JPS5837694Y2 - 車両用空調制御装置 - Google Patents

車両用空調制御装置

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JPS5837694Y2
JPS5837694Y2 JP1979100925U JP10092579U JPS5837694Y2 JP S5837694 Y2 JPS5837694 Y2 JP S5837694Y2 JP 1979100925 U JP1979100925 U JP 1979100925U JP 10092579 U JP10092579 U JP 10092579U JP S5837694 Y2 JPS5837694 Y2 JP S5837694Y2
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JP
Japan
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light
air conditioning
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light receiving
solar radiation
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JP1979100925U
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JPS5618208U (ja
Inventor
潔 原
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本発明は車両室内の空調分布を検出される日射分布に応
じて制御する装置に関する。
従来、車両室内の空調分布を乱さないために、あるいは
適当な空調分布を車両室内に生じさせるために、車両室
内に入射する日射の分布を検出しこの検出に基いて空調
分布、例えば冷暖房機器による送風分布の偏向を調節す
ることが要求されている。
本考案は上記要求を満たすための簡単な構成の車両用空
調制御装置を提供することを目的とするものである。
本考案によると、複数個の受光素子および遮光部を1つ
の基台上に載置して日射分布を検出する日射検出器を構
成することにより、単体として構成された日射検出器と
空調分布を調節する調節装置との組合せにより、車両室
内の空調分布を制御することができる。
筐た日射検出器の構成、取付が簡単になる。
以下本考案を添付図面に示す実施例に従って説明する。
全体構成を示す第1図において、調節機能部は通風ダク
ト1.送風機2.冷却器3.エアミックスダンパ4.加
熱器5.吹出切替ダンパ6゜吹出方向偏向ダンパ7を主
要部として釦り、ダンパ4によって吹出空気温を調節し
、ダンパ7によって車室内の左方向と右方向への吹出風
量の分布を調節する。
ダンパ6は車室内の上方向への吹出(一般にクーラモー
ド)と下方向への吹出(=般にヒータモード)とを切替
える手動式のものである。
制御回路8は、日射検出器9.室温検出器10外気温検
出器11.および温度設定器12からの信号に応じ、電
気−機械変位量変換器13.14を介してダンパ4,7
の開度を制御する。
制御回路8は、ダンパ4による室内温度調節とダンパ7
による吹出方向調節とを各々独立の回路によって制御し
てもよいが、本実施例では予め設定された制御プログラ
ムに基いて各種処理を実行するデジタルコンピュータを
用いている。
第2図はこのデジタルコンピュータからなる制御回路8
の処理を示すもので、渣ず前記信号入力手段9〜12か
らの信号81 、Sr 、Tr、Tam。
Tsetがディジタル信号に変換して入力される。
次に車両の左方向からの日射量S1と右方向からの日射
量Srの値が比較さぁ大きい値が日射補正データTsと
される。
次に、車室内を設定温度Tse tに保つために、室温
Tr、外気温度Thm。
日射補正データTsを参照して温度つまりダンパ4の開
度をどれだけの値にするかが計算によって求められる。
この計算式は調節機能部の能力、車室の容量に応じて予
めプログラムされる。
次に左。右の日射量Sl、Srの比に応じて、吹出分布
つまりダンパ7の開度をどれだけの値にするかが計算に
よって求められる。
さらに必要に応じて送風機2の送風量などが計算された
後、変換器13゜14に各々ダンパ13,14の開度を
調節するための電気信号が出力される。
第3図は日射検出器9の構成を示し、日射検出器9は左
方向用受光素子9a、右方向用受光素子9bを固定する
基台部としての凹部9Cおよび遮光部としての左側突壁
9dと右側突壁9eとを一体に有する不透明な樹脂から
なる角筒型のケース9f、およびケース9fの上端にあ
って受光素子9a、9bに到達する光量を調節する光学
フィルタ9gからなり、車両のフロントガラス下のパネ
ル15に接着固定されている。
なか受光素子9a。9bはCdS型の光導電セルまたは
フォトトランジスタ等が使用される。
この日射検出器9に日射があたる場合、その入射光角度
が車両の左筐たは右方向の傾斜を有するときは、第4図
に示すごとく、日射16に対して突壁9d(または突壁
9e)が遮光作用をなし、基台部としての凹部9C上に
遮光域17を生じさせる。
従って右方向用受光素子9b(第3図参照)の受光量が
減少し、2つの受光素子9a 、9bの検出信号Sl、
Srは5l)Sr(またはSl<Sr)という分布を示
す。
かくして、本考案装置によれば日射が左、右のアンバラ
ンスとなっているときは、各々受光素子9d 、9eに
脇立する突壁9d 、9eの作用によって受光素子9a
、9bの受光分布が変化するため、受光素子9a 、9
bの検出信号にアンバランスを生し これにより吹出方
向偏向ダンパく7の開度を調節して車室内の温度分布を
適切に保つことができる。
なお、日射検出器9は第5図に示すように1つの突壁9
hを受光素子9a 、9bの間に共通に脇立させても前
述と同等の作用を有する。
なお、91はドーム状に形成した光学フィルタである。
昔た、図示しないが、遮光部例えば突壁9d、9e、9
hはケース9fと別体で接着によって固定する構造とし
てもよく、また遮光部は非透明に限らず光量を一部制限
する半透明の材質としてもよい。
!た、遮光部は基台部例えば凹部9cからの突出する突
壁としての形状のほか、光学フィルタの中央部に遮光塗
料を塗布して形成してもよい。
また、基台部は平坦な凹部のほか例えば中央部に遮光用
突壁を設けて中央から離れるに従って位置が低下する斜
面を有する形状でもよい。
調節装置においては、吹出方向を任意に変化させる分布
設定器を付加し、この設定器の信号と日射検出器の信号
とに応じて空調分布を調節するようにしてもよい。
また、受光素子の配置と吹出口の構造を変えることによ
り車両の左右方向ばかりでなく前後方向の空調分布を制
御する装置とすることもできる。
以上述べたように本考案においては、車両の1つの受光
部に取付けられる日射検出器の信号に応答して調節装置
が作動し車両の空調分布を制御することができるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す全体構成図、第2
図は第1図中の制御回路8の説明に供する流れ図、第3
図は第1図中の日射検出器9の構造を示す縦断面図、第
4図は第3図に示す日射検出器に釦ける遮光作用の説明
図、第5図は日射検出器の他の例を示す縦断面図である
。 7.8,14・・・・・・調節装置をなす吹出方向偏向
ダンパと制御回路と電気−機械変位量変換器、9・・・
・・・日射検出器、9a、9b・・・・・・受光素子、
9C・・・・・・基台部としての凹部、9a、9e、9
h・・・・・・遮光部としての突壁。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車両の受光部に取付けられ、との取付のための基
    台部と、この基台部に固定された複数個の受光素子と、
    入射光角度によって変化する遮光域を上記複数個の受光
    素子の受光面上に生じさせる遮光部とを有してなる日射
    検出器、□およびこの日射検出器において前記複数個の
    受光素子が検出する受光分布に応答して車両室内の空調
    分布を調節する調節装置を備えたことを特徴とする車両
    用空調制御装置。
  2. (2)前記遮光部75入前記複数個の受光素子の各々に
    臨立する突壁であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の車両用空調制御装置。
  3. (3)前記遮光部が、前記複数個の受光素子の間に位置
    し各々の受光素子に共通に臨立する突壁であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の車両用
    空調制御装置。
JP1979100925U 1979-07-20 1979-07-20 車両用空調制御装置 Expired JPS5837694Y2 (ja)

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JPS5618208U JPS5618208U (ja) 1981-02-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62185179A (ja) * 1986-02-12 1987-08-13 Taiyo Musen Kk 方向探知機による混信符号再生装置
JPH0356091Y2 (ja) * 1986-02-26 1991-12-16
JPH0615288B2 (ja) * 1987-11-21 1994-03-02 株式会社ゼクセル 車両用空調装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5270144A (en) * 1975-12-10 1977-06-10 Toray Industries Manufacture of special bulky yarn

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JPS5618208U (ja) 1981-02-18

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