JPS5838919Y2 - 給湯機 - Google Patents

給湯機

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Publication number
JPS5838919Y2
JPS5838919Y2 JP2062079U JP2062079U JPS5838919Y2 JP S5838919 Y2 JPS5838919 Y2 JP S5838919Y2 JP 2062079 U JP2062079 U JP 2062079U JP 2062079 U JP2062079 U JP 2062079U JP S5838919 Y2 JPS5838919 Y2 JP S5838919Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
tank
plate
case
product
Prior art date
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Expired
Application number
JP2062079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55121161U (ja
Inventor
正司 近藤
秀治 窪田
和夫 原
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP2062079U priority Critical patent/JPS5838919Y2/ja
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Publication of JPS5838919Y2 publication Critical patent/JPS5838919Y2/ja
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は貯湯形給湯機の建屋等への固定方法に関するもの
である。
貯湯形給湯機の貯湯タンクは耐水圧強度を上げるための
円筒形で、かつ設置スペースを極力少なくするため縦長
の形状をしている。
このため製品の外形としても円筒を基本形にしたものが
ほとんどであり、形状的にも建屋等への固定がしにくい
機器であった。
また、一般的にも建造物との固定をしなくてもよいとさ
れ、製品側に特に固定のための手段を設けていなかった
この理由としては、貯湯タンクは常に満水なのでかなり
の重量となり、地震の時でも製品が転倒することはない
と考えられていた。
しかしながら、昭和53年6月に発生した宮城沖地震で
は集合住宅等で製品が転倒するものも発生し、大規模な
地震には弱いということが判明した。
本案によるものは、かかる欠点を除去せんとするもので
、製品自身に建造物との固定手段を具備させるものであ
る。
以下第1図により従来の給湯機の構造を説明すると、1
は湯を貯えるための円柱状のタンクで、このタンク1の
上部と下部側面には内面にネジ座を設けた円筒状のウェ
ルドナツト2が水密に溶接されており、給湯管3、給水
管4がそれぞれ螺合されている。
タンク1の底板凹面にはL形のネジ板5が複数個溶接さ
れ、そのネジ座には椀形状の器体脚6がケース底板7を
介してボルト8で固定されている。
円筒形をしたケース胴9は下部をケース底板7に、また
ケース上板10はケース胴9の上部にそれぞれネジ止め
されている。
11はタンク1の外周をとりまくガラスウール等の保温
材である。
12はケース上板10の中央に設けた小孔とこの小孔を
貫通した給湯管3との間にできるすきまを覆うためのパ
ツキンであり、13はケース上板10とケース底板7に
それぞれ取付けられた運搬用の把手である。
以上のように従来例においては、器体脚6が椀形状をし
ているため、製品下部では床面との簡単な固定方法はな
かった。
一方、製品上部はタンク1とケースが直接固定はされて
おらず、又、ケース上板10の中央部の小孔は給湯管3
の外径より比較的大きくあけられているため、製品上部
でのタンク1とケース胴9との間隔はガラスウール等の
保温材11を圧縮しながら容易に変化する状態にあった
こうした状態では、たとえ建造物とケースを何らかの方
法で固定したとしても大型地震の場合にはその重量の大
部分を占めるタンク1の揺れを防ぐことはできないし、
一度揺れはじめると薄肉の鋼板で構成されたケースは容
易に損傷をうけることとなり、最後には転倒する危険性
があった。
次に本案による一実施例を説明すると、第2図は本案を
実施した給湯機の製品上部中央部の縦断面図、第3図は
壁との固定状態を示す上面図であり、図中14はパイプ
部分15とフランジ部分16とで構成される固定板で、
パイプ部分15の先端はタンク1上面より突出して溶接
されたウェルドナツト2の外周に若干のすきまを残して
挿入され、フランジ部分16はネジ17でケース上板1
0に固定される。
18はフランジ部分16の同一円周上に設けた複数個の
取付部である。
この取付部18は一端を建屋等の壁19に固定された支
持板20の他端をボルト21により固定するためのもの
であり、第3図では2本の支持板20で製品と壁19を
固定している。
22は給湯管3と固定板14の間にできるすきまを覆う
ためのパツキンである。
第4図は製品下部の脚部固定状態拡大断面図であり、2
3はタンク1の底部凹面に溶接されたL形のネジ板で、
タンク1と接する立上り部には器体脚24の切起し部2
5が挿入できる係合部26が形成されている。
器体脚24の一部は器体側面よりも側方へ突出するよう
に設けられ、この突出部には床面等に固定するための固
定部27を形成している。
28は器体脚24を固定するためのボルトで、ケース底
板7を介してネジ板23に螺合している。
29.30は器体脚24による固定方法の実施例を示す
もので、29はコンクリート床面31に既に埋込まれた
アンカーボルト、30は器体脚24の固定部27を固定
保持するためのナツトである。
第5図は器体脚24の取付状態の実施例を示す底面図で
あり、円筒形器体の底面に約120°間隔で器体脚24
が3個取付けられている。
このように本案によるものは、製品上部においてはタン
ク1の一部であるウェルドナツト2の外周を保持する固
定板14に対して建屋等の壁との固定をするので、タン
ク自身と建屋等の壁を直接固定するのとほぼ同等の効果
が得られる。
又、製品下部においても器体脚24の固定部27を床面
に埋込まれたアンカーボルト29とナツト30により床
面との固定が可能となり、このように製品の上・下部を
固定した場合には、大型の地震においても製品の転倒や
損傷もなく安全に使用できるという効果を有している。
第6図に示す製品上部の拡大縦断面図は、本案の他の実
施例で前記固定板14の取付部18をケース上面よりも
突出させて形成するとともに、給湯管3ど固定板14の
パイプ部分15との間にパツキン32を圧入したもので
あり、第2図の実施例に比較すると横揺れに対する安定
性を一段と向上させると同時に、運搬用の把手13が邪
魔することがなく、任意の方向から固定できるという長
所を有している。
なお上記実施例においては、固定板14に形成したパイ
プ部分15にウェルドナツト2の外周を挿通保持させて
いるが、本案においてはタンク1に接続された給湯管3
の外周を挿通保持せるようにしても同等の効果が得られ
ることはいうまでもない
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の給湯機の縦断面図、第2図は本案の一実
施例を示す製品上部拡大断面図、第3図は本案による製
品上部の固定状態を示す上面図、第4図は本案による器
体脚部の拡大断面図、第5図は本案器体脚の取付を示す
底面図、第6図は本案の他実施例を示す製品上部拡大断
面図である。 1はタンク、3は給湯管、10はケース上板、14は固
定板、15はパイプ部分、16はフランジ部分、18は
取付部、23はネジ板、24は器体脚、27は固定部で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンクの上部を覆うケース上板に固定板を取付け、この
    固定板に前記タンクに接続された給湯管の接続部または
    その近傍を挿通保持するパイプ部分と建屋等の壁面との
    固定に供する取付部を設けたフランジ部分を形成すると
    ともに、タンク底部に設けられたネジ板に対してタンク
    底部を覆うケース底板とともにケース外面よりネジ等で
    前記ネジ板に取付けられた器体脚を設け、この器体脚の
    一部を器体側面より側方へ突出させ、その突出部に床面
    等に固定する固定部を形成したことを特徴とする給湯機
JP2062079U 1979-02-20 1979-02-20 給湯機 Expired JPS5838919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062079U JPS5838919Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 給湯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2062079U JPS5838919Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 給湯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55121161U JPS55121161U (ja) 1980-08-28
JPS5838919Y2 true JPS5838919Y2 (ja) 1983-09-02

Family

ID=28851941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2062079U Expired JPS5838919Y2 (ja) 1979-02-20 1979-02-20 給湯機

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JPS55121161U (ja) 1980-08-28

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