JPS5838112A - セラミツク製異形体の製造方法 - Google Patents

セラミツク製異形体の製造方法

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JPS5838112A
JPS5838112A JP13823281A JP13823281A JPS5838112A JP S5838112 A JPS5838112 A JP S5838112A JP 13823281 A JP13823281 A JP 13823281A JP 13823281 A JP13823281 A JP 13823281A JP S5838112 A JPS5838112 A JP S5838112A
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JP
Japan
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ceramic
heat treatment
shape
removal
construction material
Prior art date
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Pending
Application number
JP13823281A
Other languages
English (en)
Inventor
浩之 志賀
酒井 和雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、断面を適、室形状とするセラミック製異形体
の製造方法に関するものであり、インキ流通路を有する
筆記具部材としてのセラミック製異形体の製造方法とし
て特に好ましいものである。
従来2例えば、小管式筆記具のパイプ状ペン先あるいは
ボールペンのチップといったようK。
自身がインキ流通路を有する筆記具部材としてのセラミ
ック製異形体は知られているが、その製造は、小管式筆
記具のパイプ状ペン先の場合。
押出ノズルの中心部にセンタービンを配設し。
直接パイプ状のセラミック素材を形成し、これ01−は
麺、ことによってなす、といった方法を〜 採っており、得られるインキ流通路が単純に、な −3
、−−°I るだけでなく、センターピンの摩耗が激しく”、、、企
−(>歩止まりが悪いという欠点があった。
即ち、インキ流通性をより良くするには、なるべくイン
キ流通路は複雑な断面であるのが好ましいにもかかわら
ず、成形が困難な為、、製造できず、また、単純な形状
の、インキ流通路を得ることすら製造上の問題があった
のである。
本発明は2例えば、0.51mといった極めて細径の製
品であっても、これに所望する形状を何形状構築材を共
用することにより成形体を形成し、該成形体の熱処理時
及び/又は熱処理後。
ある。
以下、詳細に説明すると1本発明に使用されるセラミッ
ク素材は、無機系結合材として、アルミナ、マグネシア
、ジルコニア等の酸化物。
炭化珪素、炭化チタン、炭化タングステン等の炭化物、
窒化硼素、窒化珪素、窒化チタン等の窒化物。
タルク、ケイ砂、カオリン、モンモリロナイト、ベント
ナイト等の粘土鉱物、二硫化モリブデン、二硫化タング
ステン、リン酸アルミニウム等といったように従来公知
のセラミック材料製造用の諸々の結合材のi3もしくは
2種以上の組み合わせ物、また。
賦形材としてポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタ
ジェン、ポリイソブチレン、ポリスチレン、ナイロン、
ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポ
リ−α−メチルスチレン、ポリメタメチルスチレン、ポ
リ−α−トイテロスチレン、天然ゴム、ブチルゴム等の
解重合型樹脂、また、上記以外のジエン系、アミド系、
アクリル系の樹脂や、ポリ弗化ビニリデン、ポリ弗化ビ
ニル、ポリテトラ70オロエチレン等の弗素系プラスチ
ック、アセテート等のセルロース系プラスチック、シリ
コンゴム。
シ11コンワニス等のンリコン樹脂、ポリ塩化ビニル。
ポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポー6
− リビニルケトン等の1種もしくは2種以上の組み合わせ
物、更に、必要芯じて適宜量使用さ、れる水。
溶剤、可塑剤、界面活性剤等0安定剤といったものエフ
なり、三本ロールやニーグー、あるいは、ヘンシェルミ
キサーといったようなもので十分混練される。
一万、形状構築材としては、前配賦形材として例示され
たものの外にも、ポリアセタール等の樹脂やカルナバ−
ロウ、キャンデリラワックス、木蝋等や、射出成形や押
圧成形、あるいは注型といった方法で成形が可能ならば
塩化ナトリウム、硫イヒカリウム等の金属もしくはその
各種化合初等、更に、樹脂炭化物といったものの1′s
もしくは2種以上の組み合6− わせ物等が例示でき、フレ五ン、バス、前記樹脂炭化物
を主体とするシャープペンシル用黒色芯のようなもので
もよい。従って1粒状物等に賦形材が併用されてもよい
セラミック素材の成形にあたり、形状構築材は石材及び
/又は被覆材として使用される。ここで、被覆材とは外
壁の一部に付着するものも含めて考えらnる。即ち、形
状構築材はセラミ参照符号1がセラミック素材、2が形
状構築材である。
セラミック素材と形状構築材とよりなる成形体は1例え
ば、電線被覆の工うな押出成形、あるいは、形状構築材
を金型内に予めセットした後セラミック素材を射出する
等して形成される。
また、後処理としてのサイジングが可能ならば。
形状構築材をセラミック素材中に浸漬する等して付着さ
せることも可能である。これらの成形方法は製品の形状
に応じ適宜よ選択されればよいものであり2例えば、ボ
ールペンの砲弾型チップのような場合には射出成形ある
いは注型による方法が、また、小管式筆記具のパイプ状
ペン元のような場合には押出成形が、それぞれ好ましく
採用される。
成形体中からの形状構築材除去はその種類に応じて成形
体の熱処理時及び/又は熱処理後になされる。即ち、加
熱によって除去される樹脂。
炭化物、金属あるいは昇華性物質等の場合、適宜雰囲気
設定のもと熱処理後除去されてしまうし、Jl化、還元
もしくは真空といった雰囲気あるいは温度の設定だけで
は除去することができない金属等一般的無機化合物の場
合には、熱処理後、酸やアルカリ等(勿論、場合によっ
ては水でもよい)の薬品に浸漬する等して除去すること
ができる。
ただし、形状構築材が熱処理時に除去される際発生する
ガスが脹れや割れあるいは他の変形の原因になることも
ある。従って、このような場合には、熱処理の昇温速度
を緩やかにする等して急激なガス発生を抑制することが
望まれる。尤も9本発明考らの研究によると、形状構築
材を使用しない、単なるセラミック素材だけの場合の熱
処理時に、やはり前記のような問題が発生しないよう適
宜設定される一般的な処理条件で、冥質的に十分である
ことが判明はしている。また、形状構築曽を熱処理後の
薬品処理によってのみ除去する場合には、ガス発生によ
る前記のような問題は考えなくて済むし、形状構築材が
セラミック素材としての成形体の曲9等の変形防止に役
立つという効果も生じる。但し、熱処理後除去し得る形
状構築材は熱処理時に除去される形状構築材に比べ、概
して硬質のものが多い為、成形される形状に少なからず
規制を受けたり、成形は可能でも手間を要したり、ある
いは、薬品処理自体が付加工程となると9− いった欠点をも有する。
形状構築材が1糧材ヌよりなる場合、その除去は1工程
にてなされ得る。rしかし、2′!11以上の組み合わ
せ物よりなる場合や、1種材質でもいったん変質させた
後除去する場合には、除去は2工程以上となってよい。
例えば、ポリアクリロニトリル樹脂のように炭素化する
物質の場合、まず還元雰囲気や真空雰囲気下で熱処理し
た後、ll化雰囲気下で熱処理することによって除去す
ることも可能である。これは前記したガス発生の問題を
抑制する上にも好ましく、特に。
前者の熱処理でセラミック基体を焼結した後。
後者の熱処理温度を焼結温度以下とするとよい。
ところで、形状構築材はその全てが除去される必要はな
い。例えば、異形体を形成するセラミック素材に用いら
れる無機系結合材を比較的少量含有する形状構築材を用
いると、熱処理後にこの無機系結合材が低密度に残った
り、異形体の内・外壁に付着して残ったりするが、筆記
10− 異部品の場合、インキ通路がこのように複雑になること
は、インキ下りを抑制できる点で極めて好ましいもので
ある。ここで、製品中に残存する形状構築材の成分とし
ては、他にも適宜選択できるが、焼結体の一部を構成す
る万が好ましい。
焼結温度迄の熱処理後、あるいは薬品処理後。
適宜水洗等なされたり、筆記具部品としての形状を整え
る為に1例えば押出成形体の場合、適宜長さに切断した
り、研磨したりすることは。
必要に応じなされればよい。
く戻施例〉 α−アルミナ         100重量部(住友ア
ルミニウム製錬■製) ポリビニルアルコール      20重量11B(日
本合成化学工業■製) 水              150重量部上記配合
物をボールミルにて24時間攪拌後。
三本ロールにて2時間混練したセラミック素−材と、−
万、予めポリアセタール樹脂(ジュラコ/l ポリプラ
スチック■製)を断面星形の細線状(最大太さ0.31
g ) K押出成形しておいた形1、酸化雰囲気下、2
,5℃/分の昇温速度で1600℃迄昇温させ、160
0℃で1時間保った後室温迄徐冷した。得られた焼結体
は断面星形の中心孔を有するパイプ状となっており。
これを長さ5111に切断後、研磨し、小管式筆記具め
パイプ状ペン元として使用した。
市販の顔料インキを用いたところ、インキ流通性は非常
に良好で書き味も滑らかなものであった。
以上、説明したように2本発明によると、極めて小寸法
のセラミック製品であっても任意形状の異形体とするこ
とができ、 !alペン元やペン芯等の筆記具部材とし
て十分な機能を付与することができるだけでなく、セン
タービンの摩耗による歩止・まりの悪さ等も解消できる
といつた効果を有し、各種のフィルター用材、臨床検査
器具用材、耐熱性断熱材等といった種々工業材料の製造
方法にも適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は、セラミック素材と形状構築材とよ
りなる成形体の断面を示す一例である。 1・・・セミラック素材、2・・・形状構築材特許出願
人 ぺんでる株式会社 15− 第4図  第5図  第6f!!W

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  少くとも無機系結合材と賦形材とを主材とす
    るセラミック素材を成形後、焼結温度迄熱処理してなる
    セラミック製異形体の製造方法において、セラミック素
    材の成形に際し、異形体のパターンに対応する形状構築
    材を共用することにより成形体を形成し、該成形体の熱
    処理時及び/又は熱処理後、前記形状構築材を除去する
    ことを特徴とするセラミック製異形体の製造方法。
  2. (2)  形状構築材が有機高分子であり、その除去が
    熱処理時なされることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のセラミック製異形体の製造方法。
  3. (3)  形状構築材が解重合型樹脂であることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載のセラミック製異形体
    の製造方法。
  4. (4)  形状構築材が炭化物もしくは炭化性樹脂であ
    りlその除去が、熱処理の少くとも一過程において醸化
    雰囲気下の処理が施こされるこ方法。
  5. (5)  形状轡集材が金属であり、その除去が熱処理
    時なされることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のセラミック製異形体の製造方法。
  6. (6)  形状構築材が金属であり、その除去が熱処理
    後の薬品除去であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のセラミック製異形体の製造方法。
  7. (7)  形状構築材が昇華性物質であり、その除去が
    熱処理時なされることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のセラミック製異形体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63503372A (ja) * 1986-05-20 1988-12-08 エヌシーアール インターナショナル インコーポレイテッド プリンタ用制御回路
JPH0288454A (ja) * 1988-09-24 1990-03-28 Arita Bussan Kk 孔開き陶磁器又はセラミックス製品の成形方法
JP2009091179A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Mitsubishi Materials Corp 導電層領域と非導電層領域とを相併せ持つ複層一体構造のダイヤモンド基焼結体

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JPS5784893A (en) * 1980-11-15 1982-05-27 Toyo Polymer Kk Lead body in ceramics for note

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