JPS5840010Y2 - フイルム包装機の切断刃の安全装置 - Google Patents
フイルム包装機の切断刃の安全装置Info
- Publication number
- JPS5840010Y2 JPS5840010Y2 JP11766380U JP11766380U JPS5840010Y2 JP S5840010 Y2 JPS5840010 Y2 JP S5840010Y2 JP 11766380 U JP11766380 U JP 11766380U JP 11766380 U JP11766380 U JP 11766380U JP S5840010 Y2 JPS5840010 Y2 JP S5840010Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- film
- locking
- cover
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、フィルム包装機の切断刃の安全装置に関し
、特に、フィルムを送出ローラに掛けて装着するために
、装着ローラを取付けた前面板を手前にたおして開口し
た際、完全に装着が終了するまで切断刃のカバーを被せ
た状態に維持し、さらに、フィルムを装着した後、フィ
ルムが所定の状態で引出されるまで切断刃のカバーを施
した状態に維持し、作業者が誤って切断刃に触れて径孔
をすることを防止し得るフィルム包装機の切断刃の安全
装置を提供するものである。
、特に、フィルムを送出ローラに掛けて装着するために
、装着ローラを取付けた前面板を手前にたおして開口し
た際、完全に装着が終了するまで切断刃のカバーを被せ
た状態に維持し、さらに、フィルムを装着した後、フィ
ルムが所定の状態で引出されるまで切断刃のカバーを施
した状態に維持し、作業者が誤って切断刃に触れて径孔
をすることを防止し得るフィルム包装機の切断刃の安全
装置を提供するものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はフィルム包装機の正面図を、第2図は第1図の
A−A断面図を、第3図はそのB−B断面図を示してい
る。
A−A断面図を、第3図はそのB−B断面図を示してい
る。
フィルム包装機の本体1内の後部にはフィルムロールを
載置する2本の支持ローラー2,3が配置され、さらに
、その前方には送出ローラ4が軸支され、その上方に装
着ローラ5が、本体1の前面を開口可能に枢着された前
面板6にアーム6aを介して取付けられている。
載置する2本の支持ローラー2,3が配置され、さらに
、その前方には送出ローラ4が軸支され、その上方に装
着ローラ5が、本体1の前面を開口可能に枢着された前
面板6にアーム6aを介して取付けられている。
この装着ローラ5の斜上方にフィルム引出し用の開口部
が形成され、開口部に対向して本体1内の上方に切断刃
7が固定されている。
が形成され、開口部に対向して本体1内の上方に切断刃
7が固定されている。
8は、切断刃7のカバーであり、軸16により揺動可能
に軸支され、コイルばね17により切断刃7を覆う方向
に付勢され、フィルムを引いて傾ける力を受けて第2図
左方向に傾動する。
に軸支され、コイルばね17により切断刃7を覆う方向
に付勢され、フィルムを引いて傾ける力を受けて第2図
左方向に傾動する。
9は切断刃7のカバー8を、第2図のように、これを覆
った位置に係止する係止部材であり、軸10により本体
1の両側壁に軸支され、コイルばね11により係止方向
に軽く付勢されている。
った位置に係止する係止部材であり、軸10により本体
1の両側壁に軸支され、コイルばね11により係止方向
に軽く付勢されている。
12は係止部材9のカバー8に対する係止動作を解除す
る係止解除部材であって、送出ローラの軸13上に軸支
され、送出ローラ4のフィルムの送出方向への回転に従
動して一定角度だけ第2図の右方向に回動し、係止部材
9を下から持ち上げるように動作する。
る係止解除部材であって、送出ローラの軸13上に軸支
され、送出ローラ4のフィルムの送出方向への回転に従
動して一定角度だけ第2図の右方向に回動し、係止部材
9を下から持ち上げるように動作する。
軸13上に外装されたコイルばね14は係止解除部材1
2を送出ローラ4の側面に押付けるように作用している
。
2を送出ローラ4の側面に押付けるように作用している
。
上記係止部材9及び係止解除部材12は送出ローラ4の
両側に配設されている。
両側に配設されている。
15は、係止部材9のカバー8に対する係止動作中にこ
れをロックするロック部材であって、本体1の前面壁の
上部内面に、2本のピン18と長孔19との係合により
取付けられ、横方向に摺動可能であって、上部にロック
ノブ15 aが取付けられている。
れをロックするロック部材であって、本体1の前面壁の
上部内面に、2本のピン18と長孔19との係合により
取付けられ、横方向に摺動可能であって、上部にロック
ノブ15 aが取付けられている。
20は本体1の前面壁の外側に横方向に摺動可能に取付
けられた前面板6の閉鎖用ノブであり、前面板6の上部
両側に配置され、右側の閉鎖用ノブ20には上記ロック
部材15をロック方向に動かす保合部21が前面壁の内
面に取付けられている。
けられた前面板6の閉鎖用ノブであり、前面板6の上部
両側に配置され、右側の閉鎖用ノブ20には上記ロック
部材15をロック方向に動かす保合部21が前面壁の内
面に取付けられている。
したがって、閉鎖用ノブ20を外側へ摺動させ、前面板
6を開口させた場合、係合部21は第1図の右方向に移
動してロック部材15を右方向に摺動させ、係止部材9
をカバー8の係止状態にロックするように動作する。
6を開口させた場合、係合部21は第1図の右方向に移
動してロック部材15を右方向に摺動させ、係止部材9
をカバー8の係止状態にロックするように動作する。
なお、送出ローラ4はフィルム22の引き出し時にそれ
との摩擦により回動され、係止解除部材12を動かすが
、送出ローラ4を取り去ってその軸13のみを送出バー
として使用し、フィルム22の引出し時に摩擦によって
回動されるように構成してもよい。
との摩擦により回動され、係止解除部材12を動かすが
、送出ローラ4を取り去ってその軸13のみを送出バー
として使用し、フィルム22の引出し時に摩擦によって
回動されるように構成してもよい。
次に、フィルム包装機の動作と共に、切断刃の安全装置
の作用を説明する。
の作用を説明する。
先ず、フィルム22を包装機に装着する場合、閉鎖用ノ
ブ20を外側に向けて摺動させ、前面板6を第4図のよ
うに手前に開く、この状態で保合部21はロック部材1
5を切1図右方向へ摺動させ、カバー8の係止部材9の
上に移動して係止部材9をロックさせ、カバー8が傾動
して刀断刃7が露出することを阻止し、安全を確保する
。
ブ20を外側に向けて摺動させ、前面板6を第4図のよ
うに手前に開く、この状態で保合部21はロック部材1
5を切1図右方向へ摺動させ、カバー8の係止部材9の
上に移動して係止部材9をロックさせ、カバー8が傾動
して刀断刃7が露出することを阻止し、安全を確保する
。
支持ローラ2,3上に載置されたフィルムロールからフ
ィルム22が支持ローラ3を介して引出され、第4図の
ように装着ローラ5の上にフィルム22がのせられ、さ
らに、前面板6が本体1側に嵌めこまれてフィルム22
は装着される。
ィルム22が支持ローラ3を介して引出され、第4図の
ように装着ローラ5の上にフィルム22がのせられ、さ
らに、前面板6が本体1側に嵌めこまれてフィルム22
は装着される。
そして、閉鎖用ノブ20が内側に摺動されて前面板6は
ロックされる。
ロックされる。
しかし、閉鎖用ノブ20の閉鎖方向の摺動に対しロック
部材15は従動せず、係止部材9のロックは継続され、
ロックノブ15 aを持って第1図左方向に動かす操作
によりロック部材15によるロックは解除される。
部材15は従動せず、係止部材9のロックは継続され、
ロックノブ15 aを持って第1図左方向に動かす操作
によりロック部材15によるロックは解除される。
装着ローラ5の本体1内への挿入により送出ローラ4に
掛けられ、本体上部の開口部から露出したフィルム22
の先端がそこから上方へ引き出されると、送出ローラ4
は第5図右方向に回転する。
掛けられ、本体上部の開口部から露出したフィルム22
の先端がそこから上方へ引き出されると、送出ローラ4
は第5図右方向に回転する。
すると、係止解除部材12が送出ローラ4の動きに従動
して一定の角度だけ右方向に回動し、係止部材9を上方
へ持上げて、カバー8の係止を解除する。
して一定の角度だけ右方向に回動し、係止部材9を上方
へ持上げて、カバー8の係止を解除する。
この状態でフィルム22の先を持って後方から前方に引
けば、カバー8はこれに押されて手前に傾動し、切断刃
7が現われてフィルム22に接触し、フィルム22はそ
こから切断される。
けば、カバー8はこれに押されて手前に傾動し、切断刃
7が現われてフィルム22に接触し、フィルム22はそ
こから切断される。
このカバー8の第5図左方向への傾動の際、係止解除部
材12はカバー8に引がれて元の位置に戻され、カバー
8が切断刃7を覆う位置に戻った時、係止部材9はカバ
ー8を再び係止し、切断刃7のカバー8は再びロックさ
れる。
材12はカバー8に引がれて元の位置に戻され、カバー
8が切断刃7を覆う位置に戻った時、係止部材9はカバ
ー8を再び係止し、切断刃7のカバー8は再びロックさ
れる。
このように、切断刃7のカバー8は、先ず、フィルム2
2の装着時に開がないようにロックされ、装着後、フィ
ルム22の引出し操作が行なわれた場合を除き、切断刃
7を覆った状態にロックされ、作業者が誤って切断刃7
に触れることを防止している。
2の装着時に開がないようにロックされ、装着後、フィ
ルム22の引出し操作が行なわれた場合を除き、切断刃
7を覆った状態にロックされ、作業者が誤って切断刃7
に触れることを防止している。
以上のように、この考案に係るフィルム包装機の切断刃
の安全装置によれば、切断刃のカバーを傾動自在に設置
し、カバーが切断刃を覆った状態でカバーを係止する係
止部材を軸支し、フィルムの送出用に本体内に軸支され
た送出ローラに従動して係止部材の係止を解除する係止
解除部材を送出ローラと同軸上に取付け、係止部材の係
止動作をロックするロック部材を本体内に摺動可能に設
け、本体から開口可能な前面板を閉鎖する閉鎖用ノブを
、ロック部材に係合部を介して係合させて構成したから
、切断刃のカバーは、フィルムの装着時も含めてフィル
ムを引出した後以外には係止部材がこれを係止し、カバ
ーが外れることを防止するため、フィルム装着時やその
他の操作の際に誤ってカバーを動かし、切断刃に触れて
手などに径孔をする事故を防止することができる。
の安全装置によれば、切断刃のカバーを傾動自在に設置
し、カバーが切断刃を覆った状態でカバーを係止する係
止部材を軸支し、フィルムの送出用に本体内に軸支され
た送出ローラに従動して係止部材の係止を解除する係止
解除部材を送出ローラと同軸上に取付け、係止部材の係
止動作をロックするロック部材を本体内に摺動可能に設
け、本体から開口可能な前面板を閉鎖する閉鎖用ノブを
、ロック部材に係合部を介して係合させて構成したから
、切断刃のカバーは、フィルムの装着時も含めてフィル
ムを引出した後以外には係止部材がこれを係止し、カバ
ーが外れることを防止するため、フィルム装着時やその
他の操作の際に誤ってカバーを動かし、切断刃に触れて
手などに径孔をする事故を防止することができる。
図はこの考案の実施例を示し、第1図はフィルム包装機
の正面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
2図のB−B断面図、第4図は前面板6を開口した状態
の部分断面図、第5図はフィルムを引出して切断する動
作を示す部分断面図である。 4・・・・・・送出ローラ、6・・・・・・前面板、7
・・・・・・切断刃、8・・・・・・カバー、9・・・
・・・係止部材、12・・・・・・係止解除部材、15
・・・・・・ロック部材、20・・・・・・閉鎖用ノブ
、21・・・・・・係合部。
の正面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は第
2図のB−B断面図、第4図は前面板6を開口した状態
の部分断面図、第5図はフィルムを引出して切断する動
作を示す部分断面図である。 4・・・・・・送出ローラ、6・・・・・・前面板、7
・・・・・・切断刃、8・・・・・・カバー、9・・・
・・・係止部材、12・・・・・・係止解除部材、15
・・・・・・ロック部材、20・・・・・・閉鎖用ノブ
、21・・・・・・係合部。
Claims (1)
- 切断刃のカバーを傾動自在に設置し、該カバーが該切断
刃を覆った状態で該カバーを係止する係止部材を軸支し
、フィルムの送出用に本体内に軸支された送出バー又は
送出ローラに従動して該係止部材の係止を解除する係止
解除部材を該送出ローラと同軸上に取付け、該係止部材
の係止動作をロックするロック部材を本体内に摺動可能
に設けると共に、本体から開口可能な前面板を閉鎖する
閉鎖用ノブを、該ロック部材に保合部を介して係合させ
たことを特徴とするフィルム包装機の切断刃の安全装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11766380U JPS5840010Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | フイルム包装機の切断刃の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11766380U JPS5840010Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | フイルム包装機の切断刃の安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5743210U JPS5743210U (ja) | 1982-03-09 |
JPS5840010Y2 true JPS5840010Y2 (ja) | 1983-09-08 |
Family
ID=29478419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11766380U Expired JPS5840010Y2 (ja) | 1980-08-20 | 1980-08-20 | フイルム包装機の切断刃の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840010Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-20 JP JP11766380U patent/JPS5840010Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5743210U (ja) | 1982-03-09 |
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