JPS5825191B2 - 比例制御弁 - Google Patents

比例制御弁

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JPS5825191B2
JPS5825191B2 JP51023546A JP2354676A JPS5825191B2 JP S5825191 B2 JPS5825191 B2 JP S5825191B2 JP 51023546 A JP51023546 A JP 51023546A JP 2354676 A JP2354676 A JP 2354676A JP S5825191 B2 JPS5825191 B2 JP S5825191B2
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JP
Japan
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pilot
main plunger
pressure chamber
pressure
throttle
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JP51023546A
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JPS52106120A (en
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垣内源雄
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS52106120A publication Critical patent/JPS52106120A/ja
Publication of JPS5825191B2 publication Critical patent/JPS5825191B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、操作部の操作量に応じて流量制御弁のメイン
プランジャを非作動位置(流量制御を行わない位置すな
わち閉か全開位置)から適宜な作動位置(流量制御を行
う位置で、ある範囲を持っている)に移行させ、前記操
作量に応じた流量を得るいわゆる比例制御弁に関する。
従来実用化されている流量制御弁は、はさんとが手動に
よる操作力で直接流量制御弁のメインプランジャを移動
させる方式であり、大きな操作力を必要とする。
まれに電動機で駆動し、小さな操作力で遠隔操作を可能
にしたものもあるが、これは応答速度が遅い。
なお応答速度が速り、シかも小さな操作力でその操作量
に比例した流量制御を行い得るものとして、サーボ弁を
用いたものもあるが、これは取扱いが難しく、かつ高価
である。
また最近、パイロット操作信号として流体を用い、該流
体を励磁力が適宜に調整可能なソレノイドによって制御
することにより、励磁力すなわち入力信号に比例した流
量制御を行い得るようにした制御弁も提案されているが
、これらは制御弁のメインプランジャに対して設けたス
プリング力と単にバランスさせるだけであり、ある設定
値に制御された後、フローフォースの変化等の外乱によ
るメインプランジャの位置変化を押える能力がない等、
制御精度の点において十分でなかった。
本発明の目的は、前述したような欠点を除去するため、
小さな操作力によりメインプランジャの位置制御が迅速
に行われ、ヒステリシス現象も小さく、さらに外乱によ
るメインプランジャの位置変化を小さく押えて該メイン
プランジャをより正確に位置決めし得るすなわちより正
確な流量制御を行い得る比例制御弁を提供するにある。
本発明の他の目的は、比較的簡単かつ安価な装置にて、
前記の目的を達し得る比例制御弁を提供することにある
前記目的を達成するため、本発明の比例制御弁においで
、メインプランジャと、同メインプランジャに接動する
パイロットスプールと、前記メインスプールの移動を制
御するためのパイロット圧力室と、同パイロット圧力室
へ圧油を供給する油圧源と、操作部の操作量に応じて開
度を調整され前記パイロット圧力室の圧力を変化させ制
御する第1の絞りと、同第1の絞りの開度の調整に伴う
メインプランジャの移動量に応じて開度を調整され、前
記パイロット圧力室の圧力を前記第1の絞りによる圧力
変化と逆の方向に変化させ制御しまたは/および前記パ
イロット圧力室と対向する他側のパイロット圧力室の圧
力を前記第1の絞りによる圧力変化と同方向に変化させ
制御する第2の絞りとを具備することを特徴とする。
また、第1の絞りを、メインプランジャの非作動時には
パイロット圧力室の圧力が低圧になり、作動時に該圧力
が上昇するように構成し、さらにまた、第1の絞りを、
メインプランジャの非作動時にはパイロット圧力室の圧
力が高圧になり、作動時に該圧力が低下するように構成
すれは好適である。
また、パイロット圧力室を、メインプランジャに連動す
るパイロットスプールと同パイロットスプールを嵌挿す
るパイロットシリンダにて形成し、該パイロットスプー
ルとパイロットシリンダとの間に第2の絞りを形成する
構成し、さらにまた、パイロット圧力室を、メインプラ
ンジャとこれを嵌挿するプランジャ穴との端部に形成し
、該メインプランジャとプランジャ穴との間で第2の絞
りを形成する構成にすれば好適である。
また、メインプランジャを、パイロット圧力室の圧力き
該圧力に対向するスプリングの反力によってバランスす
るように構成すれば好適である。
前記パイロット圧力室を、メインプランジャに連結した
パイロットスプールと同パイロットスプールを嵌挿する
複動形のパイロットシリンダとにより形成される両シリ
ンダ室にて構成すれば好適である。
前記第1、第2の絞りを直列に接続すく構成し、さらに
第1、第2の絞りを並列に接続する構成すれば好適であ
る。
以下本発明の実施態様を示す第1図ないし第6図につい
て説明する。
第1図は、本発明の一実施態様を示すもので、1はプラ
ンジャ穴、2はメインプランジャである。
これらには、図示しない環状溝等が設けられ、プランジ
ャ穴1に対するメインプランジャ2の図において左およ
び(または)右方向の位置変化により流量制御を行うよ
うに構成されているが、この構成は公知のものであるか
ら省略する。
3a。3bはスプリングで、メインプランジャ2に対し
て作用するように設けられ、該メインプランジャ2を例
えば中立位置のような非作動位置に安定させると共に、
メインプランジャ2に移動量に応じた反力を与えるよう
になっている。
4a 、4bはパイロットスプールで、メインプランジ
ャ2の両端側に位置し、そのロンド5a。
5bがメインプランジャ2の端部に当接または連結され
ている。
5a、5bは、前記パイロットスプール4a、4bを嵌
挿したパイロットシリンダで、それぞれヘッド側とロン
ド側にシリンダ室7a、7bと8a、8bが形成されて
いる。
なお前記ヘッド側のシリンダ室?a、7bを以下パイロ
ット圧力室と称する。
前記パイロット圧力室7a 、7bは、第1の絞り9a
、9bを介してタンク10へ接続されている。
第1の絞り9a 、9bはソレノイド11a。11bに
より開度が変化するようになっており、かつ該開度はソ
レノイドlla、11bの励磁力に応じて適宜な値に設
定し得るようになっている。
また前記パイロット圧力室7a、7bは、パイロットス
プール4a、4bに設けた通路12a。
12b1前記ロンド側のシリンダ室8 a + 8 b
+パイロットスプール4a 、4bのロンド側外周に
設けた切欠き溝13a、13b、パイロットシリンダ6
a 、5bの内周に設けた環状溝14a。
14bを介して油圧源15に接続されている。
前記切欠き溝13a、13bと環状構14a、14bと
の間は、パイロットスプール4a 、4bが図示の非作
動位置からそれぞれメインプランジャ2側へ移動したこ
と、その移動量に応じてこれらの間の流通面積を次第に
小さくするように構成され、いわゆる可変絞りを構成す
るようになっている。
以下前記切欠き講13a、13bと環状溝14 a、。
14bとの間を第2の絞り16a、16bと称する。
なおこれらの第2の絞り16a、16bは図示の非作動
位置においてほぼ最大の開度となるように形成されてい
る。
次いで前記弁の動作について説明する。
非作動。時には両ソレノイド11a、11bを非励磁状
態に置く。
このとき、第1の絞り9a 、9bは開度が最も大きい
状態にある。
そこで、両パイロット圧力室7a、7bは、油圧源15
から制御用圧油を供給されているものの、共に低圧状態
にあって。
バランスしている。
このためメインスプール2は図示の非作動位置に保持さ
れる。
他方、メインスプール2を例えば左行させて流量制御す
る場合には、図において右側のソレノイド11bを励磁
する。
このソレノイド11bの励、磁により、第1の絞り9b
の開度は減じられ、前記ソレノイド11bの励磁力に応
じた開度に設定保持される。
第1の絞り9bが所定の開度に絞られることにより、パ
イロット圧力室7bの圧力は上昇する。
そこでパイロットスプール4bは前記lパイロット圧力
室γbの圧力によって左行(図において)シ、メインプ
ランジャ2をスプリング3aに抗して左行させる。
メインプランジャ2の左行に伴ってスプリング3aのた
わみ量は増加し、該メインプランジャ2の左行に対する
反力を増大させる。
またパイロットスプール4bの左行に伴って切欠き溝1
3bと環状溝14bとの間に形成されている第2の絞り
16bの開度が次第に減少し、第1の絞り9bは一定で
あるも、一旦上昇したパイロット圧力室7bの圧力を除
々に低下させる。
かくしてメインプランジャ2は、ソレノイド11bの励
磁からパイロット圧力室7bの実際の圧力上昇までのタ
イムラグによって若干差はあるものの、左行の初期にお
いて、パイロット圧力室7bの圧力が最高となる。
なお、他側の第2の絞り16aは、最初から全開状態に
あるため、パイロット圧力室7aは低圧のままである。
そこでメインプランジャ2は最初、急速に動き出し、左
行するに従って前記のように第2の絞り16bが絞られ
るため、メインプランジャ2に作用する圧力が小さくな
り、比較的急速に速度をゆるめ、パイロット圧力室7b
の圧力による力とスプリング3aの反力とがバランスし
たところで安定的に停止し、以後その位置に保持される
このため、メインプランジャ2の位置決めは迅速に行わ
れると共に、スプリング3a(3bも同じ)の強さを弱
くできる。
なお、この位置にて、メインプランジャ2は、該メイン
プランジャ2とプランジャ穴1との間に設けた図示しな
い流路の流通面積を所定の値に定め、いわゆる流量制御
を行う。
前記スプリング3aの反力とバランスするパイロット圧
力室7bの圧力は、ソレノイド11bの励磁力が一定で
、第1の絞り9bの開度が一定であれば、第2の絞り1
6bの開度によって定まる。
そこで第2の絞り16bの開度はパイロットスプール4
bすなわちこれと一体的に移動するメインプランジャ2
の位置によって定まるために、メインプランジャ2の位
置決めは非常に正確に行われ、ヒステリシス現象が小さ
く押えられる。
なおソレノイド11bの励磁力にて第1の絞り9bの開
度を適宜に定めることにより、バランスする第2の絞り
16bの開度は異なるから、メインプランジャ2を適宜
な位置に位置決めし得る。
また前述したように位置決めされたいわゆる作動状態に
おいて、例えばフローフォースの変化等の外乱により、
メインプランジャ2を右行させるような力が作用した場
合には、該メインプランジャ2はその力によって右行す
るが、この右行に伴つて第2の絞り16bが開かれる。
このためパイロット圧力室7bの圧力は上昇し、左方へ
の押圧力が増加して、メインプランジャ2の右行をより
小さく押える。
他方外乱が左方向に作用した場合には、第2の絞り16
bが絞られ、メインプランジャ2の左行を押える。
そこで、メインプランジャ2は、外乱に対してもより正
確に位置決めされる。
なお、メインプランジャ2を右行させて流量制御する場
合は、左方のソレノイド11aを励磁すれば、前述した
左行の場合と同様の作用が得られることは言うまでもな
い。
前述した動作においては、第1の絞り9 a +9bを
非作動時に開度を最も大きくしておき、作動時に所定の
開度となるように絞るようにしたものについて述べたが
、第1図に示す制御弁は次のように動作させることも可
能である。
すなわち、第1の絞り9a、9bを、非常動時に第2の
絞り16a 、 16bの絞り量と関係させて比較的小
さな開度としてパイロット圧力室7a。
7bに適宜な圧力が生ずるようにしておき、メインプラ
ンジャ2を例えば左行させるとき、左方のソレノイド1
1aにて第1の絞り9aを所定の開度となるように開く
こうすると、パイロット圧力室7aの圧力は第1の絞り
9aの開度に応じて所定の圧力に低下する。
そこで、メインプランジャ2はスプリング3aに抗して
両パイロット圧力室7a 、7bの差圧によって左行さ
れる。
このメインプランジャ2の左行に伴い、右方の第2の絞
り16bは次第に開度が小さくなり、パイロット圧力室
7bの圧力を低下させる。
他方左方の第2の絞り16aは最初から全開状態にある
ため、パイロット圧力室7aは前記所定の圧力に保たれ
る。
かくしてパイロット圧力室7bの低下により、両パイロ
ット圧力室7a 、7bの差圧による力が小さくなり、
他方スプリング3aによる反力はメインプラジャ2の左
行に伴って大きくなり、両者がバランスするとメインプ
ランジャ2は停止し、以下前述した動作と同様に制御さ
れる。
このようにすれば、メインプランジャ2は両パイロット
圧力室7a 、7bの次第に小さくなる差圧にて移動さ
れるため、スプリング3a 、3bを前述の場合より弱
くでき、さらには該スプリング3a 、3bが不用とな
る。
第2図は本発明の他の実施例を示すもので、第2の絞り
17a、17bを、図示の非作動位置における絞り量が
ほぼ中間となるようにして、左右にまたがる絞り領域を
形成するように構成し、両パイロット圧力室7a 、7
bの圧力を共にメインプランジャ2の移動に応じて変化
させ制御し得るようにしたものである。
ただし、本実施例において両パイロット圧力室7a、7
bの圧力を共に変化させるようにする場合には、第1の
絞り9 a +9bを、非作動位置において第2の絞り
17a。
17bの絞り量と関連させて比較的小さな開度としてパ
イロット圧力室?a、7bに適宜な圧力が生ずるように
しておく必要がある。
このようにすれば、第1の絞り9a 、9bを、さらに
所定の開度まで絞るいわゆる圧力上昇形としても、逆に
所定の開度まで開くいわゆる圧力降下形としても、両パ
イロット圧力室7a、7bの圧力を共にメインプランジ
ャ2の移動に応じて該メインプランジャ2に作用する力
を小さくする方向へ変化させることができ、より好まし
い制御が可能となる。
また、本実施態様において、非作動時に第1の絞り9a
、9bの開度を第2の絞り17a、17bに対して十分
大きく開いてパイロット圧力室7a。
7bの圧力を低下させておき、作動時に第1の絞り9a
または9bを所定の開度となるように絞れば、第1図の
動作の説明の前者と同様の作用が得られることは言うま
でもない。
さらにまた本実施態様において、非作動時に第1の絞り
9a 、9bを閉じて両パイロット圧力室7a 、7b
を高圧にしておき、作動時に該第1の絞り9aまたは9
bを所定の開度となるように開けは、核間いた方の第1
の絞り9aまたは9bに対するパイロット圧力室7aま
たは7bの圧力が、一旦低下した後、メインプランジャ
2の移動に応じて上昇し、他方の高圧になっているパイ
ロット圧力室7bまたは7aの圧力に近ずくように変化
する。
こうして次第に小さくなっていく両パイロット圧力室7
a、7bの差圧とスプリング3aまたは3bの圧力がバ
ランスする位置にてメインプランジャ2を位置決めする
ことも可能である。
なお、このように非作動時に第1の絞り9 a +9b
を閉じるようにすれば、該非作動時にパイロット圧力室
7a、7bへ供給する制御油量を零にできるので、特に
多連弁に本発明を適用する場合に適している。
すなわち、一般に多連弁はそのうちの1ないし数個のみ
が作動けれ、他は非作動状態におかれるため、必要な制
御油量をより小さく押えることができるものである。
第3図は本発明のさらに他の実施態様を示すもので、第
2の絞り18a、18bを、図示の非作動位置において
開度がほぼ最小となるようにし、それぞれパイロットス
プール4a、4bがメインプランジャ2側へ移動したと
きは、該最小の絞りに保ちながら油圧源15からパイロ
ット圧力室7a、7bへ圧油を供給し、逆にメインプラ
ンジャ2側とは反側の方向へ移動したとき開度が次第に
大きくなるように形成したものである。
本実施態様においては、非常動時に第1の絞り9a 、
9bを閉じておき、作動時にいずれか一方の第1の絞り
9aまたは9bを所定の開度となるように開けば、前述
した第2図の動作の説明の最後に述べたものと同様の動
作が得られる。
さらに非作動時に第1の絞り9a、9bを第2の絞り1
8a、18bの絞り量に関連させて比較的小さな開度と
してパイロット圧力室7a、7bに適宜な圧力を発生さ
せておき、作動時に所定の開度となるようにいずれか一
方の第1の絞り9aまたは9bを絞れば、これに伴なう
パイロット圧力室7aまたは7bの圧力が上昇してメイ
ンプランジャ2を右または左へ移動させ、この移動に伴
って他側のパイロット圧力室7bまたは7aに対応して
いる第2の絞り18bまたは18aの開度が次第に大き
くなり、該パイロット圧力室7bまたは7aの圧力を上
昇させ、両パイロット圧力室7a。
7bの差圧を小さくして、メインプランジャ2を所定の
位置に位置決めするようにすることも可能である。
前述した実施態様においては、いずれも作動時に一方の
第1の絞り9aまたは9bのみの開度を変化させること
により、メインプランジャ2の位置決めを行うようにし
た例を示したが、これに限らず両者の第1の絞り9a、
9bを所定の割合となるように共に開度を変化させて行
うようにしてもよいことは言うまでもない。
これによればそれぞれの第1の絞り9a、9bの開度の
変化量を小さくできる。
なお、前述した第1ないし3図に示すパイロットスプー
ル4a、4bは、パイロット圧力室7a。
7bの圧力にて常にてメインプランジャ2に押圧されて
いるので、両者は単に当接させるだけで連動させること
ができ、したがってパイロットスプール4 a + 4
b)パイロットシリンダ6a、6bの加工、組立等は
容易に行ない得るものである。
第4図は、本発明のさらに他の実施態様を示すものであ
る。
本実施態様は、複動形のパイロットシリンダ20にパイ
ロットスプール21を嵌挿し、該パイロットスプール2
1をロッド22にてメインプランジャ2に連結し、パイ
ロットシリンダ20の前後(図において左右)の両シリ
ンダ室をパイロット圧力室7a 、7bとしたもので、
いわゆるパイロット部分をメインプランジャ2の片側に
まとめ、装置をコンパクトにしたものである。
なお、パイロット圧力室?a、7bは、ロッド22の有
無により受圧面積が異なるが、ロッド22を小径にした
り、また該受圧面積の差を補正するようにスプリング2
3を付加するかまたはスプリング3aを3bより強くし
たり、さらにまたパイロットスプール21の図において
右端側にもパイロットシリンダ20を貫通する同径のロ
ッド(図示せず)を設けることなどにより、十分実用可
能である。
また本実施態様は、第2の絞り24a 、24bを第1
の絞り9a、9bと並列に、それぞれタンク10に接続
したものである。
なおパイロット圧力室7a 、7bへの制御用圧油の供
給は、油圧源15からパイロットシリンダ20の内面に
設けた溝25、凹溝25からそれぞれパイロット圧力室
7a、7bに連通すべくパイロットスプール21中に設
けられた通孔26,27a、27bならびに該通孔27
a、27bに設けた絞り28a。
28bを介して行われる。
前記第2の絞り24aは、第2図の場合と同様パイロッ
トスプール21が図示の非作動位置にあるときほぼ中間
の開度となり、同位置から図において左行したとき、次
第に開度が小さくなり、逆に右行したときは、開度が大
きくなるように形成されている。
他方策2の絞り24bは、図示の非作動位置にあるとき
ほぼ中間の開度となり、同位置から図において右行した
とき次第に開度が小さくなり、逆に左行したとき開度が
大きくなるように形成されている。
本実施態様においては、例えば非作動時に第1の絞り9
a、9bを開じておき、両パイロット圧内室7 a 、
7 bに第2の絞り24a 、24bにて所定の圧力
を生じさせ、作動時に前記第1の絞り9a、9bのうち
いずれか一方を所定の開度となるように開けば、パイロ
ットスプール21、メインプランジャ2が左行または右
行し1、この左行または右行により、両画2の絞り24
a 、24bの開度が変化して、両パイロット圧力室7
a、7bの圧力をこれらの差圧が小さくなる方向へ変化
させ、前述した場合と同様この差圧による力とスプリン
グ3aまたは3bがバランスしたところ、またはスプリ
ング3a 、3bがない場合には差圧が零になったとこ
ろで、メインプランジャ2を停止させる。
なお本実施態様のように第1の絞り9a、9bと第2の
絞り24a、24bを並列に配置した場合は、前述の直
列に接続したもののように、非作動時に制御油量を零に
することはできないが、これらの第1、第2の絞り9a
、9b 、24a 。
24bの構成を前述と同様に種々変更することにより、
種々の動作が得られることは言うまでもない。
第5図は本発明のさらに他の実施態様を示すものである
本実施態様は、油圧源15からパイロット圧力室?a
、7bへ絞り30a、30bを介して制御用圧油を導き
、前記絞り30a、30bとパイロット圧力室7a、7
bの間を、ツレノド11a、11bにて開度を調整され
る第1の絞り9a、9bを介してタンク10へ接続する
と共にこれと並列にパイロットスプール31a、31b
とパイロットシリンダ32a、32bとの間に形成され
た第2の絞り33a 、33bを介してもタンク10へ
接続したものである。
なお前記第2の絞り33a 、33bは、パイロットス
プール31a。
31bに形成されたランド34a、34bの肩部35a
、35bとパイロットシリンダ32a。
32bの内面に設けられた溝36a、36bにより形成
されている。
またこれらの第2の絞り33a。33bは、図示の非作
動位置においてほぼ中間の開度となり、対応しているパ
イロット圧力室7a。
7bの圧力低下によるパイロットスプール31a。
31bの移動量に応じて開度が小さくなり、逆の移動に
より開度が大きくなるようになっている。
なお、本実施態様における第1、第2の絞り9a、9b
、33a、33bの制御作用は、第4図に示すものと同
様であるから動作の説明は省略する。
また本実施態様においても、前記第1、第2の絞り9a
、9b、33a、33bを適宜に構成することにより、
第1ないし3図の場合のように種々の動作が得られるこ
とは言うまでもない。
さらに本実施態様において、第1と第2の絞り9a、9
bと33a、33bの間のそれぞれの回路37a、37
bを、メインプランジャ2の両端に形成した室38a、
38bに接続し、該室38a38bをパイロット圧力室
とし、パイロットシリンダ32a、32bを単に第2の
絞り33a。
33bを形成するだけのものとしてもよいことは言うま
でもない。
第6図は本発明のさらに他の実施態様を示すものである
本実施態様は、メインプランジャ2の端部にボス状のパ
イロットスプール40を突設または当接させ、該パイロ
ットスプール40の端部に形成したパイロット圧力室7
bに直接、第1の絞り41を設け、該第1の絞り41を
ソレノイド42にて制御し、この第1の絞り41を介し
てパイロット圧力室7bをタンク10へ接続すると共に
、パイロットスプール40とパイロットシリンダ43と
の間に形成した第2の絞り44を介してパイロット圧力
室7bをタンク10へ接続したものである。
なお本実施態様においては、パイロット圧力室7bをボ
ス状のパイロットスプール40とパイロットシリンダ4
3にて形成したものであるが、これに限らず、メインプ
ランジャ2とプランジャ穴1にてその端部に形成される
室45をパイロット圧力室とし、メインプランジャ2と
プランジャ穴1との間に第2の絞りを形成してもよいこ
とは言うまでもない。
本実施態様の動作は、第4図に示すものと同様であるか
ら省略するが、本実施態様においても第1、第2の絞り
の構成を適宜に定めることにより種々の動作が得られる
ことは言うまでもない。
前述した実施態様においては、第1、第2の絞りをその
順序でパイロット圧力室の前後に直列に接続した例と、
パイロット圧力室とタンクとの間に並列に接続した例と
を示したが、これに限らず順序を逆にして直列に接続し
、またパイロット圧力室と油圧源との間に並列に接続し
てもよいことは言うまでもない。
また前述した実施態様においては、第1の絞り9a 、
9bの開度をソレノイド11a、11bの励磁力に応じ
て調整するようにした例を示したが、これに限らずバン
ドル等の操作部と前記第1の絞り9a 、9bとをプッ
シュプルワイヤ等で接続して該操作部の操作量に応じて
第1の絞り9a 、9bの開度を調整するようにしても
よい等、種々変更し得ることは言うまでもない。
以上述べたように本発明によれば、第1の絞りの開度を
適宜に変更設定することにより所望の流量制御を正確に
行わせることができ、ヒステリシス現象も小さく押えら
れると共に外乱に対する制御誤差も小さく押えられ、か
つメインプランジャを移動させる力は最初大きく、所定
の作動位置へ近付くに従って小さくなるので、前記力に
対抗するスプリングを弱くでき、また該スプリングが不
用となり、この種制御弁の寿命を延ばし得ると共に、制
御圧を低くでき、またメインプランジャの位置決めが迅
速かつ安定的に行われる等の利点が得られ、さらにメイ
ンプランジャに作用するようにしたパイロット圧力室の
圧力を操作部の操作量によって開度を調整される第1の
絞りとメインプランジャの移動量に応じて開度が調整さ
れる第2の絞りによって制御する構造であるため、装置
は簡単で、非常に安価に製作できると共に、小さな操作
力で操作できるため遠隔制御も容易に行ない得る等、優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明のそれぞれ異なる実施態様
を示す一部省略概要図、第6図は本発明のさらに異なる
実施態様を示す部分概要図である。 1・・・・・・プランジャ穴、2・・・・・・メインプ
ランジャ、3a 、3b 、2:l・−スプリング、4
a * 4 b 。 21.31a、31b、40・・・・・・パイロットス
プール、6a、6b、20.32a、32b、43・・
・・・・パイロットシリンダ、7a、7b・・・・・・
パイロット圧力室、9a、9b、41・・・・・・第1
の絞り、11a、11b、42・・・・・・ソレノイド
、15・・・・・・油圧源、16a、16b、17a、
17b、18a。 18b、24a、24b、33a、33b、44・・・
・・・第2の絞り。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 メインプランジャと、同メインプランジャに接動す
    るパイロットスプールと、前記メインプランジャの移動
    を制御するためのパイロット圧力室と、同パイロット圧
    力室へ圧油を供給する油圧源と、操作部の操作量に応じ
    て開度を調整され前記パイロット圧力室の圧力を変化さ
    せ制御する第1の絞りと、同第1の絞りの開度の調整に
    伴うメインプランジャの移動量に応じて開度を調整され
    、前記パイロット圧力室の圧力を前記第1の絞りによる
    圧力変化と逆の方向に変化させ制御しまたCシおよび前
    記パイロット圧力室と対向する他側のパイロット圧力室
    の圧力を前記第1の絞りによる圧力変化と同方向に変化
    させ制御する第2の絞りとを具備した比例制御弁。 2 第1の絞りを、メインプランジャの非作動時にはパ
    イロット圧力室の圧力が低圧となり、作動時に該圧力が
    上昇するように構成した特許請求の範囲第1項記載の比
    例制御弁。 3 第1の絞りを、メインプランジャの非作動時にはパ
    イロット圧力室の圧力が高圧となり、作動時に該圧力が
    低下するように構成した特許請求の範囲第1項記載の比
    例制御弁。 4 パイロット圧力室を、メインプランジャに連動する
    パイロットスプールと同パイロットスプールを嵌挿する
    パイロットシリンダにて形成し、該パイロットスプール
    とパイロットシリンダとの間で第2の絞りを形成した特
    許請求の範囲第1,2または3項記載の比例制御弁。 5 パイロット圧力緬を、メインプランジャとこれを嵌
    挿するプランジャ穴との端部に形成し、該メインプラン
    ジャとプランジャ穴との間で第2の;絞りを形成した特
    許請求の範囲第1,2または3項記載の比例制御弁。 6 メインプランジャを、パイロット圧力室の圧力と該
    圧力に対向するスプリングの反力によってバランスする
    ように構成した特許請求の範囲第1゜2または3項記載
    の比例制御弁。 7 パイロット圧力室を、メインプランジャに連結した
    パイロットスプールと同パイロットスプールを嵌挿する
    複動形のパイロットシリンダとにより形成される両シリ
    ンダ室にて構成した特許請求の範囲1,2または3項記
    載の比例制御弁。 8 第1、第2の絞りを直列に接続した特許請求の範囲
    第1,2または3項記載の比例制御弁。 9 第1、第2の絞りを並列に接続した特許請求の範囲
    第1,2または3項記載の比例制御弁。
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JPS4981779A (ja) * 1972-12-11 1974-08-07

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