JPS5828443B2 - アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン - Google Patents

アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン

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Publication number
JPS5828443B2
JPS5828443B2 JP11927573A JP11927573A JPS5828443B2 JP S5828443 B2 JPS5828443 B2 JP S5828443B2 JP 11927573 A JP11927573 A JP 11927573A JP 11927573 A JP11927573 A JP 11927573A JP S5828443 B2 JPS5828443 B2 JP S5828443B2
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JP
Japan
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spool
oil
flow rate
slot
port
Prior art date
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Expired
Application number
JP11927573A
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JPS5069479A (ja
Inventor
博一 岡本
栄司 西本
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Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Fujikoshi KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 従来、圧力補償付流量制御弁には、フォースモータやト
ルクモータの入力電流の強弱や方向に応じてノズル、フ
ラッパによってパイロット圧を制御し、シリンダ室の両
端に形成した油室を経てスプールに穿設した一対の油路
にパイロット圧を導き、更にスプールのランドのPポー
ト側に面する側壁に固着したボスのメータリングスロッ
トにパイロット圧を導きセンサとして作用させ、微少電
流値で油の流量を制御し、負荷が変化しても流量を一定
に保つようにしたものがあった。
即ち、例えば米国特許第3561488号で公知のよう
に、かかるメータリングスロット(第7図の13)は第
1図乃至第6図のメータリングスロット13゜14と同
じであり、第6図で示すようにスプールのランドの大径
円筒面と同一平面上の延長面に開口しており、従ってス
プールが中立位置にあるときは、スプールと嵌合するシ
リンダ室内周面で閉じるようにされており、かつ開口部
は円周方向に同じ幅をもつ長方形をしている。
従って、スプールを中立位置に保つスプリング(第1図
の3および4)に抗してスプールが移動されるときは、
スプールの移動量とほぼ比例したメータリングスロット
からのパイロット圧油のシリンダポート(C1tたはC
2)への流出、その結果としてのそれに応じたパイロッ
ト圧の降下がろり、そこでメータリングスロットはスプ
ールの開度のセンサ捷たはパイロット圧力降下のセンサ
としての作用をする。
さらにメータリングスロットが開くと同時ににスプール
も開いて、ポンプポートからシリンダポー)(C1tた
はC2)への圧油が流れるようにされる。
そしてとの圧油の流れもほぼスプールの開度に比例する
ので、メータリングスロットからのパイロット圧油の流
れとほぼ比例した流れが得られるようにされている。
パイロット圧は入力電流の大きさと方向に比例したノズ
ル筐たはフラッパにより制御され、パイロット圧はスプ
ールの両端面に作用してスプールを基準位置から変位さ
せる。
そしてスプールに作用するパイロット圧は、ポンプポー
トからシリンダポートに流れるメイン回路の圧力と等し
くなる渣でスプールを変位させ、そこでスプールは位置
ぎめされる。
この場合のメイン回路の流量はメータリングスロットか
らシリンダポートへのパイロット圧油の流量と比例する
ので、結局この場合のメイン回路の流量と方向とは入力
電流の流れと方向に比例するようにされる。
(なお後述するように、本発明では、メータリングスロ
ット13.14に続いて幅狭なスロット17.18をラ
ンド7.8側に設けて、ポンプポートPからの圧油が流
れる前に1ず狭いスロット17.18から微量のパイロ
ット圧油をアクチュエータにシリンダポート(C1また
はC2)を介して流して作動させるものである。
即ち大容量のポンプポートPからのメイン回路の圧油で
はなく、その何分の1というきわめて僅かなパイロット
圧油をオず流して、微少流量制御する。
従ってスプールが開かすスロツ)17.18が開く微量
流量状態においては油室2,3内の圧力は、ノズル背圧
の一部がスロツ)17.18から流出するので、スロッ
ト17,18の開口面積によっても影響を受け、スプー
ル位置は、このような影響下にある油室2,3内の圧力
とスプリング4,5との平衝で決るようにされている。
従ってこの場合にも、スロット17.18はメータリン
グスロット13゜14がスプールの開度のセンサとして
作用するのと類似したセンサとしての作用をする。
しかし、これらの流量制御弁では、一般的に20 Qc
c/mから最大限そのパルプの定格最大流量、例えば6
(1/#が制御可能範囲であって、2 G OCC/m
1tt以下、特に25〜30CC/1ni11程度の微
少流量制御は不可能であった。
即ち、第7図及び第8図に示す従来品のメータリングス
ロット部の拡大図をみれば分るように、第7図において
はスプール6は中立位置にあり、メータリングスロット
13からの流れはシリンダ1の壁で閉じられていて流出
せず、従って流量は零であるが、右側の油室3に高い圧
力が作用すると、スプール6は左側に移動して第8図の
ような状態になる。
この状態ではボス11に穿設したメータリングスロット
13の流量(q)とスプール6を横切ってPからC1に
流れる流量Q)との間にはQ=εq(但しεはパルプの
増幅率)なる関係が成り立つ。
Qが小さい場合にはスプール6の開度Xも小さく、スプ
ールは不安定で微少流量制御は困難である。
従って、スプールはある程度以上間いた状態、即ち流量
に換算して200cc/mm以上にならないと安定しな
いのである。
この発明は、メータリングスロットに続いてスプールの
ランドの外周面に1乃至数段の幅の狭いスロットを形成
することにより、きわめて微量の流量から定格最大流量
lで連続的に流量を制御できるようにした圧力補償付流
量制御弁を得ることを目的としている。
次に、この発明の実施例を図面につき説明すると、本体
Aにはシリンダ室1が穿設されていて、シリンダ室の両
端に形成した油室2,3に装着したスプリング4,5に
より中立位置に附勢されたスプール6が挿通されている
更に、スプールには前記油室2,3ど連通ずると共に、
Pポート側に面するランド7.8の側壁9,10に固着
されタホス11.12のメータリングスロット13゜1
4に開口する一対の油路15,16が穿設されている。
メータリングスロット13.14は、第2図及び第3図
において拡大して示すように、Pポートに面するスプー
ルのランド7の側壁9に固着されたボス11のメータリ
ングスロット13に続いて、ランド7の外周面に幅狭な
スロット17゜18が穿設されている。
34,35はスプール6に接するスプリング受けである
本体Aにはパイロット部Bが載置されており、該パイロ
ット部には、入力電流の強さ、方向によら先端に取付け
たフラッパ19を前進、後退させるアーマチャ20を有
するフォースモータ21が取付けられている。
フラッパ19の両側にはパイロット圧油を噴出するノズ
ル24.25が開口している。
ポンプ圧油より幾分高いパイロット圧油はパイロットポ
ートPPからパイロットフィルタ28、油路29、分岐
した油路30,31を経てノズル24.25に導かれる
又、油路30,31から更に分岐した油路22,23が
それぞれ油室2.3に通じている。
なお、26は0点調整ねじ、27はアーマチャ20を両
側から中立位置に押圧するスプリングである。
フォースモータ21の入力電流の強弱及び方向によりフ
ラッパ19が移動してノズル24.25からの噴出量に
差を生ずると、油室2,3のいずれか一方の側の圧が高
くなり、スプール6を移動させ、Pポートから入った圧
油の所定量をC1またはC2のいずれか一方のポートに
流す。
第2図の場合では、パイロット圧油は閉じた状態である
が、今フォースモータ21に微少電流を流し、入力電流
に応じてスプール6が左側に移動したとすると、筐ず幅
狭なスロット17がボートC1に開くので、スロット1
7から微少流量のパイロット圧油がポートC1を経て回
路内に流れてアクチュエータを作動する。
従って、電流に対する流量の傾き角が第9図に折れ線で
示すように2種となり、即ちデュアルゲインが得られる
その結果、微少流量と大流量を精度良く制御できる。
更に、第4図に示すようにランドに設けるスロットを順
次幅狭となる2段17.17’、りるいはそれ以上とす
ることにより、第10図に示す如く電流に対する流量の
傾き角を徐々に大きくすることができるようになる。
更に、また第5図、第6図に示すように、スロット17
に加えてスプール6のランド7のPボート側の側壁9か
ら外周面にかけて数個の溝32を設けて増幅率を変化さ
せることもできる。
第5図ではPポートC1は閉じられた状態であって、流
量は零である。
スプール6が徐々に左側に押されると、本体Aの溝33
と幅狭なスロット17とが一致する点L1から、溝32
のスタート地点L2が本体の溝33と一致する1での間
では、幅狭のスロット17からの流れで微少流量を制御
する。
それ以後メータリングスロット13が溝33と一致する
点L3tでスプールが移動する間は溝32を通るPポー
トからの流れと、スロット17を通るパイロット圧油の
流れが合流するため、流量は増加して徐々に流量を変化
させることができるのである。
溝32は斜溝でもよいし、スロット17のような段の溝
でもよい。
この発明は、上記のようにメータリングスロツ)13.
14に続いて幅狭なスロット17,18をランド7.8
側に設け、Pポートからの圧油が流れる前に1ず狭いス
ロツ)17.18から微量のパイロット圧油をアクチュ
エータに流して作動させることができるから、たとえば
25〜30cc/rILi!l乃至15〜20CC/r
nVLのようにきわめて微少の流量から大流量1での制
御も可能となった。
従って、例えば工作機械などに用いると、微少流量で切
削や研摩が正確にでき、しかも大流量によって砥石やカ
ッタを早送り、早戻しができる。
また、従来品と同様に回路内の負荷が変化しても流量を
一定に保たせることができる。
更に、幅狭なスロツN7,17’ を順次幅狭に数段に
形成すれば、デュアルゲインや、トリプルゲインなどが
得・ちれ、適用範囲が飛躍的に増大するのである。
!た、第5図の実施例のように幅狭なスロット17とラ
ンド外周面の溝32を組合せ、溝32の幅、数、長さを
適宜選定すれば、ゲインを任意に変化させることができ
て一層便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の断面図、第2図は第1図の
要部の拡大部分断面図、第3図は第2図■−■線による
断面図、第4図は第2図に相当する実施例の部分拡大断
面図、第5図は同じ部分の他の実施例の断面図、第6図
は第5図VI−VI線における断面図、第7図及び第8
図は従来品の作動状態を示す断面図、第9図及び第10
図はこの発明の実施例の流量と電流の関係を示す特性図
である。 1・・・・・・シリンダ、2,3・・・・・・油室、4
,5・・・・・・スプリング、6・・・・・・スプール
、7,8・・・・・・ランド、9.10・・・・・・ラ
ンドの対向側壁、11,12・・・・・・ボス、13,
14・・・・・・メータリングスロット、15.16・
・・・・・油路、17,18・・・・・・スロット、2
1・・・・・・モータ、A・・・・・・本体、B・・・
・・・パイロット部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力端子の強弱及び方向に応じてパイロット圧を制
    御するモータを備えたパイロット部と、前記パイロット
    ・圧を導かれた油室を両端に形成したシリンダを有し、
    該シリンダにスプリングにより中立位置に附勢されたス
    プールを挿通した本体とより成り、該スプールにはメー
    タリングスロットを設けた一対のボスをPポート側に面
    するランドの対向側壁に突設し、前記両端の油室からス
    グール内を通ってメータリングスロットに開口する一対
    の油路を穿設した圧力補償付流量制御弁において、メー
    タリングスロットに続きランド側に長手方向に延びアク
    チュエータに通ずるポートに最先に開口する1段乃至数
    段のスロットを形成したことを特徴とする圧力補償付流
    量制御弁。
JP11927573A 1973-10-23 1973-10-23 アツリヨクホシヨウツキリユウリヨウセイギヨベン Expired JPS5828443B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61115299U (ja) * 1984-12-27 1986-07-21
JPS63191695U (ja) * 1987-05-29 1988-12-09
JPS643240Y2 (ja) * 1983-05-25 1989-01-27
JPH054342Y2 (ja) * 1987-06-30 1993-02-03

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