JPS6014777Y2 - 三層ハニカム構造編地 - Google Patents
三層ハニカム構造編地Info
- Publication number
- JPS6014777Y2 JPS6014777Y2 JP12016581U JP12016581U JPS6014777Y2 JP S6014777 Y2 JPS6014777 Y2 JP S6014777Y2 JP 12016581 U JP12016581 U JP 12016581U JP 12016581 U JP12016581 U JP 12016581U JP S6014777 Y2 JPS6014777 Y2 JP S6014777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knitted fabric
- honeycomb structure
- hydrophilic fibers
- fibers
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は着ごにちのよい、保温性と弾力性に富んだ三層
ハニカム構造編地に関するちのである。
ハニカム構造編地に関するちのである。
従来スポーツ衣料、防寒衣料分−等で種々の機能を有し
た二層構造及び三層構造編地が開発されている。
た二層構造及び三層構造編地が開発されている。
特に着用時や発汗時に着ごこちのよい編地として、編地
の表側には疎水性準維を用い、、裏側には親水性繊維を
用いた編地が一般的に使用されている。
の表側には疎水性準維を用い、、裏側には親水性繊維を
用いた編地が一般的に使用されている。
この編地は親水性繊維が内側に用いられているため、触
感が非常に良好であるが、発汗作用が激しい状態では汗
を吸収した親水性繊維がべたべたした状態となり着用感
がきわめて悪い欠点があった。
感が非常に良好であるが、発汗作用が激しい状態では汗
を吸収した親水性繊維がべたべたした状態となり着用感
がきわめて悪い欠点があった。
又三層構造編地の中間層に親水性繊維を単純に挿入した
編地も提供されているが、内側も粗水性繊維のみで構成
されているため触感が悪く、伸縮性及びきおれ等といっ
た問題があった。
編地も提供されているが、内側も粗水性繊維のみで構成
されているため触感が悪く、伸縮性及びきおれ等といっ
た問題があった。
最近においては裏側の一部と中間層を親水性繊維で構成
された三層構造編地も開発され、着ごこちの点において
は着用時、発汗時共に満足すべきものであるが伸縮性、
弾力性及び保温性にいたってはいまだ満足すべき編地が
開発されていない。
された三層構造編地も開発され、着ごこちの点において
は着用時、発汗時共に満足すべきものであるが伸縮性、
弾力性及び保温性にいたってはいまだ満足すべき編地が
開発されていない。
本考案者たちは、かかる従来の欠点を補うべく種々検討
を行った結果、着用時及び発汗時にも不快感を与えず伸
縮性、弾力性、そして保温性といった特にスポーツ衣料
として欠くことのできない機能全てを十分満足できうる
三層ハニカム構造編地を完成するにいたった。
を行った結果、着用時及び発汗時にも不快感を与えず伸
縮性、弾力性、そして保温性といった特にスポーツ衣料
として欠くことのできない機能全てを十分満足できうる
三層ハニカム構造編地を完成するにいたった。
即ち本考案による三層ハニカム構造編地は、表裏が疎水
性繊維によって編地されたリバーシブル編地の中間層に
ジグザグ状態に親水性繊維が配置され、且つこの親水性
繊維が点状にリバーシブル編地の片面にでており、着用
時の触感を害することもなく、発汗作用が著しい場合に
おいても、リバーシブル編地の片面即ち人体に触れる面
に点状にでている親水性繊維を通して吸汗され、中間層
の方へ移行されるためべたべたの状態になりにくく不快
感はほとんど感じない。
性繊維によって編地されたリバーシブル編地の中間層に
ジグザグ状態に親水性繊維が配置され、且つこの親水性
繊維が点状にリバーシブル編地の片面にでており、着用
時の触感を害することもなく、発汗作用が著しい場合に
おいても、リバーシブル編地の片面即ち人体に触れる面
に点状にでている親水性繊維を通して吸汗され、中間層
の方へ移行されるためべたべたの状態になりにくく不快
感はほとんど感じない。
又該リバーシブル編地の中間層にジグザグ状に親水性繊
維が配置され、表裏の疎水性繊維層の間がハニカム構造
を有し、それぞれの空間に空気を抱き込んでいるため、
編地本来の伸縮性を損うことなく、優れた弾力性、保温
性を有するものである。
維が配置され、表裏の疎水性繊維層の間がハニカム構造
を有し、それぞれの空間に空気を抱き込んでいるため、
編地本来の伸縮性を損うことなく、優れた弾力性、保温
性を有するものである。
尚本考案にいう親水性繊維とは綿、羊毛、麻等の天然繊
維の他親木、吸水、吸湿機能を有する各種合成繊維を含
むものである。
維の他親木、吸水、吸湿機能を有する各種合成繊維を含
むものである。
本考案を図面によりさらに詳しく説明すると第１図は本
考案の三層ハニカム構造編地の模型的断面図で、同図に
おいて運動等により汗をかいた場合、汗は人体に接する
内側の疎水性繊維１面より点状に表面にでている親水性
繊維２に吸収され、発汗量が多くなると汗は矢印の方向
に自然に移動し、ジグザグ状に配置された中間層を形成
する親水性繊維３に抱水されたのち、表側の疎水性繊維
４を通して外気へ放出されると共に内側の疎水性繊維１
によって人体への逆流を防ぐことが出来る。
考案の三層ハニカム構造編地の模型的断面図で、同図に
おいて運動等により汗をかいた場合、汗は人体に接する
内側の疎水性繊維１面より点状に表面にでている親水性
繊維２に吸収され、発汗量が多くなると汗は矢印の方向
に自然に移動し、ジグザグ状に配置された中間層を形成
する親水性繊維３に抱水されたのち、表側の疎水性繊維
４を通して外気へ放出されると共に内側の疎水性繊維１
によって人体への逆流を防ぐことが出来る。
第２図は本考案による三層ハニカム構造編地の模型的一
部切断面図で、同図においてジグザグ状に配置された親
水性繊維３と表裏を構成する疎水性繊維１，４との間に
多数の空間５が生じ、該空間に空気が抱き込まれるため
、弾力性、保温性が従来の編地に比べて著しく向上して
いる。
部切断面図で、同図においてジグザグ状に配置された親
水性繊維３と表裏を構成する疎水性繊維１，４との間に
多数の空間５が生じ、該空間に空気が抱き込まれるため
、弾力性、保温性が従来の編地に比べて著しく向上して
いる。
又ジグザグ状に親水性繊維が配置されているため、スポ
ーツ衣料に不可欠な伸縮性機能は何らそこなうことがな
い。
ーツ衣料に不可欠な伸縮性機能は何らそこなうことがな
い。
本考案による三層ハニカム構造編地においてジグザグ状
に配置する親水性繊維の太さを変更することによって、
該編地に抱き込まれる空気量を調節することも可能であ
る。
に配置する親水性繊維の太さを変更することによって、
該編地に抱き込まれる空気量を調節することも可能であ
る。
尚本考案の三層ハニカム構造編地は、例えばダブル編機
により、疎水性繊維を用いて表裏が形成されるリバーシ
ブル編地を編成する際、親水性繊維をシリンダー又はダ
イヤル針に引掛けながら挿入する等の方法により容易に
得ることができる。
により、疎水性繊維を用いて表裏が形成されるリバーシ
ブル編地を編成する際、親水性繊維をシリンダー又はダ
イヤル針に引掛けながら挿入する等の方法により容易に
得ることができる。
第１図は本考案の三層ハニカム構造編地の模型的断面図
、第２図はその模型的一部切欠斜視図で、第１図及び第
２図において、１，４は疎水性繊維、２，３は親水性繊
維、５は空間である。
、第２図はその模型的一部切欠斜視図で、第１図及び第
２図において、１，４は疎水性繊維、２，３は親水性繊
維、５は空間である。
Claims (1)
- 表裏が疎水性繊維によって編成されたリバーシブル編地
の中間層にジグザグ状態に親水性繊維が配置され、且つ
該親水性繊維が点状に編地の片面に出ている三層ハニカ
ム構造編地。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12016581U JPS6014777Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 三層ハニカム構造編地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12016581U JPS6014777Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 三層ハニカム構造編地 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827387U JPS5827387U (ja) | 1983-02-22 |
| JPS6014777Y2 true JPS6014777Y2 (ja) | 1985-05-10 |
Family
ID=29914193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12016581U Expired JPS6014777Y2 (ja) | 1981-08-13 | 1981-08-13 | 三層ハニカム構造編地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6014777Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-08-13 JP JP12016581U patent/JPS6014777Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827387U (ja) | 1983-02-22 |
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