JPS5831000Y2 - 力フイ−ドバツク式ピストン位置制御機構 - Google Patents

力フイ−ドバツク式ピストン位置制御機構

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JPS5831000Y2
JPS5831000Y2 JP9152979U JP9152979U JPS5831000Y2 JP S5831000 Y2 JPS5831000 Y2 JP S5831000Y2 JP 9152979 U JP9152979 U JP 9152979U JP 9152979 U JP9152979 U JP 9152979U JP S5831000 Y2 JPS5831000 Y2 JP S5831000Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
main piston
chamber
circumferential groove
pressure
piston
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JP9152979U
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JPS568902U (ja
Inventor
昇次 座間
昭夫 水戸
和幸 木原
Original Assignee
株式会社トキメック
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は入力信号に応じた位置に主ピストンを保持した
り、サーボ弁などの4方向切換弁の主スプールの位置を
保持したりする電磁比例式方向流量制御弁に用いるカフ
ィードバック式ピストン位置制御機構の改良に関する。
電磁比例式方向流量制御弁に用いる従来のカフィードバ
ック式ピストン位置制御機構として1981年1月号「
油圧技術」第68頁乃至第72頁特に第70頁の電磁比
例方向流量制御弁の作動原理図(第2図)に記載されて
いる構成を基にして、以下図によって説明する。
第1図は上記従来のカフィードバック式ピストン位置制
御機構の構成図であるが、主ピストンが4方向切換弁の
機能を持ち、入力信号は電磁トルクモータで受ける電磁
比例式方向流量制御弁である。
なか、以下説明を簡略化するため図のようにピストン、
スプール類が水平に置かれているものとして説明する。
図に卦いて本体1内に同心的に順次設けられた犬、中、
小径の内孔1 a * 1 b +1c内に大径の主ピ
ストン2、主ピストンの右側の中径の突出部2a及び小
径のパイロットスプール3がそれぞれ軸方向に摺動自在
に嵌挿され、主ピストン2は右、中央、左の各ランド部
を持ち、それぞれのランド部をi−、%−い圧カポート
P1タックポートT2.T1に連がる円周溝4,5.6
が内孔1a内に設けられると共に、該内孔1a内の前記
の3つの円周溝の間にはそれぞれBポート、Aポートが
設けられる。
さらに各円周溝4.5.6の巾と位置は主ピストン2が
中立の時は各円周溝4 、5.6viぎりぎりに閉であ
るが少しでも右に動けばAポートハ圧カポ−)Pに、B
ポートハタンクポー)T2に連かり、逆に左に動けばB
ポートが圧力ポートPに、AポートがタンクポートT1
に開口するようになっている。
また主ピストン2の左側の大面積側の室7にはパイロッ
トスプール3の制御通路8が連かり、右ランドと中径突
出部2aで形成されるリング状の小面積側の室9V′i
通路10によりパイロット圧力ポートPPに接続される
一般に上記の〉面積対小面積の比ぽ2のものが多いが技
術的には必ずしも2でなくてもよい。
一方パイロットスプール3には右と左に2つのランドが
あり、それぞれのランドをおふ゛い、かつ両ランドに接
して内孔1cに円周溝11.12が設けられ、それぞれ
ドレンポー)Dとパイロット圧力ポートPPが連がる。
さらに円周溝12は前記の通路10にも連がっている。
主ピストンの突出部2aとパイロットスプール3の左ラ
ンドとの間K[カフィードバック用のばね13があり、
該ばね13を包含する内孔tbaドレンポートDに開口
している。
捷たパイロットスプール3の右ランドとトルクモータ1
4のトーションバー15に支えられたアーマチュア16
の先端との間はロッド1フf結ばれ、さらにアーマチュ
ア16の右先端には中立調整用ばね18と本体1にねじ
込捷れた調整用のねじ19が設けられている。
な卦公知のトルクモータ14は励磁コイル20.21の
池にフィールドコアなどによっても電気信号により駆動
される。
次に第1図について作動を説明する。
1ず圧力ポートPを液体源に、A、Bポートをアクチュ
エータに、タンクポートT 1s T 2及びドレンポ
ートDを液圧槽に連ぐ。
次にポー)A、Bの圧力かアクチュエータの動きを見な
からねじ19を調節して主ピストン2の中立を出す。
この時ばね13゜18には負荷がかかるのでパイロット
スプール3は中立になっているわけではないが、室7,
9の圧力による力、ばね13.1Bの力、アーマチュア
16の先端の力が釣合う。
この状態でも液体の温度が変ると釣合は破れるが、説明
はもつと一般的なトルクモータ14の作動状態で行う。
すなわちコイル20.21に制御電流が流れるとそれに
比例したトルクがアーマチュア16に働き、その先端が
ロッド17に力を釦よぼす。
この力が今仮に制御電流の方向からロッド17を左へ押
す方向とするとパイロットスプール3は左へ動いて通路
8、室7の圧力は円周溝12を通じてパイロット圧力p
pが伝達される割合が多くなり、逆に円周溝11を通じ
てドレンに廃山する割合が少なくなるので室7の圧力が
上ってばね13は圧縮され主ピストン2rlt中立時よ
り右へ寄った位置で力が釣合うからポートAの圧力は圧
カポ−)PIC開く割合が増加して圧力が上昇し、ポー
トBの圧力はタンクポー)T2に開く割合が増加して圧
力が降下する刀・らアクチュエータは前記の制御電流に
見合った速度で動く。
ところが内孔1aと主ピストン2とは軸方向に摺動する
から当然隙間がある。
この隙間の中で前記の釣合いに影響を釦よぽすのd室7
と円周溝6との間の隙間22である。
一方、円周溝6の圧力はタンクに連がっているのでOに
近いが、室7の圧力は室7と室9との面積比が2:1の
場合はパイロット圧力PPの約1/2であるから室7と
円周溝6との間に大きな圧力勾配が発生して室7から円
周溝6の方向に液体の漏洩量が大きくなるとカフィード
バック式ピストン位置制御機構にとっては致命的な問題
を発生する。
そf′Lは作動液の温度変化による粘度の変動またはタ
ンクへの戻り管には濾過器が入っていてこれの目ず1り
によるポー)T、の圧力の変化による隙間220両端の
圧力差の変動が上記隙間22を通る液体の漏洩量に大き
く影響してピストンの静止する位置をドリフトさせるか
らである。
例えばこの影響を受けて隙間22を通る漏洩量が増加す
ると、今1で軸方向の力の釣合を保っていたパイロント
スプール3の位置では室7の圧力が保てなくなって降下
する。
そこで主ピストン2、ばね13、パイロットスプール3
が少し左に移動してパイロット圧力ポートP、内の液体
をより多く通路8に供給して室7の圧力を回復した状態
で軸方向の力が釣合い、正しい主ピストンの静止位置よ
り少しずれた位置に即ち上記漏洩量に応じて主ピストン
は静止する。
なふ゛、室9から円周溝5、タンクポートT2への漏洩
も考えられるが、室9はパイロット圧力ポートPPより
何等の絞りもなく通路10を通じてパイロット圧力液の
十分な供給を受けられるので隙間からの漏洩量の多寡に
より室9の圧力が変化することはなく、隙間22にかけ
る液体の漏洩のみが問題となる。
しかもこの液体の漏洩の原因となっている隙間22は、
内孔1aを主ビス6トノ2が摺動するためにはさけるこ
とができないのである。
そこで本考案は上記従来のカフィードバック式ピストン
位置制御機構に釦ける主ピストンの大面積側の室とこれ
に隣接しているタンクポートに連がる円周溝との圧力勾
配を小さくすることを技術的課題とし、これを解決して
液体の漏洩を防止して常に入力信号に比例し安定した主
ピストン位置を保持する電磁比例式方向流量制御弁を用
いるカフィードバック式ピストン位置制御機構を提供す
ることを目的としている。
このため本考案は従来使用されていたカフィードバック
式ピストン位置制御機構に卦いて、主ピストンの大面積
側の室とこれに隣接し本体の内孔に設けであるタンクポ
ートに連がる円周溝との間ニ池の円周溝を設けてこの円
周溝をパイロット圧力ポートとタンク間に直列接続され
た2個の絞りの間に連接することをその手段として採用
した。
このために円周溝に前記2個の絞りの間より大面積側の
室の圧力にほぼ等しい圧力を導くことができ、大面積側
の室とタンクポートに連がる円周溝間の圧力勾配を極め
て小さくすることができる。
なあ・、上記課題はピストンのランドを長くしても解決
することができるがこのようにするとピストンを長くし
ただけ弁が大きくなり全体の機構が大きくなる。
これに対して本考案はピストンを長くしなくてもすむの
でコンパクトにすることができるという特有の効果を奏
する。
以下、実施例に基いて本考案を説明する。
第2図に示すように内孔1a内に室7に隣接し、円周溝
6との間に主ピストン2の左ランドにかぶさり定圧ポー
ト24に連がる円周溝23を設け、一方該円周溝23に
大面積側の室7の圧力にほぼ等しい圧力を導くため、パ
イロット圧力ppを引入れ2個の調整された絞り25.
26を経てドレノヘ戻す回路を設け、上記の2個の絞り
25.26の間から制御通路27を分岐して形成される
圧力制御装置28を設は上記の定圧ポート24に接続す
ることにより、室7と円周溝23との間の隙間2zを通
じての漏洩がなくなるから作動液の温度が変化してもタ
ックポートT1の圧力が変化しても主ピストン2の位置
が変化せず安定したカフィードバック式ピストン位置制
御機構を得ることが出来る。
当然円周溝23と円周溝6との間の隙間22′には漏洩
は存在するが、円周溝23の圧力は2個の調整された絞
り25と26の間から十分な液体量を供給出来るように
絞り25.26を設定して釦けば圧力が変化することは
ない。
なか、第2図について上記で説明した以外の部分は第1
図の従来のものと全く同じなので同一部分は同一符号、
同一名称として説明を省略する。
−!たこのように円周溝に2つの絞り25.26の間か
ら所要の圧力を導くようにしただけであるため極めて構
造が簡単である。
な釦、以上の実施例では電磁比例式方向流量制御弁を例
にとって説明したがその入力になる力は機械的、油圧的
、空気的な力でも当然使用し得るまた主ピストンはスプ
ール形式で説明したが、油圧シリンダのピストンとロン
ドのような形のものでも当然使用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカフィードバック式ピストン位置制御機
構の構成図。 第2図は本考案のカフィードバック式ピストン位置制御
機構の一実施例の第1図の従来形の例との異る部分を中
心にした説明図。 1・・・本体、2,50・・主ピストン、3・・・パイ
ロットスプール、4,5,6,11.12.23・・・
円周溝、P・・・圧力ポート、T、、T2・・・タック
ポート、D・・・ドレンポート、PP・・・パイロット
圧力ポート、7・・・大面積側の室、9,32・・・l
J衝積側の室、8,27・・・制御通路、13.18・
・・ばね、14・・・トルクモータ、22.22’、2
2”・・・隙間、25.26・・較り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端面に小面積と大面積の作用面積比を有するそれぞれ
    の室を有し、摺動孔内を軸方向に摺動する主ピストンと
    該主ピストンを制御するパイロットスプールと、該パイ
    ロットスプールと前記の主ピストンとの間に該主ピスト
    ンの位置を前記パイロットスプールにカフィードバック
    するばねとを設け、前記の小面積側の室には常時パイロ
    ット圧力ポートより液体を供給し、前記の大面積側の室
    を前記のパイロットスプールの制御通路に接続したカフ
    ィードバック式ピストン位置制御機構に勢いて、前記主
    ピストンの大面積側の室とこれに隣接し本体の内孔に設
    けであるタンクポートに連がる円周溝との間に他の円周
    溝を設は該円周溝を前記パイロット圧力ポートとタンク
    間に直列接続された2個の絞りの間に連接したことを特
    徴とするカフィードバック式ピストン位置制御機構。
JP9152979U 1979-07-03 1979-07-03 力フイ−ドバツク式ピストン位置制御機構 Expired JPS5831000Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9152979U JPS5831000Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 力フイ−ドバツク式ピストン位置制御機構

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Publication Number Publication Date
JPS568902U JPS568902U (ja) 1981-01-26
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JP9152979U Expired JPS5831000Y2 (ja) 1979-07-03 1979-07-03 力フイ−ドバツク式ピストン位置制御機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63135987A (ja) * 1986-11-27 1988-06-08 管野 昌之 防水性、撥水性素材面へ表示部材を取り付ける方法

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JPS568902U (ja) 1981-01-26

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