JPS5839455A - 光選択透過性フイルム - Google Patents
光選択透過性フイルムInfo
- Publication number
- JPS5839455A JPS5839455A JP56139589A JP13958981A JPS5839455A JP S5839455 A JPS5839455 A JP S5839455A JP 56139589 A JP56139589 A JP 56139589A JP 13958981 A JP13958981 A JP 13958981A JP S5839455 A JPS5839455 A JP S5839455A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- polymer
- carbon atoms
- alkyl
- layer
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は光選択透過性フィルムに関するものである。さ
らに詳しくはアクリル系多層構造重合体より得られるフ
ィルムを基材フィルムとし、波長α4〜α7μの可視光
線を30−以上透過し、さらに波長2〜10aの赤外線
を20%以上反射する特性を有する光選択透過性フィル
ムに関するものである。
らに詳しくはアクリル系多層構造重合体より得られるフ
ィルムを基材フィルムとし、波長α4〜α7μの可視光
線を30−以上透過し、さらに波長2〜10aの赤外線
を20%以上反射する特性を有する光選択透過性フィル
ムに関するものである。
従来、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂などに光
線の選択吸収物質を混合した後フィルムに成形したもの
、あるいはこれら樹脂フィルム表面に光線の選択透過性
物質を塗布したものが光の選択透過性フィルムとして農
業用をはじめとする幾多の分野で利用されている。例え
ばポリ塩化ビニル樹脂に光線の可視部の選択透過性物質
を混合しフィルム状に成形したものは、植物の成育に適
した波長の光のみを透過せしめ他の波長領域の光をカッ
トし、植物の成育を促進させうるフィルムとして、農業
ハウス用フィルムとしての展開が試みられている。
線の選択吸収物質を混合した後フィルムに成形したもの
、あるいはこれら樹脂フィルム表面に光線の選択透過性
物質を塗布したものが光の選択透過性フィルムとして農
業用をはじめとする幾多の分野で利用されている。例え
ばポリ塩化ビニル樹脂に光線の可視部の選択透過性物質
を混合しフィルム状に成形したものは、植物の成育に適
した波長の光のみを透過せしめ他の波長領域の光をカッ
トし、植物の成育を促進させうるフィルムとして、農業
ハウス用フィルムとしての展開が試みられている。
しかしながら従来の光選択透過性フィルムはポリ塩化ビ
ニル樹脂などの耐候性のあまり良くないポリマーから得
られるフィルムを基材フィルムとして用いているために
光選択透過性フィルムとしても耐候性の良くないものが
ほとんどであり、使用の初期においては光選択吸収物質
の特性によりその効果をある程度発揮しうるが、長期問
屋外で使用した場合などはその効果が極耐に低下してし
まうという欠点を有していた。
ニル樹脂などの耐候性のあまり良くないポリマーから得
られるフィルムを基材フィルムとして用いているために
光選択透過性フィルムとしても耐候性の良くないものが
ほとんどであり、使用の初期においては光選択吸収物質
の特性によりその効果をある程度発揮しうるが、長期問
屋外で使用した場合などはその効果が極耐に低下してし
まうという欠点を有していた。
以上の様な背景のもとに本発明者らは長期の屋外使用に
おいてもその効果が低下しない様な光選択透過性フィル
ムを得るべ(鋭意検討シタ結果、特定組成割合のポリア
ルキルメタクリレート系共重合体フィルムを基材フィル
ムとしこの少なくとも一面に各波長における光の選択透
過性を有する金属酸化物の薄膜層を設けることにより上
記目的を達成しうる光選択透過性フィルムとし得ること
を見出し先に%許出願したがその後の検討の結果特定の
構造を有するアクリル系多層構造重合体から得られるフ
ィルムを基材として用いることKより上記目的を達成し
5る光選択透過性フィルムとじうろこと、さらKは耐溶
剤性、耐ストレス白化性、耐水白化性に優れた光選択透
過性フィルムとし5ることを見出し、本発明を完成した
。
おいてもその効果が低下しない様な光選択透過性フィル
ムを得るべ(鋭意検討シタ結果、特定組成割合のポリア
ルキルメタクリレート系共重合体フィルムを基材フィル
ムとしこの少なくとも一面に各波長における光の選択透
過性を有する金属酸化物の薄膜層を設けることにより上
記目的を達成しうる光選択透過性フィルムとし得ること
を見出し先に%許出願したがその後の検討の結果特定の
構造を有するアクリル系多層構造重合体から得られるフ
ィルムを基材として用いることKより上記目的を達成し
5る光選択透過性フィルムとじうろこと、さらKは耐溶
剤性、耐ストレス白化性、耐水白化性に優れた光選択透
過性フィルムとし5ることを見出し、本発明を完成した
。
即ち本発明の要旨とするところは下記に示される多層構
造重合体(I)のフィルムの少なくとも一面に波長14
〜17μの光を少なくとも3゜−透過し、かつ、波長2
〜10μの光を少なくとも20チ反射する金属酸化物の
薄膜層を設けたことを特徴とする光選択透過性フィルム
にある。
造重合体(I)のフィルムの少なくとも一面に波長14
〜17μの光を少なくとも3゜−透過し、かつ、波長2
〜10μの光を少なくとも20チ反射する金属酸化物の
薄膜層を設けたことを特徴とする光選択透過性フィルム
にある。
多層構造重合体〔1〕:
80〜100重量部(以下、部)の炭素数1〜8のアル
キル基を有するアルキルアクリレート又は炭素数1〜4
のアルキル基を有するアルキルメタクリレート(AI)
、 0〜20部の共重合可能な二重結合を有する単量体(人
、)、 0〜10部の多官能性単量体(A3)、(AI)〜(A
s)ノ合計量100IISK対し0.1〜5部のグラフ
ト交叉剤の組成からなる最内層重合体に)、 80〜100部の炭素数1〜8のアルキル基を有するア
ルキルアクリレート(Bυ、0〜20部の共重合可能な
二重結合を有する単量体(Bり、 0〜10部の多官能性単量体(B、)、(Bl)〜(B
l)の合計量100部に対し11〜5部のグラフト交叉
剤の組成からなる架橋弾性重合体0)、 51〜100部の炭素1に1〜4のアルキルメタクリレ
ート(C1)、 0〜49部の共重合可能な二重結合を有する単量体(C
3)の組成からなるガラス転移温度が少なくとも60℃
なる最外層重合体(C)を基本構造単位とし、重合体(
2)層と重合体(C)層の間に中間層(ロ)として 10〜90部の炭素数1〜Bのアルキル基を有するアル
キルアクリレート(D、)、90〜10部の炭素数1〜
4Qアルキル基を有するアルキルメタクリレート(D、
)、0〜20部の共重合可能な二重結合を有する単量体
(D婁)、 0〜10部の多官能性単量体(D4)、(DI)〜(D
4)ノ合計量100部に対しa、1〜5部のグラフト交
叉剤の組成からなり、中間層Φ)のアルキルアクリレー
ト量が架橋弾性重合体幹)から最外層重合体(C) K
向って単調減少するような中間層Φ)を少なくとも一層
有し、かつ、当該多層構造重合体のゲル含有量が少なく
とも50%である耐候性、耐溶剤性、耐ストレス白化性
、耐水白化性、透明性に極めて優れた多層構造重合体(
I)。
キル基を有するアルキルアクリレート又は炭素数1〜4
のアルキル基を有するアルキルメタクリレート(AI)
、 0〜20部の共重合可能な二重結合を有する単量体(人
、)、 0〜10部の多官能性単量体(A3)、(AI)〜(A
s)ノ合計量100IISK対し0.1〜5部のグラフ
ト交叉剤の組成からなる最内層重合体に)、 80〜100部の炭素数1〜8のアルキル基を有するア
ルキルアクリレート(Bυ、0〜20部の共重合可能な
二重結合を有する単量体(Bり、 0〜10部の多官能性単量体(B、)、(Bl)〜(B
l)の合計量100部に対し11〜5部のグラフト交叉
剤の組成からなる架橋弾性重合体0)、 51〜100部の炭素1に1〜4のアルキルメタクリレ
ート(C1)、 0〜49部の共重合可能な二重結合を有する単量体(C
3)の組成からなるガラス転移温度が少なくとも60℃
なる最外層重合体(C)を基本構造単位とし、重合体(
2)層と重合体(C)層の間に中間層(ロ)として 10〜90部の炭素数1〜Bのアルキル基を有するアル
キルアクリレート(D、)、90〜10部の炭素数1〜
4Qアルキル基を有するアルキルメタクリレート(D、
)、0〜20部の共重合可能な二重結合を有する単量体
(D婁)、 0〜10部の多官能性単量体(D4)、(DI)〜(D
4)ノ合計量100部に対しa、1〜5部のグラフト交
叉剤の組成からなり、中間層Φ)のアルキルアクリレー
ト量が架橋弾性重合体幹)から最外層重合体(C) K
向って単調減少するような中間層Φ)を少なくとも一層
有し、かつ、当該多層構造重合体のゲル含有量が少なく
とも50%である耐候性、耐溶剤性、耐ストレス白化性
、耐水白化性、透明性に極めて優れた多層構造重合体(
I)。
本発明において用いられる基材フィルムは上記多層構造
重合体(I)をTダイ法、インフレーション法等の通常
の成形法により成形して得られる可視光線透過性および
耐候性等の良好なフィルムである。
重合体(I)をTダイ法、インフレーション法等の通常
の成形法により成形して得られる可視光線透過性および
耐候性等の良好なフィルムである。
本発明において用いられる基材フィルムを構成する多層
構造重合体(I)の各層において、用いる事が可能なア
ルキルアクリレートあるいはアルキルメタクリレートと
共重合可能な二重結合を有する単量体の代表例としては
低級アルコキシアクリレート、シアノエチルアクリレー
ト、アクリルアンド、アクリル酸、メタクリル酸等のア
クリル性単量体及びスチレ/、置換スチレ/、アクリロ
ニトリル等を挙げることが出来る。
構造重合体(I)の各層において、用いる事が可能なア
ルキルアクリレートあるいはアルキルメタクリレートと
共重合可能な二重結合を有する単量体の代表例としては
低級アルコキシアクリレート、シアノエチルアクリレー
ト、アクリルアンド、アクリル酸、メタクリル酸等のア
クリル性単量体及びスチレ/、置換スチレ/、アクリロ
ニトリル等を挙げることが出来る。
また多層構造重合体(I)の各層において用いることが
可能な多官能性単量体としてはエチレングリコールジメ
タクリレート、1.Sブチレングリコールジメタクリレ
ート、1,4ブチレングリコールジメタクリレート、プ
ロピレングリコールジメタクリレート等のフルキレング
リコールジメタクリレートが好ましく、ジビニルベンゼ
ン等のポリビニルベンゼン、アルキレングリコールジア
クリレート等も使用可能である。さらにグラフト交叉剤
としては共重合性のα、β−不飽和カルボン酸又はジカ
ルボン酸のアリル、メタリル、クロチルエステル等を用
いる事が出来、特にアリルメタクリレートが好ましい。
可能な多官能性単量体としてはエチレングリコールジメ
タクリレート、1.Sブチレングリコールジメタクリレ
ート、1,4ブチレングリコールジメタクリレート、プ
ロピレングリコールジメタクリレート等のフルキレング
リコールジメタクリレートが好ましく、ジビニルベンゼ
ン等のポリビニルベンゼン、アルキレングリコールジア
クリレート等も使用可能である。さらにグラフト交叉剤
としては共重合性のα、β−不飽和カルボン酸又はジカ
ルボン酸のアリル、メタリル、クロチルエステル等を用
いる事が出来、特にアリルメタクリレートが好ましい。
又、トリアリルシアヌレート、トリアリルイノシアヌレ
ートなとも有効なグラフト交叉剤である。
ートなとも有効なグラフト交叉剤である。
本発明におい【基材フィルムとして用いられる、この多
層構造重合体(I)からなるフィルムはフィルムとして
の機械的特性や透明性に優れるだけでなく、耐候性に優
れしかもストレスや潜水等によっても白化しにくいとい
う特徴を有する為、長期の使用におい【も初期性能かは
とんど低下しないという極めて優れたものであり、これ
らの優れた特徴はその特殊なポリマー構造に起因するも
のである。
層構造重合体(I)からなるフィルムはフィルムとして
の機械的特性や透明性に優れるだけでなく、耐候性に優
れしかもストレスや潜水等によっても白化しにくいとい
う特徴を有する為、長期の使用におい【も初期性能かは
とんど低下しないという極めて優れたものであり、これ
らの優れた特徴はその特殊なポリマー構造に起因するも
のである。
本発明において基材フィルムの少くとも一面に設けられ
る光選択透過性を有する金属酸化物の薄膜物質としては
酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモンなどの金属酸
化物又はこれらの金属酸化物に微量のドーパントを含有
したものが用いられる。
る光選択透過性を有する金属酸化物の薄膜物質としては
酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモンなどの金属酸
化物又はこれらの金属酸化物に微量のドーパントを含有
したものが用いられる。
本発明を実施する際に基材フィルムの少飴(とも−面に
光選択透過性を有する金属酸化物の薄膜を形成する方法
としては酸化物となり得る金属をフィルムの一面に予め
常法により真空蒸着し金属蒸着薄膜を形成した後、酸化
性雰囲気中で酸化処理を行なうか、あるいは金属蒸着薄
膜を形成した後、陽極酸化が進行するような適当な溶媒
中で陽極酸化を行なうか、さらにはカソード金属として
錫、インジウム、アンチモンなどを用い、酸素を含む希
ガス中でスパッタリングを行なうことによって各種金属
酸化物薄膜合によっては適当な溶媒を用いて溶解又は分
解させた後、フィルム上に塗布し薄膜とすることができ
るし、さらにこれを後処理し季望とする特性を得ること
も出来る。また、これら金属酸化物薄膜層の形成はフィ
ルムの片面のみならず、その両面に形成することもでき
、その必要に応じてフィルムの両面に同種又は異種の金
属酸化物の薄膜層を形成すればよい。
光選択透過性を有する金属酸化物の薄膜を形成する方法
としては酸化物となり得る金属をフィルムの一面に予め
常法により真空蒸着し金属蒸着薄膜を形成した後、酸化
性雰囲気中で酸化処理を行なうか、あるいは金属蒸着薄
膜を形成した後、陽極酸化が進行するような適当な溶媒
中で陽極酸化を行なうか、さらにはカソード金属として
錫、インジウム、アンチモンなどを用い、酸素を含む希
ガス中でスパッタリングを行なうことによって各種金属
酸化物薄膜合によっては適当な溶媒を用いて溶解又は分
解させた後、フィルム上に塗布し薄膜とすることができ
るし、さらにこれを後処理し季望とする特性を得ること
も出来る。また、これら金属酸化物薄膜層の形成はフィ
ルムの片面のみならず、その両面に形成することもでき
、その必要に応じてフィルムの両面に同種又は異種の金
属酸化物の薄膜層を形成すればよい。
本発明において基實フィルムとして用いられる多層構造
重合□体(I)のフィルムは金属酸化物薄膜との密着性
が極めて優れており何ら前兜理することな(優れた光選
択透過性フィルムを得ることができるぶ、さらに基材フ
ィルム表面に酸化処理、アンカーコート処理を施すこと
により基材フィルムと金属酸化物の薄膜との密着性を更
に向上せしめることも出来る。
重合□体(I)のフィルムは金属酸化物薄膜との密着性
が極めて優れており何ら前兜理することな(優れた光選
択透過性フィルムを得ることができるぶ、さらに基材フ
ィルム表面に酸化処理、アンカーコート処理を施すこと
により基材フィルムと金属酸化物の薄膜との密着性を更
に向上せしめることも出来る。
本発明の光選択透過性フィルムは基材フィルムの特性か
ら、その可視光線透過性が良好であり、しかも耐候性に
極めて優れるため長期にわ効果を有するものである。
ら、その可視光線透過性が良好であり、しかも耐候性に
極めて優れるため長期にわ効果を有するものである。
本実′明の光選択透過性フィルムは耐ストレス白化性、
耐水白化性等の特性を生かし種々の用途に用いることが
出来る。例えば、金属酸化物薄膜層が内面にくるように
農業用温室に用いれば太陽光線はほぼ透過しながら同時
に内部からの放熱を防止できるj、さらに集光系におけ
る光選択透過性フィルムとして用いる場合にはさらに太
陽熱を有効利用することが可能となるため太陽光温水器
用カバーとしても適したものである1、。
耐水白化性等の特性を生かし種々の用途に用いることが
出来る。例えば、金属酸化物薄膜層が内面にくるように
農業用温室に用いれば太陽光線はほぼ透過しながら同時
に内部からの放熱を防止できるj、さらに集光系におけ
る光選択透過性フィルムとして用いる場合にはさらに太
陽熱を有効利用することが可能となるため太陽光温水器
用カバーとしても適したものである1、。
以下実施例にて本発明を具体的に説明するが、本発明は
必ずしもそれらに限定されるものではない。
必ずしもそれらに限定されるものではない。
なお、実施例中の部数はいずれも重量基準である。また
実施例中で用いている略語は下記の通りである。
実施例中で用いている略語は下記の通りである。
MMA :メチルメタクリレート
BuAニブチルアクリレート
AMA :アイリルメタクリレート
BD :’1.5ブチレンジメタクリレートCHP
:キュメンハイドロパーオキサイドSFS :ンジクム
フォルムアルデヒドスルフオキシレート 実施例1 冷却器付き重合容器内にイオン交換水250一部、スル
フオコハク酸のエステルソーダ塩2部、5FSQ、05
部を仕込み窒素下で攪拌後MMAt6部、BuAB部、
BDα4部、A”MA[L1部及びCHP O,0”4
部からなる混合物を仕込んだ。70℃に昇温後60分間
反応を継続させ、最内層重合体に)の重合を完結した。
:キュメンハイドロパーオキサイドSFS :ンジクム
フォルムアルデヒドスルフオキシレート 実施例1 冷却器付き重合容器内にイオン交換水250一部、スル
フオコハク酸のエステルソーダ塩2部、5FSQ、05
部を仕込み窒素下で攪拌後MMAt6部、BuAB部、
BDα4部、A”MA[L1部及びCHP O,0”4
部からなる混合物を仕込んだ。70℃に昇温後60分間
反応を継続させ、最内層重合体に)の重合を完結した。
続いてMMA15部、B’uA22.5部、BDtO部
、AM人α25部、及びCHP10125部からなる単
量体混合物を60分間で添加して架橋弾性重合体CB)
k重合した。続いて中間層←)としてMM人5部、Bu
AS部、AMAα1部及びCHPO101部からなる単
量体混合物を重合し、最仮にMMA 52−25部、B
u A 2.75部及びCHPα055部からなる単
量体混合物を重合し最外層重合体(C)を形成した。
、AM人α25部、及びCHP10125部からなる単
量体混合物を60分間で添加して架橋弾性重合体CB)
k重合した。続いて中間層←)としてMM人5部、Bu
AS部、AMAα1部及びCHPO101部からなる単
量体混合物を重合し、最仮にMMA 52−25部、B
u A 2.75部及びCHPα055部からなる単
量体混合物を重合し最外層重合体(C)を形成した。
得られた重合体エマルジョンを重合体100部に対し5
部の塩化カルシウムを用いて塩析し、洗浄後乾燥し多層
構造重合体α)のポリマーを得た。
部の塩化カルシウムを用いて塩析し、洗浄後乾燥し多層
構造重合体α)のポリマーを得た。
得られたポリマーは押出機によりペレット化した後、イ
ンフレーション法で厚さ75μのフィルムに成形した。
ンフレーション法で厚さ75μのフィルムに成形した。
このフィルムを50■×50■に切断し、8着フィルム
を得た。この蒸着フィルムを陽極とし燐酸ソーダ10%
水溶液1t、燐酸20mZを混合した混合溶液中で50
℃において電流密度2A/dm”で電解酸化−を行ない
酸化錫薄膜を得た。
を得た。この蒸着フィルムを陽極とし燐酸ソーダ10%
水溶液1t、燐酸20mZを混合した混合溶液中で50
℃において電流密度2A/dm”で電解酸化−を行ない
酸化錫薄膜を得た。
上記の如くして得られた酸化錫薄膜層を有するフィルム
の各波長における光線反射率及び光線透過率を則定した
結果を図に示す。図中曲線Rは光線反射率を、曲線Tは
光線透過率をそれぞれ示すものである。
の各波長における光線反射率及び光線透過率を則定した
結果を図に示す。図中曲線Rは光線反射率を、曲線Tは
光線透過率をそれぞれ示すものである。
又、この光選択透過性フィルムをサンシャインウエザオ
メーターで3000時間加速曝籠したが、外観変化及び
特性変化は認められなかった。
メーターで3000時間加速曝籠したが、外観変化及び
特性変化は認められなかった。
図面は本発明の一実施例の各波長における光線反射率と
光線透過率を示す特性図である。
光線透過率を示す特性図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 下記に示される多層構造重合体(I)のフィルムの少な
くとも一面に波長a4〜17μの光を少なくとも5ob
透過し、かつ、波長2〜10μの光を少なくとも20%
反射する金属酸化物の薄膜層を設けたことを特徴とする
光選択透過性フィルム。 多層構造重合体α): 80〜100重量部(以下、部)の炭素数1〜8のアル
キル基を有するアルキルアクリレート又は炭素数1〜4
のアルキル基を有するアルキルメタクリレ−)(At)
、 0〜20部の共重合可能な二重結合を有する単量体(人
、)、 0〜10部の多官能性単量体(A3)、(AI)〜(A
s)の合計量100部に対し11〜5部のグラフト交叉
剤の組成からなる最外層重合体囚、 80〜100部の炭素数1〜8のプルキル基を有するア
ルキルアクリレ−)(Bl)、0〜20部の共重合可能
な二重結合を有する単量体(B、)、 0〜10部の多官能性単量体(Bs)、(B1)〜(B
、)の合計量100部に対し11〜5部のグラフト交叉
剤の組成からなる架橋弾性重合体03)、 51〜100部の炭素数1〜4のアルキルメタクリレー
ト(C1)、 0〜49部の共重合可能な二重結合を有する単量体(C
りの組成からなるガラス転移温度が少なくとも60℃な
る最外層重合体(C)を基本構造単位とし、重合体(B
)層と重合体(C)層の間に中間層(D)として 10〜90部の炭素数1〜8のアルキル基を有するアル
キルアクリレート(Dl)、90〜10部の炭素数1〜
4のアルキル基□を有するアル壽ルメタクリ’v −)
(D*)、0〜20部の共重合可能な二重結合な′着
゛する単量体(D、)、 0〜10部の多官能性単量体(D4)、(DI)〜(D
4)の合計量100部に対しα1〜5部のグラフト交叉
剤の組成からなり、中間層(ロ)のアルキルアクリレー
ト量が架橋弾性重合体の)から最外層重合体(C)に向
って単調減少するような中間層Φ)を少なくとも一層有
し、かつ、当該多層構造重合体のゲル含有量が少なくと
もsobである耐候性、耐溶剤性、耐ストレス白化性、
耐水白化性、透明性に極めて優れた多層構造重合体(I
)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56139589A JPS5839455A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 光選択透過性フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56139589A JPS5839455A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 光選択透過性フイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839455A true JPS5839455A (ja) | 1983-03-08 |
JPH0120985B2 JPH0120985B2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=15248780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56139589A Granted JPS5839455A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | 光選択透過性フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839455A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60208345A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 耐熱、難燃、耐衝撃性樹脂組成物 |
JPH0862418A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-03-08 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 赤外線非透過性光学フィルター |
JP2014083805A (ja) * | 2012-10-25 | 2014-05-12 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 積層成形体および建築部材 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP56139589A patent/JPS5839455A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60208345A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 耐熱、難燃、耐衝撃性樹脂組成物 |
JPH0862418A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-03-08 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 赤外線非透過性光学フィルター |
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JPH0120985B2 (ja) | 1989-04-19 |
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