JPS5839225Y2 - 身体障害者用の自動車運転装置 - Google Patents

身体障害者用の自動車運転装置

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JPS5839225Y2
JPS5839225Y2 JP13710779U JP13710779U JPS5839225Y2 JP S5839225 Y2 JPS5839225 Y2 JP S5839225Y2 JP 13710779 U JP13710779 U JP 13710779U JP 13710779 U JP13710779 U JP 13710779U JP S5839225 Y2 JPS5839225 Y2 JP S5839225Y2
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JP
Japan
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manual
brake
lever
electromagnet
accelerator
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JP13710779U
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JPS5543999U (ja
Inventor
明 水野
Original Assignee
合資会社 水野工芸社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は重度身体障害者特に両足の無い者でも両手の
みで操作できる自動車運転装置に関し、通常の自動車に
追加することが容易で、身体障害者も普通の人も共通に
使用できる運転装置を提案するのが目的である。
即ちこの考案は、台板1上に、下端を支点として前後方
向に揺動自在に植立した手動ブレーキレバー4を設け、
該ブレーキレバー4に一端を枢着したロッド5の他端を
ブレーキアーム7に係合させると共に前記手動ブレーキ
レバー4の上端には、スロットルバルブに連結した手動
アクセルレバ−14を水平回動可能に装着して手動アク
セルレバ−14の把持のみで、アクセルとブレーキを連
続操作できるようにし、且つ、前記ブレーキレバー4に
よる手動ブレーキが効いたま匁に保持する電磁石12と
、この電磁石の励磁電流を断つために手動アクセルレバ
−14に連動させたブレーキロック解除スイッチ21及
び前記アクセルレバ−14の動きに対し摩擦抵抗を与え
てその位置を保持する電磁石19と、この電磁石の励磁
電流を断つ消磁用スイッチ20とを設けたことを特徴と
するものである。
以下図面の実施例について説明する。
第1図において、1は運転席床面に固着した取付台で、
床面にボルト締めされている。
この取付台1には支軸部2を有するブラケット3が固定
されていて、支軸部2を支点として手動ブレーキレバー
4が回動可能に装着されている。
従ってこの手動ブレーキレバー4は下端が支軸部2に支
承されていて、上部は車両の前後方向(図の右左方向)
に揺動可能である。
5は一端がピン6で手動ブレーキレバー4の中間部に連
結されたロッドで、他端は二叉部5aを形成し、この二
叉部5aの間に既設のブレーキアーム7が係合している
8はブレーキアーム、9はマスクシリンダロッド、10
バブレーキアームの支点軸で倒れも既設のものでアル。
11は取付台1に固定したストッパーボルトで、手動ブ
レーキレバー4の揺動範囲を制限するものである。
12は手動ブレーキレバー4に一端を固着した腕の他端
に取り付けた電磁石、13はこの電磁石12の吸着面に
対向してはg垂直に配置したブレーキ用吸着板で、取付
台1に固定しである。
従って、電磁石12は手動ブレーキレバー4の揺動につ
れて、前後に揺動し、このときその吸着面はブレーキ用
吸着板130面にそって移動するよう構成されている。
手動ブレーキレバー4の上部にはこのブレーキレバーを
支点4′として回動可能に手動アクセルレバ−14を装
着する。
即ち、手動アクセルレバ−14はその一端が手動ブレー
キレバー4の上部に回動可能に装着されていて、はg水
平面内を所定の角度範囲内で揺動可能に構成されている
手動アクセルレバ−14にはアクセルワイヤーのインナ
ーワイヤー15の一端が連結され、インナーワイヤー1
5の他端は後述するようにスロットルバルブに連結され
ている。
16.17はアクセルワイヤーのアウターワイヤーとワ
イヤーガードで、アウターワイヤー16は手動ブレーキ
レバー4に固定したワイヤーガイド17に他端が固定さ
れている。
18は手動アクセルレバ−14と共に動くほど水平に配
置されたスロットル吸着板で、鉄板より成り、その下面
には手動ブレーキレバー4に固着した電磁石19の吸着
面が対向している。
また、手動アクセルレバ−14には、消磁用スイッチ2
0、ブレーキロック解除スイッチ21、ブレーキロック
用押鉛スイッチ22、ホーンスイッチ23、フラッシャ
−スイッチ24が取り付けである。
なおフレーキロツク解除スイッチ21は手動アクセルレ
バ−14をアイドリング位置に戻した状態のときに閉じ
ていて、加速位置に動かした状態で開くように連動させ
である。
(このスイッチ21は手動ブレーキレバーに取付けてお
いてもよい。
)手動アクセルレバ−14に一端を連結したアクセルワ
イヤーの他端は第2図に示すように、アクセルロッド2
7を介して(図示されていない)アクセルパルプに連結
される。
第2図において、26はハンドルポスト、27はアクセ
ルロッドで、アクセルワイヤーのアウター16はハンド
ルポスト26に固着したワイヤーガイドステー50に固
着され、インナー15は調整ホルト28、廻り止めナツ
ト29、ワイヤー止め30により、連結部材31′に連
結され、連結部材31′はアクセルロッド27に蝶ナツ
ト31でしめつけ固着される。
第3図は電気回路を示し、32はバッテリ、33はキー
スイッチ、20は電磁石19に直列に挿入した前記消磁
用スイッチ、34は自己保持接点35を有する自己保持
リレー、21はこの自己保持接点35と直列に挿入した
前記ブレーキロック解除スイッチ、22は自己保持リレ
ー34のコイルと直列に挿入した前記ブレーキロックス
イッチ、12は前記ブレーキ用電磁石で、自己保持リレ
ー34のコイルと並列に接続しである。
上記実施例の装置において、キースイッチ33を閉じて
、エンジンを始動し、自動変速機の操作レバーをNから
Dレンジに移し、手動アクセルレバ−14を第1図の矢
印方向に動かすと、スロットルバルブの開度が増して自
動車は次第に加速する。
このとき、消磁用スイッチ20をON側に倒して閉じて
おけば、電磁石19が励磁されてスロットル吸着板18
を吸着し、アクセルレバ−の動きに対し摩擦抵抗を与え
るから、手動アクセルレバ−は常時その位置に保持する
従って、手動アクセルレバ−14にこの摩擦抵抗以上の
力をかけてその位置を変更しない限り、いつまでもその
ままのスロットルバルブ開度を保ち容易に定速走行を行
なうことができる。
速度を変更するときは電磁石19とスロットル吸着板1
8とを摺動させて行なうが、ひんばんに加減速動作を行
なう必要のあるときは、消磁スイッチ20をOFF側に
してスイッチを開き、電磁石19を消磁することにより
、小さな力で手動アクセルレバ−14を操作できる。
停車するときは、手動アクセルレバ−14を戻し、その
まΣ前方(図の右方)に押すと、手動ブレーキレバー4
が倒れ、ロッド5を介してブレーキアーム7が押されて
、車両が停止する。
なお、手動アクセルレバ−14はアイドリング位置にあ
り、手動ブレーキレバーに設けた図示されてないストッ
パーに当った状態であり、かつ、ブレーキロック解除ス
イッチ21は閉じた状態になっている。
従って、このとき、ブレーキロック用押鉛スイッチ22
を押すと、自己保持リレー34が自己保持して電磁石1
2が励磁され、手動ブレーキレバー14はブレーキのか
SったまΣの状態に保持される。
次に再発車するときは、手動アクセルレバ−14を加速
側に動かすと、ブレーキロック解除スイッチ21が開き
、自己保持リレーが復旧するため、ブレーキロックが自
動的に解かれ、車は発車し、加速される。
第4図の回路は停車したときに自動的にブレーキをロッ
クする実施例で、35は車速に比例した頻度のパルス信
号を発生する車速検出器で、スピードメータケーブルに
同期回転する永久磁石36に近接配置したリードスイッ
チ37の断続により電気パルスを発生する。
38はこの電気パルスの信号を受けて、車両が走行中か
、停車中かを判断する電子回路を有する判定回路で、車
両が停止して前記電気パルス信号が無くなるとリレー接
点39が閉じ電磁石12を励磁して、ブレーキを自動点
にロックする。
再発車時は手動アクセルレバ−14の操作でブレーキロ
ック解除スイッチ21が開くので、ブレーキのロックは
自動的に解かれる。
判定回路38としては、電気パルス信号を整流平滑し、
その平滑された電圧が一定以下に下ったときにリレー接
点39を閉じるようにすれば良く、トランジスタ回路で
容易に構成可能であるから詳細は省略する。
以上の説明で明らかなように、この考案によれば、全装
置を台板1上に設置したので単に台板1を追加付設する
のみで、従来の運転装置に簡単に組み込むことができ、
而も単にアクセルレバ−14の操作のみでアクセルとブ
レーキを連続的に操操作できるので身障者特に両足の不
自由者(切断者)でも容易に正確な操作が可能で、かつ
、定速走行が容易で、運転操作が楽になる。
又、必要に応じ、電磁石19を不作動にして、頻ばんな
加減速度の運転操作を容易にすることも可能である。
さらに又、停車時にロックしておいたブレーキを発車時
に自動的に解くことができるので、運転操作が楽になり
、安全運転に寄与するものである。
なお、電磁石i9とスロットル吸着板18の取付関係と
、電磁石12とブレーキ用吸着板13の取付関係は、何
れも相対的に移動可能であれば、取付状態が逆の関係に
なってもよい。
例えば、ブレーキ用吸着板13を手動ブレーキレバー4
に固着し、このブレーキ用吸着板に近接して固定電磁石
12を対向配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例で、第1図はは文全体の斜視図
、第2図はアクセルワイヤの連結状態を示す斜視図、第
3図は電気回路図、第4図は異なる電気回路の実施例の
要部である。 なお第3図において、電磁石19は断面を示す。 1・・・・・・台板、1a・・・・・・二叉部、4・・
・・・・手動ブレーキレバー、7・・・・・・ブレーキ
アーム、8・・・・・・ブレーキペダル、14・・・・
・・手動アクセルレバ−1219・・・・・・電磁石、
20・・・・・・消磁用スイッチ、21・・・・・・フ
レーキロツク解除スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台板1上に、下端を支点として前後方向に揺動自在に植
    立した手動ブレーキレバー4を設け、該ブレーキレバー
    4に一端を枢着したロッド5の他端をブレーキアーム7
    に係合させると共に前記手動フレーキレパー4の上端に
    は、スロットルバルブに連結した手動アクセルレバ−1
    4を水平回動可能に装着して手動アクセルレバ−14の
    把持のみで、アクセルとブレーキを連続操作できるよう
    にし、且つ、前記ブレーキレバー4による手動ブレーキ
    が効いたま〜に保持する電磁石12と、こノミ磁石の励
    磁電流を断つために手動アクセルレバ−14に連動させ
    たブレーキロック解除スイッチ21及び前記アクセルレ
    バ−14の動きに対し摩擦抵抗を与えてその位置を保持
    する電磁石19と、この電磁石の励磁電流を断つ消磁用
    スイッチ20とを設けたことを特徴とする身体障害者用
    の自動車運転装置。
JP13710779U 1979-10-02 1979-10-02 身体障害者用の自動車運転装置 Expired JPS5839225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13710779U JPS5839225Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 身体障害者用の自動車運転装置

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JP13710779U JPS5839225Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 身体障害者用の自動車運転装置

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Publication Number Publication Date
JPS5543999U JPS5543999U (ja) 1980-03-22
JPS5839225Y2 true JPS5839225Y2 (ja) 1983-09-05

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ID=29108982

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JP13710779U Expired JPS5839225Y2 (ja) 1979-10-02 1979-10-02 身体障害者用の自動車運転装置

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JP2004102485A (ja) * 2002-09-06 2004-04-02 Autech Japan Inc 手動運転装置

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JPS5543999U (ja) 1980-03-22

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