されて
いる。また、連結部材15は、前記透孔18の軸線方向
厚みが、ヨロイ13の先端部における同一方向厚みの約
2倍とされ、透孔18を挟む長さ方向両端部におけるレ
ンズ枠側には、めがね枠に近い側に一方接合溝19が、
また、めがね枠に遠い側に他方接合溝20が設けられ
る。これら溝19、20は、ヨロイ13の先端部厚み、
およびテンプルの基端部厚みと同一深さとされる。更
に、連結部材15には、前記透孔18の軸線に垂直で、
透孔の短径方向に沿つて貫通するヒンジピン孔21が設
けられる。
連結部材15は、一方接合溝19に、ヨロイ13の先端
部に形成された接合部13aが装入され、蝋付けされて
ヨロイ13に固定される。
ヒンジ片16には、第2図、第5図および第6図に示さ
れるように、このヒンジ片16が連結部材15に取り付
けられたとき、前記ヒンジピン孔21と同一軸線をもつ
ヒンジピン孔22が設けられる。ヒンジ片16は、前記
ヒンジピン孔22の軸線を軸とし、この軸まわりに、連
結部材15の透孔18の長径より小さく、透孔18の軸
線方向に沿う連結部材15の厚みより大きい直径を有
し、かつ、その軸方向厚みが、透孔18の短径部分に内
接可能な寸法に形成され、おおむね数珠玉状とされる。
ヒンジ片16の前記軸まわり外周の1ケ所に、延長面が
ヒンジ片16の軸を通る一方面23aと、この面に直角
な他方面23bとにより形成され、1/4周より小さい切
欠23が設けられる。この切欠23の一方面23aに
は、前記ヒンジ片16の厚みと同一幅とされたテンプル
14の基端部14aが、めがね枠11とは反対側面を当
接されて蝋付け固定される。
ヒンジピン17は、前記ヒンジピン孔21,22に挿通
可能とされ、先端部に設けられたおねじ17aを、連結
部材15に設けられためねじ孔21aに螺合させて取り
付けられる。
これにより、連結部材15に対し、ヒンジ片16が枢支
され、ヨロイ13の先端部に対してテンプル14が、ヒ
ンジピン17を軸として、レンズ枠12に接近または離
反する方向へ回動自在とされる。テンプル14は、外側
へ最も開かれたとき、その基端部の、めがね枠とは反対
側面が、連結部材15の他方の接合溝20の溝底面に対
して面接触する。この両接触によつて、テンプル14が
限度以上に外方へ拡開するのが防がれる。面接触する部
分は広面積にわたるので老化しない。したがつて、めが
ね枠11は、いつまでもテンプル14が顔側面にぴつた
りと適合して、ずり落ちたりすることがない。
構成をさらに述べると、ヨロイ13は、レンズ枠12の
両端部に、レンズ枠12の厚み方向(第1図の上下方
向、第2図の左右方向)に延びる。
ヨロイ13の基端部13bは、レンズ枠12の両端部に
固定される。連結部材15は、ヨロイ13の先端部13
aとテンプル14の基端部14aとの間に介在される。
ヒンジピン17は、頭部17bと、頭部17bよりも小
径の軸部17cとを有する。軸部17cの先端部におね
じ17aが設けられる。
連結部材15は、対を成す上下の支持片25,26と、
一対の連結片33,34とを有する。上下の各支持片2
5,26は、レンズ枠12の厚み方向に、ヨロイ13に
沿つて細長く延びる。ヨロイ13の先端部13aの厚み
を第1図のようにd1とするとき、上下の各支持片2
5,26の幅d2は、前記厚みd1の約2倍であり(d
2≒2・d1)、連結片33,34の幅は、d3であ
り、d1≒d3である。支持片25,26は上下に間隔
をあけて配置される。上下の各支持片25,26は、レ
ンズ枠12の厚み方向に、ヨロイ13に沿つて細長く延
びる。上の支持片25は、その長手方向のほぼ中央位置
で上方に隆起した第1隆起部27を有する。第1隆起部
27には、ヒンジピン孔21が形成される。このヒンジ
ピン孔21は、ヒンジピン17の頭部17bが嵌り込む
上方に開放した凹所28と、凹所28に連なりヒンジピ
ン17の軸部17cが挿通するための凹所28と同一軸
線を有しかつ凹所28よりも小径の挿通孔29とが形成
される。
下の支持片26は、その長手方向のほぼ中央位置で下方
に隆起した第2隆起部30を有する。この第2隆起部3
0には、凹所28と同一軸線を有しかつヒンジピン17
のおねじ17aが螺合するめねじ孔21aが形成され
る。
支持片25の下面31と、支持片26の上面32とは、
それらの上下の支持片25,26の長手方向(第1図の
上下方向、第2図および第3図の左右方向)に沿つて平
行である。一対の連結片33,34は、上下の各支持片
25,26の長手方向両端部で、かつレンズ枠12の外
方側(第1図および第4図の右方側)で、支持片25の
下面31と支持片26の上面32とを連結してレンズ枠
12の内方側(第1図および第4図の左方側)で接合溝
19,20をそれぞれ形成する。上下の各支持片25,
26と両連結片33,34とによつて各支持片25,2
6の幅方向(第1図および第4図の左右方向、第2図お
よび第3図の紙面に垂直方向)に貫通した透孔18を形
成する。ヒンジ片16は、透孔18に嵌め込まれる偏平
な形状を有する。このヒンジ片16には、ヒンジピン1
7の軸部17cが挿通するヒンジピン孔22が、ヒンジ
片16の厚み方向(第1図および第5図の紙面に垂直方
向、第2図および第6図の上下方向)に貫通して形成さ
れる。ヒンジ片16の外周部に設けられる切欠23は、
ヒンジピン孔22の軸線を含む仮想平面35(第5図参
照)上の一方面23aと、この一方面23aに直角な他
方面23bとによつて形成される。ヨロイ13の先端部
13aは、接合溝19に装入されて連結片33の接合溝
19に臨む表面(すなわち第1図の左方に臨む表面、第
3図の紙面上方に臨む表面)に固定される。
ヒンジ片16の切欠23以外の残余の外周部は、上下の
支持片25,26から幅方向外方(第1図の左右方向)
に突出しており、そのヒンジ片16の軸直角断面(第1
図の紙面に平行な切断面から見た断面)が約270°に
わたり円弧状に形成されている。
テンプル14の基端部14aはヒンジ片16の切欠23
の一方面23aに固定される。テンプル14の基端部1
4a付近の部分は、テンプル14を拡開した状態で、接
合溝20に嵌まり込んで連結片34の接合溝20に臨む
表面(第1図の左方の表面、第3図の紙面の上方に臨む
表面)に当接してテンプル14の角変位が制限される。
考案の効果 以上のように本考案によれば、テンプル14の基端部1
4の付近の部分が、連結部材15の連結片34の接合溝
20に臨む表面に当接してテンプル14が拡開した状態
が達成されるので、テンプル14の角変位が確実に制限
され、したがつてレンズ枠12に大きな外力が作用して
も、テンプル14が外方へ拡開してしまうことが防が
れ、したがつてめがねが顔面に適合しなくなる現象が起
きず、長期の使用に耐えることができる。
特に本考案によれば、連結部材は一対の上下の支持片2
5,26と、一対の連結片33,34とによつて形成さ
れ、これらの上下の支持片25,26の幅d2はヨロイ
13の先端部13aの厚みd1の約2倍であり、したが
つてテンプル14の基端部14a付近の部分が連結片3
4の接合溝20に臨む表面に当接してテンプル14が拡
開した状態で、テンプル14にさらに大きな外力が作用
しても、上述のように連結片33,34は大きな幅d2
を有しているので、その連結部材15が破損してしまう
ことはない。
しかもこの連結部材15は、ヨロイ13の先端部13a
に固定されるものであり、換言すると連結部材15はヨ
ロイ13とは別体で構成され、したがつて連結部材15
およびヨロイ13の製造が容易であるという利点もあ
る。
さらに本考案によれば、連結部材15の上下の支持片2
5,26は、第1および第2隆起部27,30をそれぞ
れ有し、これらの各支持片25,26は前述のように大
きな幅d2を有しているので、ヒンジピン17を大きな
強度で支持することができ、そのためテンプル14を拡
開する方向に大きな力が作用したときであつても、連結
部材15の上下の支持片25,26が折損することがな
い。
さらに本考案によれば、連結部材15の透孔18にはヒ
ンジ片16が嵌め込まれ、このヒンジ片16は偏平な形
状を有し、そのヒンジ片16に、ヒンジピン17の軸部
17cが挿通するヒンジピン孔22がヒンジ片16の厚
み方向(第1図および第5図の紙面に垂直方向、第2図
および第6図の上下方向)に貫通して形成されており、
このヒンジ片16にテンプル14の基端部14aが固定
されるので、ヒンジ片16が破損することなく、強度の
向上を図ることができ、また耐久性を向上することがで
きる。
さらに本考案によれば、ヒンジ片16の切欠23以外の
残余の外周部は、上下の支持片25,26から幅方向外
方(第1図の左右方向)に突出しており、そのヒンジ片
16の軸直角断面(第1図の紙面に平行な切断面から見
た断面)が約270°にわたり円弧状に形成されている
ので、テンプル14を拡開した第1図の状態およびその
テンプル14をヒンジピン17の軸線まわりに時計方向
に90度角変位してテンプル14をレンズ枠12に接近
させて折り畳んだ状態においても、そのヒンジ片16の
外周部は、レンズ枠12の外方側(第1図の右方側)で
そのヒンジ片16の支持片25,26から突出した部分
は上述のように円弧状であり、したがつてそのヒンジ片
16に障害物が引掛かつたりすることはなく、安全であ
り、テンプル14を折り畳んだ状態でポケットなどに収
納したとき、ヒンジ片16が布などに引掛かるおそれは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は第1図における連結部材の左側
面図、第4図は第3図のIV−IV断面図、第5図はヒンジ
部材の平面図、第6図は第5図の左側面図、第7図はめ
がね蝶番の分解斜視図、第8図は従来のめがね枠の部分
斜視図である。 11……めがね枠、12……レンズ枠、13……ヨロ
イ、14……テンプル、15……連結部材、16……ヒ
ンジ片、17……ヒンジピン、18……透孔、19,2
0……接合溝、21,22……ヒンジピン孔、23……
切欠

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ枠12の両端部に、レンズ枠12の
    厚み方向に延びるヨロイ13の基端部13bが、固定さ
    れ、 ヨロイ13の先端部13aと、テンプル14の基端部1
    4aとの間に連結部材15が介在され、 頭部17bと、頭部17bよりも小径の軸部17cとを
    有し、軸部17cの先端部におねじ17aが設けられる
    ヒンジピン17を備え、 前記連結部材15は、 レンズ枠12の厚み方向に、ヨロイ13に沿つて細長く
    延び、ヨロイ13の先端部13aの厚みd1の約2倍の
    幅d2を有し、上下に間隔をあけて配置される対を成す
    上下の支持片25,26を有し、 上支持片25は、その長手方向のほぼ中央位置で上方に
    隆起した第1隆起部27を有し、この第1隆起部27に
    は、第1ヒンジピン孔21が形成され、 この第1ヒンジピン孔21は、 ヒンジピン17の頭部17bが嵌まり込む上方に開放し
    た凹所28と、 凹所28に連なり、ヒンジピン17の軸部17cが挿通
    するための凹所28と同一軸線を有しかつ凹所28より
    も小径の挿通孔29とから成り、 下支持片26は、その長手方向のほぼ中央位置で下方に
    隆起した第2隆起部30を有し、この第2隆起部30に
    は、凹所28と同一軸線を有しかつヒンジピン17のお
    ねじ17aが螺合するめねじ孔21aが形成され、 上支持片25の下面31と、下支持片26の上面32と
    は、それらの上下の支持片25,26の長手方向に沿つ
    て平行であり、 上下の各支持片25,26の長手方向両端部で、かつヨ
    ロイ13の先端部13aおよびテンプル14の基端部1
    4aよりもレンズ枠12の外方側で、上支持片25の下
    面31と下支持片26の上面32とを連結してレンズ枠
    12の内方側で2つの接合溝19,20をそれぞれ形成
    する一対の連結片33,34とを有し、 これらの連結片33,34の厚みd3は、ヨロイ13の
    先端部13aおよびテンプル14の基端部14aの厚み
    とほぼ等しく、 上下の各支持片25,26と両連結片33,34とによ
    つて各支持片25,26の幅方向に貫通した透孔18を
    形成し、 透孔18に嵌め込まれる偏平なヒンジ片16を備え、 このヒンジ片16には、ヒンジピン17の軸部17cが
    挿通する第2ヒンジピン孔22がヒンジ片16の厚み方
    向に貫通して形成され、 ヒンジ片16の外周部には、切欠23が設けられ、この
    切欠23は、第2ヒンジピン孔22の軸線を含む仮想平
    面35上の一方面23aと、この一方面23aに直角な
    他方面23bとによって形成され、 ヒンジ片16の切欠23以外の残余の外周部は、上下の
    支持片25,26から幅方向外方に突出し、軸直角断面
    が円弧状に形成され、 ヨロイ13の先端部13aは、一方の前記接合溝19に
    装入されて一方の連結片33の前記一方の接合溝19に
    臨む表面に固定され、 テンプル14の基端部14aはヒンジ片16の切欠23
    の前記一方面23aに固定され、テンプル14の基端部
    14a付近の部分が、他方の前記接合溝20に嵌まり込
    んで他方の連結片34の接合溝20に臨む表面に当接し
    てテンプル14の角変位が制限されることを特徴とする
    めがね蝶番。
JP1988120170U 1988-09-12 1988-09-12 めがね蝶番 Expired - Lifetime JPH0610345Y2 (ja)

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KR101150673B1 (ko) * 2009-12-30 2012-05-25 김사준 안경다리 연결 및 회전장치

Citations (1)

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