JPS5838519Y2 - 偏向ヨ−ク装置 - Google Patents
偏向ヨ−ク装置Info
- Publication number
- JPS5838519Y2 JPS5838519Y2 JP4874277U JP4874277U JPS5838519Y2 JP S5838519 Y2 JPS5838519 Y2 JP S5838519Y2 JP 4874277 U JP4874277 U JP 4874277U JP 4874277 U JP4874277 U JP 4874277U JP S5838519 Y2 JPS5838519 Y2 JP S5838519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil frame
- groove
- coil
- yoke device
- deflection yoke
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はテレビジョン受像機等の陰極線管上に装着され
る偏向ヨーク装置に関する。
る偏向ヨーク装置に関する。
近来、陰極線管上に装着される偏向ヨーク装置として、
第１図に示す如く、前端Ａ及び後端Ｂに複数個の導線嵌
入溝１．−２を有するコイル枠３を介して、コイル枠３
の内面に水平・垂直偏向コイル４，５のうち少なくとも
水平偏向コイル４の導線４Ａを複数本束ねて精密に位置
決めしてくら型状に巻回する構成のものが開発されてき
ており、この場合、特に、コイル枠３の前端Ａにおいて
、コイル枠３の導線嵌入溝１に巻回される導線４Ａが各
溝１内で、その巻回中心がそれぞれ溝１の中央に位置し
て（この際、溝１を形成する溝壁１Ａの延長線がコイル
枠３の中心点に集束する構成を基準におくもので、導線
４Ａの巻回中心もコイル枠３の中心点に集束する）巻回
構成することが、つまり、溝１を形成する溝壁１Ａの延
長線がコイル枠３の中心点に集束した状態で、常にその
中央に巻回中心が位置するように構成することが、設計
仕様に対応した理想的な巻回分布を得て、所定の偏向磁
界分布を維持する上からも望まれるものである。
第１図に示す如く、前端Ａ及び後端Ｂに複数個の導線嵌
入溝１．−２を有するコイル枠３を介して、コイル枠３
の内面に水平・垂直偏向コイル４，５のうち少なくとも
水平偏向コイル４の導線４Ａを複数本束ねて精密に位置
決めしてくら型状に巻回する構成のものが開発されてき
ており、この場合、特に、コイル枠３の前端Ａにおいて
、コイル枠３の導線嵌入溝１に巻回される導線４Ａが各
溝１内で、その巻回中心がそれぞれ溝１の中央に位置し
て（この際、溝１を形成する溝壁１Ａの延長線がコイル
枠３の中心点に集束する構成を基準におくもので、導線
４Ａの巻回中心もコイル枠３の中心点に集束する）巻回
構成することが、つまり、溝１を形成する溝壁１Ａの延
長線がコイル枠３の中心点に集束した状態で、常にその
中央に巻回中心が位置するように構成することが、設計
仕様に対応した理想的な巻回分布を得て、所定の偏向磁
界分布を維持する上からも望まれるものである。
従来の、コイル枠３に形成した導線嵌入溝を介して偏向
コイルの導線をコイル枠３の内面にくら型状に巻回する
構成の偏向ヨーク装置においては、第２図ａに示す如く
、コイル枠にの前端に１のコイル嵌入溝Ｍを形成する溝
壁Ｈの延長線ＨＬが全てコイル枠にの中心点０１に集束
するものであり、溝Ｍ内に巻回される（水平偏向コイル
の）導線りは巻線作業上矢印方向に引っ張られて、第２
図すに示す如く、その巻回中心線Ｃが溝Ｍの中央線Ｔに
一致せず、従って、設計仕様に対応した（溝Ｍの中央線
Ｔに巻回中心線Ｃが一致した状態・・・・・・溝Ｍを形
成する溝壁Ｈの延長線ＨＬがコイル枠にの中心点０１に
集束することを前提とする）理想的な巻回分布を得るこ
とができず、所定の偏向磁界分布を得ることができない
ものであった。
コイルの導線をコイル枠３の内面にくら型状に巻回する
構成の偏向ヨーク装置においては、第２図ａに示す如く
、コイル枠にの前端に１のコイル嵌入溝Ｍを形成する溝
壁Ｈの延長線ＨＬが全てコイル枠にの中心点０１に集束
するものであり、溝Ｍ内に巻回される（水平偏向コイル
の）導線りは巻線作業上矢印方向に引っ張られて、第２
図すに示す如く、その巻回中心線Ｃが溝Ｍの中央線Ｔに
一致せず、従って、設計仕様に対応した（溝Ｍの中央線
Ｔに巻回中心線Ｃが一致した状態・・・・・・溝Ｍを形
成する溝壁Ｈの延長線ＨＬがコイル枠にの中心点０１に
集束することを前提とする）理想的な巻回分布を得るこ
とができず、所定の偏向磁界分布を得ることができない
ものであった。
本考案は上記事項に鑑み威された偏向ヨーク装置に関し
、特に、コイル枠の少なくとも前端の導線嵌入溝を形成
する溝壁を、その延長線がコイル枠の中心点からずれる
ように形成して、設計仕様に対応した理想的な巻回分布
を得ることができる、前端及び後端、に複数個の導線嵌
入溝を有するコイル枠を介してコイル枠の内面に偏向コ
イルの少なくとも水平偏向コイルの導線を複数本束ねて
くら型状に巻回して戊る偏向ヨーク装置に関するもので
ある。
、特に、コイル枠の少なくとも前端の導線嵌入溝を形成
する溝壁を、その延長線がコイル枠の中心点からずれる
ように形成して、設計仕様に対応した理想的な巻回分布
を得ることができる、前端及び後端、に複数個の導線嵌
入溝を有するコイル枠を介してコイル枠の内面に偏向コ
イルの少なくとも水平偏向コイルの導線を複数本束ねて
くら型状に巻回して戊る偏向ヨーク装置に関するもので
ある。
以下、本考案偏向ヨーク装置の一実施例を図面を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
ここで、本考案偏向ヨーク装置は、第１図に示した構成
のうち、コイル枠３の前端Ａ（後端Ｂ）の導線嵌入溝１
（ｚ）に関するものであり他の部分は第１図に従うもの
で、第１図に従う部分の記載及び説明は省略する。
のうち、コイル枠３の前端Ａ（後端Ｂ）の導線嵌入溝１
（ｚ）に関するものであり他の部分は第１図に従うもの
で、第１図に従う部分の記載及び説明は省略する。
第３図において、コイル枠３の前端Ａの導線嵌入溝１を
形成する溝壁１Ａは、その延長線Ｒがコイル枠３の中心
点０２からずれた点０３に集束するように構成される。
形成する溝壁１Ａは、その延長線Ｒがコイル枠３の中心
点０２からずれた点０３に集束するように構成される。
そして、水平偏向コイル４の導線４Ａは、点０３に延長
線Ｒが集束する溝壁１Ａによって形成される溝１内に、
溝壁１Ａに従って巻回される。
線Ｒが集束する溝壁１Ａによって形成される溝１内に、
溝壁１Ａに従って巻回される。
この際、導線４Ａは巻線作業上矢印方向（渡り線巻回方
向）に引っ張られて、第３図すに示す如く、溝１内でた
よって、巻回中心線Ｓが、コイル枠３の中心点０２に延
長線Ｐが集束するように構成された溝壁６間の中央線に
一致して巻回されるものである。
向）に引っ張られて、第３図すに示す如く、溝１内でた
よって、巻回中心線Ｓが、コイル枠３の中心点０２に延
長線Ｐが集束するように構成された溝壁６間の中央線に
一致して巻回されるものである。
尚、本考案偏向ヨーク装置の一実施例においては、コイ
ル枠の前端の導線嵌入溝を形成する溝壁を、その延長線
がコイル枠の中心点からずれるように形成するものにつ
いて述べたが、コイル枠の後端の導線嵌入溝を形成する
溝壁に適用しても良いことは勿論である。
ル枠の前端の導線嵌入溝を形成する溝壁を、その延長線
がコイル枠の中心点からずれるように形成するものにつ
いて述べたが、コイル枠の後端の導線嵌入溝を形成する
溝壁に適用しても良いことは勿論である。
以上の如く、本考案偏向ヨーク装置によれば、前端及び
後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介してコ
イル枠の内面に偏向コイルの少なくとも水平偏向コイル
の導線を複数本束ねてくら型状に巻回して成る偏向ヨー
ク装置において、コイル枠の少なくとも前端の導線嵌入
溝を形成する溝壁を、その延長線がコイル枠の中心点か
らずれるように形成したものであり、コイル枠の導線嵌
入溝に巻回される導線が各溝内で、その巻回中心が、溝
を形成する溝壁の延長線がコイル枠の中心点に集束する
構成における溝の中央に位置して巻回されるものであり
、設計仕様に対応［７た理想的な巻回分布を得ることが
でき、所定の偏向磁界分布を維持できるもので、常に良
好な偏向特性を提供できるものである。
後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を介してコ
イル枠の内面に偏向コイルの少なくとも水平偏向コイル
の導線を複数本束ねてくら型状に巻回して成る偏向ヨー
ク装置において、コイル枠の少なくとも前端の導線嵌入
溝を形成する溝壁を、その延長線がコイル枠の中心点か
らずれるように形成したものであり、コイル枠の導線嵌
入溝に巻回される導線が各溝内で、その巻回中心が、溝
を形成する溝壁の延長線がコイル枠の中心点に集束する
構成における溝の中央に位置して巻回されるものであり
、設計仕様に対応［７た理想的な巻回分布を得ることが
でき、所定の偏向磁界分布を維持できるもので、常に良
好な偏向特性を提供できるものである。
第１図は本考案偏向ヨーク装置の基本構成を成す偏向ヨ
ーク装置の構成斜視図、第２図ａは従来の偏向ヨーク装
置の要部構成図、第２図すは同じく導線の巻回状態を示
す分布図、第３図ａは本考案偏向ヨーク装置の一実施例
における要部構成図、第３図すは同じく導線の巻回状態
を示す分布図である。 ３・・・・・・コイル枠、Ａ・・・・・・コイル枠前端
、Ｂ・・・・・・コイル枠後端、１・・・・・・前端導
線嵌入溝、１Ａ・・・・・・溝壁、４・・・・・・水平
偏向コイル、Ｒ・・・・・・溝壁延長線、０２・・・・
・・コイル枠中心点。
ーク装置の構成斜視図、第２図ａは従来の偏向ヨーク装
置の要部構成図、第２図すは同じく導線の巻回状態を示
す分布図、第３図ａは本考案偏向ヨーク装置の一実施例
における要部構成図、第３図すは同じく導線の巻回状態
を示す分布図である。 ３・・・・・・コイル枠、Ａ・・・・・・コイル枠前端
、Ｂ・・・・・・コイル枠後端、１・・・・・・前端導
線嵌入溝、１Ａ・・・・・・溝壁、４・・・・・・水平
偏向コイル、Ｒ・・・・・・溝壁延長線、０２・・・・
・・コイル枠中心点。
Claims (1)
- 前端及び後端に複数個の導線嵌入溝を有するコイル枠を
介して該コイル枠の内面に偏向コイルの少なくとも水平
偏向コイルの導線を複数本束ねてくら型状に巻回して成
る偏向ヨーク装置において、前記コイル枠の少なくとも
前端の導線嵌入溝を形成する溝壁を、その延長線が前記
コイル枠の中心点からずれるように形成したことを特徴
とする偏向ヨーク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4874277U JPS5838519Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 偏向ヨ−ク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4874277U JPS5838519Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 偏向ヨ−ク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53143518U JPS53143518U (ja) | 1978-11-13 |
| JPS5838519Y2 true JPS5838519Y2 (ja) | 1983-08-31 |
Family
ID=28933036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4874277U Expired JPS5838519Y2 (ja) | 1977-04-18 | 1977-04-18 | 偏向ヨ−ク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5838519Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-18 JP JP4874277U patent/JPS5838519Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53143518U (ja) | 1978-11-13 |
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