JPS5838669B2 - アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン - Google Patents

アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン

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JPS5838669B2
JPS5838669B2 JP49078514A JP7851474A JPS5838669B2 JP S5838669 B2 JPS5838669 B2 JP S5838669B2 JP 49078514 A JP49078514 A JP 49078514A JP 7851474 A JP7851474 A JP 7851474A JP S5838669 B2 JPS5838669 B2 JP S5838669B2
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JP
Japan
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spool
land
pressure
oil
flow rate
Prior art date
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Expired
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JP49078514A
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English (en)
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JPS517528A (ja
Inventor
栄司 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Fujikoshi KK
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Publication date
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Publication of JPS5838669B2 publication Critical patent/JPS5838669B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 従来、圧力補償付流量制御弁には、米国特許第3561
488号に示すような、フォースモークやトルクモータ
の入力電流の強弱や方向に応じてノズル、フラッパによ
ってパイロット圧を制御し、シリンダ室の両端に形成し
た油室を経てスプールに穿設した一対の油路にパイロン
へ圧を導き、更にスプールのランドのPポート側に面す
る側壁に固着したボスのメータリングスロットにパイロ
ット圧を導きセンサとして作用させ、微少電流値で油の
流量を制御し、負荷が変化しても流量を一定に保つよう
にしたものがあった。
しかし、これらの流量制御弁では、一般的に200 C
C7tniyhから最大限そのバルブの定格最大流量、
例えば601/11t71が制御可能範囲であって、2
00 CC%閘以下、特に25〜30CC/@π程度の
微少流量制御は不可能であった。
そこで本出願の出願人が現在出願中で未公開の昭和48
年特許願第119275号に開示したように、本出願の
添付図面の第1図および第2図に示すようにメータリン
グスロットを延長してスプールのランドの外周面に1乃
至数段の幅の狭いスロットを形成することにより、きわ
めて微量の流量から定格最大流量まで連続的に流量を制
御できるようにした圧力補償付流量制御弁が発明された
これらは、メータリングスロット13.14に続いて幅
狭なメータリングスロットの延長部17゜18をランド
γ、8側に設け、Pポートからの圧油が流れる前にまず
狭いスロット17.18から微量のパイロット圧油をア
クチュエータに流して作動させることができるから、た
とえば25〜30 CC/勉n乃至15〜20 CC/
’ll1t71 (7)ようにきわめて微少の流量から
大流量までの制御も可能となった。
即ち負荷に対して送られる大容量のPポートの圧油では
なく、パイロット圧油を微量に流すことにより微量流量
制御を可能にしたものである。
しかし、これらの流量制御弁も第3図イ、酬こ示すよう
に電流と流量との関係が部分により急激に変化するデュ
アルゲインやトリプルゲインなどが得られるだけであっ
て第9図に示すように連続的な流量制御は不可能であっ
た。
この発明は、スプールのランドの側壁に向ってほぼ斜め
に切り落して順次切込深さを増す切込部をランドの外周
に形成し、スプールの各作動位置のスプールの軸線に垂
直な平面における切込部の周辺長即ちランドの開口周辺
長と、メータリングスロットの延長部の溝幅の比を常に
ボス部を除いたランドの円周長とメータリングスロット
の溝幅の比に等しくしたものである。
換言すれば、スプールの各位置におけるランドの開口周
辺長とメータリングスロットの溝幅の比を常に等しく形
成して増幅率、即ちメータリングスロットから流出する
パイロット流量と圧油源からランドのすきまを通って負
荷への流量との比を一定にして、流量制御を連続的に行
うことができるようにした圧力補償付流量制御弁に関す
るものである。
次に、この発明の実施例を図面につき説明すると、第4
図において本体Aにはシリンダ室1が穿設されていて、
シリンダ室の両端に形成した油室2.3に装着したスプ
リング4,5により中立位置にむけて附勢されたスプー
ル6が挿通されている。
更に、スプールには前記油室2,3と連通ずると共に、
Pポート側に面するランド7.8の側壁9,10に固着
されたボスlL12のメータリングスロット13.14
に開口する一対の油路15.16が穿設されている。
また、メータリングスロット13,14は側壁9,10
に接してランドの円周面に開口している。
メータリングスロツ)13,14に続いて第5図及び第
7図において拡大して示すように、Pポートに面するス
プールのランド1の側壁9力ら、ランド1の外周面に長
手方向にポートCI側に向って徐々に先細に形成した溝
状のメータリングスロットの延長部11゜18が穿設さ
れている。
また、メータリングスロットの延長部1γ、18の先端
部を含むスプール軸に垂直な平面に交わるランドの外周
からランドの側壁9に向ってボス11を挟むような形で
斜に切り落した一対の切込部36が形成されていて、ス
プールの軸線に垂直な任意の平面上におけるランドの側
壁9のボス部11を除く円周長とメータリングスロット
13の溝幅の比、換言すればPポートからスプール6を
横切って、C1ポートへ流れる流量Qと、ボス11に設
けたメータリングスロット13の流量qとの比率、即ち
増幅率εを等しく形成しである。
つまり、スプール6がどのような作動位置にあっても常
に増幅率が一定に保持されるように形成しである。
即ち、第5図に示すスプールの各移動位置X1〜X4に
おけるそれぞれの増幅率をε1〜ε4とすると、これら
はいずれも等しく一定である。
これを式をもって示せば、 (但し、D二うンドの直径、Lニスプールの小径部の半
径で、こ\では切込部は小径部に達して終っているとす
る、Y:切込部の長手力向長さ、θ:切込部の切込角、
−−L:切込部の深さとする。
)第1図に拡大して示すように平面父2におけるスロッ
ト18の溝幅をtとすると、増幅率εは次の如くなる。
(但し、本実施例の如く けた場合) 従って、(6L(7)式より 2個所から切込部を設 (8)式においては、D、θ、εがわかっているので、
εはyのみの関数ということができる。
本発明ではεがC1−C2−C3−C4と常に同じ値に
なるようにメータリングスロットの延長部の溝幅tを(
8)式により選定するのである(C3はX3における、
C4はX4におけるそれぞれの増幅率ですべて同一とす
る)。
なお(8)式を簡単にすると、 となる。
なお本体Aにはパイロット部Bが載置されており、該パ
イロット部には、入力電流の強さ、方向により先端に取
付けたフラッパ19を前進、後退させるアーマチャ20
を有するフォースモーク21が取付けられている。
フラッパ19の両側にはパイロット圧油を噴出するノズ
ル24.25が開口している。
ポンプ圧油より幾分高いパイロット圧油はパイロットポ
ートP、75】らパイロットフィルタ28、油路29、
分岐した油路30.31を経てノズル24.25に導か
れる。
又、油路30゜31から更に分岐した油路22,23が
それぞれ油室2,3に通じている。
なお、26は0点調整ねじ、27はアーマチャ20を両
側から中立位置に押圧するスプリングである。
フォースモーク21の入力電流の強弱及び方向によりフ
ラッパ19が移動してノズル24.25からの噴出量に
差を生ずると、油室2,3のいずれか一方の側の圧が高
くなり、スプール6を移動させ、Pポートから入った圧
油の所定流量をC1またはC2のいずれか一方のポート
に流す。
第4図において、フォースモーク21に電流を流しフラ
ッパ19が右側へ移動したとすると、左側のノズル24
からの噴出量は増加するが、右側のノズル25からの噴
出量は減少する。
従って、油路23,22を経て右側の油室3の圧力■1
は左側の油室2の圧力■2より犬となり、左側のスプリ
ング4に抗してスプール6を左側に移動させる。
すると、スロット11の幅狭な部分がポートC1へ開き
、スロット11からパイロット圧油がポートC1を経て
負荷側へ流れ、油圧3の圧力■1は降下してゆき、油室
2の圧力■2と等しくなる位置までスプール6は左側へ
移動し、その位置で均衡する。
その位置をいまXlとする)。
同時に、Pポートからの圧油が切込部36とボードC1
とのすきまからポートC1に流入して負荷側のアクチュ
エータを作動する。
更に、電流の強さを増して、スプールをX2からX3の
位置へ順次移動させても、溝幅tと切込部の円周長との
比、即ち増幅率が常に一定になるようにしであるから、
第9図に示すように電流iと流量Qとの関係は常に滑ら
かな連続的な形を画く。
ここで、ポートC1の圧力が高くなると、メータリング
・スロット11から流出するパイロット圧油は減少する
から、油室3の圧力■1は高くなり、スプール6を更に
左側へ移動させて、負荷圧力補償を行ない、負荷側の圧
力に拘りなく所定の流量を流す。
この発明は、ランドの側壁に向って切込深さを増す切込
部をランドの外周に形威し、しかもスプールの各作動位
置においてスプールの軸線に垂直な平面におけるスプー
ルのランドの開口周辺長とメータリングスロットの溝幅
の比が常に等しくなるように形成したから、スプールが
如何なる位置にあっても増幅率が一定となり、デュアル
ゲイン、トリプルゲインタイプではなく、第9図に示す
ように流量制御が連続的に行える。
しかも微少流量から最大流量までの制御が可能である。
従って、例えば工作機械などに用いると、微少流量で切
削や研摩が正確にでき、しかも大流量によって砥石やカ
ッタを早送り、早戻しができる。
また、従来品と同様に回路内の負荷が変化しても流量を
一定に保たせることができる。
しかもこれらの多種の機能を1個の制御弁で制御可能に
したものであり、極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の改良品の要部の部分拡大図、第
3図イ1口は同じ〈従来の改良品の流量と電流との関係
を示す特性図、第4図はこの発明の実施例の断面図、第
5図は第4図の要部の第1図に相当する部分拡大図、第
6図は第5図のVl −■線における断面図、第7図は
第5図の部分拡大図、第8図は第γ図■−■線による断
面図、第9図はこの発明の実施例の流量と電流との関係
を示す特性図である。 1・・・・・・シリンダ、2,3・・・・・・油室、4
,5・・・・・・スプリング、6・・・・・・スプール
、T、8・・・・・・ランド、9.10・・・・・・ラ
ンドの側壁、11.12・・・・・・ボス、13.14
・・・・・・メータリングスロット、15,16・・・
・・・油路、17,1B・・・・・・スロット、21・
・・・・・モータ、36・・・・・・切込部、A・・・
・・・本体、B・・・・・・パイロット部、S・・・・
・・スプールの開口周辺長、t・・・・・・メータリン
グスロットの溝幅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子の強弱及び方向に応じてパイロット圧を制
    御するモータを備えたパイロット部と、前記パイロット
    圧を導かれた油室を両端に形成したシリンダを有し、該
    シリンダにスプリングにより中立位置に附勢されたスプ
    ールを挿通した本体とより放り、該スプールにはメータ
    リングスロットを設けた一対のボスをPポート側に面す
    るランドの対向側壁に突設し、前記両端の油室からスプ
    ール内ヲ通ッてメータリングスロットに開口する一対の
    油路を穿設した圧力補償付流量制御弁において、前記メ
    ータリングスロットに続きランド側に長手方向に延びる
    溝状のメータリングスロットの延長部と、ランドの側壁
    に向って切込深さを増す切込部をランドの外周に形成し
    、スプールの各作動位置においてスプールの軸線に眞直
    な平面におけるランドの開口周辺長と、メータリングス
    ロットの溝幅の比を常に等しくなるようにしたことを特
    徴とする圧力補償付流量制御弁。
JP49078514A 1974-07-08 1974-07-08 アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン Expired JPS5838669B2 (ja)

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JPS517528A JPS517528A (ja) 1976-01-21
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JP49078514A Expired JPS5838669B2 (ja) 1974-07-08 1974-07-08 アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3282168A (en) * 1963-09-05 1966-11-01 Sanders Associates Inc Hydraulic servo control systems
US3561488A (en) * 1969-07-01 1971-02-09 Sanders Associates Inc Fluid flow control valve

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US3282168A (en) * 1963-09-05 1966-11-01 Sanders Associates Inc Hydraulic servo control systems
US3561488A (en) * 1969-07-01 1971-02-09 Sanders Associates Inc Fluid flow control valve

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