JPS5839012B2 - スピニング装置 - Google Patents

スピニング装置

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JPS5839012B2
JPS5839012B2 JP55044860A JP4486080A JPS5839012B2 JP S5839012 B2 JPS5839012 B2 JP S5839012B2 JP 55044860 A JP55044860 A JP 55044860A JP 4486080 A JP4486080 A JP 4486080A JP S5839012 B2 JPS5839012 B2 JP S5839012B2
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arm
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実 中村
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【発明の詳細な説明】 本発明は、スピニング装置に関するものである。
例えば、円管を素材としてテーパー管を製作する如き場
合は、一方法としてスピニングレースを用いて円管を回
転させ、これに工具を押当てて塑性変形させ、希望の形
に成形する。
或いは、ロータリー・スェージング・マシンを用いて素
材の外周を多数の工具で連続的に打撃して成形する。
前者では、素材を回転させて加工するため、素材が長大
である場合にはこれを回転させるに要する設備が大型と
なり、これを駆動するに要するエネルギーも大きなもの
となる。
又、素材の一部を加工する場合であっても、長大な素材
全体を回転させねばならない欠点を有する。
特に、彎曲した素材の如く、回転させることが出来ない
素材の場合には、加工することが不可能である。
又、後者では、加工の際に発生する騒音、振動等は著し
いものであって、公害となり、環境保全上好ましくない
本発明は、これらの諸欠点を解消した装置を提供するも
のである。
本発明を要約すれば、加工せんとする素材のまわりに重
錘及び加工具を回転させ、重錘部分に生ずる遠心力を梃
子の作用により加工具に及ぼさせることにより被加工素
材を加工するものである。
以下図と共に説明する。第1図は、本願発明の一実施例
の説明図である。
ベッド1上に設けたフレーム2に支持軸3が固定され、
その端部に軸受4を介して回転体5が取付けられている
支持軸3は中空とし、その内径を加工せんとする素材の
外径より大としておけば、被加工素材をその内部に通し
得るので好都合である。
併し乍ら、加工の状態によって必ずしも中空とする必要
はない。
回転体5の列置には、■ベルト用のV溝が切ってあり、
■ベルト6及びプーリー7を介して電動機8により回転
させ得る。
これらは、歯車装置、無段変速機その他各種変速装置等
を用いることが出来る。
回転体5にピン9を取付け、これに腕10を揺動可能に
取付ける。
腕10の一端には重錘11を、他端には加工具12を取
付ける。
重錘11は腕10上で自由に回転出来る。
加工具は公知の種々のものが使用出来る。
これらは、回転体5に1箇所でもよいが、その場合には
、バランス・ウェイト等により釣合をとる必要を生ずる
から、釣合等の観点から2箇所以上として、回転中心に
対して円周上に等間隔式いは対称に設けると好都合であ
る。
第2図にその配置例を示す。図の1は腕が2箇所、2は
3箇所で、何れも円周上等間隔に設けられている。
3は4箇所を回転軸に対して対称に配置したものであり
、勿論、等間隔でも差支えない。
各図に於て、aは回転体、bは腕である。
加工具12は荒仕上用、仕上用等種々のものを組合せ、
又、回転体の軸心方向に於て位置をずらせる等、加工目
的に応じたものとすることが出来る。
腕の重錘部に生ずる遠心力は、加工具部に生ずる遠心力
より大であることが必要である。
これら遠心力の作用には、腕部分等の遠心力を考慮せね
ばならない事は勿論である。
スプリング13は、重錘11を外方へ、加工具12を内
方へ向けるように作用する。
加工具12の動きの制禦は、重錘11の動きを制禦する
ことにより行う。
その−例としてカムを用いる。
支持軸3上に、重錘に接する截頭円錐形のカム14を取
付け、支持軸3上で左右に往復動させる駆動装置15を
取付ける。
図では油圧装置を用いている。
以上の如く構成された主軸部Aに相対して、被加工素材
18を保持、移動させる保持部Bをベッド1上に設ける
保持部Bは、ベッド1上に設けられた摺動台16に、コ
レット17の中心を支持軸3の軸心と一致する如く取付
けて構成されている。
コレット17は、そのスピニング装置で加工せんとする
素材に応じた能力のものとし、自働調心式のものが望ま
しいが、必ずしも自働調心式である必要はない0 加工する素材が長尺である場合には、更に支持台19を
設けてもよい。
支持台19は、主軸部Aの前後に設けてもよい。
保持部Bは、主軸部Aの後側に、或いは前後両側に設け
る如く構成することも出来る。
これらは、加工目的により決定される。
主軸部A及び保持部Bは、各々、又は何れかをベッド1
上にて支持軸3の軸心方向に往復動し得る如く構成する
これらの往復動は、手動式或いは動力式又は併用とし、
送りねじ、ラック・ピニオン式、油圧装置等公知の種々
の機構が利用出来る。
第3図は、これらの往復移動機構の例として、送りねじ
式の例を示す。
例えば、主軸部AにナツトCを取付け、これに嵌合する
ねじDに三相誘導電動機Eを接続する。
電動機Eには変速機等を組合せることが出来る。
電動機EのターミナルFに電源Hのスイッチ■を接続す
れば、電動機E及び送りねじDは回転し、主軸部Aは軸
方向に移動させられる。
スイッチ■をターミナルGに接続すれば、位相が変って
電動機E及び送りねじDの回転は逆方向となり、主軸部
Aは逆方向(こ移動する。
保持部Bについても同様である。
コレット17の代りに、第4図に示す如く被加工素材1
8をローラー20により挾持し、ローラー20を駆動す
ることにより被加工素材18を引張り、或いは押して送
ることも出来る。
図に於て1は正面図、2は側面図である。
斯く構成した本装置により加工するには、先ず被加工素
材18をコレット17にて掴み固定する。
摺動台16を移動させて被加工素材1Bを適当な位置に
持ち来す。
電動機8を回転させて回転体5を回転させる。
回転体5の回転により、重錘11及び加工具12等に遠
心力を生じ、重錘11に生ずる遠心力が加工具12に生
ずる遠心力より大であるため重錘11は外方に移動し、
加工具12は内方に移動し、被加工素材18に力を及ぼ
して被加工素材を加工する。
重錘11は、カム14の内面Iこ当ると外方に拡がるこ
とが出来なくなり、加工具12はそれに応じた一定円周
上を回転する。
カム14を左方へ移動させれば重錘11は外方へ移動し
、右方へ移動させれば重錘11は内方へ移動する。
それに応じて、加工具12は内方或いは外方へ移動する
又、摺動台16を左方に移動させることによって被加工
素材18を加工具12の適当な位置に持ち来すことが出
来る。
従って、カム14及び被加工素材18を任意の位置に移
動させることによって、被加工素材を希望の形状に加工
することが出来る。
保持部Bを移動させる代りに、主軸部Aを移動させ、或
いは両方を移動させて加工することも出来る。
加工具12は、加工に適したものを選択使用する。
これらの加工はNC化することも出来、多量生産の場合
には特に適する。
゛以上の如くして、被加工素材を回転させることなく、
加工具を回転させるのみでスピニング加工することが出
来る。
勿論被加工素材をも回転させ乍ら加工することも可能で
ある。
第5図は、本願発明の他の実施例を示す。
前述の例に於ては、支持軸3は固定されて居り、腕10
は支持軸3に軸受4を介して取付けられた回転体5に取
付けられていた。
本例に於ては、支持軸3を回転させることによって、回
転体5の役目を兼ねさせ、支持軸3に直接腕10を取付
ける如く構成したものである。
第5図に於て、フレーム21に軸受22を介して軸23
を取付ける。
軸23にプーリー24を取付け、電動機25にプーリー
26を取付けて■ベルト27を介して軸23を駆動し得
る如く構成する0 軸23の他方にピン28を介して腕29を揺動可能Gこ
取付け、腕29の一方に加工具30を、他方に重錘31
を取付ける。
重錘31は腕29に対して自由に回転し得る如く取付け
る。
重錘31の列置にカム32を設ける。
カム32は軸23と同心に取付けるが、軸23との間に
は間隙33を設けて軸23と接触しない様にし、左右の
往復動の案内は軸23によらないでベッド1による。
その他の構成は、前述の例の場合と同様である。
電動機25を回転させることにより、プーリー26、■
ベルト27、プーリー24を介して軸23が回転する。
軸23に取付けた腕29は軸23と共に回転し、重錘3
1は遠心力により外方へ開き、カム32により外方への
開きは制禦される。
カム32の左右への動きは、ベッド1により案内される
が、カム32の間隙33の部分に軸受を設けて軸23(
こより案内させてもよい。
第6図は今一つの実施例の主軸部を、第7図はそのアア
視図を示す。
前述の2例に於ては、腕10又は29の揺動によって、
加工具12又は30の被加工素材への作用点が軸心方向
に変化する。
本例1こ於ては、この軸心方向への変化を無くしたもの
である。
軸34の一端に腕35が揺動可能fこ取付けられ、その
一端に重錘36、他端にリンク片37が取付けられてい
る。
軸34の端部にガイド38が取付けられ、加工具39を
取付けた滑動片40がその中に嵌込まれ、リンク片37
と連結される。
その他の構造は第5図の場合と同様である。
斯くすることにより、軸34の回転によって重錘36は
遠心力により外方へ移動し、リンク片37、滑動片40
、加工具39は軸心(こ向って移動する。
滑動片40はガイド38内を滑動するため、加工具39
の運動は軸心に対して直角方向であり、加工具39は軸
心方向に左右に変位することはない。
第8図は他の実施例であって、左右2紐間時lこ加工し
得るものである。
図は左右対称のものであるが、必ずしも対称に限定され
ない。
又、被加工素材は左右各1個であるが、片側のみ、或い
は左右連続した1個に加工することも出来る。
ベッド41の中央部に固定したフレーム、42に、軸受
43を介して回転体44を取付ける。
回転体44の中央部列用には、■ベルト用の■溝45が
切ってあり、電動機46によりプーリー47及び■ベル
ト48を介して回軸させられる。
回転体44の内側【こは、ピン49により腕50及び5
1が交叉して揺動可能lこ取付けられている。
腕50及び51には各々重錘52,53、及び加工具5
4,55が取付けられている。
重錘52゜53は、各腕50.51上(こて回転可能で
ある。
重錘52,53の動きを制禦するカム56゜57が、フ
レーム42の左右に相対して設けられ、相接近し、又、
互に遠退く如く移動し得る。
これらの送りは、前述の如き公知の油圧装置、ねじ等に
よることが出来る。
1回転体44の軸心と同一軸心
に、被加工素材58.59を保持するコレット60.6
1を有する摺動台62,63をベッド41上【こ設ける
摺動台62.63の送りに就でも前述と同様である。
但し、送り方向は互に対称である。
電動機46により回転体44を回転させ、カム56.5
7及び摺動台62.63を移動させれば、被加工素材5
8.59を加工することが出来る。
第9図に示す如く、被加工素材64内に芯金65を挿入
し、被加工素材の列置より加工具66により加工を行っ
て、芯金に沿う形状に加工することも出来る。
芯金65は一体lこ形成したものの外、加工後に於ける
芯金の抜取りを容易にするための分割した割型とするこ
とも出来る。
此の場合、被加工素材に軸心方向の送りをかけても、主
軸部【こ送りをかけてもよい。
芯金の代りに他の素材を用いて、これにクラツドする加
工を行うことが出来る。
勿論、芯金を用いない空絞りも可能である。
本願発明の装置は、円管のスピニング加工に限ることな
く他の多くのスピニング加工、異種金属管とのクラッド
、或いは管と棒とのクラッド等種種の加工に使用するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本、願発明の一実施例の説明図、第2図はその
腕の配置例の説明図、第3図は往復動機構例の説明図、
第4図は保持部の実施例の説明図、第5図は本願発明の
他の実施例の説明図、第6図は本願発明の他の実施例の
主軸部の説明図、第7図はそのアア視図、第8及び9図
は本願発明の他の実施例の説明図である。 各図6と於ける各符号は、次のものを示す。 1・・・・・・ベッド、2・・・・・・フレーム、3・
・・・・・支持軸、4・・・・・・軸受、5・・・・・
・回転体、6・・・・・・Vベルト、7・・・・・・プ
ーリー 8・・・・・・電動機、9・・・・・・ピン、
10・・・・・・腕、11・・・・・・重錘、12・・
・・・・加工具、13・・・・・・スプリング、14・
・・・・・カム、15・・・・・・駆動装置、16・・
・・・・摺動台、17・・・・・・コレット、1B・・
・・・・被加工素材、19・・・・・・支持台、20・
・・・・・ローラー21・・・・・・フレーム、22・
・・・・・軸受、23・・・・・・軸、24・・・・・
・プーリー、25・・・・・・電動機、26・・・・・
・ブーIJ−127・・・・・・Vベルト、28・・・
・・・ピン、29・・・・・・腕、30・・・・・・加
工具、31・・・・・・重錘、32・・・カム、33・
・・・・・間隙、34・・・・・・軸、35・・・・・
・腕、36・・・・・・重錘、37・・・・・・リンク
片、38・・・・・・ガイド、39・・・・・・加工具
、40・・・・・・滑動片、41・・・・・・ベッド、
42・・・・・・フレーム、43・・・・・・軸受、4
4・・・・・・回転体、45・・・・・・V溝、46・
・・・・・電動機、47・・・・・・フーリー48・・
・・・・Vベルト、49・・・・・・ピン、so、si
・・・・・・腕、52.53・・・・・・重錘、54.
55・・・・・・加工具、56.57・・・・・・カム
、58.59・・・・・・被加工素材、60.61・・
・・・・コレット、62.63・・・・・・摺動台、6
4・・・・・・被加工素材、65・・・・・・芯金、6
6・・・・・・加工具、a・・・・・・回転体、b・・
・・・・腕、A・・・・・・主軸部、B・・・・・・保
持部、C・・・・・・ナツト、D・・・・・・ねじ、E
・・・・・・電動機、F、G・・・・・・ターミナル、
H・・・・・・電源、■・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 支点に対し片側に重錘、他側に加工具を有する一箇
    以上の腕を、回転体に揺動可能に支点にて取付け、重錘
    の遠心力により加工具が被加工素材の周囲に接触し乍ら
    塑性変形できる程度に該回転体を回転させる機構と、重
    錘の遠心力を制御できる機構を備えた主軸部と、被加工
    素材を回転体と同一軸心に保持する保持部とよりなり、
    且つ主軸部と保持部の何れか、又は双方と軸心方向に移
    動させる送り装置を具備することを特徴とするスピニン
    グ装置。
JP55044860A 1980-04-04 1980-04-04 スピニング装置 Expired JPS5839012B2 (ja)

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JP55044860A JPS5839012B2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 スピニング装置

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JP55044860A JPS5839012B2 (ja) 1980-04-04 1980-04-04 スピニング装置

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Publication Number Publication Date
JPS56141918A JPS56141918A (en) 1981-11-05
JPS5839012B2 true JPS5839012B2 (ja) 1983-08-26

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ID=12703230

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