JPS63210448A - パイロツト弁内蔵式アクチユエ−タ - Google Patents

パイロツト弁内蔵式アクチユエ−タ

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JPS63210448A
JPS63210448A JP62040793A JP4079387A JPS63210448A JP S63210448 A JPS63210448 A JP S63210448A JP 62040793 A JP62040793 A JP 62040793A JP 4079387 A JP4079387 A JP 4079387A JP S63210448 A JPS63210448 A JP S63210448A
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port
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Eiichirou Kawahara
河原 ▲えい▼一郎
Kenichi Ikejiri
池尻 憲一
Hisafumi Iino
尚史 飯野
Kenjiro Iwazawa
岩沢 健二郎
Noboru Yamamoto
昇 山本
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Honda Motor Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H63/3023Constructional features of the final output mechanisms the final output mechanisms comprising elements moved by fluid pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/36Inputs being a function of speed
    • F16H59/38Inputs being a function of speed of gearing elements
    • F16H59/42Input shaft speed

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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、作動油の差圧の小さい範囲で比較的大きな作
動力を生じ得ると共にコンパクトに構成されたパイロッ
ト弁内蔵式アクチュエータに関する。
〈従来の技術〉 油圧により作動するアクチユエータとしては、ピストン
の前後に作用する圧力の差に応じて両方向の作動力が1
昇られる複動シリンダ式のものがある。このようなアク
チュエータにあっては、シリンダ自体及びその外部のア
クチュエータ機構に機械的な摩擦力が作用していること
から、差圧が比較的小さい場合にはピストンの作動力が
極めて小さいために、アクチュエータの動作が鈍くなっ
たり、或いは動作しなくなる等の動作不良を起こす場合
がある。
そこで、差圧の比較的小さい範囲であっても大きなピス
トンの作動力を得るためにサーボ弁を用いることが考え
られるが、シリンダの外部にサーボ弁を設ける構造とな
りアクチュエータとして大型化することとなる。また、
パイロット弁を用いれば、差圧が小さい場合でも大きな
作動力を得ることができるが、同様にパイロット弁を外
部に設ける構造となるためアクチュエータとして大型化
することとなる。また、差圧が小さい場合でも大ぎな作
動力を得ることができることから、場合によっては動作
が不安定となることが考えられる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、差圧が比較的小さい範囲で大きな作動力を得ること
ができ、かつコンパクト化し得るパイロット弁内蔵式ア
クチュエータを提供することにある。
本発明の第2の目的は、差圧が比較的小さい範囲で大き
な作動力を得ることができ、しかも安定な動作が可能な
パイロット弁内蔵式アクチュエータを提供することにお
る。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、パイロット弁内蔵
式アクチュエータであって、シリンダチューブ内に同軸
的に郭成された第1及び第2のシリンダ室と、前記第1
及び第2のシリンダ至にそれぞれ滑動自在かつ液密に受
容された第1及び第2のピストンランド部を有し、かつ
作動端としてのピストンロッドを備えるピストンと、前
記ピストン内にて軸線方向に延在し、かつ両端にて閉じ
られた内孔と、前記内孔内にて軸線方向に可動にかつ液
密に受容された第1及び第2のスプールランド部を有す
るスプール弁体と、前記のピストンの前記両ピストンラ
ンド部の前面からそれぞれ軸線方向内方に向けてかつ互
いに連通しないように穿設された第1及び第2の軸線方
向通路と、前記第1のシリンダ室の前記第1のピストン
ランド部の背面側に位置する部分を、第1の外部圧力源
に連通ずる第1の入力ポートと、前記第2のシリンダ室
の前記第2のピストンランド部の背面側に位置する部分
を、第2の外部圧力源に連通する第2の入力ポートと、
前記第1のシリンダ室の前記第1のピストンランド部の
背面側に位置する部分を、前記内孔の前記第1のスプー
ルランド部の前面側にある部分に常時連通する第1の連
通ポートと、前記第2のシリンダ室の前記第2のピスト
ンランド部の背面側に位置する部分を、前記内孔の前記
第2のスプールランド部の前面側にある部分に常時連通
する第2の連通ポートとを有すると共に、前記第1の入
力ポート及び前記第1の連通ポートを介して前記第1の
スプールランド部の前面に作用する前記第1の外部圧力
源の圧力と、前記第2の入力ポート及び前記第2の連通
ポートを介して前記第2のスプールランド部の前面に作
用する前記第2の外部圧力源の圧力との大小関係に応じ
て、前記スプール弁体が第1の方向に向けて移動したと
きに、前記第1のスプールランド部による遮断を解除さ
れることにより前記第1の軸線方向通路を圧力シンクに
連通する第1の戻しポートと、同じく前記スプール弁体
が第1の方向に向けて移動したときに、前記第2のスプ
ールランド部による遮断を解除されることにより前記第
2の軸線方向通路を前記内孔の前記第2のスプールラン
ド部の前面側にある部分に連通する第2の供給ポートと
、前記スプール弁体が第2の方向に向けて移動したとき
に、前記第2のスプールランド部による遮断を解除され
ることにより前記第2の軸線方向通路を圧力シンクに連
通ずる第2の戻しポートと、同じく前記スプール弁体が
第2の方向に向けて移動したときに、前記第1のスプー
ルランド部による遮断を解除されることにより前記第1
の軸線方向通路を前記内孔の前記第1のスプールランド
部の前面側にある部分に連通する第1の供給ポートとを
有することを特徴とするパイロット弁内蔵式アクチュエ
ータを提供することにより達成される。
〈作用〉 このように、アクチュエータのピストンにパイロット弁
を内蔵することにより、ピストンの作動力を増幅するこ
とができるため、作動油圧間の差圧が小さい場合でも大
きな作動力を生じる。ことが可能であり、かつアクチュ
エータをコンパクト化することができる。
特に、前記両連通ポートの少なくともいずれか一方に絞
り部を設けたり、或いは前記第1及び第2のスプールラ
ンド部が、それぞれ対応する前記供給ポート及び前記戻
しポートに対してアンダラツプするようにしておけば、
アクチュエータの動作を安定化させることができる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は、本発明が適用されたパイロット弁内蔵式アク
チュエータの全体をその軸線方向に破断して示している
。このアクチュエータは、例えば車両に於けるCVT等
の変速制御用のアクチュエータとして用いることができ
る。
第1図に良く示されているように、両端が開かれた円筒
形をなすシリンダチューブ1の第1図に於ける左端には
、カバー2がシリンダチューブ1の開放端を閉塞するよ
うに嵌入固定され、両部分間に介装されたOリング6に
より所要の液密性を得ている。カバー2は、その外周部
に設けられた環状段部3がシリンダチューブ1の内周部
の対応段部4に当接しており、所謂Cリング5により央
は止めされている。同様にシリンダチューブ1の第1図
に於ける右端には、7ランジ付カバー7がシリンダチュ
ーブ1の開放端を閉塞するように嵌入固定され、同じく
両部分間に介装されたOリング10により所要の液密性
を得ている。フランジ付カバー7は、そのフランジ部8
がシリンダチューブ1の端部9とシリンダチューブ1を
固定するだめの図示されないブラケットとにより挾持さ
れることにより恢は止めされている。
シリンダチューブ1の中央部には一対の隔壁11.12
が対峙するように設けられていると共に、両隔壁11.
12間にてシリンダチューブ1が下方に向けて開放され
ている。即ち、シリンダチューブ1が一対の隔壁11.
12により中央部の大気開放室13とその左右のシリン
ダ室14.15とに3分割されている。
隔壁11.12には軸線方向に同軸的に孔16.17が
それぞれ穿設されており、ピストン18が両孔16.1
7を貫通して左右のシリンダ室14、]5内に亘って位
置している。ピストン18は軸線方向の中央部に対して
略対称形をなしており、左右に分割可能な2部材からな
るが、中央部にてそれぞれの対向部が所謂バヨネット式
の係着手段60により互いに一体的に係着しており、一
つのピストン18をなしている。
ピストン18は両端に円板状のランド部19.20と、
両ランド部1つ、20間にランド部19.20より若干
縮径された円柱状の胴部21.22とを有した糸巻き形
をなしている。そして、胴部21.22がそれぞれ孔1
6.17により摺動自在に支持されていると共に、両ラ
ンド部19.20が、0リング19a、20aを介して
左右のシリンダ室14.15内に軸線方向に摺動自在に
受容されている。
ピストン18の両胴部21.22の内部には軸線方向に
互いに連通ずると共に両ランド部19.20近傍に至る
内孔23.24が穿設されている。
そして、両胴部21.22間士の係着手段60部には内
孔23.24と大気開放室13とを連通するドレン口2
5が穿設されている。内孔23.24には一対のプラン
ジャ26.27が互いに対向して軸線方向に摺動自在に
受容されている。プランジャ26.27のそれぞれの対
向端部には、小径突部26a、27aが突設されており
、両プランジャ26.27が互いに小径突部26a、2
7aを介して衝当している。両プランジャ26.27が
後記するコイルばね33.34により互いに押圧付勢さ
れ常時一体的な運動を行うことから、両プランジャ26
.27が、両端にランド部を有する1個のスプール弁体
を構成している。
プランジャ26.27には内孔23.24の左右端の内
壁28側から対向部に向けて軸線方向にそれぞれ孔29
.30が穿設されており、孔29.30内にはそれぞれ
圧縮コイルばね33.34が受容されている。圧縮コイ
ルばね33.34の一端は、孔29.30の底面により
支承され、その他端は、圧縮コイルばね33.34の内
部に突入する柱状のストッパ31.32の基端に設けら
れた外向7ランジ部35.36を、内孔23.24の外
端側の内壁28との間にて挾持している。従って、両プ
ランジャ26.27は互いに衝当する向きに弾発付勢さ
れている。尚、プランジャ26.27の外周面には軸線
方向に間隔をおいて環状溝37が周設されているため、
プランジャ26.2′7が内孔23.24内を円滑に摺
動し得ることとなる。
シリンダチューブ1にあっては、図示されないガバナ装
置からのガバナ油圧PC+を取入れるためのガバナ圧入
口38と、図示されないスロットル装置からの油圧を取
入れるためのスロットル圧入口39とが、左右のシリン
ダ室14.15内の隔壁11.12側の部分即ち両ラン
ド部19.20の背面側14b、15bに向けて穿設さ
れ、(れぞれのシリンダ室14b、15b内にて開口し
ている。ピストン18の両ランド部19.20に隣接す
る胴部21.22には、両入口138.39からシリン
ダ室14b、15bを経て供給される作動油圧を両プラ
ンジャ26.27の内部の内孔23.24にそれぞれ導
入するための連通ポート40141がそれぞれ穿設され
ている。
また、ピストン18にはランド部19.20の端面にて
それぞれのシリンダ室14.150カバー2.7側に向
けて開口する軸線方向通路42.43がそれぞれ内孔2
3.24に沿うように穿設されている。内孔23.24
と軸線方向通路42.43との間には、プランジャ26
.27が第1図に於ける左方向に移動した際に、軸線方
向通路43を介してシリンダ室15のランド部20の前
面側15aと内孔30とを連通する作動油の供給ポート
45と、小径突部26a、27a回りの内孔23.24
の部分を介してドレン口25と軸線方向通路42とを連
通する作動油の戻しポート46と、プランジャ26.2
7が第1図に於ける左方向に移動した際に、軸線方向通
路42を介してシリンダ室14のランド部19の前面側
14aと内孔29とを連通ずる作動油の供給ポート44
と、小径突部26a、27a回りの内孔23.24の部
分を介してドレン口25と軸線方向通路43とを連通す
る作動油の戻しポート47とが設けられている。
内孔23.24の内周面の供給ポート44.45及び戻
しポート46.47に対応する部分には周方向に沿って
環状溝48及び49がそれぞれ凹設されており、供給ポ
ート44.45及び戻しポート46.47がそれぞれ環
状溝48及び49を介して内孔23.24内と連通する
。尚、供給ポート44.45に対して対角位置の環状溝
48内には孔50,51が穿設されているが、これらの
孔50.51は供給ポート44.45を加工する際に必
要となる加工孔であるため盲部材52により圧入閉塞さ
れている。また、戻しポート46.47が軸線方向に対
して斜めに穿設されているが、これは内孔23.24を
利用して胴部21.22の遊端側から戻しポート46.
47を加工することによるものである。
尚、ピストン18の右側のランド部20の前端面中央部
には凹部45が設けられており、該凹部にはピストンロ
ッド54の拡径基端部55がCリング56により軸線方
向に央は止めされて固定されている。このようにしてピ
ストン18と一体的にかつ同軸的に取付けられたピスト
ンロッド54は、フランジ付カバー7の中心部に穿設さ
れた孔57を貫通して外部に突出しており、図示されな
いリンク機構を介して例えばCVT等の変速制御装置と
連結されている。
このようにして構成されたアクチュエータは、ピストン
18の内部に設けられたプランジャ26.27が差圧に
応じて左右方向に移動して、一方の入口38.39と一
方のシリンダ室14.15とを連通ずると共に他方のシ
リンダ室14.15とドレン口25とを連通することか
ら、パイロット弁を内蔵した構造をなしていることとな
る。
次に、本実施例によるアクチュエータの作動要領を以下
に示す。
ガバナ圧入口38には例えばエンジン回転数に比例した
圧力としてのガバナ圧Pgが作用しており、スロットル
圧入口39には例えばスロットル開度に比例した圧力と
してのスロットル圧Pthが作用している。このガバナ
圧Pgとスロットル圧pthとの間に差圧ΔPを生じる
と、両プランジャ26.27の平衡状態が崩れて油圧の
大きい方から小さい方へ向けてプランジャ26.27が
移動することとなる。尚、プランシト26.27が前記
したように環状溝37を有しており、摺動摩擦抵抗が極
めて低いため円滑に移動し得ることから、差圧ΔPが比
較的小さい場合でもプランジャ26.27が即座に移動
し得る。
例えば、ガバナ圧Pgの方がスロットル圧pthよりも
大きい場合には、プランジャ26.27の左右端には連
通ポート40.41を介してそれぞれPg、Pthが作
用することから、プランジャ26.27が図に於ける右
方に向けて移動する。そして、ピストン18の左側の供
給ポート44が開口してガバナ圧入口38と左のシリン
ダ室14のランド19の前面側14aとが軸線方向通路
42を介して連通ずると共に、ピストン1Bの右側の戻
しポート47が開口して右のシリンダ室15のランド2
0の前面側15aとドレン口25とが軸線方向通路43
を介して連通ずることとなる。従って、左のシリンダ室
14a内の油圧がPgとなり、右のシリンダ室15a内
の油圧が大気開放となるため、ピストン18が右方に作
動することとなる。
このようにして、左のシリンダ室14a内の油圧がPg
となり右のシリンダ室15a内の油圧が大気開放される
ため、ピストン18が油圧Pgによる大ぎな作動力によ
り作動することとなる。
尚、スロットル圧pthがガバナ圧Pgよりも大きい場
合には、プランジャ26.27が前記とは逆に左の方へ
移動して前記と同様の作用により、ピストン18が左方
へ作動することとなる。
第2図は本発明に基づく第2の実施例を示しており、前
記した第1の実施例に対応する部分には同一の記号を付
してその説明を省略する。この第2の実施例にあっては
、連通ポート40,41に絞り部としてのオリフィス5
8.59をそれぞれ設けている。
このように作動油連通ポート40.41にオリフィス5
8.59を設けることにより、両人口38.39間の差
圧に対してプランジャ26.27の両端に作用する差圧
の方がより小さくなることから、プランジャ26.27
の移動速度がオリフィス51.52を設けない場合に対
してより遅くなることとなる。従って、第1の実施例と
同様にプランジャ26.27がどちらか一方に移動した
際にシリンダ室14.15に入り込む作動油の速度も遅
くなるため、差圧ΔPの小さい範囲に於けるピストン1
8の作動速度が早すぎるということがなくなり、アクチ
ュエータとして好適なサーボ動作を得られることとなる
尚、プランジャ26.27が移動することにより環状溝
48の開口部がプランジャ26.27の移動に伴って徐
々に開かれていくこととなり、その作用により可変オリ
フィス効果が生じており、上記したプランジャ26.2
7の移動速度が遅くなる効果と併せた相乗効果により、
更に大きなオリフィス効果が生じることとなる。
ところで、第2の実施例に於いて連通ポート40141
にオリフィス58.59を設けたのは、プランジャ2゛
6.27の移動速度に対してオリフィス効果を生じるた
めには作動油の入り込む側にオリフィスを設ける方が良
いことによるものである。例えば、両人口38.39に
オリフィスを設けることも考えられるが、以下に於いて
、オリフィスを入口38.39と連通ポート40,41
とにそれぞれ別個に設けた場合のオリフィス効果を比較
することにより、第2の実施例の有利性を示す。
例えばピストン18が差圧ΔPによりΔLだけ右方へ移
動した場合の入口38.39及び連通ポート40141
を通過する流量をそれぞれvl、v2、V3、■4とし
て、また第2図に於て孔16.17の内径をA1、シリ
ンダ室14.15の内径をA2、ロッド54の外径をA
3とすると、V1= (A2−(A2−A1))ΔL=
A1ΔL A3<<A2として、 V2= (A2−Al )ΔL V3=A2ΔL V4=0 となる。
そこで、入口38.39にオリフィスを設けた場合のオ
リフィス通過後の油圧をPl、P2とし、連通ポート4
0.41にオリフィスを設けた場合のオリフィス通過後
の油圧をP3、P4として、オリフィスの大きさはすべ
て等しいとすると、ガバナ圧入口3Bと連通ポート41
との比較では、Vl<V3からP1ンP3となる。
スロットル圧入口39と連通ポート35との比較では、
V2>V4からP2<P4となる。
従って、Pl−P2>P3−P4となり、入口38.3
9よりも連通ポート40.41にオリフィスを設けた方
が差圧がより小さくなる。そのため、プランジャ26.
27の移動速度が遅くなり、前記したように差圧の小さ
い範囲でのアクチュエータのサーボ動作がより安定化す
る。
第3図は本発明に基づく第3の実施例を示しており、前
記した第1の実施例に対応する部分には同一の符号を付
してその説明を省略する。この第3の実施例にあっては
、図に示されている中立点の状態にて、両プランジャ2
6.27が、肉供給ポート44.45を同時に閉塞する
ことのないアンダラップ状態となるように、その軸線方
向の長さを定められている。尚、プランジャ26.27
は両戻しポート46.47に対してはアンダラツプ但と
同一かそれ以上の量をもってA−パラツプ状態をなして
いる。
このようにして構成されたアンダラツプ状態を有するア
クチュエータにあっては、成る僅かな差圧を生じた場合
には、作動油が連通ポート40から内孔23内に入り込
み、小母の作動油が左のシリンダ室14a内に送り込ま
れるが、前記したように両プランジャ26.27と両供
給ポート44.45との間に成るアンダラップ量が設定
されていることから、同時に、作動油が連通ポート41
から内孔24内にも入り込み、小母の作動油が右のシリ
ンダ室15a内にも送り込まれることとなり、差圧が成
るレベルを越えて始めてピストン18がいずれかの方向
に向けて徐々に作動し始める。更に、プランジャ26.
27が移動すると、いずれか一方の戻しポート46.4
7が開口し始めてドレン口25と連通し、対応する側の
シリンダ室14a又は15a内は大気開放されるため、
第1の実施例と同様に大きな作動力をもってピストン1
8が一方向けて作動することとなる。
なお、上記した効果を式により以下に示す。
第3図に示されるように、中α点の状態に於て、両供給
ポート44.45ととプランジャ26.27とのアンダ
ラツプ量をそれぞれ×1、×2とし、両戻しポート46
.47とプランジャ26.27とのA−パラツブ母をそ
れぞれ×3、×4とする。
また、×1≦x3、×2≦×4であり、プランジャ26
.27の中立点からの移動量をUとする。
そして、第3図に於ける右方側を正の値とし、第2の実
施例の説明と同様のPg、Pth、及びA1−A3を定
める。
まず、Xl>u> −x2では、左のシリンダ室13に
生じる作動力F1は Fl =A2Pa +(A2−A1 ) Pthであり
、右のシリンダ室13に生じる作動力F2は F2−(A2−AI)Pg+ (A2−A3)Pthで
あることから、ピストン18の作動力FはF=F1−F
2 =A1 (F9−Pth) +A3PthここでA3<
<A2、ΔP=PO−Pthとすると、 F=A1ΔP→A2ΔP となり、ピストン18の作動力Fが差圧ΔPに比例する
こととなる。
尚、圧縮コイルばね33.34のばね定数を適宜定める
ことによりΔPの作用範囲を定めることができ、安定し
たサーボ動作を行い得る範囲を好適に定めることができ
る。
次に、×3≧U≧×1ではプランジャ26.27が右の
供給ポート45と戻しポート47とを同時に閉塞するた
め右のシリンダ室15aが密閉状態となり、 F=0 となる。
また、−X2≧U≧−X4でも同様に、F=0 となる。
そして、LJ>X3では F1=A2Pq +(A2−A1 ) PthF2= 
(A2−A1 )Pg であることから、 F=A2Pg十(A2−AI)ΔP =A2Pg      (A2−A1→0)となり、ピ
ストン18の作動力Fがシリンダ室14a内の油圧に応
じた大きな作動力となる。
また、−x4>uでも同様に F=−A2Pth となる。
従って、差圧ΔPが小さい場合にはプランジャ26.2
7の移動速度が遅いと共に、シリンダ室14.15の一
方が大気開放されるまで差圧ΔPに比例したピストン1
8の作動力が1qられることとなる。そして、差圧ΔP
が大きい場合にはプランジャ26.27の移動速度が早
くなることがら、即座にシリンダ室14.15の一方が
大気開放されると共に他方に大きい方の油圧が加わるた
め、その油圧による大きなピストン18の作動力が得ら
れることとなる。
このようにして構成されたパイロット弁内蔵式アクチュ
エータを用いて例えばCVT等の変速装置の制御を行う
場合には、ガバナ圧P(lとスロットル圧pthとを入
力として用いるが、両者の差圧ΔPの小さい範囲内では
差圧ΔPに比例した制御を行い得るため安定したサーボ
動作による制御を行い、差圧ΔPが若干大きい範囲では
大きい方の圧力により生じる大きな作動力により、作動
速度の早いサーボ動作による制御を行うことができる。
〈発明の効果〉 このように、本発明のパイロット弁内蔵式アクチュエー
タによれば、比較的小さな差圧でも大きな作動力を生じ
るため、作動速度の早いサーボ動作を1qることかでき
る。そのため、外力等の機械的な摩擦損失に対して差圧
にが小さい場合でも大きな作動力をもってアクチュエー
タを作動することができ、作動不良を生じることがない
。更に、パイロット弁をピストンに内蔵したコンパクト
な構成とすることにより上記効果を達成することができ
るため、油圧装置を小型化することができるなどその効
果は極めて大である。
尚、パイロット弁の作動油の連通ポートに絞り部を設け
たり、パイロット弁をアンダラップ状態に構成すること
により、より好適なサーボ動作を行うことが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されたパイロット弁内蔵式アク
チュエータの全体を示す断面図である。 第2図は、第2の実施例を示す断面図である。 第3図は、第3実施例を示す断面図である。 1・・・シリンダチューブ2・・・カバー3・・・環状
端部    4・・・段部5・・・Cリング    6
・・・0リング7・・・フランジ付カバー8・・・フラ
ンジ部9・・・端部      10・・・Oリング1
1.12−・・隔壁  11a、12a・0リング13
・・・大気開放室  14.15・・・シリンダ室16
.17・・・孔   18・・・ピストン19.20・
・・ランド部21.22・・・胴部23.24・・・内
孔  25・・・ドレン口26.27・・・プランジャ 26a、27a・・・小径突部 28・・・内壁     29.30・・・孔31.3
2・・・ストッパ 33.34・・・圧縮コイルばね 35.36・・・フランジ部 37・・・環状溝    38・・・ガバナ圧入口39
・・・スロットル圧入口 40.41・・・連通ポート 42.43・・・軸線方向通路 44.45・・・供給ポート 46.47・・・戻しポート 48.49・・・環状溝 50.51・・・孔52・・
・盲部材    53・・・凹部54・・・ロッド  
  55・・・基端部56・・・Cリング   57轡
孔 58.59・・・オリフィス 60・・・係着部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パイロット弁内蔵式アクチュエータであつて、 シリンダチューブ内に同軸的に郭成された第1及び第2
    のシリンダ室と、 前記第1及び第2のシリンダ室にそれぞれ滑動自在かつ
    液密に受容された第1及び第2のピストンランド部を有
    し、かつ作動端としてのピストンロッドを備えるピスト
    ンと、 前記ピストン内にて軸線方向に延在し、かつ両端にて閉
    じられた内孔と、 前記内孔内にて軸線方向に可動にかつ液密に受容された
    第1及び第2のスプールランド部を有するスプール弁体
    と、 前記のピストンの前記両ピストンランド部の前面からそ
    れぞれ軸線方向内方に向けてかつ互いに連通しないよう
    に穿設された第1及び第2の軸線方向通路と、 前記第1のシリンダ室の前記第1のピストンランド部の
    背面側に位置する部分を、第1の外部圧力源に連通する
    第1の入力ポートと、 前記第2のシリンダ室の前記第2のピストンランド部の
    背面側に位置する部分を、第2の外部圧力源に連通する
    第2の入力ポートと、 前記第1のシリンダ室の前記第1のピストンランド部の
    背面側に位置する部分を、前記内孔の前記第1のスプー
    ルランド部の前面側にある部分に常時連通する第1の連
    通ポートと、 前記第2のシリンダ室の前記第2のピストンランド部の
    背面側に位置する部分を、前記内孔の前記第2のスプー
    ルランド部の前面側にある部分に常時連通する第2の連
    通ポートとを有すると共に、前記第1の入力ポート及び
    前記第1の連通ポートを介して前記第1のスプールラン
    ド部の前面に作用する前記第1の外部圧力源の圧力と、
    前記第2の入力ポート及び前記第2の連通ポートを介し
    て前記第2のスプールランド部の前面に作用する前記第
    2の外部圧力源の圧力との大小関係に応じて、 前記スプール弁体が第1の方向に向けて移動したときに
    、前記第1のスプールランド部による遮断を解除される
    ことにより前記第1の軸線方向通路を圧力シンクに連通
    する第1の戻しポートと、同じく前記スプール弁体が第
    1の方向に向けて移動したときに、前記第2のスプール
    ランド部による遮断を解除されることにより前記第2の
    軸線方向通路を前記内孔の前記第2のスプールランド部
    の前面側にある部分に連通する第2の供給ポートと、 前記スプール弁体が第2の方向に向けて移動したときに
    、前記第2のスプールランド部による遮断を解除される
    ことにより前記第2の軸線方向通路を圧力シンクに連通
    する第2の戻しポートと、同じく前記スプール弁体が第
    2の方向に向けて移動したときに、前記第1のスプール
    ランド部による遮断を解除されることにより前記第1の
    軸線方向通路を前記内孔の前記第1のスプールランド部
    の前面側にある部分に連通する第1の供給ポートとを有
    することを特徴とするパイロット弁内蔵式アクチュエー
    タ。
  2. (2)前記両連通ポートの少なくともいずれか一方に絞
    り部が設けられていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載のパイロット弁内蔵式アクチュエータ。
  3. (3)前記第1及び第2のスプールランド部が、それぞ
    れ対応する前記供給ポート及び前記戻しポートに対して
    アンダラップしていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項若しくは第2項に記載のパイロット弁内蔵式アク
    チュエータ。
JP62040793A 1987-02-24 1987-02-24 差圧応動式アクチュエータ Expired - Lifetime JPH0794845B2 (ja)

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US4809587A (en) 1989-03-07
EP0280522A3 (en) 1989-08-23
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