JPS5840578A

JPS5840578A - クリ−ニング装置の脱着装置

Info

Publication number: JPS5840578A
Application number: JP56139425A
Authority: JP
Inventors: Nobuyuki Yanagawa; 信之柳川; Shinichi Kamiyama; 神山　信一
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1981-09-04
Filing date: 1981-09-04
Publication date: 1983-03-09
Also published as: DE3232677A1; DE3232677C2; JPH0226233B2; US4451139A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、電子写真複写機、静電記録装置などの静電潜
像担持体上に残留するトナーをクリーニング部材で除去
するクリーニング装置に関するもので、特にクリーニン
グ部材を具備するケーシングを着脱させるクリーニング
装置の脱着装置に関するものである。

例えば、電子写真複写機において、トナー像転写後の感
光体ドラム上には未転写のトナーが残留している。この
残留トナーを除去するのに、ファーブラシ、クリーニン
グブレード、クリーニングローラーの如きクリーニング
部材を、上記感光体ドラムの表面に圧接させる方式が通
常多く用いられている。このようなりリーニング方式で
は、クリーニング部材が感光体ドラム表面に圧接されて
いるのでクリーニング部材の摩耗もあシ、定期的にその
クリーニング部材を新たなものと交換しなければならな
い。勿論、部品の交換以外にメンテナンス等でクリーニ
ング装置の一部を取シ外すこともしばしば行われる。こ
のように、クリーニング装置の一部を取り出すに当って
、クリーニング部材及びそれに関連する他の部材が感光
体ドラム表面と接触したままであれば、それを引き抜く
際に感光体を傷付けてしまう恐れがある。

このために、感光体ドラム表面に接触する全てのクリー
ニング関連部材を−Ｈ感光体ドラムから離間させ、しか
る後にクリーニング装置全体又はその一部分を外部に引
き抜くことが行われていた。

しかしながら、クリーニング装置全体又はその一部を感
光体から離間させるために特別な装置を設けなければな
らず、しかも複雑でかつ高価なものと麿っていた。

本発明は上述の欠点を解消し、静電潜像担持体表面を傷
付けることのない安価で簡単なりリーニング装置の脱着
装置を提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例について添付図面を参照しながら
詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すクリーニング装置の断
面図である。図において、符号１は感光体ドラムを示し
ている。感光体ドラム１は時計方向に回転駆動されてい
る。感光体ドラム１はセレン系感光体を使用しているが
、有機光導電体等地の感光体も使用可能である。感光体
ドラム１は、図示しない静電潜像形成手段によってその
上に静電潜像が形成され、トナーを含む現像剤によって
上記静電潜像が可視像化される。現像後、感光体上のト
ナー像は、転写部において図示し々い給紙装置から給送
された転写紙に静電的に転写される。

転写部にはコロナ放電を行う転写チャージャー２が配設
されている。この転写チャージャー２に隣接して同じく
コロナ放電を行うチャージャー３が配設されている。こ
のチャージャー３は、その開［１部を搬送ベルト４に向
けておシ、絶縁性材料からなる搬送ベルト４の表面に電
荷を付与している。

チャージャー３の上面は、感光体ドラム１の表面から５
分離された転写紙のガイドを兼用している。

分離された転写紙は、上記ガイド面３ａに案内されて搬
送ベルト４に送られる。搬送ベルト４はチャージャー３
によって所定極性に帯電されておシ、転写紙をその表面
に確実に′保持して図示しない定着装置まで搬送する。

転写後、感光体ドラム１の表面には未転写のトナー又は
現像剤が残留している為、次の静電潜像の形成前に上記
残留トナーを確実に除去しなければならない。このため
、転写部の後方にクリーニング装置５が配置されている
。このクリーニング装置５は、本体に固定された固定ケ
ーシング６と、本体とは移動可能に構成された移動ケー
シング７とから構成されている。移動ケーシング７には
、ファーブラシ８、クリーニングブレード９、排出コイ
ル１０が装置されている。ファーブラシ８は時計方向に
回転され、感光体ドラム１上の残留トナーを除去する。

ファーブラシ８に付着したトナーは、移動ケーシング７
の内壁に形成された突起１１とファーブラシ繊維との衝
合によって除去される。感光体ドラム１の移動方向にみ
て、ファーブラシ８の後方にはクリーニングブレード９
が配置されている。クリーニングブレード９は、ポリウ
レタンゴムのような弾性体で構成されてイル。

その先端は感光体ドラム１の表面に圧接されており、基
部は支持体１２を介してブレードホルり−１３に取シ付
けられている。支持体１２とブレードホルダー１３とは
ブレードの長手方向の略中央部で段付ねじ１４によって
固定されている。との段付ねじ１４によって、ブレード
ホルダー１３を軸１３ａのまわりに回転させて、加圧し
たとき、クリーニングブレード９が上記段付ねじ１４を
中心に回動し、感光体ドラム１の表面に、その長手方向
にわたって均一に接触することが可能となる。

また、段付ねじ１４の位置を軸１３ａよりも感光体ドラ
ム１の表面に近づけることにより、クリーニングブレー
ド９が前後に揺動する際の、前後の接触圧の差をより少
なくすることができる。

さて、クリーニング装置５の上部には案内部材１５が形
成されている。即ち、移動ケーシング７０重心位置（図
中Ｇで示す）より上方で、かつそれより感光体ドラム１
より遠ざかった部分に案内部１５が形成されている。こ
の案内部１５は、固定ケーシング６に設けられた溝１６
と、移動ケーゾングに設けられた鉤部１７とで構成され
ている。

鉤部１７は溝１６内に入り込み、移動ケーシング７を図
において手前に引き抜くときのガイドの役目を果してい
る。また、移動ケーシング７全体を、上部鉤部１７で懸
架する。第２図は、クリーニング装置５の正断面図を示
している。

移動ケルシングアの側板１８には、プレードホルダ−１
３の軸１３ａが移動自在に支承されている。

上記軸１３ａの一部に突き出しピン１９が固設されてい
る。側板１８の上部には位置決め用のピン２０が固設さ
れており、その先端は、クリーニング装置５の本体側板
２６に形成された穴２１に挿入されている。排出コイル
１０の回転軸２２は、移動ケーシング７の側板１８に回
転可能−に支承されており、該回転軸２２に歯車２３が
固着され、その先端には位置決め用のピン２４が固設さ
れている。

上記歯車２３の側面にはピン２５が固設されている。こ
の歯車２３のボス部には溝状の立体カムが形成されてお
り、その溝２３ａには、ブレードホルダーの軸１３ａに
固設されたピン１９が入り込むように構成されている。

本体側板２６に取り付けられた支持板２７に、歯車２８
が回転可能に軸支されている。上記歯車２８の中央部に
は位置決め用の穴２８ａが形成されていて、該穴２８ａ
内にピン２４が嵌合するようになっている。上記歯車２
８の側面にはビ／２９が固設されており、対向する歯車
２３のピン２５と係合する関係にある。歯車２８は、図
示しない駆動手段によって回転駆動されており、歯車２
８のピン２９と係合したピン２５により、歯車２３も回
転駆動される。これにより、排出コイル１１が回転させ
られる。一方、歯車２３のボス部の溝２３ａに挿入され
たピン１９は、ボス部の回転に従って、軸１３ａが図に
おいて左右に往復運動を行う。従って、クリーニングブ
レード９も感光体ドラム１の軸方向に往復運動をするこ
とになる。歯車２３は、第１図に示したファープラン８
の歯車（図示せず）とかみ合っている。

クリーニング動作時には、上述したように、歯車２８が
回転され、ファーブラシ８、排出コイル１０が回転する
。クリーニングブレード９は、ファーブラシ８によって
除去されなかったトナーをも完全に除去し、それによっ
て除去されたトナーは下方に落下する。クリーニング装
置内のトナーは、排出コイル１０の回転によってクリー
ニング装置５から外部へ排出される。

ところで、クリーニング装置５の感光体ドラム１と対向
する開口部から、飛散トナーが漏れないように第１図に
示す如く下部先端部にシール部材３０が取シ付けられ、
感光体ドラム１の表面に軽く接触させられてくる。

さて、クリーニング装置のメンテナンス時や各種のクリ
ーニング部品・部材の交換時に、移動ケーシング７が第
１図では手前方向に、第２図では左方に引き抜かれる。

移動ケーシング７は、第２図に示すように２つの位置決
め用のピン２０及び２４によって本体側と係合している
。移動ケーシング７を所定距離だけ引き抜くと、上記ピ
ン２０゜２４と本体側とのそれぞわの係合が外れ、移動
ケーシング７は第１図に示すように案内部１５のみで固
定ケーシングに支持されるようになる。この案内部１５
は既に説明したように、移動ケーシングの重心位置Ｇよ
りも感光体ドラム１より遠ざかった位置にあるので、上
記の状態ではその案内部を中心として、移動ケーシング
７は時計方向に回動するようになる。即ち、移動ケーシ
ング７が感光体ドラム１から遠ざかる方向に移動するの
である。従って、ファーブラシ８、クリーニングツブし
一部９、シール部材３０のように、感光体ドラム１の表
面に接触していたクリーニング関連部材が移動ケーシン
グ７を引き抜く動作に連動して、感光体ドラム１の表面
から離間させられるようになる。そして、移動ケーシン
グ７をさらに引き続いて引き抜くと、移動ケーシング７
は固定ケーシング６の溝１６に案内され、引き出すこと
ができるのである。逆に、引き出された移動ケーシング
７を装着する場合も、移動ケーシング７の鉤部１７を固
定ケーシング６の溝１６に入れ、そのまま押し込み、最
後の段階で移動ケーシング７を反時計方向に回動させつ
つ押し込むと、ピン２０．２４が側板の穴２１及び穴２
８ａにそれぞれ嵌合され、移動ケーシング７を正しい位
置に固定することができる。

以−トのように、本発明によれば、引き出すケーシング
の案内部の位置を、重心位置よシ上方でかつ重心位置よ
り静電潜像担持体より遠ざかった位置に設けることによ
って、静電潜像担持体表面を傷付けることなくケーシン
グを引き出すことができる。しかも、静電潜像担持体と
接触しているクリーニング関連部材をそれから離間させ
る特別な装置も不要ですみ、構成が簡単でかつ安価です
むという利点も有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すクリーニング装置の断
面図、第２図はそのクリーニング装置の正断面図である
。１・・・感光体ドラム（静電潜像担持体）５・・・クリ
ーニング装置　７・・・移動ケーシング８・・・ファー
ブラシ　９・・・クリーニングブレード１３・・・ブレ
ードホルダー　１５・・・案内部２０、２４．２５．２
９・・・ビン　２３．２８・・・歯車Ｇ・・・重心位置
。俤　１　図

Claims

【特許請求の範囲】

静電潜像担持体表面に接触し、その上に残留するトナー
を除去するクリーニング部材と、該クリーニング部材に
よって除去されたトナーを回収するトナー回収部材と、
上記クリーニング部材とトナー回収部材とを具備し、静
電潜像担持体の移動方向と直交する方向に移動可能なケ
ーシングとを有し、上記ケーシングの重心位置よシ上方
でかつそれより静電潜像担持体より遠ざかった部分に上
記ケーシングの案内部を形成すると共に、上記ケーシン
グを上記、案内部を中心に回動可能に支持したことを特
徴とするクリーニング装置の脱着装置。