JPS5839609Y2 - 化粧綿 - Google Patents

化粧綿

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JPS5839609Y2
JPS5839609Y2 JP9441181U JP9441181U JPS5839609Y2 JP S5839609 Y2 JPS5839609 Y2 JP S5839609Y2 JP 9441181 U JP9441181 U JP 9441181U JP 9441181 U JP9441181 U JP 9441181U JP S5839609 Y2 JPS5839609 Y2 JP S5839609Y2
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JP
Japan
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inner layer
exterior material
cotton
pulverized pulp
rayon
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Expired
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JP9441181U
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English (en)
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JPS58709U (ja
Inventor
保 山崎
Original Assignee
フジ衛材株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は化粧水や乳液等を塗布する場合や化粧落しの際
等に使用される化粧綿に関するものである。
従来、この種の化粧綿は精選された線質綿のシートを数
層に折返した状態で熱シールしてなるものであったが、
高価で、しかも綿屑が肌に付着する欠点か゛あった。
そこで本考案は、安価で得られ、しかも素材が肌に付着
しないとともに、やわらかで好ましい風合が得られ、使
い心地の良い化粧綿を提供せんとするものである。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明する。
1は化粧水等吸蔵用の内部層、2はこの内部層1を覆う
外装材である。
内部層1は、粉砕パルプに親水性樹脂による樹脂加工を
施すことによってシート状に形威される。
樹脂加工を施すときは、適当な厚味で並べた粉砕パルプ
に、アクリル酸エステル、ポリビニルアルコール等の親
水性樹脂を吹付または塗布等によって含浸させる。
このように粉砕パルプに樹脂加工を施すことにより、粉
砕パルプが層状に結合されてシート状の内部層1が形成
される。
従って、この内部層1は、粉砕パルプを原材料とするた
め非常に安価でありながら、無加工の粉砕パルプのよう
に散らばったり、粉体状に飛散したりするおそれがなく
なる。
また、樹脂加工を施すことにより、ごわごわ、かさがさ
した感触がなくなり、全体に柔かで好ましい風合が得ら
れ、かつ、粉砕パルプ本来の良好な吸水性を100%維
持することができる。
また、外装材2は、不織布等の吸水性および耐水性に富
み、かつ、肌さ゛わりが良くて毛羽立たない素材にて形
威される。
この外装材2は、通常のシート状でもよいし、図示せる
如き網目状に形成してもよい。
網目状に形成すれば、化粧水等の透過性が高められるた
め、内部層1による化粧水等吸収作用が一層有効に発揮
されることとなる。
また、このような網状外装材を用いた場合でも、前記し
たように内部層素材がバラクたり粉体状に飛散したりし
ないため、該内部層素材が外装材2から洩れ出るおそれ
はない。
上記外装材2は、通常、内部層1を充分包被しうる長さ
と幅をもった長方形状に形威し、これを第1図乃至第3
図に示すように化粧綿幅方向、または第4図に示すよう
に長さ方向に適宜折返すことにより、該外装材2中に内
部層1を包み込む。
そして、この状態で外装材2の周辺部所要数個所を内部
層1と一緒に加熱加圧してシール3することにより、本
考案にかかる化粧綿が構成される。
なお、上記シール時において、開放した三辺のうちの相
対向する二辺、すなわち第1図〜第3図の幅方向に折返
した場合は両側短辺部、第4図の長さ方向に折返した場
合は両側長辺部をシール3゜3するだけでも内部層被覆
の目的は充分達成され、また製作上、この方が上動化お
よび量産化に適する。
但し、内部層1をより一層確実に封入する意味で、開放
した三周辺部すべてをシールしておいてもよいことはい
うまでもない。
また、内部層1を外装材2と一体化するうえで上記のよ
うに該両者1.2を一緒にシールするのが望ましいが、
勿論外装材2のみをシールしてもよい。
さらに、外装材2を内部層1の表裏両側に対応する三部
分に別々に形成し、これらを内部層1に重合させた状態
で周辺部をシールしてもよい。
ところで、この化粧綿によるときは、上記のように内部
層1が散らばったり粉体状に飛散したりすることがない
ため、内部層1を外装材2で直接被覆しただけでも、該
内部層素材が綿屑状や粉体状等となって外部に洩れ出る
おそれはない。
従って、このままで充分本考案の所期の目的を達成する
ことができるが、輸送、保管中に、内部層1が崩壊され
るケース等を考慮し、安全弁的な機能を得るために、内
部層1を吸水紙、とくに耐水性および引っ張り強度にす
ぐれた吸水紙、たとえばパルプにレーヨンステーブル1
0%以下を混入して抄造した紙、または和紙にて形式し
た中間層で表裏両側もしくは表面を覆ってもよい。
上記のように本考案の化粧綿は、その主体たる内部層1
が安価な粉砕パルプによって形成されているため、従来
の化粧綿より遥かに安価となる。
しかも、この内部層1は親水性樹脂加工を施すことによ
ってシート状に形成しであるため、粉砕パルプを材料と
しながら、素材屑が散らばったり粉体状に飛散して外部
に洩れ出るおそれがなく、また外装材2も肌ざわりが良
くて毛羽立たない素材がらなっているため、内部層素材
を含めて化粧綿の素材屑が使用者の肌にこびりつくよう
な心配がない。
また、上記樹脂加工を施した内部層によるときは粉砕パ
ルプにありがちなごわごわ、かさかさした感触がなくな
り、全体としてやわらがで好ましい風合が得られる。
このため、非常に使い心地の良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は一部切欠拡大斜視
図、第2図は第1図II −II線に沿う断面図、第3
図は同III−III線に沿う断面図、第4図は外装材
による内部層被覆形式にかかる他の実施例を示す一部切
欠拡大斜視図である。 1・・・・・・内部層、2・・・・・・外装材、3・・
・・・・シール部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉砕パルプに親水性樹脂を含浸することによってシート
    状に形成した内部層を、不織布またはレーヨン混抄率の
    高いレーヨン紙等の吸水性および耐水性に富み且つ肌さ
    ゛わりが良くて毛羽立たない素材からなるシート状もし
    くは網状の外装材で覆った状態で、該外装材を周辺部所
    要数個所でシールしてなることを特徴とする化粧綿。
JP9441181U 1981-06-24 1981-06-24 化粧綿 Expired JPS5839609Y2 (ja)

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JP9441181U JPS5839609Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24 化粧綿

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JP9441181U JPS5839609Y2 (ja) 1981-06-24 1981-06-24 化粧綿

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JPS58709U JPS58709U (ja) 1983-01-06
JPS5839609Y2 true JPS5839609Y2 (ja) 1983-09-06

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2683600B2 (ja) * 1988-10-03 1997-12-03 ライオン株式会社 化粧綿

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JPS58709U (ja) 1983-01-06

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