JPS5839340B2 - デ−タ収集端末装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データ収集端末装置、特に例えば臨床検査な
どにおいて得られた生成データをホスト・データ処理装
置に転送する端末装置において、上記生成データ中のデ
ータ種別情報を含む一部情報のみをジャーナル・プリン
トするデータ種別情報プリント・モードと上記生成デー
タのすべてのデータをジャーナル・プリントする全情報
プリント・モードとを選択可能とし、生成データにデー
タ・エラーが検出された際に上記全情報プリント・モー
ドに自動的に切替わるようにして、ジャーナル・プリン
トを必要最小限に行なうようにしたデータ収集端末装置
に関するものである。

従来例えば臨床検査などにおいて得られた生成データを
ホスト・データ処理装置に転送する端末装置においては
、ジャーナル・プリントを全く行なわないか、またジャ
ーナル・プリントを行なう場合であっても上記生成デー
タのすべてをプリントするかのいずれかが採用されてい
る。

ジャーナル・プリントを全く行なわない場合には、端末
装置において記録が残らない。

またすべての生成データをプリントする場合にはデータ
量が多いとジャーナル・プリントされたシートが非所望
に犬となる。

端末装置が生成データをホスト・データ処理装置に転送
するに当って、転送処理にエラーが生じた場合には一般
にデータ再送などの対策がとられており、端末装置上に
存在しているデータは略確実に正しくホスト・データ処
理装置に転送されたものと考えられる。

このことから、端末装置側においては、どのデータを転
送したかの記録さえ残っていれば殆んど問題はないと考
えられる。

この面から、上述の如くすべてのデータをジャーナル・
プリントすることは、プリント用紙が無駄とな°るだげ
で、それ程のメリットはない。

しかし、例えば生成データ自体にエラーが存在している
場合、仮にホスト・データ処理装置側において当該エラ
ーが検出されたとするとき、（ｉ）転送エラーかデータ
自体のエラーかを直ちに知ることができないこと、（＊
＊）生成データ自体にエラーが存在している場合には＝
般に端末装置側において改めてデータを採取しなおすこ
とが多く端末装置側においてエラーを生じているデータ
自体の記録があることが望まれること、などから、少な
くともエラー・データに関して全データの記録が残って
いることが望ましい。

本発明は、上記の点から端末装置におけるジャーナル・
プリントの存在意義を再検討し、必要最小限のジャーナ
ル・プリントを残し得るようにすることを目的としてい
る。

そしてそのため、本発明のデータ収集端末装置は、回線
を介してホストデータ処理装置と連けいされる端末装置
をそなえ、該端末装置は、少なくともランダム・アクセ
ス・メモリとプリンタとデータ生成手段に結合されるセ
ンサ・インタフェース部と回線に対する情報出力部とを
そなえてなるデータ収集処理システムにおいて、上記端
末装置は上記センサ・インタフェース部を介して上記ラ
ンダム・アクセス・メモリに格納された生成データを上
記情報出力部から上記ホスト・データ処理装置に転送す
るよう構成されると共に、上記端末装置は、上記プリン
タに対して上記生成データ中のデータ種別情報を含む一
部情報のみをプリントするよう制御を行なうデータ種別
情報プリント・モードと、上記プリンタに対して上記生
成データのすべてのデータをプリントするよう制御を行
なう全情報プリント・モードを選択可能に構成され、上
記端末装置が、上記データ種別情報プリント・モードに
ある場合に上記生成データにデータ・エラーを検出した
とき、少なくとも当該データ・エラーが検出された生成
データについて上記全情報プリント・モードに切替わる
ことを特徴としている。

以下図面を参照しつつ説明する。

図は本発明の一実施例を示す。

図中１はデータ収集端末装置、２は例えば血液分析計な
どのデータ生成手段、３はデータ生成手段に附属するプ
リンタ、４はマイクロプロセッサ、５はランダム・アク
セス・メモリ、６は命令が格納されるメモリであって例
えばＲＯＭで構成されるもの、１はディスプレイ制御部
であって図示しないディスプレイを制御するもの、８は
キイボード制御部、９はセンサ・インタフェース部であ
ってデータ生成手段２との間のインタフェース制御を行
なうもの、１０はフロッピィ・ディスク制御部、１１は
フロッピィ・ディスク、１２はプリンタ制御部、１３は
プリンタ、１４は情報入力部、１５は情報出力部、１６
は内部バスを表わしている。

また１７はプリント・モード指示スイッチを表わしてい
る。

本発明の場合、端末装置におけるプリンタ制御に当って
、データ種別情報プリント・モードと全データ・プリン
ト・モードとが用意される。

そして、データ種別情報プリント・モードの場合、図示
ジャーナル１８Ｎの如く、端末装置１がホスト・データ
処理装置に転送したデータについてのデータを識別する
ためのデータ種別情報、例えばｒＢＬＫｏｏｏｌｊ、「
５ＴＤ０００５」、・−・−のみをプリントするように
する。

なおりＬＫ、ＳＴＤ、ＰＯＬ、ＵＫなどは試験種類情報
、Ｊｏｏｏｌ、Ｊ、ｒ０００５Ｊ、・−・−などは例え
ば被検者の識別情報に対応していると考えてよい。

上記に対して、全情報プリント・モードの場合、上記デ
ータ種別情報と当該データ自体との全部をプリントする
モードである。

図示ジャーナル１８人中におけるカッコでまとめたデー
タは全情報フリント・モードでプリントされた情報であ
って、データ自体「ｔ２Ｄ１．１２５１１と当該データ
の種別情報ＩＰＯＬＯＯＯ２１とが一緒にプリントされ
ている。

上記データ種別情報プリント・モードと上記全情報プリ
ント・モードとは、プリント・モード指示スイッチ１７
によって任意に選択可能であるが、以下データ種別情報
プリント・モードが選択されているものとして説明する
。

端末装置１は、マイクロプロセッサ４かメモリ６に格納
されている命令を実行することによって、動作する。

即ち、分析計などのデータ生成手段２によって得られた
生成データは、センサ・インタフェース部９を介してラ
ンダム・アクセス・メモリ５に格納される。

該格納された生成データは、マイクロプロセッサ４によ
って当該データ自体のエラー例えば２進化１０進コード
自体のエラーについてチェックされて、情報出力部１５
を介してホスト・データ処理装置に転送されると共に、
フリンタ制御部１２が発動され、当該データに関する記
録を残すためにジャーナル・プリントが行なわれる。

データ種別情報プリント・モードが指定されているもの
とすると、上記エラー・チェックによってエラーが存在
していないことが確められると。

図示ジャーナル１８Ａの冒頭に示す如く、データ種別情
報ｒＢＬＫ（）ＯＯＩＪ、ｒｓ’ｒＤ０００５Ｊの如く
、転送された生成データの種別情報のみがジャーナル・
プリントとして記録される。

そして、種別情報ｒＰＯＬｏｏｏ２Ｊで表わされるデー
タｒ１２ＤＩ、１２５１Ｊに桁りで示す如くエラーが発
生しているとすると、端末装置１は自動的に全情報プリ
ント・モードに切替わる。

即ち、端末装置１は、ランダム・アクセス・メモリ５上
に存在するデータ「１２Ｄ１，１２５１Ｊにエラーが存
在することを指示した上でホスト・データ処理装置に当
該データＪｌ ２Ｄｌ、１２５１Ｊと種別情報ｒＰＯＬ
０００２Ｊとを転送し、あわせてジャーナル１８Ａ上に
１０進コード・エラー （ＢＣＤＥＲＲＯＲ）を指示した上でエラー・データ（
１２１）１，１２５１Ｊと種別情報ｒＰＬＯＯＯＯ２Ｊ
とをプリントする。

そして以後再び種別情報プリント・モードに戻る。

即ち次の生成データとその種別情報ｒＵＫｏｏｏｔＪと
をホスト・データ処理装置に転速し、ジャーナル１８Ａ
上にはエラーが存在しない限ぎり種別情報ｒＵＫＯＯＯ
ＩＪのみをプリントする。

ホスト・データ処理装置においては、上記エラー指示が
あるデータを受信すると、当該エラー・データｒ１２Ｄ
ｌ、１２５１Ｊを捨て去るか保持するかをシステム全体
から総合判断して、捨て去る場合には捨て去る処理を行
なう。

端末装置１側においては、上記種別情報ＩＰＯＬＯＯＯ
２１をもつデータについて、一般には再びデータ生成手
段２によって改めて試験しなおすようにする。

データ生成手段２に対応してプリンタ３が存在する場合
、該プリンタ３によって打出されたデータとジャーナル
１８Ａ上に記録されているデータとをオペレータがつき
合わせてエラーの発生状態や発生原因を調べることも可
能となる。

なお、全情報プリント・モードが指示されている場合に
は、該モードが指示されている間、すべての情報がジャ
ーナル・プリントされることは言うまでもない。

以上説明した如く、本発明によれば、データ種別情報プ
リント・モードと全情報プリント・モードとを任意に選
択することができ、必要を場合にだけ全情報プリント・
モードを指示してデータ自体の記録を残すことが可能と
なる。

そして、データ種別情報プリント・モードを指示するこ
とによって、非所望にジャーナル・プリント量が犬とな
ることを防ぐことができる。

しかも、データ種別情報プリント・モードが指示されて
いる状態においても、少なくともデータ・エラーが生じ
た場合には自動的に全情報プリント・モードに切替わり
エラー・データ自体の記録を残すことが可能となる。

なお、上記説明において、データ種別情報プリント・モ
ードと全情報プリント・モードとが存在することを説明
したが、上記モードに加えて非プリント・モードをもう
けることは任意である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す。 図中、１はデータ収集端末装置、２はデータ生成手段、
４はマイクロプロセッサ、５はランダム・アクセス・メ
モリ、６は命令が格納されるメモリ、９はセンサ・イン
タフェース部、１３はプリンタ、１５は情報出力部、１
６は内部バス、１７はプリント・モード指示スイッチを
表わす。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 回線を介してホスト・データ処理装置と連けいされ
   る端末装置をそなえ、該端末装置は、少なくともランダ
   ム・アクセス・メモリとプリンタとデータ生成手段に結
   合されるセンサ・インタフェース部と回線に対する情報
   出力部とをそなえてなるデータ収集処理システムにおい
   て、上記端末装置は上記センサ・インタフェース部を介
   して上記ランダム・アクセス・メモリに格納された生成
   データを上記情報出力部から上記ホスト・データ処理装
   置に転送するよう構成されると共に、上記端末装置は、
   上記プリンタに対して上記生成データ中のデータ種別情
   報を含む一部情報のみをプリントするよう制御を行なう
   データ種別情報プリント・モードと、上記プリンタに対
   して上記生成データのすべてのデータをプリントするよ
   う制御を行なう全情報プリント・モードとをもち、かつ
   上記両プリント・モードを選択可能に構成され、上記端
   末装置が、上記データ種別情報プリント・モードにある
   場合に上記生成データにデータ・エラーを検出したとき
   、少なくとも当該データ・エラーが検出された生成デー
   タについて上記全情報プリント・モードに切替わること
   を特徴とするデータ収集端末装置。