JPS5839849A - 3気筒エンジンのバランサ装置 - Google Patents
3気筒エンジンのバランサ装置Info
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- JPS5839849A JPS5839849A JP13691081A JP13691081A JPS5839849A JP S5839849 A JPS5839849 A JP S5839849A JP 13691081 A JP13691081 A JP 13691081A JP 13691081 A JP13691081 A JP 13691081A JP S5839849 A JPS5839849 A JP S5839849A
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- Japan
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- cylinder
- balancer
- crankshaft
- mass
- engine
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/22—Compensation of inertia forces
- F16F15/26—Compensation of inertia forces of crankshaft systems using solid masses, other than the ordinary pistons, moving with the system, i.e. masses connected through a kinematic mechanism or gear system
- F16F15/264—Rotating balancer shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B2075/1804—Number of cylinders
- F02B2075/1812—Number of cylinders three
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
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- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動車用3気筒エンジンにおいて、クランク
軸自体にカウンタウェイトを設け、更にクランク軸に対
し同じ速度で逆方向に回転するバランサ軸を設けて、各
気筒の往復及び回転質量による1次の慣性力とX軸回り
の1次の慣性偶力を釣合わせ、加えてクランク軸の長手
方向の1次の慣性偶力をも釣合わせたバランサ装置に関
するものである。
軸自体にカウンタウェイトを設け、更にクランク軸に対
し同じ速度で逆方向に回転するバランサ軸を設けて、各
気筒の往復及び回転質量による1次の慣性力とX軸回り
の1次の慣性偶力を釣合わせ、加えてクランク軸の長手
方向の1次の慣性偶力をも釣合わせたバランサ装置に関
するものである。
各気筒においては往復質量と回転質量による慣性力があ
り、回転質量による慣性力はクランク腕と反対側にカウ
ンタウェイトを段重)ることにより全部釣合わせること
がで゛き、往複質量による慣性力は回転質量による場合
と同じ位置でハーフバランスさせ、残りの部分をクラン
ク軸と同じ速度で逆方向に回転するバランサ軸で釣合わ
せることができる。ところで3気筒エンジンの場合は上
述のようにして各気筒毎の慣性力は釣合い、同時にX軸
回りの慣性偶力も釣合っていてら、長手り向の慣性偶力
が生じ、この慣性偶力を釣合い除去するため、従来例え
ば特開昭55−6035号公報の如くクランク軸のカウ
ンタウェイトを特定の分離構造にしたもの、または特公
昭54−2333号公報の如くクランク軸系の慣性偶力
とは大きさが同じで逆方向の慣性偶力をバランサ軸に発
生させて相殺するものがある。
り、回転質量による慣性力はクランク腕と反対側にカウ
ンタウェイトを段重)ることにより全部釣合わせること
がで゛き、往複質量による慣性力は回転質量による場合
と同じ位置でハーフバランスさせ、残りの部分をクラン
ク軸と同じ速度で逆方向に回転するバランサ軸で釣合わ
せることができる。ところで3気筒エンジンの場合は上
述のようにして各気筒毎の慣性力は釣合い、同時にX軸
回りの慣性偶力も釣合っていてら、長手り向の慣性偶力
が生じ、この慣性偶力を釣合い除去するため、従来例え
ば特開昭55−6035号公報の如くクランク軸のカウ
ンタウェイトを特定の分離構造にしたもの、または特公
昭54−2333号公報の如くクランク軸系の慣性偶力
とは大きさが同じで逆方向の慣性偶力をバランサ軸に発
生させて相殺するものがある。
−以上は3気筒エンジンで一般に言われている慣性力及
び慣性偶力の釣合に関するものである。即ち3気筒の如
き奇数気筒のエンジンでは、中間の第2気筒を中心にし
てその左右両側に第1及び第3気筒の慣性力が点対称的
に作用しているので、これによるクランク軸長手方向の
慣性偶力を考慮しなければならず、これがエンジンの振
動に与える影響も大きい。一方、この慣性力による振れ
回りの長手偏力はバランサ軸のバランサで釣合わすこと
ができるが、この場合に偶力が一定でもバランリー相互
の距離に応じてその質量を変えることができるので、バ
ランサの取付位置を特定することにより、バランサ軸自
体の構造、設計自由度、クランク軸に対する配置関係等
において非常に有利になる。
び慣性偶力の釣合に関するものである。即ち3気筒の如
き奇数気筒のエンジンでは、中間の第2気筒を中心にし
てその左右両側に第1及び第3気筒の慣性力が点対称的
に作用しているので、これによるクランク軸長手方向の
慣性偶力を考慮しなければならず、これがエンジンの振
動に与える影響も大きい。一方、この慣性力による振れ
回りの長手偏力はバランサ軸のバランサで釣合わすこと
ができるが、この場合に偶力が一定でもバランリー相互
の距離に応じてその質量を変えることができるので、バ
ランサの取付位置を特定することにより、バランサ軸自
体の構造、設計自由度、クランク軸に対する配置関係等
において非常に有利になる。
本発明はこのような事情に鑑み、クランク軸のカウンタ
ウェイトとバランサ軸のバランサにより慣性力及び慣性
偶力に対する釣合いを達成し、且つバランサ軸をクラン
ク軸側に近づけると共にその@鎗小型化、更には軸受支
持に有利でバランサ軸がオイル中につかる際の不都合を
防ぎ得るようにした3気筒エンジンのバランサ装置を提
供することを目的とする。
ウェイトとバランサ軸のバランサにより慣性力及び慣性
偶力に対する釣合いを達成し、且つバランサ軸をクラン
ク軸側に近づけると共にその@鎗小型化、更には軸受支
持に有利でバランサ軸がオイル中につかる際の不都合を
防ぎ得るようにした3気筒エンジンのバランサ装置を提
供することを目的とする。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。まず第1図において1気筒当りのバランス系につ
いて説明すると、図において符号1はクランク軸、2は
順次120°の等間隔に配置されるクランク腕、3はク
ランクピン、4はコンロッド、5はピストンであり、ク
ランク腕2のクランクピン3と反対側延長線上に回転v
4量による慣性力の全部と、往復質量による慣性力をハ
ーフバランスさせるカウンタウェイト6を設置プる。ま
た、クランク軸1に対し同じ速度で逆方向に回転するバ
ランサ軸7を1本設け、往復質量による慣性力の残りの
部分をハーフバランスさせるバランサ8を設ける。そし
て図のようにクランク腕2が2軸上部からθ右回り位置
した場合に、バランサ軸1のバランサ8は7軸下部から
向じθだけ左回りに位置するように設ける。ここで、往
復部分の慣性質量をlp、説明を判り易くするため回転
部分のクランクピン3における′等価の慣性質量を−G
とすると、クランク軸側のカウンタウェイト6の質量は
往復質量1pに対してはハーフバランスさせれば良いの
で−p/2、回転質層−〇に対してはクランク軸1と同
方向に回転するのでその全部をバランスすることができ
てICになり、合計すると(−p/2)+ICとなる。
する。まず第1図において1気筒当りのバランス系につ
いて説明すると、図において符号1はクランク軸、2は
順次120°の等間隔に配置されるクランク腕、3はク
ランクピン、4はコンロッド、5はピストンであり、ク
ランク腕2のクランクピン3と反対側延長線上に回転v
4量による慣性力の全部と、往復質量による慣性力をハ
ーフバランスさせるカウンタウェイト6を設置プる。ま
た、クランク軸1に対し同じ速度で逆方向に回転するバ
ランサ軸7を1本設け、往復質量による慣性力の残りの
部分をハーフバランスさせるバランサ8を設ける。そし
て図のようにクランク腕2が2軸上部からθ右回り位置
した場合に、バランサ軸1のバランサ8は7軸下部から
向じθだけ左回りに位置するように設ける。ここで、往
復部分の慣性質量をlp、説明を判り易くするため回転
部分のクランクピン3における′等価の慣性質量を−G
とすると、クランク軸側のカウンタウェイト6の質量は
往復質量1pに対してはハーフバランスさせれば良いの
で−p/2、回転質層−〇に対してはクランク軸1と同
方向に回転するのでその全部をバランスすることができ
てICになり、合計すると(−p/2)+ICとなる。
また、バランサ軸側のバランサ8の質量は上記往復質量
の残りになって■p/2となる。
の残りになって■p/2となる。
こうすることで、往復部分及び回転部分のZ。
Y方向の慣性力はいずれも釣合うことになる。従って3
気筒エンジンにおいては各気筒相当位置にそれぞれ上記
各質量のカウンタウェイト6、バランサ8を付けるとす
ると、この場合にクランク軸側のカウンタウェイト合計
質層は3 ((sp/2 )+SC)に、バランサ軸側
のバランサ合計質量は(3/2 ) apとなる。
気筒エンジンにおいては各気筒相当位置にそれぞれ上記
各質量のカウンタウェイト6、バランサ8を付けるとす
ると、この場合にクランク軸側のカウンタウェイト合計
質層は3 ((sp/2 )+SC)に、バランサ軸側
のバランサ合計質量は(3/2 ) apとなる。
次いで3気筒エンジンにおいて往復部分の質量5−
による釣合いについて第2図により説明すると、図にお
いて第1ないし第3気筒をVフィクスaないしCで示し
てあり、また第2気筒が上死点にあって、第1気筒はそ
れから240°回転位置し、第3気筒は120°回転位
置した状態になっている。
いて第1ないし第3気筒をVフィクスaないしCで示し
てあり、また第2気筒が上死点にあって、第1気筒はそ
れから240°回転位置し、第3気筒は120°回転位
置した状態になっている。
そこでこの状態からθだけ動いた場合の、第1気筒の起
振力Fl)1、第2気筒の起振力Fl)2、第3気筒の
起振力Fp3は次のようになる。
振力Fl)1、第2気筒の起振力Fl)2、第3気筒の
起振力Fp3は次のようになる。
Fpl=llpr O2CO8(θ+240)Fρ2−
epr O2CO3θ Fp3= sprω2cos(θ+120)そこで全体
の慣性力は、 F D1+ F l)2+ F p3= 0で釣合って
いる。
epr O2CO3θ Fp3= sprω2cos(θ+120)そこで全体
の慣性力は、 F D1+ F l)2+ F p3= 0で釣合って
いる。
またクランク軸長手方向の慣性偶力は、−膜性を持たせ
るため第1気筒から成る距離Sだけ離れた点Pからみる
ことにυ、各気筒のピッチを[とすると、 Fpl・S+Fp2(S+1−)+−Fp3(S+21
)で示される。
るため第1気筒から成る距離Sだけ離れた点Pからみる
ことにυ、各気筒のピッチを[とすると、 Fpl・S+Fp2(S+1−)+−Fp3(S+21
)で示される。
6一
即ち、
Fpl・S+Fp2(S+L)+Fp3(S+2 L)
−−ITspr oo2 Lsin θ−−−(
1)となって、2方向i重である往復質量によりY軸周
りの長手偏力が生じる。
−−ITspr oo2 Lsin θ−−−(
1)となって、2方向i重である往復質量によりY軸周
りの長手偏力が生じる。
第3図において各気筒毎にハーフバランスきせるカウン
タウェイト6a、 6b、 6cの質量による釣合いに
ついて説明すると、第2図同様に第2気筒がF死点の場
合が示してあり、このとき各気筒のカウンタウェイト6
a、 6b、 6cはクランク腕2a、 2b。
タウェイト6a、 6b、 6cの質量による釣合いに
ついて説明すると、第2図同様に第2気筒がF死点の場
合が示してあり、このとき各気筒のカウンタウェイト6
a、 6b、 6cはクランク腕2a、 2b。
2Cに対し18G’位相が進んだ位1にある。そこでこ
の状態からθだけ動いた場合の2方向では、各カウンタ
ウェイト質量による力Frec1、FreC2、Fre
c3が次のようになる。
の状態からθだけ動いた場合の2方向では、各カウンタ
ウェイト質量による力Frec1、FreC2、Fre
c3が次のようになる。
Frecl= (−p/2 ) r ω2
cos (θ +240 +180 )F re
c2−(sp/2 ) r oo2 co、s (θ
+180)Frec3− (sp/2 ) r
(1320oS (θ +120 + 180 )
従って、2方向の慣性力は、 F real + Frec2+ F rec3= 0
となって釣合う。
cos (θ +240 +180 )F re
c2−(sp/2 ) r oo2 co、s (θ
+180)Frec3− (sp/2 ) r
(1320oS (θ +120 + 180 )
従って、2方向の慣性力は、 F real + Frec2+ F rec3= 0
となって釣合う。
一方、このようなZ方向の力による長手方向の慣性偶力
は上述と同様に求めると、 Frecl−S+Frec2(S+L、) +Frec
3(S+2L) = (Jj/2 ) apr co21. sinθ−
−−(2a)となって、同様にY軸周りの長手偏力を生
じる。
は上述と同様に求めると、 Frecl−S+Frec2(S+L、) +Frec
3(S+2L) = (Jj/2 ) apr co21. sinθ−
−−(2a)となって、同様にY軸周りの長手偏力を生
じる。
また、カウンタウェイト6a、 6b、 6cはZ方向
のみならずY方向の成分も有し、このY方向については
慣性力は釣合い、Y方向の力による長手方向の慣性偶力
は次のようになる。
のみならずY方向の成分も有し、このY方向については
慣性力は釣合い、Y方向の力による長手方向の慣性偶力
は次のようになる。
−(Jj/2 ) ipr ω2 L CO5θ−−−
(2b)即ち、Y方向の力によるZ軸周りの長手偏力を
生じることになる。
(2b)即ち、Y方向の力によるZ軸周りの長手偏力を
生じることになる。
以上、クランク軸側のカウンタウェイト6aないし6C
により生じる長手方向の慣性偶力は、Z方向によるY軸
周りと、Y方向によるZ輪周りに生じ、両者を合成した
ものは次のようになる。
により生じる長手方向の慣性偶力は、Z方向によるY軸
周りと、Y方向によるZ輪周りに生じ、両者を合成した
ものは次のようになる。
(J’j/2 ) spr oo2 L sinθ−(
J9/2)apr×ω2LCO8θ = (IN/2 ) iprω2 L (sinθ−
cosθ)・ ・ ・(3) ところで、上述のクランク軸側のカウンタウェイトは各
気筒毎に設ける外に、中央の第2気筒を除きその両側の
第1及び第3気四に分離集合して設置ノることも可能で
あり、この場合について第4図により説明する。途中の
経過は省略して結果を述べると、第1及び第3気筒のカ
ウンタウェイト側、6ごは、(Jj/2 ) (−p
/2 )の質量で、第1気筒のカウンタウェイト側は、
クランク腕2aより180゛位相が進んだ位置より、更
に30°位相が進んだ位置であり、第3気筒のカウンタ
ウェイト6σはクランク腕2Cより 180゛位相が進
んだ位置より30°位相が遅れた位置に設けられる。即
ち両カウンタウェイトu、6σはクランク軸1に対し
180゜反対方向で、且つ中央のクランク腕2bに対し
て直角となる位置である。
J9/2)apr×ω2LCO8θ = (IN/2 ) iprω2 L (sinθ−
cosθ)・ ・ ・(3) ところで、上述のクランク軸側のカウンタウェイトは各
気筒毎に設ける外に、中央の第2気筒を除きその両側の
第1及び第3気四に分離集合して設置ノることも可能で
あり、この場合について第4図により説明する。途中の
経過は省略して結果を述べると、第1及び第3気筒のカ
ウンタウェイト側、6ごは、(Jj/2 ) (−p
/2 )の質量で、第1気筒のカウンタウェイト側は、
クランク腕2aより180゛位相が進んだ位置より、更
に30°位相が進んだ位置であり、第3気筒のカウンタ
ウェイト6σはクランク腕2Cより 180゛位相が進
んだ位置より30°位相が遅れた位置に設けられる。即
ち両カウンタウェイトu、6σはクランク軸1に対し
180゜反対方向で、且つ中央のクランク腕2bに対し
て直角となる位置である。
この場合についても図の状態からθだけ動いたときの2
方向の各カウンタウェイト質量による力F recl’
、 Frec3’は、Frec1’ = (Jr/2
) (It)/2 ) r ω29− xcos(θ+240 +180 +30)Fre
c3’ = [j/2 ) (mp/2 )
r oo2xcos(θ+120 +180−3
0)となって、2方向慣性力は、 F rec1’ + Frec3’ = 0となり、当
然釣合う。
方向の各カウンタウェイト質量による力F recl’
、 Frec3’は、Frec1’ = (Jr/2
) (It)/2 ) r ω29− xcos(θ+240 +180 +30)Fre
c3’ = [j/2 ) (mp/2 )
r oo2xcos(θ+120 +180−3
0)となって、2方向慣性力は、 F rec1’ + Frec3’ = 0となり、当
然釣合う。
次いでこのZ方向の力による長手方向慣性偶力は、
Frecl’ @S+Frec3’ (S+2 1
>= (ffi/2 ) spr oa2 L
sin θとなって、(2a)式と一致する。
>= (ffi/2 ) spr oa2 L
sin θとなって、(2a)式と一致する。
Y方向でも慣性力は釣合い、Y方向の力による長手方向
慣性偏力は(2b)式と一致する。
慣性偏力は(2b)式と一致する。
このことから、クランク軸側のカウンタウェイトは各気
筒毎に1iIWJ′っ炭量」るか、まlこは第1゜第3
気筒にのみ1個ずつ設けても結果的に慣性力は釣合い、
長手方向の慣性偶力が同じになることが理解される。
筒毎に1iIWJ′っ炭量」るか、まlこは第1゜第3
気筒にのみ1個ずつ設けても結果的に慣性力は釣合い、
長手方向の慣性偶力が同じになることが理解される。
以上、クランク軸における往復質量及びカウンタウェイ
トによる慣性力の釣合い、長手方向慣性10− 偶力、即ち振れ回りについて説明したが、ここで〔1)
式及び(3)式の長手偏力が残ることになり、これを合
成すると、 −Jjg+pr ω2 L sin θ + (
Jj/2 ) −pr oo2XL(sinθ−
cosθ) = −(J’j/2 ) g+pr ω2 L
(sin θ +cos θ )・・・(4 となる。そこで、このような長手偏力をバランサ軸側で
釣合わせることについて第5図により説明する。まず、
バランサ軸1においても各気筒に対応したバランサ8a
、 ab、 8cでハーフバランスさせるとすると、各
バランサ8aないし8Gの質量はクランク軸側往復質量
に対して−p/2である。また、図のように第2気筒が
上死点の場合にその第2気筒相当のバランサ8bは反対
の下死点側の位置にあり、第1気筒相当のバランサ8a
は、左Uす240°位相が進んだ位置から更に180°
ずれた位置に、第3気筒相当のバランサ8Cは左回り
120°の位置から更に180°位相が進んだ位置にあ
る。
トによる慣性力の釣合い、長手方向慣性10− 偶力、即ち振れ回りについて説明したが、ここで〔1)
式及び(3)式の長手偏力が残ることになり、これを合
成すると、 −Jjg+pr ω2 L sin θ + (
Jj/2 ) −pr oo2XL(sinθ−
cosθ) = −(J’j/2 ) g+pr ω2 L
(sin θ +cos θ )・・・(4 となる。そこで、このような長手偏力をバランサ軸側で
釣合わせることについて第5図により説明する。まず、
バランサ軸1においても各気筒に対応したバランサ8a
、 ab、 8cでハーフバランスさせるとすると、各
バランサ8aないし8Gの質量はクランク軸側往復質量
に対して−p/2である。また、図のように第2気筒が
上死点の場合にその第2気筒相当のバランサ8bは反対
の下死点側の位置にあり、第1気筒相当のバランサ8a
は、左Uす240°位相が進んだ位置から更に180°
ずれた位置に、第3気筒相当のバランサ8Cは左回り
120°の位置から更に180°位相が進んだ位置にあ
る。
そこでこの状態からθだけ動い°た場合の2方向の力F
reci 、 F reC2,F rec3は、F
recl= (IE+/2 ) r oo2 cos
(θ+240 +180 )Frec2= (mp
/2 ) r (132cos (θ +18
0 )Frec3= (II)/2 ) r oo2
cos (θ+120 +180 )となって、2方
向慣性力は釣合い、このZ方向の力によるY軸周りの長
手偏力は、 (J”j/2 ) mpr ω2 Lsinθ−−−(
2a’)また、Y方向ではクランク軸と逆方向に回るた
め極性が負になるが、同様にして慣性力は釣合い、この
Y方向の力によるZ軸周りの長手偏力は、(Jj/2
)訃「ω2l−cosθ・・・(2b’ )従ってバラ
ンサ軸側のバランυ8aないし8Cにより生じる長手方
向の慣性偶力も、Z方向によるY軸周りと、Y方向によ
る7輪周りとに生じ、その合成したものは上記(2a’
)式と(2b’)式により次のようになる。
reci 、 F reC2,F rec3は、F
recl= (IE+/2 ) r oo2 cos
(θ+240 +180 )Frec2= (mp
/2 ) r (132cos (θ +18
0 )Frec3= (II)/2 ) r oo2
cos (θ+120 +180 )となって、2方
向慣性力は釣合い、このZ方向の力によるY軸周りの長
手偏力は、 (J”j/2 ) mpr ω2 Lsinθ−−−(
2a’)また、Y方向ではクランク軸と逆方向に回るた
め極性が負になるが、同様にして慣性力は釣合い、この
Y方向の力によるZ軸周りの長手偏力は、(Jj/2
)訃「ω2l−cosθ・・・(2b’ )従ってバラ
ンサ軸側のバランυ8aないし8Cにより生じる長手方
向の慣性偶力も、Z方向によるY軸周りと、Y方向によ
る7輪周りとに生じ、その合成したものは上記(2a’
)式と(2b’)式により次のようになる。
(Jj/2 ) iprω2L(sinO十COSθ)
・・・(4′) ところでこのバランサ軸側のバランサもクランク軸側の
第4図同様に分離集合することが可能であり、この場合
について第6図により説明すると、第1気筒相当のバラ
ンサ餌及び第3気筒相当のノくランサ配の質II u
mp/ 2に5/2を乗じたものであり、第1気筒相当
のものは更に30°位相を進めて位置し、第3気筒相当
のものは逆に30°位相が遅れて位置する。これにより
第5図のものと同じ結果になって、それに置き変えるこ
とができるのである。
・・・(4′) ところでこのバランサ軸側のバランサもクランク軸側の
第4図同様に分離集合することが可能であり、この場合
について第6図により説明すると、第1気筒相当のバラ
ンサ餌及び第3気筒相当のノくランサ配の質II u
mp/ 2に5/2を乗じたものであり、第1気筒相当
のものは更に30°位相を進めて位置し、第3気筒相当
のものは逆に30°位相が遅れて位置する。これにより
第5図のものと同じ結果になって、それに置き変えるこ
とができるのである。
以上、バランサ軸側のバランサによる慣性力の釣合い、
及び長手方向の慣性偶力につ(1ての説明であり、この
結果が式(4′)である。そこで、この式(4′ )を
先の式(噂と合成すると零になり、このことからクラン
ク軸側に生じた往復質量及びそれをハーフバランスさせ
るカウンタウェイトの質量による長手方向の慣性偶力が
バランサ軸側のバランサで釣合うことになる。
及び長手方向の慣性偶力につ(1ての説明であり、この
結果が式(4′)である。そこで、この式(4′ )を
先の式(噂と合成すると零になり、このことからクラン
ク軸側に生じた往復質量及びそれをハーフバランスさせ
るカウンタウェイトの質量による長手方向の慣性偶力が
バランサ軸側のバランサで釣合うことになる。
続いて3気筒エンジンの回転部分の置部による釣合いに
ついて説明すると、その構成は第2図と同じであり、θ
だけ動いた位(r−の第1なし)し第3気筒に働く力、
Fc1. Fc2. Fc3は次のように13− なる。
ついて説明すると、その構成は第2図と同じであり、θ
だけ動いた位(r−の第1なし)し第3気筒に働く力、
Fc1. Fc2. Fc3は次のように13− なる。
Fc1=−鶴crω2 cos (θv240>Fc
2 =−ecr ω2 cosθ Fc3=scr ω2 cos (’/9 +120
)これにより回転質量によるY軸周りの長手偏力が
、−mmcr ω2 1.sin θ −−−
(5a)Z軸周りの長手偏力が、 Jjacr (c)2L008θ −−−(5b)にな
って、同様に2方向によるY@周りと、Y方向によるZ
軸周りに生じることになり、合成すると次のようになる
。
2 =−ecr ω2 cosθ Fc3=scr ω2 cos (’/9 +120
)これにより回転質量によるY軸周りの長手偏力が
、−mmcr ω2 1.sin θ −−−
(5a)Z軸周りの長手偏力が、 Jjacr (c)2L008θ −−−(5b)にな
って、同様に2方向によるY@周りと、Y方向によるZ
軸周りに生じることになり、合成すると次のようになる
。
mm scr ω2 L (sin θ −c
os θ )−−−(6)次いで、この回転質量を各
気筒毎に1 =1でバランスさせるカウンタウェイト6
aないし6Cの質量による釣合いについて説明すると、
第3図の構成と同じであり、各カウンタウェイト置数に
よる力、F rotl、 F rot2. F rot
3&よ次のようになる。
os θ )−−−(6)次いで、この回転質量を各
気筒毎に1 =1でバランスさせるカウンタウェイト6
aないし6Cの質量による釣合いについて説明すると、
第3図の構成と同じであり、各カウンタウェイト置数に
よる力、F rotl、 F rot2. F rot
3&よ次のようになる。
Frot1=scr ω2 cos (θ −ト
240 + 180 )Frot2=scr ω
2 cos (θ+180)Frot3 mmcr
ω2 cos (θ+120 +180 )14− これにより、2方向によるY軸周りの長手偏力が、藷m
cr ω2 Lsinθ −−−(7a)Y方向によ
るZ軸周りの長手偶力が、 −m scrω2Lcosθ Φ・争〈1b)になり
、両者を合成した振れ回りが次のようになる。
240 + 180 )Frot2=scr ω
2 cos (θ+180)Frot3 mmcr
ω2 cos (θ+120 +180 )14− これにより、2方向によるY軸周りの長手偏力が、藷m
cr ω2 Lsinθ −−−(7a)Y方向によ
るZ軸周りの長手偶力が、 −m scrω2Lcosθ Φ・争〈1b)になり
、両者を合成した振れ回りが次のようになる。
marcr tl)2 L (sin θ −
COS θ ) −−(8)ところでかかる回転質
量による場合も第4図に示す如く、質量を―Cに(J’
j/2 )を乗じ、30°位相を進ませまたは遅らせる
ことにより第1気筒と第3気筒にカウンタウェイトを分
離集中することが可能である。
COS θ ) −−(8)ところでかかる回転質
量による場合も第4図に示す如く、質量を―Cに(J’
j/2 )を乗じ、30°位相を進ませまたは遅らせる
ことにより第1気筒と第3気筒にカウンタウェイトを分
離集中することが可能である。
かくして回転質量に関しては(6)式のY軸及びZ軸回
りの合成振れ回り長手偶力が、カウンタウェイトによる
(8)式の同様の長手偏力と合成することにより零にな
って、2者が釣合うことになる。
りの合成振れ回り長手偶力が、カウンタウェイトによる
(8)式の同様の長手偏力と合成することにより零にな
って、2者が釣合うことになる。
本発明はこのよう−な技術思想に立脚するもので、第7
図によりその具体的な実施例について説明すると、上述
の説明から明らかなように、エンジンについては、各気
筒毎に往復部分と回転部分の質つこの2種の質量に対す
る釣合いを図る場合もそれぞれ各気筒毎と、第1及び第
3気筒側に分離集中するものとがある。従ってこのよう
な2種の質―を一緒にまとめ且つ一種類の釣合い法で解
決することも可能であるが、各質量毎に分は且つそれぞ
れ異なる釣合い法を用いる方が好ましい場合がある。
図によりその具体的な実施例について説明すると、上述
の説明から明らかなように、エンジンについては、各気
筒毎に往復部分と回転部分の質つこの2種の質量に対す
る釣合いを図る場合もそれぞれ各気筒毎と、第1及び第
3気筒側に分離集中するものとがある。従ってこのよう
な2種の質―を一緒にまとめ且つ一種類の釣合い法で解
決することも可能であるが、各質量毎に分は且つそれぞ
れ異なる釣合い法を用いる方が好ましい場合がある。
そこで、クランク軸1ではまず各気筒毎に往復部分の質
量に対するカウンタウェイト6a−1と6a−2゜61
)−i トロb−216cm1と60−2がそれぞれの
クランク腕のクランクピンと反対側で第3図の如く設け
られる。次いで往復部分の質量に対(るものとして、第
4図の如く第2気筒を除く第1及び第3気筒の2個所に
カウンタウェイトd−1とu−2,・6σ−1と6ご−
2が同様に設けである。また、バランサ軸1では上述の
ようにクランク軸1で回転部分の質量に関しては分離し
て釣合いが図られているので、不釣合いな往復部分の質
量によるもののみを釣合わせるためのバランリ8a、
8b、 8cが、第5図の如く第1、第2及び第3気筒
のすべての気同相当部で、特に第1及び第3気筒側では
クランク軸軸受相当部の個所に軸受兼用にして設けであ
る。
量に対するカウンタウェイト6a−1と6a−2゜61
)−i トロb−216cm1と60−2がそれぞれの
クランク腕のクランクピンと反対側で第3図の如く設け
られる。次いで往復部分の質量に対(るものとして、第
4図の如く第2気筒を除く第1及び第3気筒の2個所に
カウンタウェイトd−1とu−2,・6σ−1と6ご−
2が同様に設けである。また、バランサ軸1では上述の
ようにクランク軸1で回転部分の質量に関しては分離し
て釣合いが図られているので、不釣合いな往復部分の質
量によるもののみを釣合わせるためのバランリ8a、
8b、 8cが、第5図の如く第1、第2及び第3気筒
のすべての気同相当部で、特に第1及び第3気筒側では
クランク軸軸受相当部の個所に軸受兼用にして設けであ
る。
かかる構成において、クランク軸側の釣合いを考えるに
、回転部分の質量に対するカウンタウェイトば−1と6
f−2,sσ−1と6σ−2については、2個所に分離
集中するものであるから各気筒側の質−を−Cに(月/
2)を乗じ、30@位相調整すれ、ば良く、各気筒のピ
ッチを第2図同様にLとすると、長手偏力に対しては、 5c(Jj/2 ) X2 L =JjmcLを発生
させれば良い。
、回転部分の質量に対するカウンタウェイトば−1と6
f−2,sσ−1と6σ−2については、2個所に分離
集中するものであるから各気筒側の質−を−Cに(月/
2)を乗じ、30@位相調整すれ、ば良く、各気筒のピ
ッチを第2図同様にLとすると、長手偏力に対しては、 5c(Jj/2 ) X2 L =JjmcLを発生
させれば良い。
従って、カウンタウェイトm−1,m−2の合成質―を
Mca’、カウンタウェイトec’−1,eご−2の合
成。
Mca’、カウンタウェイトec’−1,eご−2の合
成。
質−をM CC’ とすると、クランク軸1上の慣性力
の釣合いを考慮して、M ca’ = M cc’を保
持する。
の釣合いを考慮して、M ca’ = M cc’を保
持する。
またカウンタウェイト側−1とば−2のY軸に対する合
成重6位−をL+X’、カウンタウェイト6ご−1とs
c’−2のY軸に対する合成重心位置をc+y’ とす
ると、 17− Mca’ (L + X’ + L + y’
) =J’jicLを満たせば良いので、次の一
般式になる。
成重6位−をL+X’、カウンタウェイト6ご−1とs
c’−2のY軸に対する合成重心位置をc+y’ とす
ると、 17− Mca’ (L + X’ + L + y’
) =J’jicLを満たせば良いので、次の一
般式になる。
Mca’ =Mcc’ =JjmcL/
(2L+ x’ ト y’ )・・・
(9a) 次いで往復部分の質−に対するカウンタウェイト6a−
1と6a−2,6b−1と5b−a 、 6G−、と6
C−2については、それぞれの合成質量をMca、 M
cb、 1ylccとすると、クランク軸上の慣性力の
釣合いを考處して、M ca= M cb = M c
cを保持する。また、第2気筒のカウンタウェイト6b
−1と6b−2の合成重心位置に対するWA1気筒のカ
ウンタウェイト68−1と68−2の合成重心位置を[
+X、第3気筒のカウンタウェイト6C−1と60−2
の合成重心位置をt−l−yとすると、Mca(L +
X ) =Mcc(L+y )により、x= yを保持
する。
(2L+ x’ ト y’ )・・・
(9a) 次いで往復部分の質−に対するカウンタウェイト6a−
1と6a−2,6b−1と5b−a 、 6G−、と6
C−2については、それぞれの合成質量をMca、 M
cb、 1ylccとすると、クランク軸上の慣性力の
釣合いを考處して、M ca= M cb = M c
cを保持する。また、第2気筒のカウンタウェイト6b
−1と6b−2の合成重心位置に対するWA1気筒のカ
ウンタウェイト68−1と68−2の合成重心位置を[
+X、第3気筒のカウンタウェイト6C−1と60−2
の合成重心位置をt−l−yとすると、Mca(L +
X ) =Mcc(L+y )により、x= yを保持
する。
そして、長手偶力に対してはY方向成分を取出して、
(Mca(L+X) +MCC(L十V) ) co
s3゜= (IN/2 ) mpL を満たせば良く、次の一般式になる。
s3゜= (IN/2 ) mpL を満たせば良く、次の一般式になる。
18−
Mca=Mcb=Mcc= (1/2 )IEIL/
(L+ x)・ ・ ・ (9b) 以上、各カウンタウェイト質層は合成重心位置との関係
で任意に定めることができ、いずれも合成重心位置x’
、V’、x+Vの値を大きくして遠ざける程質量は小さ
くて済む。ここで解り易くするため、第1及び第3気筒
でカウンタウェイト6a−1と6a−2,臣−1とば−
2の合成重心位置、カウンタウェイト6C−1と60−
g、eσ−1と8(’−aの合成重心位置を一致させ、
第2気筒でのカウンタウェイト6b−1と6b−2の合
成−心位置を中心に一致させてx′= y’ = x=
y= oとすると、回転部分の質量に対づる第1及び
第3気筒の2個所のカウンタウェイト質量は(Jj/2
)Icとなり、往復部分の質量に対する第1ないし第3
気筒の3個所のカウンタウェイト質蟲は(1/2 )I
E)となる。
(L+ x)・ ・ ・ (9b) 以上、各カウンタウェイト質層は合成重心位置との関係
で任意に定めることができ、いずれも合成重心位置x’
、V’、x+Vの値を大きくして遠ざける程質量は小さ
くて済む。ここで解り易くするため、第1及び第3気筒
でカウンタウェイト6a−1と6a−2,臣−1とば−
2の合成重心位置、カウンタウェイト6C−1と60−
g、eσ−1と8(’−aの合成重心位置を一致させ、
第2気筒でのカウンタウェイト6b−1と6b−2の合
成−心位置を中心に一致させてx′= y’ = x=
y= oとすると、回転部分の質量に対づる第1及び
第3気筒の2個所のカウンタウェイト質量は(Jj/2
)Icとなり、往復部分の質量に対する第1ないし第3
気筒の3個所のカウンタウェイト質蟲は(1/2 )I
E)となる。
また、第1及び第3気筒では回転及び往復部分の両質嚢
に対するカウンタウェイトが30°・の角度で別々に設
けられているが、実際にはこれらをベクトル合成した単
一のものになる。
に対するカウンタウェイトが30°・の角度で別々に設
けられているが、実際にはこれらをベクトル合成した単
一のものになる。
次いでバランサ軸上ではエンジンの往復質量に対づるも
のを各気筒相当部毎において釣合わせるのであるから、
各気筒相当部においてmap/2の質量でハーフバラン
スすれば良い。そこでバランサ8a、 8b、 8cノ
各質量をMba、 Mbb、 1ylbcとし、中央の
バランサ8bに対するバランサ8a、 8cの重心位置
をL + X″、 L+ V″とすると、バランサ軸上
の慣性力の釣合いを考慮してM ba= M bb=
M bc。
のを各気筒相当部毎において釣合わせるのであるから、
各気筒相当部においてmap/2の質量でハーフバラン
スすれば良い。そこでバランサ8a、 8b、 8cノ
各質量をMba、 Mbb、 1ylbcとし、中央の
バランサ8bに対するバランサ8a、 8cの重心位置
をL + X″、 L+ V″とすると、バランサ軸上
の慣性力の釣合いを考慮してM ba= M bb=
M bc。
×/l == y/lを保持し、長手偏力に対しては第
1及び第3気筒相当部のバランサ8a、 8cのY方向
の成分をとって、 (Mba(l +x” ) 十Mbc(L + y″
) ) cos30= (j’j/2 )■pL の関係を満たせば良く、次の一般式になる。
1及び第3気筒相当部のバランサ8a、 8cのY方向
の成分をとって、 (Mba(l +x” ) 十Mbc(L + y″
) ) cos30= (j’j/2 )■pL の関係を満たせば良く、次の一般式になる。
Mba=Mbb=Mbc−+++pL、/ 2(1,
、−1x” )・・・ ■) ここで、x” −y″= 0、即らバランサ8b、 8
cの位置を各気筒の中心に一致させれば、各バランサM
ba、 Mbb、 Mbcの値がIp/ 2となるが、
第1及び第3気筒側のバランサ8a、 8cが各気筒中
心がら外側にずれたクランク軸軸受9a、 9b相当部
に配置されているので、バランサ質量は上述の値より小
さくて済み、且つスペースの有効利用が図られる。
、−1x” )・・・ ■) ここで、x” −y″= 0、即らバランサ8b、 8
cの位置を各気筒の中心に一致させれば、各バランサM
ba、 Mbb、 Mbcの値がIp/ 2となるが、
第1及び第3気筒側のバランサ8a、 8cが各気筒中
心がら外側にずれたクランク軸軸受9a、 9b相当部
に配置されているので、バランサ質量は上述の値より小
さくて済み、且つスペースの有効利用が図られる。
こうして、クランク軸1では第1及び第3気筒に(9a
)式の合成質−のカウンタウェイトrx(−4と6ざ−
2,6σ−1と6σ−2を第2気筒のクランク腕2bに
対し直角となる位置に設け、且つ第1ないし第3気筒に
(9b)式の合成質量のカウンタウェイト6a−1と6
a−2、6cm1と60−2を各クランク腕のクランク
ピンと反対側の位置に設ける。また、バランサ軸7では
第1気筒側のクランク軸軸受ea相当部、第2気筒部、
及び第3気筒部側のクランク軸軸受9d相当部にそれぞ
れ(10)式の質量のバランサ8a、 8b。
)式の合成質−のカウンタウェイトrx(−4と6ざ−
2,6σ−1と6σ−2を第2気筒のクランク腕2bに
対し直角となる位置に設け、且つ第1ないし第3気筒に
(9b)式の合成質量のカウンタウェイト6a−1と6
a−2、6cm1と60−2を各クランク腕のクランク
ピンと反対側の位置に設ける。また、バランサ軸7では
第1気筒側のクランク軸軸受ea相当部、第2気筒部、
及び第3気筒部側のクランク軸軸受9d相当部にそれぞ
れ(10)式の質量のバランサ8a、 8b。
8Cを設けてハーフバランスするのであり、これにより
3気筒エンジンの往復部分と回転部分の貿■による慣性
力及び偶力が釣合う。
3気筒エンジンの往復部分と回転部分の貿■による慣性
力及び偶力が釣合う。
また更にクランク軸軸受相当部のバランサ8a。
8Cが軸受兼用に一致されており、それを第8図により
詳記すると、バランサ8aがバランサ軸1を中21− 心とする全円周形状の軸管20に内蔵され、この軸管2
0がメタル21を介し軸受9aと共通の軸支部22に嵌
合して組付けられる。バランサ8Gも全く同様に構成さ
れて軸受9dと共通の軸支部24に組付けられ、これに
よりバランサ軸1はバランサ8a、 8cにおける上述
の構成の軸受23により両持ちで回転自在に支持される
ことになり、これ以外に軸受は不要である。ところで中
央のバランサ8bについてはそれが第2気筒相当部に配
置されているが、この第2気筒は質量の小さいカウンタ
ウェイトeb、 、 6b−2のみで旋回半径が小さい
ので、バランサ8bの取付【ノに対しての&IJ II
も少ない。
詳記すると、バランサ8aがバランサ軸1を中21− 心とする全円周形状の軸管20に内蔵され、この軸管2
0がメタル21を介し軸受9aと共通の軸支部22に嵌
合して組付けられる。バランサ8Gも全く同様に構成さ
れて軸受9dと共通の軸支部24に組付けられ、これに
よりバランサ軸1はバランサ8a、 8cにおける上述
の構成の軸受23により両持ちで回転自在に支持される
ことになり、これ以外に軸受は不要である。ところで中
央のバランサ8bについてはそれが第2気筒相当部に配
置されているが、この第2気筒は質量の小さいカウンタ
ウェイトeb、 、 6b−2のみで旋回半径が小さい
ので、バランサ8bの取付【ノに対しての&IJ II
も少ない。
がなされることで振動等が非常に少なくなる。往復部分
と回転部分の質量によるものを分けて扱い且つそれぞれ
異なる釣合い法を用いているので、バランス系全体とし
て単純明確化する。回転質量によるカウンタウェイトを
クランク軸1において第1及び第3気筒にのみ相互に離
して設けている22− ので、各気筒毎に設けた場合に比べてカウンタウェイト
全体の質量が小さくて済む。カウンタウェイト及びバラ
ンサの取付けに関して一般性が加味されることで、設計
の自由度が増す。バランサ軸1において両側の2個のバ
ランサ8a、′8cがクランク軸軸受9a、 9d相当
部に配置しであるので、バランサ全体の質量が小さくて
済み、且つそのスペースの有効利用が図られている。
と回転部分の質量によるものを分けて扱い且つそれぞれ
異なる釣合い法を用いているので、バランス系全体とし
て単純明確化する。回転質量によるカウンタウェイトを
クランク軸1において第1及び第3気筒にのみ相互に離
して設けている22− ので、各気筒毎に設けた場合に比べてカウンタウェイト
全体の質量が小さくて済む。カウンタウェイト及びバラ
ンサの取付けに関して一般性が加味されることで、設計
の自由度が増す。バランサ軸1において両側の2個のバ
ランサ8a、′8cがクランク軸軸受9a、 9d相当
部に配置しであるので、バランサ全体の質量が小さくて
済み、且つそのスペースの有効利用が図られている。
また、バランサ8a、 8cを軸受内蔵構造にしてバラ
ンサ軸1の軸受を兼ねているので、バランサ軸1に生じ
る曲げモーメントが低減することになって、バランサ軸
径を細くすることが強度上可能で信頼性も高い。バラン
サ軸1の軸受をクランク軸軸受9a、 9dの軸受相当
部に設けることは、エンジンとして剛性の^い個所であ
り、繰り返し荷重を受けることによるエンジンの弾性振
動による不都合を未然に防止できる。更にエンジンの搭
載姿勢の関係でバランサ軸1がオイル°中に一部つかる
ものにおいても、バランサ8a、 8cが全円周形状の
軸管20内に収容されているので、オイル攪拌による抵
抗の増大、オイル噴き等を未然に防止できる。
ンサ軸1の軸受を兼ねているので、バランサ軸1に生じ
る曲げモーメントが低減することになって、バランサ軸
径を細くすることが強度上可能で信頼性も高い。バラン
サ軸1の軸受をクランク軸軸受9a、 9dの軸受相当
部に設けることは、エンジンとして剛性の^い個所であ
り、繰り返し荷重を受けることによるエンジンの弾性振
動による不都合を未然に防止できる。更にエンジンの搭
載姿勢の関係でバランサ軸1がオイル°中に一部つかる
ものにおいても、バランサ8a、 8cが全円周形状の
軸管20内に収容されているので、オイル攪拌による抵
抗の増大、オイル噴き等を未然に防止できる。
この場合に中央のバランサsbb軸管付きにすることが
でき、こうすると上述の効果が側御増す。
でき、こうすると上述の効果が側御増す。
尚、第9図によりバランサ軸取付けの具体例について説
明すると、図のようなR−R方式でエンジンが荷台の下
に組付けられる場合は、エンジン本体10が荷台16に
より制限されて垂直の状態からかなり傾けて搭載され、
このような姿勢のエンジン本体10の上にエアクリーナ
11、気化器12および吸入管13の吸気系、クーラコ
ンプレッサ14.AC015等が配設される。従ってエ
ンジン本体10上部は上述の各種補機により制限される
関係r、図のようにバランサ軸7を下方に取付けると、
そのバランサ軸7はクランク軸1より1;方の部位にな
って一部オイル中につかるのであり、かかる場合に1述
の本発明にJ、る効果が発揮される。
明すると、図のようなR−R方式でエンジンが荷台の下
に組付けられる場合は、エンジン本体10が荷台16に
より制限されて垂直の状態からかなり傾けて搭載され、
このような姿勢のエンジン本体10の上にエアクリーナ
11、気化器12および吸入管13の吸気系、クーラコ
ンプレッサ14.AC015等が配設される。従ってエ
ンジン本体10上部は上述の各種補機により制限される
関係r、図のようにバランサ軸7を下方に取付けると、
そのバランサ軸7はクランク軸1より1;方の部位にな
って一部オイル中につかるのであり、かかる場合に1述
の本発明にJ、る効果が発揮される。
第1図ないし第6図は本発明の詳細な説明する説明図、
第7図は本発明による3気筒エンジンのバランサ装置の
一実施例を示す模式図、第8図は装部の具体例を示す断
面図、第9図は本発明を自動車用に適用した場合の具体
例を示す側面図である。 1・・・クランク軸、2a、 2b、 2(i・・・ク
ランク腕、6a−1、6a−2,eb−1,6b−2,
6C−1、6cm2. fi+f−z、 61−a。 6[’−,,6ご−2・・・カウンタウェイト、7・・
・バランサ軸、8a、 8b、 8c・・・バランサ、
Qa、 9d・・・クランク軸軸受、20・・・軸管
、21・・・メタル、22.24−軸支部、23・・・
軸受。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人弁理士 小 楢 信 淳 同 弁理士 村 井 進 25− 第4図 ? 第8図 第9図
第7図は本発明による3気筒エンジンのバランサ装置の
一実施例を示す模式図、第8図は装部の具体例を示す断
面図、第9図は本発明を自動車用に適用した場合の具体
例を示す側面図である。 1・・・クランク軸、2a、 2b、 2(i・・・ク
ランク腕、6a−1、6a−2,eb−1,6b−2,
6C−1、6cm2. fi+f−z、 61−a。 6[’−,,6ご−2・・・カウンタウェイト、7・・
・バランサ軸、8a、 8b、 8c・・・バランサ、
Qa、 9d・・・クランク軸軸受、20・・・軸管
、21・・・メタル、22.24−軸支部、23・・・
軸受。 特許出願人 富士重工業株式会社 代理人弁理士 小 楢 信 淳 同 弁理士 村 井 進 25− 第4図 ? 第8図 第9図
Claims (1)
- クランク腕が順次120°の等間隔に配設されるクラン
ク軸の、第1及び第3気筒にはエンジンの往復及び回転
質量に対するカウンタウェイトを、第2気筒にはエンジ
ンの往慣質−に対するカウンタウェイトのみを設け、1
配クランク軸に対し同じ速度で反対方向に回転する1本
のバランサ軸を設置ノで、該バランサ軸での第1及び第
3気筒のクランク軸軸受相当部、第2気筒相当部の31
[[!所に所定の質層のバランサをハーフバランスする
ように設け、且つ上記第1及び第3気筒のクランク軸軸
受相当部のバランサを軸受兼用にしたことを特徴とする
3気筒エンジンのバランサ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13691081A JPS5839849A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 3気筒エンジンのバランサ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13691081A JPS5839849A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 3気筒エンジンのバランサ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839849A true JPS5839849A (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=15186427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13691081A Pending JPS5839849A (ja) | 1981-08-31 | 1981-08-31 | 3気筒エンジンのバランサ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839849A (ja) |
-
1981
- 1981-08-31 JP JP13691081A patent/JPS5839849A/ja active Pending
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