JPS5837868B2 - 静電塗装方法 - Google Patents

静電塗装方法

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JPS5837868B2
JPS5837868B2 JP15679079A JP15679079A JPS5837868B2 JP S5837868 B2 JPS5837868 B2 JP S5837868B2 JP 15679079 A JP15679079 A JP 15679079A JP 15679079 A JP15679079 A JP 15679079A JP S5837868 B2 JPS5837868 B2 JP S5837868B2
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JP
Japan
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conveyor
paint
painted
coating
coated
Prior art date
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Expired
Application number
JP15679079A
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English (en)
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JPS5681161A (en
Inventor
隆行 荻原
厚 岩田
聖二 守谷
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Nihon Parkerizing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉体釦よび溶剤の塗着効率を高めることのでき
る静電塗装方法に関するものである。
従来、多面柱状の被塗装物の静電塗装方法は、第1図に
示されるように、一連のコンベヤ1に適当な間隔で懸吊
または載置された被塗装物2の塗装面を塗装ブース3内
においてコンベヤ1の移動方向と平行にし、コンベヤ1
の両側方に配置された複数のレシプロケータ4が塗装ス
プレーガン5を被塗装物2の対向する一対の塗装面に対
して直角方向に且つ一定の距離を置いて上昇下降させな
がら塗装するようにし、被塗装物2の移動に伴ってその
塗装面の塗装が終ったのちその被塗装物を回転装置6に
よって90° 回動させ他の一対の塗装面を塗装するよ
うにしたものである。
前述の従来の塗装方法にネ゛いては、コンベヤ1によっ
て搬送される被塗装物2の間隔が長いため塗装スプレー
ガン5からの塗料の塗着効率が悪く、また最初コンベヤ
1の両側方に向けられる対向する一方の一対の塗装面と
回転後新たにコンベヤの両側方に向けられる他方の一対
の塗装面とをそれぞれ塗装するための二対以上の塗装ス
プレーガン5が必要であるという不利があった。
本発明は、前述の問題を解消するために、塗装機からの
塗料の噴出を間欠的でなく連続的にした状態で塗着効率
を向上させることのできる静電塗装方法を提供しようと
するものであり、一連のコンベヤに適当女間隔で懸吊ま
たは載置された多面柱状、即ち箱形または楕円球状の被
塗装物の外側面を塗装する際に被塗装物の水平断面の最
長対角線または最長直径線をコンベヤの移動方向と平行
にして隣合う二つの被塗装物間の間隙を小さくし、前記
コンベヤの両側方に配置したそれぞれ少なくとも一つの
レシプロケータの前後移動装置釦よび角度変更モータが
予め定めたプログラムに従って作動するように設定して
塗装スプレーガンを被塗装物の最長対角線または最長直
径線によって区分されるそれぞれの外側面に対して直角
方向に且つ一定の距離を保ちながら追従するようにし、
それによってコンベヤに対して塗装面を平行配列せずに
対角線上に配夕1ル、塗装スプレーガンが塗装面に対し
て直角方向に設定でき、且つ同一ピッチで搬送するよう
にしたコンベヤでも被塗装物の配列間隙が小さくなり、
塗布時間を効果的に利用して塗装することができ、未塗
着塗料の量を最少限にし、塗着効率を向上させるように
したものである。
静電塗装において塗料の損失を少なくするためには塗装
ブースあるいは回収装置を改善して回収高率を高めるこ
とも必要でわあるが、本発明は被塗装物の配列間隙を小
さくして、被塗装物に塗着しないで浮遊する塗料の量を
積極的に少なくし、塗装機から噴出された塗料を被塗装
物に効果的に塗着させ、塗着効率を向上させるようにし
たものである。
つぎに本発明による静電塗装方法の実施例について第2
図乃至第4図を参照して説明する。
第2図に示されるように、被塗装物2は一連のコンベヤ
1に適当間隔で懸吊または載置され塗装ブース3内に搬
送されてくる。
多面柱状、即ち箱形の被塗装物2は、その水平断面の最
長対角線がコンベヤ1の移動方向と平行にされている。
コンベヤの両側方にそれぞれレシプロケータ4が配置さ
れて釦9、また塗装スプレーガン5はそれぞれのレシプ
ロケータ4に支持され、後述するレシプロケータの作動
によって被塗装物の最長対角線によって区分されるそれ
ぞれの外側面、即ち塗装面に対して直角方向に且つ一定
の距離を保ちながら追従するようになっている。
前記のレシプロケータ4は、第3図耘よび第4図に示さ
れるように、レベル調節のためのジャッキボルト11を
有する基台13上に電動式ラツクピニオン方式による前
後移動装置13を介して支柱14が前後移動可能に載置
されている。
前後移動装置13は、基台12に設置された前進用かよ
び後進用モータ、電磁クラッチブレーキ、減速機を含み
、減速機に取付けられたピニオンが支柱に固定されたラ
ックと噛合わされてかり、プログラム信号に従って所望
の前後進速度で動作することができるようになっている
支柱14には昇降装置15が内装されてかり、その昇降
装置15に含まれるチェーン16に主摺動子17が昇降
可能に取付けられている。
主摺動子17には二つのシフト用シリンダを含むシフト
装置(図示せず)によって上段かよび下段の二つのガン
摺動子(図示せず)が上下方向にシフト可能に装着され
、そのガン摺動子にガン支持固定バー18が水平に延ば
されて固定されている。
それぞれのシフト用シリンダは中間停止可能タイプが用
いられ上下に設けられたリミットスイッチによって位置
設定が可能になっているとともにシフト用シリンダの空
圧は電磁弁によってシフト速度が制御可能とiってかり
、自動の場合はプログラム信号によって自動的にシフト
むよびシフト戻しされるようになっている。
ガン支持固定バー18の先端部にはガン回動支持レバー
19が水平回動可能に枢支され、そのガン回動支持レバ
ー19は主摺動子17内に設けられた角度変更用モータ
20に回転伝達アーム21を介して操作的に連結され、
角度変更用モータ20の回転に応じてガン回動支持レバ
ー19が所望の角度だけ回動するようになっている。
角度変更用モータ20は電気式変速ボリュームによって
正逆のそれぞれの回転速度の設定が可能であり、且つリ
ミットスイッチを介して電気的に制動可能のものであり
、自動の場合はプログラム信号番とよって自動的に右向
きまたは左向きの動作が設定された回動速度で行なわれ
る。
塗装スプレーガン5はガン回動支持レバー19の自由端
部にガン支持金具22を介して取付けられてかり、ガン
の上下角度釦よびその他の方向の調節はガン支持金具2
2によって設定可能になっている。
つぎに本発明による静電塗装方法の実施について説明す
る。
まず一連のコンベヤ1に多面柱状の被塗装物2を、その
被塗装物の水平断面の最長対角線をコンベヤ1の移動方
向と平行にして隣合う二つの被塗装物間の間隙を小さく
するようにコンベヤに懸吊また載置して塗装ブース3内
を通って搬送させる。
そして被塗装物2がブース3内で搬送されている間に、
コンベヤ1の両側方に配置されたレシブロケータ4の前
後移動装置13督よび角度変更用モータ20が予め定め
たプログラムに従って作動するように設定しておき、そ
れぞれのレシプロケータ4に取付けられた塗装スプレー
ガン5を被塗装物の最長対角線によって区分されるそれ
ぞれの外側面に対して直角方向に且つ一定の距離を保ち
ながら追従させ、さらに昇降装置15によって主摺動子
17を上昇下降させながら、順次に搬送されてくる同一
形状の被塗装物を連続的に塗装するのである。
なか、被塗装物2の配列間隙間の未塗着塗料の量を最小
限にするために塗装スプレーガン5の角度変更を瞬時に
行ない、吊り下げ間隔内での塗布時間を効果的に利用す
ることにより塗着効率の向上を図るようにする。
つぎに従来方法および本発明による方法の塗着効率を比
較実験した結果について説明する。
(1)従来方法の場合 ・塗装条件 1)塗 料・・・アクリル樹脂系粉体塗料i[)目標
膜厚・・・平均49μ iii) コンベヤスピード・・・3, Q m/mi
n1いハンガーピッチ・・・1.25m ■)自動静電塗装機の稼動条件 イ.ガン数・・・8ガン(レシプロケータ4台のそれぞ
れに上下各1ガン)* く ロ.印加電圧・・・−7 0 kV〜−75kV
vi)塗装面積・・・1.237?Z” (2)本発明の方法の場合 ・塗装条件 i)塗 料・・・アクリル樹脂系粉体塗料11)目標
膜厚・・・平均49μ 1[1)コンベヤスピード・・・3. 0 m/min
1いハンガーピッチ・・・1.257?Z■)自動静電
塗装機の稼動条件 イ.ガン数・・・4ガン(レシプロケータ2台のそれぞ
れに上下各1ガン) ロ.印加電圧・・・−70kV〜−75kVvi)塗装
面積・・・1.23772” (3)実験結果の比較を次表に示す。
上記の表よジして従来方法での塗着効率65.3俤が本
発明方法での塗着効率は91.6%と画期的女高塗着効
率を得ている。
したがって、高塗着効率を得るために被塗装物の配列形
状を変え、懸吊支持間隔内での塗布時間を最大限に利用
し被塗装物間隙の未塗着塗料の量を最少限にする方法が
いかに高塗着効率を得られるかがわかる。
また塗装スプレーガンから噴出される塗料の間欠的で彦
く連続的Z噴出で高い塗着効率が得られることにも注目
できる。
また塗布面が従来4面であったのに対して本発明方法は
2面ですむようになったから塗装スプレーガンの本数を
クカいても削減でき、これによっても各塗装スプレーガ
ンよ9噴出された塗料の未塗着塗料の量は減少し塗着効
率の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の静電塗装方法を示す線図式平面図、第2
図は本発明による静電塗装方法の実施例を示す線図式平
面図、第3図は本発明による塗装方法に用いるレシプロ
ケータの線図式側面図、第4図は第3図の主摺動子から
塗装スプレーガンに至る部分の線図式平面図である。 1・・・・・・コンベヤ、2・・・・・・被塗装物、3
・・・・・・塗装ブース、4・・・・・・レシプロケー
タ、5・・・・・・塗装スプレーガン、6・・・・・・
回転装置、11・・・・・・ジャッキボルト、12・・
・・・・基台、13・・・・・・前後移動装置、14・
・・・・・支柱、15・・・・・・昇降装置、16・・
・・・・チェーン、17・・・・・・主摺動子、18・
・・・・・ガン支持固定バー、19・・・・・・ガン回
動支持レバー、20・・・・・・角度変更用モータ、2
1・・・・・・回転伝達アーム、22・・・・・・ガン
支持金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一連のコンベヤに適当な間隔で懸吊または載置され
    た多面柱状または楕円球状の被塗装物の外側面を静電塗
    装する方法にかいて、前記被塗装物の外側面を塗装する
    際に被塗装物の水平断面の最長対角線または最長直径線
    をコンベヤの移動方向と平行にして隣合う二つの被塗装
    物間の間隙を小さくシ、前記コンベヤの両側方に配置し
    たそれぞれ少なくとも一つのレシプロケータの前後移動
    装置および角度変更用モータが予め定めたプログラムに
    従って作動するように設定して塗装スプレーガンを前記
    コンベヤによって搬送される前記被塗装物の最長対角線
    または最長直径線によって区分されるそれぞれの外側面
    に対して直角方向に且つ一定の距離を保ちながら追従さ
    せるようにしたことを特徴とする静電塗装方法。
JP15679079A 1979-12-05 1979-12-05 静電塗装方法 Expired JPS5837868B2 (ja)

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JPS5681161A JPS5681161A (en) 1981-07-02
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JPS59105868A (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 Tokico Ltd 塗装用レシプロケ−タ
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