JPS5840191A - 含砒素・硫酸第１鉄溶液の脱砒処理法 - Google Patents
含砒素・硫酸第１鉄溶液の脱砒処理法Info
- Publication number
- JPS5840191A JPS5840191A JP13925881A JP13925881A JPS5840191A JP S5840191 A JPS5840191 A JP S5840191A JP 13925881 A JP13925881 A JP 13925881A JP 13925881 A JP13925881 A JP 13925881A JP S5840191 A JPS5840191 A JP S5840191A
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- Japan
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- arsenic
- calcium carbonate
- ferrous sulfate
- iron
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は少なくとも砒素と硫酸第１鉄を含む溶液から砒
素を除去し、砒素を含まない鉄殿物を回収して有効に活
用できる・ようにしだ脱砒処理法に関するものである。
素を除去し、砒素を含まない鉄殿物を回収して有効に活
用できる・ようにしだ脱砒処理法に関するものである。
鉱山排水や工場排液等には硫醗鉄を主体としたものが多
く１．その鉄殿物量も極めて多量で、これ２． の有効
利用が望まれているが、これら鉄殿物中には砒素が寥゛
量に含まれている場合が多く、砒素を含まない鉄殿物を
効率良く回収するには技術的にも経済的にも多くの問題
があり、未だ良法は見出されていないのが現状である。
く１．その鉄殿物量も極めて多量で、これ２． の有効
利用が望まれているが、これら鉄殿物中には砒素が寥゛
量に含まれている場合が多く、砒素を含まない鉄殿物を
効率良く回収するには技術的にも経済的にも多くの問題
があり、未だ良法は見出されていないのが現状である。
従来、砒素含有量の少ない鉄殿物を得る公知の方法では
、排水中の硫酸第１鉄のμ０−ｊ′０％をまず硫醗第２
鉄に酸化し、これに炭酸カルシウムを加えて中和し、液
中の砒素を生成鉄沈殿物に共沈させて分離した後、炭酸
カルシウムと反応しない硫酸第１鉄溶液を酸化・中和し
て低砒素鉄殿物を得ていた。しかし、この方法では硫酸
第２鉄がその性質上炭酸カルシウムと急速に反応して沈
殿するので、砒素との共沈効果が悪く、また硫醗第２鉄
はｐＨの高い方が沈殿析出しやすいので、排水中の砒素
を充分除くためには多量の硫醗第２鉄を必要としていた
。
、排水中の硫酸第１鉄のμ０−ｊ′０％をまず硫醗第２
鉄に酸化し、これに炭酸カルシウムを加えて中和し、液
中の砒素を生成鉄沈殿物に共沈させて分離した後、炭酸
カルシウムと反応しない硫酸第１鉄溶液を酸化・中和し
て低砒素鉄殿物を得ていた。しかし、この方法では硫酸
第２鉄がその性質上炭酸カルシウムと急速に反応して沈
殿するので、砒素との共沈効果が悪く、また硫醗第２鉄
はｐＨの高い方が沈殿析出しやすいので、排水中の砒素
を充分除くためには多量の硫醗第２鉄を必要としていた
。
本発明は硫酸第１鉄が炭酸カルシウムとは反応しない性
質を利用したもので、硫醜第１鉄溶液にあらかじめ過剰
の炭酸カルシウムを加えておき、これに曝気を行なうこ
とにより徐々に酸化されて一部が硫酸第２鉄となり、こ
れが直ちに炭醗カルシウムによって中和されて鉄殿物と
なる。このとき、液中の砒素も効率よく鉄殿物に吸着・
共沈するのである。
質を利用したもので、硫醜第１鉄溶液にあらかじめ過剰
の炭酸カルシウムを加えておき、これに曝気を行なうこ
とにより徐々に酸化されて一部が硫酸第２鉄となり、こ
れが直ちに炭醗カルシウムによって中和されて鉄殿物と
なる。このとき、液中の砒素も効率よく鉄殿物に吸着・
共沈するのである。
本発明法によれば、Ｆｅ２＋→Ｆθ３＋への酸化は少し
づつ行なわれ１、生成されて来る硫酸第２鉄は予め添加
された炭酸カルシウムにより中和沈殿し、硫酸第２鉄の
生成とその中和が時を同じくして行なわれるので、中和
反応のｐＨも６．０位にまで高く上げることができるか
ら砒酸塩が沈殿析出しやすく、生成鉄殿物への砒素の吸
着・共沈効果が良い。
づつ行なわれ１、生成されて来る硫酸第２鉄は予め添加
された炭酸カルシウムにより中和沈殿し、硫酸第２鉄の
生成とその中和が時を同じくして行なわれるので、中和
反応のｐＨも６．０位にまで高く上げることができるか
ら砒酸塩が沈殿析出しやすく、生成鉄殿物への砒素の吸
着・共沈効果が良い。
従って、本発明法によれば極めて単純な操作により従来
に比し砒素の除去に要する鉄量が少なくて済み、効率良
く砒素を除去することができるのである。
に比し砒素の除去に要する鉄量が少なくて済み、効率良
く砒素を除去することができるのである。
実施例／
液中鉄濃度ｊ≠ｊ ｆｎ！ｊ／ ｌ ｐ液中砒素濃度３
．６／ｗｉ／ｌの鉱山排水乙ｔに予め／Ｉｔの炭酸カル
シウムを加え、毎分≠ｊ； ｃｃ ／ ｃＡの空気を吹
込んで曝気攪拌した結果を第１表に示す。
．６／ｗｉ／ｌの鉱山排水乙ｔに予め／Ｉｔの炭酸カル
シウムを加え、毎分≠ｊ； ｃｃ ／ ｃＡの空気を吹
込んで曝気攪拌した結果を第１表に示す。
比較例
液中鉄濃度１０７ｒｒ９／ｌ、液中砒素濃度ｊ、３Ａ
ＷＪ／ ｔの鉱山排水６ｔについて曝気を行なった後炭
酸カルシウムを力、える従来法による結果を第２表に示
す。
ＷＪ／ ｔの鉱山排水６ｔについて曝気を行なった後炭
酸カルシウムを力、える従来法による結果を第２表に示
す。
以下余白
実施例λ
実施例／に記載の鉱山排水に硫酸第１鉄と亜砒酸を加え
て鉄濃度ＩＯ乙ｒｍｌ／ｌ、砒素濃度／３Ｊｍｌ／ｌに
調整した後に炭酸カルシウム２３？を加え、毎分１／−
、！；ｃｒ＝／ａ／ｌノ空気を吹込ンテ曝気攪拌した結
果を第３表に示す。
て鉄濃度ＩＯ乙ｒｍｌ／ｌ、砒素濃度／３Ｊｍｌ／ｌに
調整した後に炭酸カルシウム２３？を加え、毎分１／−
、！；ｃｒ＝／ａ／ｌノ空気を吹込ンテ曝気攪拌した結
果を第３表に示す。
以下余白
図は実施例／、２及び前記比較例の液中残留砒素濃度と
沈殿鉄・砒素比の関係グラフを示したもので、このグラ
フ並びに前記各表から判るように本発明法によれば脱砒
後に残留する液中砒素濃度は従来法よりも大巾に低く、
砒素を吸着・共沈する鉄殿物のＦｅ／Ａｓ比も低いので
、砒素除去に要する鉄損失も少なくて済み、次工程にお
ける鉄殿物の回収に際して砒素含有率の極めて少ない高
品質の鉄殿物を得ることができる。
沈殿鉄・砒素比の関係グラフを示したもので、このグラ
フ並びに前記各表から判るように本発明法によれば脱砒
後に残留する液中砒素濃度は従来法よりも大巾に低く、
砒素を吸着・共沈する鉄殿物のＦｅ／Ａｓ比も低いので
、砒素除去に要する鉄損失も少なくて済み、次工程にお
ける鉄殿物の回収に際して砒素含有率の極めて少ない高
品質の鉄殿物を得ることができる。
図は本発明法と従来法による液中残留砒素濃度と沈殿鉄
・砒素比との関係グラフを示したものである。 特許出願人 同和工営株式会社 「ｔ、］ ア１．．． ゆ 賀 −樹
饅獲娶］１０ ２０ ３０ ４０ ５０ ６０ ７０
８０ ９０ １００沈殿Ｆｅ／Ａｓ
・砒素比との関係グラフを示したものである。 特許出願人 同和工営株式会社 「ｔ、］ ア１．．． ゆ 賀 −樹
饅獲娶］１０ ２０ ３０ ４０ ５０ ６０ ７０
８０ ９０ １００沈殿Ｆｅ／Ａｓ
Claims (1)
- 少なくとも砒素と硫酸第１鉄を含む溶液にあらかじめ炭
酸カルシウムを添加し、該溶液を曝気することにより液
中の硫醗第１鉄の一部の酸化と中和を同時に行ない、生
成する殿物に砒素を吸着又は共沈させることを特徴とす
る含砒素・硫酸第７鉄溶液の脱砒処理法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13925881A JPS602916B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 含砒素・硫酸第１鉄溶液の脱砒処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13925881A JPS602916B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 含砒素・硫酸第１鉄溶液の脱砒処理法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5840191A true JPS5840191A (ja) | 1983-03-09 |
| JPS602916B2 JPS602916B2 (ja) | 1985-01-24 |
Family
ID=15241100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13925881A Expired JPS602916B2 (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 含砒素・硫酸第１鉄溶液の脱砒処理法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602916B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63267994A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | 株式会社デンソー | デジタル数値表示制御装置 |
| JPH0677742B2 (ja) * | 1983-03-21 | 1994-10-05 | ユニオン オイル コンパニ− オブ カリフオルニア | 水溶液から重金属を除去する方法 |
| US6406676B1 (en) * | 1999-06-01 | 2002-06-18 | Boliden Mineral Ab | Method of purifying acid leaching solution by precipitation and oxidation |
| JP2012176864A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Unekura Kogyo Kk | ポリ硫酸第二鉄の製造方法 |
| CN103663779A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-03-26 | 苏州丹百利电子材料有限公司 | 安全高效处理砷烷生产中含砷废水的方法 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13925881A patent/JPS602916B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0677742B2 (ja) * | 1983-03-21 | 1994-10-05 | ユニオン オイル コンパニ− オブ カリフオルニア | 水溶液から重金属を除去する方法 |
| JPS63267994A (ja) * | 1987-04-27 | 1988-11-04 | 株式会社デンソー | デジタル数値表示制御装置 |
| US6406676B1 (en) * | 1999-06-01 | 2002-06-18 | Boliden Mineral Ab | Method of purifying acid leaching solution by precipitation and oxidation |
| JP2012176864A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Unekura Kogyo Kk | ポリ硫酸第二鉄の製造方法 |
| CN103663779A (zh) * | 2013-11-19 | 2014-03-26 | 苏州丹百利电子材料有限公司 | 安全高效处理砷烷生产中含砷废水的方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS602916B2 (ja) | 1985-01-24 |
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