JPS5838447B2 - ポリエステルノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ポリエステルノ セイゾウホウホウInfo
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- JPS5838447B2 JPS5838447B2 JP11705974A JP11705974A JPS5838447B2 JP S5838447 B2 JPS5838447 B2 JP S5838447B2 JP 11705974 A JP11705974 A JP 11705974A JP 11705974 A JP11705974 A JP 11705974A JP S5838447 B2 JPS5838447 B2 JP S5838447B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyester
- acid
- reaction
- polymerization
- dicarboxylic acid
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はポリエステルの製造方法に関する。
更に詳しくは末端カルボキシル基含量の少ないポリエス
テルの製造方法に関する。
テルの製造方法に関する。
従来、ポリエステル、殊にポリエチレンテレフタレート
、ポリテトラメチレンチレフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタリンジカルボキシレート等の芳香族ポリ
エステルは繊維、フイルム、成型品等の成型材料として
有用であることは良く知られている。
、ポリテトラメチレンチレフタレート、ポリエチレン−
2,6−ナフタリンジカルボキシレート等の芳香族ポリ
エステルは繊維、フイルム、成型品等の成型材料として
有用であることは良く知られている。
かかるポリエステルの製造方法としては、通常例えばポ
リエチレンテレフタレートの場合、エチレングリコール
とジメチルテレフタレートとをエステル交換反応せしめ
るか、エチレングリコールとテレフタル酸とをエステル
化反応せしめるか、或はエチレンオキシドとテレフタル
酸とを付加反応せしめるかしてビスグリコールエステル
又はその低重合体を形成し、次いで該ビスグリコールエ
ステル又はその低重合体を減圧下、溶融状態で加熱重合
せしめる方法が用いられている。
リエチレンテレフタレートの場合、エチレングリコール
とジメチルテレフタレートとをエステル交換反応せしめ
るか、エチレングリコールとテレフタル酸とをエステル
化反応せしめるか、或はエチレンオキシドとテレフタル
酸とを付加反応せしめるかしてビスグリコールエステル
又はその低重合体を形成し、次いで該ビスグリコールエ
ステル又はその低重合体を減圧下、溶融状態で加熱重合
せしめる方法が用いられている。
またポリテトラメチレンテレフタレートの場合、テトラ
メチレングリコールとジメチルテレフタレートとをエス
テル交換反応せしめるか、或はテトラメチレングリコー
ルとテレフタル酸とをエステル化反応せしめるかしてビ
スグリコールエステル又はその低重合体を形成し、次い
で該ビスグリコールエステル又はその低重合体を加熱重
合せしめる方法が用いられている。
メチレングリコールとジメチルテレフタレートとをエス
テル交換反応せしめるか、或はテトラメチレングリコー
ルとテレフタル酸とをエステル化反応せしめるかしてビ
スグリコールエステル又はその低重合体を形成し、次い
で該ビスグリコールエステル又はその低重合体を加熱重
合せしめる方法が用いられている。
ポリエステルの重合反応においては、無触媒でも該反応
は進行するが極めて遅いので、一般に三酸化アンチモン
、チタニウムテトラアルコキシサイド等の如き重合触媒
を用いて重合速度を上昇せしめている。
は進行するが極めて遅いので、一般に三酸化アンチモン
、チタニウムテトラアルコキシサイド等の如き重合触媒
を用いて重合速度を上昇せしめている。
また、この重合反応速度が低温より高温の方がより犬で
あることは一般のエステル化反応、或はエステル交換反
応と同じであり、通常重合温度として250〜300℃
の温度が採用されている。
あることは一般のエステル化反応、或はエステル交換反
応と同じであり、通常重合温度として250〜300℃
の温度が採用されている。
しかし、有機化合物を250℃以上、特に300℃近く
で長時間加熱することは反応生戒物の熱分解及び副反応
をまぬがれることはできない。
で長時間加熱することは反応生戒物の熱分解及び副反応
をまぬがれることはできない。
ポリエステルの合成も一般に上記の如き高温で行なわれ
ているための重合と同時に分解が絶えず起っているもの
であり、その際、末端カルボキシル基が増加する。
ているための重合と同時に分解が絶えず起っているもの
であり、その際、末端カルボキシル基が増加する。
そこで高重合ポリエステルを迅速に帰ることを目的とし
て重合温度を上げても分解反応が著しく起って高重合度
ポリエステルを得ることが出来ない。
て重合温度を上げても分解反応が著しく起って高重合度
ポリエステルを得ることが出来ない。
本発明者は末端カルボキシル基含量の少ないポリエステ
ルの製造方法について鋭意研究した結果、本発明に到達
したものである。
ルの製造方法について鋭意研究した結果、本発明に到達
したものである。
すなわち、本発明は極限粘度が0.15以上の溶融状態
にあるポリエステルと該ポリエステルの全酸戒分に対し
て0.05〜5モル饅の式 〔但し式中、R1,R2,R3及びR4はエステル形戒
性官能基を有しない一価の有機基であり、R, , R
2, R3及びR4は同一でも異なってもよい。
にあるポリエステルと該ポリエステルの全酸戒分に対し
て0.05〜5モル饅の式 〔但し式中、R1,R2,R3及びR4はエステル形戒
性官能基を有しない一価の有機基であり、R, , R
2, R3及びR4は同一でも異なってもよい。
〕で表わされる化合物とを反応せしめることを特徴とす
るポリエステルの製造方法である。
るポリエステルの製造方法である。
本発明において云うポリエステルとは、
(1)ジカルボン酸とジヒドロキシ化合物より構或され
るポリエステル。
るポリエステル。
(2)オキシカルボン酸よりなるポリエステル等のよう
な線状のホモポリエステル又はコポリエステルを主たる
対象とするが、これらに分岐剤として、たとえばグリセ
リン、ペンタエリスリトール、シペンタエリスリトール
、ソルビトールブタン−1.2.4−1−リカルボン酸
、トリメリット酸、ピロメリット酸、5−オキシイソフ
タル酸、2,5−ジオキシテレフタル酸等のような3官
能以上の多官能性化合物を、ポリマーが実質的に線状で
ある割合で共重合したものであってもよい。
な線状のホモポリエステル又はコポリエステルを主たる
対象とするが、これらに分岐剤として、たとえばグリセ
リン、ペンタエリスリトール、シペンタエリスリトール
、ソルビトールブタン−1.2.4−1−リカルボン酸
、トリメリット酸、ピロメリット酸、5−オキシイソフ
タル酸、2,5−ジオキシテレフタル酸等のような3官
能以上の多官能性化合物を、ポリマーが実質的に線状で
ある割合で共重合したものであってもよい。
前記(1)のポリエステルを構成するジカルボン酸或分
としては、 (イ) コハク酸、グルタル酸、フジピン酸、ピメリン
酸、セバチン酸、デカメチレンジカルボン酸等の如き脂
肪族ジカルボン酸、 (口)シクロヘキサンジカルボン酸、ビシクロへキシル
−4,4′−ジカルボン酸、シクロブタン−1,3−ジ
カルボン酸、デカリン−2,6−ジカルボン酸等の如き
脂肪族ジカルボン酸、(ハ)フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、メチルテレフタル酸、メチルイソフタル
酸、ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、ナフタリン−
2,7−ジカルボン酸、ナフタレン−1,5一ジカルボ
ン酸、テトラリン−1,5−ジカルボン酸、テトラリン
−2,6−ジカルボン酸、ビフエニル−4.4’−シカ
ルボン酸、ビフエニル−3.4’−ジカルボン酸、1,
2,3,4,5,6−ヘキサヒド口ビビフエニル−4,
4’−シカルボン酸、ジフエニルスルホン−4.4’−
シカルボン酸、シフエニルエーテル−4.4’−シカル
ボン酸、ジフエニルケトン−4,4′−ジカルボン酸、
ジフエノオキシエタン−4,4′−ジカルボン酸等の如
き芳香族ジカルボン酸等をあげることができる。
としては、 (イ) コハク酸、グルタル酸、フジピン酸、ピメリン
酸、セバチン酸、デカメチレンジカルボン酸等の如き脂
肪族ジカルボン酸、 (口)シクロヘキサンジカルボン酸、ビシクロへキシル
−4,4′−ジカルボン酸、シクロブタン−1,3−ジ
カルボン酸、デカリン−2,6−ジカルボン酸等の如き
脂肪族ジカルボン酸、(ハ)フタル酸、イソフタル酸、
テレフタル酸、メチルテレフタル酸、メチルイソフタル
酸、ナフタリン−2,6−ジカルボン酸、ナフタリン−
2,7−ジカルボン酸、ナフタレン−1,5一ジカルボ
ン酸、テトラリン−1,5−ジカルボン酸、テトラリン
−2,6−ジカルボン酸、ビフエニル−4.4’−シカ
ルボン酸、ビフエニル−3.4’−ジカルボン酸、1,
2,3,4,5,6−ヘキサヒド口ビビフエニル−4,
4’−シカルボン酸、ジフエニルスルホン−4.4’−
シカルボン酸、シフエニルエーテル−4.4’−シカル
ボン酸、ジフエニルケトン−4,4′−ジカルボン酸、
ジフエノオキシエタン−4,4′−ジカルボン酸等の如
き芳香族ジカルボン酸等をあげることができる。
また、ジヒドロキシ化合物成分としては、(イ)エチレ
ンクリコール、フロピレングリコールトリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、オクタメチレンクリコール、デカメチレング
リコール等の如き脂肪族グリコール、 (口)シクロヘキサン−1 . 4−’)オール、シク
ロヘキサン−1,4−ジメタノール、デカリン−2,6
−ジメタノール等の如き脂環族グリコーノレ (ハ)ハイドロキノン、ビスフェノールーA,4,4′
−ジオキシビフエニル, 4 , 4’−ジオキシビフ
エニルスルホン、1,1−ビス(p−オキシフエニル)
シクロヘキサン等の如き芳香族ジオキシ化合物、 (ニ) 1,4−ビス(β−ヒドロキシエトオキシ)ベ
ンゼン、4 , 4’−ビス(p一β−ヒドロキシエト
オキシフエニル)一スルホン、2,2−ビス(p一β−
ヒドロキシエトオキシフエニル)プロパン・等の如き芳
香核を含む脂肪族グリコーノレ (ホ)ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリへキサメチ
レングリコール等の如きポリエーテルグリコール等をあ
げることができる。
ンクリコール、フロピレングリコールトリメチレングリ
コール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレング
リコール、オクタメチレンクリコール、デカメチレング
リコール等の如き脂肪族グリコール、 (口)シクロヘキサン−1 . 4−’)オール、シク
ロヘキサン−1,4−ジメタノール、デカリン−2,6
−ジメタノール等の如き脂環族グリコーノレ (ハ)ハイドロキノン、ビスフェノールーA,4,4′
−ジオキシビフエニル, 4 , 4’−ジオキシビフ
エニルスルホン、1,1−ビス(p−オキシフエニル)
シクロヘキサン等の如き芳香族ジオキシ化合物、 (ニ) 1,4−ビス(β−ヒドロキシエトオキシ)ベ
ンゼン、4 , 4’−ビス(p一β−ヒドロキシエト
オキシフエニル)一スルホン、2,2−ビス(p一β−
ヒドロキシエトオキシフエニル)プロパン・等の如き芳
香核を含む脂肪族グリコーノレ (ホ)ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、ポリへキサメチ
レングリコール等の如きポリエーテルグリコール等をあ
げることができる。
また、前記(2)のポリエステルを構成するオキシカル
ボン酸成分としては、 (イ)ω−オキシカプロン酸、ω−オキシウンデカン酸
等の如き脂肪族オキシカルボン酸、 (ロ)p−オキシ安息香酸、p−β−ヒドロキシェトオ
キシ安息香酸、p−(p−β−ヒドロキシエトオキシ)
フエニルー安息香酸等の如き芳香族オキシカルボン酸等
をあげることができる。
ボン酸成分としては、 (イ)ω−オキシカプロン酸、ω−オキシウンデカン酸
等の如き脂肪族オキシカルボン酸、 (ロ)p−オキシ安息香酸、p−β−ヒドロキシェトオ
キシ安息香酸、p−(p−β−ヒドロキシエトオキシ)
フエニルー安息香酸等の如き芳香族オキシカルボン酸等
をあげることができる。
上記ポリエステルは、例えば
1〉 ジカルボン酸又はその低級アルキルエステル若し
くはアリールエステルとジオキシ化合物との反応、 2)オキシカルボン酸又はその低級アルキルエステル若
しくはアリールエステルの反応、 3)ジカルボン酸又はオキシカルボン酸とエチレンオキ
サイド又はエチレンカーボネートとの反応より得られる
低重合体の反応、 4)ジカルボン酸ハライドとジオキシ化合物との反応、 5)ジカルボン酸とハイドロキノンジアセテートの如き
芳香族ジオキシ化合物の低級脂肪酸エステルとの反応、 等従来公知の方法で製造される。
くはアリールエステルとジオキシ化合物との反応、 2)オキシカルボン酸又はその低級アルキルエステル若
しくはアリールエステルの反応、 3)ジカルボン酸又はオキシカルボン酸とエチレンオキ
サイド又はエチレンカーボネートとの反応より得られる
低重合体の反応、 4)ジカルボン酸ハライドとジオキシ化合物との反応、 5)ジカルボン酸とハイドロキノンジアセテートの如き
芳香族ジオキシ化合物の低級脂肪酸エステルとの反応、 等従来公知の方法で製造される。
本発明方法において、特に好ましいポリエステルは、分
子中に少なくとも芳香核を有する融点が150℃以上の
ポリエステルである。
子中に少なくとも芳香核を有する融点が150℃以上の
ポリエステルである。
かかるポリエステルは、前述した如く溶融重合反応にお
いて重合と同時に分解が起り、末端力ルボキシル基の多
いものとなるが、本発明方法を適用すれば末端力ルボキ
シル基含量の少ない耐湿熱性の高いポリエステルを容易
に得ることができる。
いて重合と同時に分解が起り、末端力ルボキシル基の多
いものとなるが、本発明方法を適用すれば末端力ルボキ
シル基含量の少ない耐湿熱性の高いポリエステルを容易
に得ることができる。
本発明において極限粘度0.15以上のポリエステルと
反応せしめる化合物は、式 で表わされる化合物である。
反応せしめる化合物は、式 で表わされる化合物である。
前記中R, , R2, R3及びR4はエステル形成
官能基を有しない一価の有機基である。
官能基を有しない一価の有機基である。
該一価の有機基の好ましいものは、分子量が200以下
の脂肪族基、脂環族基、芳香族基であり、具体的にはメ
チル、エチル、フロビル、フチル、ベンジル、2−メト
オキシエチル、2−フエノキシエチル、シクロヘキシル
、メチルシクロヘキシル、フエニル、トリル、ジメチル
フエニル、ナフチル等ヲ例示することができる。
の脂肪族基、脂環族基、芳香族基であり、具体的にはメ
チル、エチル、フロビル、フチル、ベンジル、2−メト
オキシエチル、2−フエノキシエチル、シクロヘキシル
、メチルシクロヘキシル、フエニル、トリル、ジメチル
フエニル、ナフチル等ヲ例示することができる。
これらのうち特に分子量が100以下のアルキル基及び
置換アルキル基が好ましい。
置換アルキル基が好ましい。
また、R,とR2あるいはR3とR4は互いに結合して
環を形成してもよく、例えばテトラメチレン、ペンタチ
レン、ヘキサメチレン等を挙げることができる。
環を形成してもよく、例えばテトラメチレン、ペンタチ
レン、ヘキサメチレン等を挙げることができる。
これらのうち特に分子量が100以下のものが好ましい
。
。
更に具体的な化合物を以下に例示する。
かかる化合物は、例えば対応するマロン酸のアルキルエ
ステルとエチレンクリコールトヲエステル交換反応せし
めることにより容易に製造することができる。
ステルとエチレンクリコールトヲエステル交換反応せし
めることにより容易に製造することができる。
本発明においては極限粘度が0.15以上、好ましくは
0.3以上の溶融状態にあるポリエステルに、少割合の
前記化合物(環状オリゴマー)を添加し、反応させる。
0.3以上の溶融状態にあるポリエステルに、少割合の
前記化合物(環状オリゴマー)を添加し、反応させる。
ここで少割合とは、ポリエステルの全酸或分に対して前
記化合物が0.05〜5モル係、好ましくは0.1〜2
モル係となる割合である。
記化合物が0.05〜5モル係、好ましくは0.1〜2
モル係となる割合である。
添加量が多いと得られるポリエステルの末端カルボキシ
ル基は減少するが該ポリエステルの加水分解に対する安
定性がかえって悪くなるので好ましくない。
ル基は減少するが該ポリエステルの加水分解に対する安
定性がかえって悪くなるので好ましくない。
ポリエステルと前記環状オリゴマーの反応温度はポリエ
ステルの融点以上であり、好ましくは200〜320℃
、特に好ましくは250〜300300′Cである。
ステルの融点以上であり、好ましくは200〜320℃
、特に好ましくは250〜300300′Cである。
あまり反応温度が低いと反応速度がおそく、本発明の目
的が達成され難く、またあまり高くしてもかえって得ら
れるポリエステルの末端力ルボキシル基が多くなり、好
ましくない反応時間は、1分以内でもよいが、通常30
分以上5時間以内であり、減圧下(たとえば絶体圧10
〜0. 1 mmH& )のもとで反応させることが好
ましい。
的が達成され難く、またあまり高くしてもかえって得ら
れるポリエステルの末端力ルボキシル基が多くなり、好
ましくない反応時間は、1分以内でもよいが、通常30
分以上5時間以内であり、減圧下(たとえば絶体圧10
〜0. 1 mmH& )のもとで反応させることが好
ましい。
殊にポリエステルの重合反応段階又は反応終了後に、環
状オリゴマーを添加、反応させることが好ましい。
状オリゴマーを添加、反応させることが好ましい。
本発明方法によれば末端カルボキシル基含量の少ないポ
リエステル、殊に末端カルボキシル基含量の少ない加水
分解安定性に優れ且つ色調の優れた高重合度ポリエステ
ルが迅速に得られる。
リエステル、殊に末端カルボキシル基含量の少ない加水
分解安定性に優れ且つ色調の優れた高重合度ポリエステ
ルが迅速に得られる。
本発明においてポリエステルの極限粘度とはポリエステ
ルをオルソク口ルフェノールに溶解し、35°Cで測定
して求めたものであり、また末端カルボキシル基量はエ
イ・コニツクス(A.Conix)の方法(Makro
mol . Chem. 2 6 2 2 6(195
8))によって測定したものである。
ルをオルソク口ルフェノールに溶解し、35°Cで測定
して求めたものであり、また末端カルボキシル基量はエ
イ・コニツクス(A.Conix)の方法(Makro
mol . Chem. 2 6 2 2 6(195
8))によって測定したものである。
つぎに実施例をあげて本発明を詳細に説明する。
尚、実施例中の「部」とあるのは「重量部」を意味する
。
。
実施例 1〜4
ジメチルテレフタレート97部、エチレングリコール6
9部、三酸化アンチモン0.04部及び酢**酸カルシ
ウムー水塩0.07部を精留塔及び攪拌機付オートクレ
ープに仕込み、160〜225°Cに加熱してエステル
交換反応の結果生成するメタノールを留出させた。
9部、三酸化アンチモン0.04部及び酢**酸カルシ
ウムー水塩0.07部を精留塔及び攪拌機付オートクレ
ープに仕込み、160〜225°Cに加熱してエステル
交換反応の結果生成するメタノールを留出させた。
エステル交換反応後、亜リン酸を酢酸カルシウムに対し
て等モル加えた後エステル交換反応物を重合釜に移し、
窒素気流中30分間を要して内温を265℃まで上げ、
つづいて30分間を要して内温を275゜Cまで上げ、
この間徐々に系を減圧にして絶対圧0. 3 mmH9
とした。
て等モル加えた後エステル交換反応物を重合釜に移し、
窒素気流中30分間を要して内温を265℃まで上げ、
つづいて30分間を要して内温を275゜Cまで上げ、
この間徐々に系を減圧にして絶対圧0. 3 mmH9
とした。
ひきつづき275°G,0.3關Hgの減圧下で60分
間重合し、極限粘度約0.5の重合体を得た。
間重合し、極限粘度約0.5の重合体を得た。
ここで窒素ガスで反応系の圧力を常圧までもどし、各種
環状オリゴマーをポリエステルを構或する全酸戒分に対
して1.0モル係添加し、再び減圧として0. 3 m
iHgのもとて120分間重合した。
環状オリゴマーをポリエステルを構或する全酸戒分に対
して1.0モル係添加し、再び減圧として0. 3 m
iHgのもとて120分間重合した。
結果は表−1に示す。
比較例 1〜4
環状オリゴマーを使用するかわりに対応するマロン酸の
線状オリゴマーを使用する以外は、実施例1〜4と同様
にして高重合度ポ 合を行なった。
線状オリゴマーを使用する以外は、実施例1〜4と同様
にして高重合度ポ 合を行なった。
結果は表−2に示す。
ノエステルの重
実施例5及び比較例5
ジメチルアジベート50部、ヘキサメチレングリコール
75部及びテトラブチルチタネート0.03部を精留塔
及び攪拌機付オートクレープに仕込み、170〜220
℃に加熱してエステル変換反応を行わせた。
75部及びテトラブチルチタネート0.03部を精留塔
及び攪拌機付オートクレープに仕込み、170〜220
℃に加熱してエステル変換反応を行わせた。
ついで反応生戊物を重合釜に移し、バス温を270℃と
し45分間を要して反応系の圧力を0. 1 mmHg
まで減圧し更に60分間重合した。
し45分間を要して反応系の圧力を0. 1 mmHg
まで減圧し更に60分間重合した。
ここで得られたポリマーの極限粘度は0.45であった
。
。
ここで反応系を窒素ガスを用いて常圧までもどし、実施
例1で用いたのと同じ環状オリコマーをアジピン酸成分
に対して1.0モル%(1.3部)添加し、再び減圧に
して0. 1 mmHgの減圧下60分間重合を行った
。
例1で用いたのと同じ環状オリコマーをアジピン酸成分
に対して1.0モル%(1.3部)添加し、再び減圧に
して0. 1 mmHgの減圧下60分間重合を行った
。
その結果を表3に示す。また、比較のため、環状オリゴ
マーを添加せず、0. 1 maHjiの減圧下重合を
120分間行う以上は、上記実施例5と同様に行った。
マーを添加せず、0. 1 maHjiの減圧下重合を
120分間行う以上は、上記実施例5と同様に行った。
その結果を表3に示す。
実施例6及び比較例6
メチルβ−ヒドロキシエトキシベンゾエート98部、エ
チレングリコール34部及びチタニウムテトラプロポキ
シド0.02部を精留塔及び攪拌機付オートクレープに
仕込み、160〜225°Cに加熱してエステル交換反
応を行わせた。
チレングリコール34部及びチタニウムテトラプロポキ
シド0.02部を精留塔及び攪拌機付オートクレープに
仕込み、160〜225°Cに加熱してエステル交換反
応を行わせた。
ついで反応生成物を重合釜に移し、バス温を285℃と
し反応系の圧力を徐々に減圧にし、0. 2 mmHg
として450分間重合を行った。
し反応系の圧力を徐々に減圧にし、0. 2 mmHg
として450分間重合を行った。
ここで得られたポリマーの極限粘度は0.35であった
。
。
ここで反応系を窒素ガスを用いて常圧までもどし、実施
例1で用いたものと同じ環状イミノエステルをβ−ヒド
ロキシェトキシ安息香酸戒分に対して1.0モルφ(1
.6部)添加し、再び減圧にして0. 2 mmH&の
減圧下400分間重合を行った。
例1で用いたものと同じ環状イミノエステルをβ−ヒド
ロキシェトキシ安息香酸戒分に対して1.0モルφ(1
.6部)添加し、再び減圧にして0. 2 mmH&の
減圧下400分間重合を行った。
その結果を表3に示す。
また、比較のため、環状オリコマーを添加せず、0.
2 mrnHgの減圧下重合を850分間行う以外は、
上記実施例6と同様に行った。
2 mrnHgの減圧下重合を850分間行う以外は、
上記実施例6と同様に行った。
その結果を表3に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 極限粘度が0.15以上の溶融状態にあるポリエス
テルと該ポリエステルの全酸成分に対して0.05〜5
モル係の式 〔但し式中、R1, R2, R3及びR4はエステル
形成性官能基を有しない一価の有機基であり、R1,R
2,R3及びR4は同一でも異なってもよい。 〕で表わされる化合物とを反応させることを特徴とする
ポリエステルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11705974A JPS5838447B2 (ja) | 1974-10-14 | 1974-10-14 | ポリエステルノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11705974A JPS5838447B2 (ja) | 1974-10-14 | 1974-10-14 | ポリエステルノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5144198A JPS5144198A (en) | 1976-04-15 |
JPS5838447B2 true JPS5838447B2 (ja) | 1983-08-23 |
Family
ID=14702399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11705974A Expired JPS5838447B2 (ja) | 1974-10-14 | 1974-10-14 | ポリエステルノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838447B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ZA804119B (en) * | 1979-07-10 | 1982-02-24 | Unilever Ltd | Microbial heteropolysaccharide |
-
1974
- 1974-10-14 JP JP11705974A patent/JPS5838447B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5144198A (en) | 1976-04-15 |
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